埼玉県産材の家 ~in 川越~

こんばんは。
田中です。

9/10のことですので、少し前になりますが、
川越市鴨田で新築中のT様邸が上棟いたしました。

立派な棟が上がりましたね(*^^)v

細い梁の上で作業する鳶や大工さんたちはやっぱり格好いい!
上棟後には幣ぐしも上げましたよ!

Tさま。本当におめでとうございます。
引き続き、宜しくお願い致します。

さて、こちらの現場はいつもと違う点が一つあります。

それは木材の産地です。
実は、全て地元埼玉県の木材を使用しているのです。

これまでも柱では国産ヒノキ材を使用していましたが、
産地はその時によりマチマチで、
梁に至っては、米松なので輸入材を使用していました。

以前より地元埼玉の木材を使用してみたかったのですが、
コストアップとなってしまうことで諦めていたのです。

ですが、新型コロナの影響から輸入材の入荷が困難になったこと、
価格も高騰してきたことで、その金額差が少しですが減ってきました。

また、地元である埼玉県産材を使用することによる補助金もあることから、
ここで、思い切ってオール県産材で家を建てることにシフトすることに。

元々、木造住宅は建築地のそばの木々で建てる方が良いと言われています。
それは、木材がその土地の気候風土に慣れていることからだそうです。

埼玉県には「西川材」と呼ばれる材木の名産地があるんですよ(*^^)v
今回はその西川材を使用して建てているのです。

また、木材の乾燥方法もここで変えています。

一般的な「高温乾燥」は、乾燥具合を示す含水率も安定しやすく
期間も短く作ることが出来るのですが、
今回は「低温乾燥」という処理がされている材料となっています。

温度を低くし、その分時間をかけて乾燥させているものになります。

先程の含水率は、多少不安定なところもあるようですが、
高温乾燥材に比べると、香りが強く残る性質があり、
それにより、防虫効果も高くなるそうです。

弊社では、数年単位で保証期間の切れてしまう薬剤による防蟻対策をせず、
木材本来の防虫効果に期待して、
柱のみならず、筋交いや間柱まですべてにヒノキ材を用いて施工しているため、
低温乾燥材の特性は、弊社の家づくりによりマッチしていると感じています。

今回は、タイミングも良かったので、
上手く補助金も受けることが出来そうで、
コストアップもある程度抑えることが出来ましたヽ(^o^)丿

現場に入った時の香りもいつも以上に豊かに感じます。
お施主様の息子さんが、柱に鼻を当てて、「いい香り~」って
喜んでくれているそうですよ(*´ω`*)

新型コロナウイルスは大きな逆風となっていて、
色々と苦労も多いですが、
その中で、樹を楽しむ住まい「樹楽の家」は、
また一つ、理想に近づけた気がしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

地盤改良工事について

こんばんは。
田中です。

今日は地盤改良工事について、話をしてみたいと思います。

住宅を建築する際には、
地盤調査を行い、その結果に基づいた改良工事が必要となります。

地盤が建てる住宅を受け止めるのに十分な耐力がある場合には、
そのまま基礎工事に入ることが出来ますが、
充分でない場合には地盤改良工事が必要となります。

これは、スウェーデン式サウンディング試験と呼ばれる調査方法で、
頭文字をとって、通称S.S(エス・エス)試験と呼びます。

細い棒をおおよそ10mぐらいまで刺していき、
その抵抗値によって、地面の強度を測っていきます。

この結果によって、地盤改良工事が必要か否かを
地盤を保証する会社が判断することになります。

調査会社は調査のみ、判定会社は地盤判定のみ、
改良工事会社は改良工事のみ行うことになるので、
結果は信用しやすいものになりますね!

調査する場所も、これから建物が建つ場所で調べる必要があります。
隣の敷地だからと言って、その結果を使うことはできないのです。

だからこそ、調査前はキチンと打ち合わせをして、
建物プランや配置計画まで決まってからでないと、
調査そのものが意味をなさなくなってしまうこともあるので、
注意して下さいね。

さて、調査の結果で改良工事が必要になったとして、
どんな改良方法があるのでしょうか?

いわゆる杭工事と言われるものでは、
その材料として、コンクリート、鉄、木、天然砕石などを
挙げることが出来ます。

一般的なものは、コンクリートと鉄の2種類で、
工事を見かけたことがある方も多いと思いますが、

そんな中、弊社がお勧めしているのは、
天然砕石を用いた「スクリュープレス工法」という方法です。

なぜ、お勧めしているのかというと、
コンクリートや鉄を使った杭工事の場合、
以下のような問題があり得ます。

1点目は、将来的にもう一度建替えを行う時にはその杭が使えないこと。
基本的に、建物の柱の直下に杭を打ち込んでおく必要があるため、
プランの違う建物を同じ場所に建てる場合には、
今ある杭の撤去が必要になることがあります。

2点目は、土地を売却する際に杭の撤去を求められる可能性があること。
杭の撤去には、杭を打つ以上に多額の費用が発生してしまいます。
すなわち、土地の価値が下がることに繋がります。

3点目は、コンクリート杭の場合、地中での硬化不良のチェックが出来ないこと、
そして、発がん性物質である「六価クロム」の発生が懸念されること。

4点目は、鋼管杭の場合、地中での腐食を見込んだ厚みとなっていて、
50年以上問題ないという表現がされているが、それで良いのかと言う点。

かなり、大雑把な説明となってしまいましたが、
「スクリュープレス工法」はこれらのデメリットを
すべてクリアしているのが、お勧めする理由となります。

天然砕石を圧力をかけながら、杭形状に地面に埋めていくやり方で、
地面そのものを締め固めていくことで強度を出しているため、
杭として建物を支持しているわけではありません。
なので必ずしも、柱の下にある必要がなく、
建て替えの際にも足りない場所に追加するだけで、済む場合も多くなる。

天然砕石なので、極論ただの石です。
杭のように「地中埋設物」に該当しないので、撤去の必要がない。

当然、硬化不良や発がん性物質発生の心配もないし、
また、時が経っても朽ちることはないという長期的な安心感もある。

ただ、他の工法よりコストアップもあることから、
これらのことを加味した上で、
予算面から他の工法を選択する方もいらっしゃいます。

ただそれは、そこに住む方の判断なので、
強制するものではありません。

私にできることは、情報を提供し、
お客様が判断しやすい材料を揃えることにあると考えています。

様々な情報が行き交う中、情報に溺れることがないよう、
私自身も注意しながら、皆様のお役に立てるようにと努めていきたいと思います。

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

8/28.29で見学会を行います。

こんばんは。
田中です。

川越市中台にて新築中のF様邸。
多少の残工事はあるものの、ほぼ工事が終了し、
今週末の28.29日で見学会を行うことになりました!

見学会のご案内はこちらからどうぞ!
完全予約制となっているので、空き状況を確認の上、お申し込みください。
予約は埋まってきておりますが、まだ空きはありますよ(*^^)v

 

将来を見据え、
最終的には1階のみで生活が完結することを念頭に入れつつ、
元気なうちは、2階を積極的に活用していく計画となっています。

敷地30坪と決して広くはありませんが、
植物が好きな奥さまのための庭も確保してあります。

2階は、勾配天井となった解放感のあるリビングとし、
建物に囲まれた敷地の中で、唯一開けた方向に大きなバルコニーを設け、
リビングに繋がるもう一つの庭として活用できるようにしています。

あえて何も設けずにだだっ広くしてあるのは、
テーブルを置いても良し、ソファを置いても良し、
多目的に活用していくためです。

1階は、家事動線を考えつつ、
コンパクトに生活のしやすい住まいづくりとなっています。

2人のためのダイニングスペースに、
階段下を利用したソファコーナー。

その横には、二人で使用することも出来る
広めの書斎スペースがあります。
当面は、ご主人専用のスペース。
奥さまの書斎は、2階に用意してあります。

このLDに隣接したキッチンは、
落ち着いて料理をしたいという奥さまのため、
独立したキッチンとなっていて、
洗面脱衣室、浴室、そして玄関ホールへと円を描く動線を確保した
家事動線の良さが魅力です。

そして、もう一つの魅力は、あちこちに設けた収納スペース。

それぞれの居場所に必要な収納を確保することで、
物があふれることなく、使いやすい収納となるのです!

納戸のような収納室があるより、
小さな収納があちこちにある方が、生活はしやすいのです(*^^)v

基本的なことは、当たり前のこととして大事にしています。
それは、安心・快適に暮らすための耐震性能と断熱性能。

許容応力度計算による耐震等級3。
HEAT20のG1グレードに相当するUA値0.48。
これは、1台のエアコンによる全館冷暖房も可能にする断熱性能です!
しかも使用しているエアコンは、14畳用タイプ(*^▽^*)
これ1台で家1棟が温まるし、冷えるのです!

暖房用としては、階段下にエアコンを入れて、暖気を床下に送り込んで、
家中を温める「床下エアコン」を採用。
冷房としては、2階のリビングに冷房専用エアコンを設置し、
階段室を通じて、冷気を1階にも届けていく計画です。

今週末は、冷房がどれほど効くのかを試す良い機会になりそうです。

見学に来られる方は、ぜひその辺りも体感しにいらしていただければと思います。

こちらの住まいのテーマは、「小さな住まいに豊かに暮らす」。
コンパクトにまとめた住まいは、狭さをあまり感じることなく、
生活がとってもしやすくなります。

住まいの豊かさとは、決して広さばかりではないことを
感じていただければ嬉しいですね!

皆さまからのお申込みをお待ちしています。

長文、最後までお読みいただきありがとうございました。

外壁について

こんにちは。
田中です。

今日は外壁について話をしたいと思います。

現在進行中のU様邸とF様邸では、
外壁の仕上げは塗り壁仕上げとなっています。

矢川原は板張りばかりだと思っている方もいるかもしれませんが、
他の外壁もやるんですよ(笑)

こちらは川越市山田U様邸。
外壁は濃い目のグレーで仕上げてあります。

こちらは、川越市中台のF様邸。
外壁は同じ仕上げとすることなっていますが、
こちらはまだ下塗りで仕上げはこれからです。

矢川原では、
外壁の仕上げは、板張りとこの塗り壁の2つのどちらかを
選択する方がほとんどです。

もちろん、お客様の要望に合わせて
様々な外壁材には対応してはいますが、
それぞれの説明をすると、この2種類を選択する方が多いのです。

お伝えしていることは、仕上がりの雰囲気もあるのですが、
メンテナンスをあまり必要とせず、長く使っていただけるもの、
ということでお薦めさせていただいています。

こちらのぬり壁は、
ゲーテハウス株式会社によるユニプラルSLという仕上げで、
材料として、天然鉱物資源を原料とした
ガラス質の再生資源を使用しています。

透明感のあるガラス質の骨材に、
鉱物から作られる無機顔料を混ぜて色を出しています。
このことによるメリットは、
有機質塗料で懸念される紫外線による色あせなどの経年劣化の
心配がほとんどないということです!

実は、国内でも数少ない無機質左官材なんですよ(*^^)v

そして、サイディングなどでみられるコーキング材が
表面に全く出てこないので、意匠性もとても良く、
コーキング材のメンテナンスも必要ないのか嬉しいところです。

仕上げのテクスチャーも多様にあります。

今回は、「木ずり」というテクスチャーです。
壁の入り隅にコーキングがないのが注目ポイントですかね(笑)

テクスチャーやカラーなど、
詳しくはこちらをご覧ください。
ゲーテハウスのHPです。

では、デメリットは何かというと、
水分を吸放湿をするので、水分が残りやすいところには
汚れが出ることがあります。

窓廻りなどが汚れてくることがあるのです。
ですが、それは薬品洗浄で落とすことが出来ます。

では、汚れにくくするためには何が必要かというと、
それは軒をしっかり出すことが大事になってきますね。

矢川原では、軒をしっかりと出すことも重要視しているので、
外壁との相性も良いと考えています。

こちらは、白に近い外壁をご選択いただき、
外部の造作とした木製の戸袋やフェンスを
アクセントとした住まいですね。

ここでも軒が深く出ているのが分かるかと思います。

最近は、軒のほとんどない住宅デザインも多いですが、
そういった建物にはガルバニウム鋼板など、
耐久性も高く、水分の吸収のないものが良いと思われます。

建物のデザインに合わせた素材を選択することが大事ということですね(*^^)v

このブログが皆様のお役に立ちましたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

焼杉を貼り始めました!

こんばんは。
田中です。

自宅兼展示場で、ついに焼杉の外壁を貼り始めましたヽ(^o^)丿

ずっと使ってみたかった外壁素材です。
アップで撮影したのがこれです。

いや~真っ黒に焼けていますね!

この外壁のお約束かも知れませんが、
やっぱり触ってみたくなります(笑)

指が黒くなってしまいます。
これがこの外壁材の最大のデメリットと言えますね!

では、こんな触ると黒くなってしまう外壁に
どんなメリットがあると思いますか?

その1 耐久性が高い

意外かもしれませんが、
木材は炭化すると、その炭化層が内部を守ってくれるので、
耐久性が増す性質があります。
再塗装と言ったメンテンスをほぼ必要としない外壁と言えます。
しいて言えば、窓廻りのコーキングが劣化状況により、
メンテンスが必要になるくらいです。
なので、メンテナンス費用がほとんど掛からないのです。

その2 恰好いい!(笑)

意見は分かれると思いますが、
仕上りが格好いいと思いませんか?

真っ黒の外壁では、ガルバニウム鋼板等を見かけることが多いですが、
焼杉の木材ならではの自然な風合いとその色合いが、
建物の風格をグッと高めてくれると感じています。

今回使用した天竜焼杉の施工例がこちら
 *因みに弊社では初使用の為、施工事例がありません。
  これは他社の施工例です(;^_^A

その3 素材として無くなることがあり得ない。

市販品の外壁材は、窯業系サイディングに代表されるように
様々なデザインが存在し、選ぶ楽しさはありますが、
半面、数年でデザイン変更等から同じものがなくなってしまい、
改修などの際に同じデザインがないことで、そこをどう処理するかで、
常に頭を悩ませていくことになります。
ですが、杉板を焼いただけのものなので、いつでも同じものを
自分自身でも作ることが出来るのは素晴らしいメリットであると
感じています。

ただ、一口に焼杉と言っても、様々なものがあることに注意が必要です。

大きな違いでは焼き方。
また、当然材料の厚み等にもさまざま種類があります。

焼き方では、バーナーで焼く方法と三角焼きという二つの方法があります。

三角焼きというのは、材料を三角形に組んで、
内部に火をつけて、手で焼いていくのですが、
言葉で説明しても伝わりにくいので、これも下記のリンク先で
見ていただく方が良いですね(笑)

こちらをご覧ください。
こちらのサイトでは、その作成の様子やバーナーで焼いたものとの
耐久性の差なども検証されているので、
とても分かりやすいですよ(*^^)v

今回使用した天竜焼杉は、一本一本が手作りの材料となっていて、
材料そのものの厚みもある上、炭化層も厚く作られているので、
焼杉の中でも特に耐久性が高いものであると言えます。

好みは分かれると思いますが、
自分にはドンピシャな材料で、
いつか使ってみたいと願っていたものでもありました。

今後、自ら生活をしていく中で、
これらのメリットを検証しつつ、デメリットも含め、
その経過を皆さんにお伝えしていければと考えています。

でも、今はただただ、仕上がりが楽しみで仕方ありませんけどね・・・(笑)

BELS評価認定☆5を取得しました!

こんにちは。
田中です。

現在工事中の川越市中台のF様邸。

補助金の申請に使うために省エネ住宅の証明として、
矢川原では初めて「BELS評価認定」を取得しました。

同様のレベルの住宅は施工していたのですが、
現在補助金として存在している
「住まい給付金」と「グリーン住宅エコポイント」の両方に使えるのが、
このBELS評価認定だったので、こちらを取得することにしたのです。

では、「BELS認証って何か?」と言いますと、
建築物省エネルギー性能表示制度で、
正式名称は、「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」と書きます。

まあ簡単に言ってしまうと、
省エネ性能を☆の数で表したものになります(笑)

建物には断熱性能を表す基準としてUA値というものがあり、
この数値が低いほど性能の高い家ということになるのですが、
地域ごとに区分があり、地域ごとに基準とする数値が変わるなど、
わかりにくい点も多いです。

因みにF様邸は、UA値0.47となり、
地域区分6となる川越では、HEAT20のG1グレードに該当します。
G2レベルがUA値0.46以下となっているので、
限りなくG2に近い、G1グレードと言ったところでしょうか(笑)

まあ確かに分かりにくいですね(;^_^A

そこで、省エネ基準をクリアした建物を☆二つとしてスタートし、
そこから更に何%のエネルギーの削減がされているかで、
建物を評価しようというものです。
*省エネ基準をクリアしてないものは☆一つになるのですが、
 ☆一つに該当しないものも多くあります。

削減率が-10%~-1%で☆
削減率が0~9%で☆☆
削減率が10~14%で☆☆☆
削減率が15~19%で☆☆☆☆
削減率が20%以上で☆☆☆☆☆

となります。
今回の建物は削減率25%となり、☆5つを貰うことが出来ました(*^▽^*)j

評価の基準となる一次消費エネルギーとは、
自然エネルギー源としては水力、太陽、地熱など、
化石燃料としては石油、石炭、天然ガスなど、
原子力としてウランなどが該当します。

住宅で使用される暖冷房や換気、照明、給湯などから計算される
エネルギー量をこれに換算して数値を導き出していきます。

建物の大きさなどから決められる基準値から
どれほど削減できているかで評価が決まることになるので、
星の数を確認すれば、どれほどの性能を有しているかが分かるので、
数値を覚える必要がないのはいいですね(笑)

また、第3者機関による評価となるので信頼性も高いといえると思います。

ただ、あくまで書類上での審査だけとなるので、
やはり現場で一つ一つ確認するのが一番重要だと考えています。

先日断熱施工が完了し、現場を確認いたしました。
筋交いの裏側やコンセントの裏側にも
ウレタン断熱がしっかりと入っていたのを確認できましたよ(*^^)v

来月には気密測定もすることになっています。
測定をして、一定レベル以上の数値が出て、
初めて建物の性能が担保されることになるのだと考えています。

矢川原では全棟で気密測定を行うことを標準としています。
気密測定の様子は、また改めてお伝えいたしますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

トップライトについて

こんばんは。
田中です。

地元川越市山田のU様邸。
ついに足場が外れましたヽ(^o^)丿

この瞬間は、やっぱりいいですね~。
一気に空が広がった感じがします。

工事はまだまだかかりますが、
外構工事も来月から入っていくことになります。
完成が本当に楽しみです。

内部の方も大工による造作工事が大分進んできました。

吹抜の天井工事も終了したので、内部の足場も外れましたよ!
そして見えてきたのがトップライト(天窓)です。

やっぱり明るいですね~。

この写真は、北を向いて撮影しているのですが、
今回は、写真右側つまり東側にアパートがあることから、
人目もあり、窓を大きく付けたくなかったので、
採光を確保するために久しぶりにトップライトを設置いたしました。

明るく開放感のあるトップライト。
その効果は、壁についている窓のおよそ3倍もあると言われています。
開放できるタイプを選択すれば、換気にも優れているものなんですよ(*^^)v

では、なぜ久しぶりなのかというと、
メリットばかりでなく、やはりデメリットもあるからです。

一つは、漏水のリスク。
もちろん、雨仕舞等もするので簡単に雨漏りするわけではないのですが、
屋根に穴を空けているのもまぎれもない事実。
設置した分リスクが増えるのは間違いないので、多用は薦めません。

二つ目は、夏暑くなりすぎるということ。
今回は東向きの屋根に設置し、
ハニカムサーモスクリーンという日射遮蔽性能の高いカーテンを
組み込んだタイプを使用することで対策しています。

正直、南向きの屋根にはお勧めできませんね(;^_^A

そんなトップライトを今回は、吹抜のダイニングの上部に設けてみました。

この写真はちょっと暗くして光を強調してありますが、
壁にぴったり合わせて設置したことで、
壁に光が綺麗に落ちてきているのが分かると思います。
陰影が綺麗ですね~。

そして空が見えるって、やっぱりいいですね~(*^▽^*)
キッチンに立つとよく見えるので、作業が楽しくなりそうです。

今回は、FIX(はめ殺し)タイプを選択したのですが、
開放できるタイプを選択すると、
住宅密集地でも風通しをしやすくなる効果もあります。

開放型は雨が怖いのですが、
センサーで雨を感知して、自動で窓を閉めてくれるなんて
機能が付いているものもあるんですよ!

因みに瓦屋根の場合、
一般的なトップライトを使用すると、
枯葉等が隙間に詰まることで、より雨漏りのリスクが高まるので注意しましょう。

瓦屋根の場合は、
ガラス瓦を使用することで隙間にゴミが入るリスクかなり減らすことが出来ます。
周辺に落葉樹の多い住まいでは、なるべくこちらを選択することをお薦めします。

というまあ色々と話をしましたが、

大切なことは、メリット・デメリットの両方を踏まえた上で、
場所を慎重に選びながら、使用していくことだと思います。

あなたの住まいづくりのお役に立ったならば、嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

新旧モデルハウス見学ツアー開催! ~in 川越~

こんばんは。
田中です。

先週末の二日間。
現在新築中の自宅兼展示場と築17年を過ぎた現在の展示場の
両方をご案内する「新旧モデルハウス見学ツアー」を開催しました。

こちらが現在新築中のモデルハウス。

そしてこちらが築17年になるモデルハウスと
3年ほど前にその隣に建てた庭を楽しむ小屋「庭小屋」です。

建築中のモデルハウスでは、
高気密高断熱住宅への取り組みや設計コンセプトをお伝えしました。

現在ひらけた土地にありながら、なぜ2階リビングを選択したのか。
窓一つ一つの配置の意味などをお話しします。

屋根勾配をそのまま利用した吹き抜け空間は
2階リビングならではの空間構成ですね。

斜に振られた窓の意図は、
内部から見たい景色に素直に向き合っただけ。
遠くに見える緑と山並みが何よりの贅沢です。

1階のお風呂からは庭を楽しめるように配置しています。
ちょっとしたことが、一つ一つの時間を幸せなものにしてくれます。

この建物の完成はまだ先になりますが、
楽しみにしていただけると嬉しいですね。

この後は、現在工事中のもう一つの現場をご案内しました。

1週間前に断熱セミナーを開催した現場で、
現在の標準仕様のお話をしました。
右の写真はセミナーの様子です。

断熱材の施工や気密性能の重要性。
こちらの物件での設計コンセプトもお伝えします。

外観と内観の関係性やその意味を知ると、
建物の見方が変わってくると思います。

そして最後に、
築17年が経過した展示場をご案内しました。

こちらは現在、私が家族と暮らしている家でもあるので、
生活感が出まくってますが、それがかえって良いとご好評いただいています(笑)

年月を経ることが劣化ではなく、
より良い美しさに変わっていくことが木の家の最大の魅力と考えています。

年月を経て、飴色に変わり艶が増してくる木材。
傷こそありますが、それも味わいだと思いませんか?

隣の「庭小屋」は庭を楽しむ空間をご提案したくて、造ったものです。

お客様もただただ庭を眺めて時が過ぎていきます。

新緑ばかりでなく、秋には紅葉、冬には雪景色を楽しませてくれます。

夜にはライトアップした庭で、焚火を眺める一時を・・・。

格子戸や障子は、そんな景色をその時の状況に合わせて、
コントロールしつつ、木々の姿を楽しませてくれます。

性能ももちろん大切ですが、そればかりではなく、
性能の先にある住まいの心地よさを追求していきたい。

今回のツアーで、そんなことを伝えることが出来たならば嬉しく思います。

展示場ツアーは、個別でも対応できるので、
ご興味のある方は、お申し出ください。

皆様からのお声掛けを心よりお待ちしています。

 

 

現場ニュース!

こんばんは。
田中です。

中々更新されないブログですが、
現場の方は順調に進んでおります(;^_^A

今日は「現場ニュース」をお伝えします。

まずは、自宅兼展示場ですが、
2週間ほど大工さんが現場を離れていましたが、
無事戻ってきて、リビングの天井が張られています。

杉の天井板が綺麗ですね(*^▽^*)
外部もバルコニーの外につける格子戸の枠の施工が始まりました。

LDKからの大開口サッシからの眺めが見えてきましたよ!
楽しみですね~。


川島町のH様邸では、
ガレージ工事が終了し、外構工事へと移行しています。

板張りのガレージは母屋ともバッチリ合っています。
これでアプローチが出来るとよりよく見えてきそうですね。

川越市中台のF様邸。

基礎工事が始まり、配筋工事が終わるところまで来ました。
昨日検査を受けて、もちろん一発合格(*^^)v

床下エアコンを採用するため、
布基礎を減らした分、地中梁が増えて、
なんだかすごい基礎になっています。


同じく川越市U様邸。

外部は外壁モルタルの下塗りが終わりました。
いい感じになってきてます!

内部はウレタン吹付断熱工事が終了し、
下地となる石膏ボードや天井板が張られています。

先日、気密測定も行いましたよ!

結果はC値0.37㎠/㎡。
矢川原歴代最高の数値が出ました~(#^.^#)

吹付断熱の時は、いつも0.5くらいの数値が出ていて、
1.0以下なら特に問題ないと考えておりますが、
良い結果が出るのは素直に嬉しいものですね(笑)

お客様には打合せの時に結果をご報告し、喜んでいただきましたよ。

その時、ご自身でファイリングした図面を持参して、
一生懸命に現場を見ている姿を見ることが出来ました。

こういった姿って、すごく嬉しいですよね~。
そして「いいな~」を連発!

引き続き、喜んでいただけるように頑張っていきたいと思います(*^^)v


矢川原では、打合せからじっくりと時間をかけて、
お客様と一緒に住まいづくりを行っていきます。

プランを作るのも時間がかかるし、
建て始めてからも時間がかかります。

大変なことも多いかもしれませんが、
その時間が、お客様の住まいへの愛着を育む時間になっているように感じています。

ご共感いただける方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちと一緒に住まいづくりをしてみませんか?

断熱施工について 

こんにちは。
田中です。

少し前にブログで書かせていただいた
「性能のその先・・・」について。

では、手前にある性能はどうなのか?
今回は断熱性能について触れてみたいと思います。

断熱性能は、現在UA値という数値によってあらわすことが出来ます。

数値が低い方が性能が高く、
一般的な省エネルギー基準でいうと0.87を下回る必要があります。

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)と呼ばれる基準は
UA値を0.6以下としつつ、太陽光発電等の創エネを求められます。
その先にHEAT20という基準があり、
地域区分ごとにG1~G3まで数値が定められ、G3が現在の最高ランクです。

矢川原のある埼玉県川越市は地域区分6に該当し、
結論から言ってしまうと、
現在建築中の自宅兼展示場はUA値0.42となり、
HEAT20G2グレードとなります。

上を見ればキリがなく、
断熱材を厚くしたりサッシをより高性能なものにすることで、
矢川原でもG3を目指していくことはできますが、
それ以上に大事にしたいことがあることは先日述べさせていただきました。

では、矢川原の断熱に対しての考えた方はどうなのか?と言いますと、
G1~G2程度は最低限確保しておきたい!ということになります。
これぐらいまであれば、全館空調にも対応できるレベルだと考えているからです

そして、断熱性能を数値通りに機能させるために重要となる
気密施工をきちんと行い、そこを担保していくことだと考えています。

いくら断熱材を厚くして、計算上数値を良くしても隙間があっては、
その機能が十分に発揮されることはないからです。

展示場でいくら数値が良くても、
現場で実際に測定して初めて施工が担保されることになります。
だからこそ、一棟一棟すべて測定する形をとっています。

断熱材は、よく使うものはありますが、
「これでないとダメ!」と言った考え方はありません。

現在工事が進行している自宅兼展示場では、
弊社がこれまでよく使用している発泡ウレタンではなく、
壁にはグラス―ル(以下GWと表記します)断熱材を使用しています。

なぜかというと、
外壁に無垢の板を張るため、防火性能を満たすためには、
断熱材をGWにする必要があったから・・・
この辺は後日改めてご説明するので、割愛いたします。

矢川原がこれまで発泡ウレタンを標準的に使用したのは、
断熱・防音などの効果もあるのですが、
一番の理由は気密が取りやすいからです。

写真のように、筋交い等の裏側でもしっかり発泡して埋まってくれるので、
面倒な手間をかけることなく、適切な断熱施工が可能となるからです。

最近ではコストもだいぶ安価になってきてくれたので
非常に使いやすくなってきました。

気密測定の結果も安定しています。

先日の現場は、C値0.5という結果でした。
概ね0.4~0.6くらいが多く、1.0を上回ることはほぼありません。

GW断熱材については、
外貼り断熱材を推奨している業者の中には、
壁の中で結露が発生し、断熱材がずれ落ちた写真等を活用しながら、
悪者のように扱われることもありますが、
適切な施工を行えば、全く問題がなく、
コスト面からもとても優れた断熱材だと思います。

私自身、GWに悪い印象は全くないので、
今回使用することにも躊躇いはありませんでした。

ただ、丁寧な施工をしないと性能が発揮できないのも事実なので、
今回は、専門業者に施工まで依頼する形をとっています。

高性能GW16k120㎜を今回は使用しています。
弊社は桧4寸角(120㎜)を柱に使用しているので、
これが可能となります。
*一般的には3.5寸角(105㎜)なので、GWは100㎜又は105㎜となります。

コンセント廻りや躯体との隙間や配線等もきちんと気密処理されています。

実にきれいに施工されていますね。
これを見習いながら、
いずれ大工による施工に移行していきたいと考えています。

屋根には木質断熱材(シュタイコ)を使用する予定です。
同じようにGWを入れても良かったのですが、
今回は展示場ということもあり、思い切って変えてみました。

この断熱材は、
GWと比べると断熱性能はほとんど変わらないものの、
熱容量が高いという特徴があります。
これは熱を蓄える能力に優れているということです。

夏の日射を本体に蓄え、室内に通すことなく、
夜には外気温が下がることで、
もう一度、外部にその蓄えた熱を放熱していく効果があるとのこと。

室内空間がより快適になるそうで、その効果に期待しています。

私が一番に考えるのは、断熱・気密性能がきちんと確保されれば、
特に素材にこだわる必要はないのではないかということです。

こういった素材の開発は本当に早く、
次から次へと良いものが出てきます。

一つに縛られることなく、それらの情報を自分なりに吟味しつつ、
良いと思えるものをお客様にご提案したいと考えています。

ご共感いただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m

性能の先にあるもの・・・

こんばんは。
田中です。

早いもので、仕事始めから2週間が経過しました。
中々ブログが更新できず、申し訳ありません。

今日のタイトルは、
「性能の先にあるもの・・・」とさせていただきましたが、
これは、住宅デザインを学ぶ建築家伊礼智氏の言葉を借りたものです。

いわゆる設計士と呼ばれる人に対して、
デザインのために性能をないがしろにしてしまっていると
考えている方もいらっしゃるかもしれません。

中にはそのような方もいるのかもしれませんが、
伊礼さんは、ご自身の設計スタイルを変えることなく、
かといって性能も落とすことなく、
住まいの心地よさを大切にした住まいを設計されています。

住まいの快適さとは、性能だけなのでしょうか?
高気密・高断熱であれば満足な住まいとなるのでしょうか?

伊礼さんの言う「性能のその先・・・」とは、住まいの居心地のよさにあります。
私もそこに強く共感し、少しでも学んでいきたいと感じているところです。


先日完成内覧会を行った住まいは、
自分なりにそれを実現できた住まいだったと思います。

性能値としては、断熱性能を示すUa値は0.44。
弊社事務所のある川越では、Heat20G2クラス。
気密性能を表すC値としては、0.5となっています。

断熱性能については、付加断熱等を行うことで上げることは容易です。

ただ、それ以上に大切にしたかったことが、お客様憧れの薪ストーブを入れることや
深い軒の掛かったウッドデッキを作り、そこで過ごす時間を作ることでした。

性能値を高くするには、極端な言い方をすれば、
断熱材を厚くして、性能の高いサッシを使用し、
南の窓を大きくして日射取得を増やすこと、
そしてそれ以外の窓を減らしていくこと。
これを行うことで、割と簡単に性能値は高くなります。

ただ、大きな窓の前が人通りの多い道路で、
人目が気になってカーテンを開けることが出来なかったり、
北側に素晴らしい景色が広がるところで、北だからと言って窓を作らないというのは
本当に良い住まいと言えるのでしょうか?

私は良い景色があれば、家の中からその景色を見たいと思いますし、
南に見たくないものがあれば何とか見えないようにする工夫も必要だと思います。

性能については、一定レベルは当たり前に必要なことで、
それはHeat20G1~G2くらい。
気密についてもC値で1.0を切っていれば、
そこにあまり固執したいとは考えていません。

耐震性能については、
許容応力度計算で耐震等級3にすることを基本としていますが、
ここは窓にして「景色を見たい」と思えば、
お客様がご納得いただければ等級2でも良いと考えます。

今回使用した木製の片引き戸もそうです。
すべり出し窓などと比較すれば、気密性能が少し劣る点もありますが、
全開放した際の解放感やその風格は気密性能を上回る価値があると思います。

まるで一枚の絵画のようですよね。
これを操作するのが、ガラリ戸や障子です。

ガラリ戸は外からの目線を制御し、室内からの視線は外に通してくれます。
また、格子から漏れる光もまた美しく、見るものを楽しませてくれます。

障子は光を柔らかくコントロールしてくれますし、
そこに映る影は、本当に美しいものです。
*右の写真は別の現場のものです。

これも以前工事したお宅ですが、北側の書斎でしたが、
奥の緑が綺麗だったので、コーナーで窓としてみました。

ここに座って、テレワーク出来たら仕事もはかどると思いませんか?
性能値ばかりに囚われてしまうと、こういったことが出来なくなります。

ならば、自分にできる最大限の心地よい生活のできる住まいを設計し、
その中で、性能としてもできる限りのことを行っていく・・・。
このスタンスで、お客様の住まいに向き合っていければと思います。

決して性能をないがしろにするということではなく、
そこは当たり前にあることとして、その先の心地よさを追い求めていきたい。
そう考えています。

ご共感いただけたら嬉しくです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

吹付断熱施工、そして気密測定 ~in 川島町~

こんばんは。
矢川原の田中です。

川島町で新築工事のH様邸。
先日、吹付断熱材の施工とその後の気密測定が行われました。

外部はこんな感じになっています。
「火のある暮らしを楽しむ」をコンセプトに
庭にはお客様お手製の焚火台があり、
建物には薪ストーブが設置されますよ(*^^)v

内でも外でも火を楽しむすまい。
ですが、薪ストーブの暖房能力だけに依存することなく、
住まいの断熱性能もしっかりと高めていきます。

Ua値にすると、この現場は0.43という数値になっていて、
これは川島町の地域区分ですと、HEAT20のG1クラスとなっています。

実は、最近地域区分の訂正が行われ、
矢川原のある川越市は地域区分6になったことで、
この数値はG2クラスに相当することになります。

この点でもかなりの断熱性能があることがわかるかと思います。

ですが、この数値がどれだけ良くても、それは計算上のものとなってしまいます。
気密測定をきちんと行い、断熱の施工精度を確認することで、
初めてその断熱性能もまた数値通りに発揮されることになるのです。

そのために矢川原では、全棟気密測定を行っております。

気密測定の機械です。
家中の窓をきちんと閉めて、内部の空気を押し出していきます。
そうすると、隙間があるところから空気が入ってきます。
室内外で生まれる気圧差を測定して計算することで、
家の相当隙間面積が導き出されます。

結果は、C値0.54㎠/㎡ でした。
これは、1平方メートルあたり0.54平方センチメートル
の隙間があるということになります。

この家は外皮(屋根・外壁・窓・床)の面積の合計面積が
330平方メートルほどになるので、
家中の隙間を一か所にかき集めると、178.2平方センチメートル。
おおよそ、はがき一枚分くらいの大きさになることになります。

大体C値が1.0以下になると、計画換気が計画通りに機能すると言われています。
そのおよそ半分になるので、
木製サッシも使用し、引違い窓も多いこの住まいでは、
この数値が出れば、満足できる結果と考えています。

そして、断熱方法であるウレタン吹付断熱ですが、

このように施工されています。
屋根には200㎜、壁には95㎜で指定して施工を依頼。
熱橋になりやすい構造金物の部分も忘れずに施工してもらいます。

はみ出した分をカットする手間賃が掛からない厚みは?と
問い合わせた結果で生まれた95㎜という厚みですが、
弊社の標準柱である4寸(120㎜)の厚みがほとんど埋まっているので、
断熱性能は数値以上のものになっているはずです。
ちょっとお得な感じですね(笑)

そして重要になるのが、写真2枚目。
筋交いの周辺に隙間が全くないところです。

一般的な断熱材の場合、この部分の施工がしにくいため、
一番気を遣うところになるからです。

構造用面材を使うことで、なるべく筋交いを減らすようにしているのですが、
弊社は基本的に許容応力度による耐震等級3を基本としているため、
どうしても外部にも筋交いが必要になってしまうことが多いのです。

そこで施工がしやすく、気密も確保できる
この工法にはメリットを感じています。

基本的に断熱材は、何を使っていても問題ではありません。
ちゃんと施工されていればよく、
それを確認しておけばよいのです。

そのための「全棟気密測定」なのです。

断熱材だけではありませんが、
今の時代は、次から次へと良いものが生まれてきます。

矢川原の使用する断熱材も次は変わっていることだってあり得ます。
ですが、きちんと施工し、その施工精度を確認し続けていけば、
お客様に喜んでいただける住まいを
提供し続けていくことができると考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

断熱と気密は両方大事です。

こんばんは。
田中です。

自宅より徒歩数分のK様邸では、
大工工事が着々と進み、
先日、吹付断熱の施工が終わりました。

断熱材の厚みは、平均値ということになりますが、
壁には95㎜、屋根には200㎜で施工してもらっています。

でも、壁はほとんどが柱いっぱいまで来ているのが写真から伺えるので、
4寸角(120mm)の柱を使っている矢川原では、
断熱材もほぼそのくらいの厚さに施工されていることになります。

断熱材は厚みがあればあるほど効果が高いので、
こういうのは嬉しい誤算でもあります(笑)
屋根もほとんどの場所で250mmくらいの厚さになっているようでした(*^^*)

断熱性能には、その性能を表す数値「Ua値」というものがあります。

これは少なければ少ないほど、性能が高いことになり、
矢川原のある埼玉県川越市は5地域に該当し、
次世代省エネルギー基準と言われる基準では0.87以下。
よく耳にするZEH(ゼロエネルギーハウス)に必要な断熱性能が0.6以下

更なる未来2020年以降に向けて設定されたHEAT20という基準の
1段階目 G1クラスで0.48以下
2段階目 G2クラスでは0.34以下 といった感じのものです。

今回のK様邸では、0.47という数値が出ていたので、
HEAT20 G1クラスに該当することになっています。

上を見ればキリがありませんが、ここまでの数値が出ていれば、
エアコンの効きも格段に良くなるし、
冬暖かくて、夏涼しい家になったかな~と思います。
簡単に言い過ぎかな・・・(笑)

さて、断熱材の施工が終了し、
次に行うのが、気密測定。

今回、私は立ち会うことが出来なかったので、
これは別の現場の時の写真ですが、
締め切った空間からどんどん空気を排出して
隙間から入ってくる空気量を図ることで測定します。

今回の結果は0.9㎠/㎡という結果でした。
この数値は1平方メートルあたり0.9平方センチメートルの隙間が
あるということですので、
外皮面積(屋根・外壁・窓・床の面積の合計)が
およそ250平方メートルのこの住まいは225平方センチメートルの隙間が
あることになります。

大雑把に言うと、家中の隙間を1ヶ所に集めると
はがき1.5枚分くらいの隙間になることになります。

気密住宅の基準は、今では数値で明記されてませんが、
かつての基準で言うと、
温暖地では5.0以下
寒冷地では2.0以下
というものがありました。

現在では、1.0以下であれば、十分な数値であると言われています。
その数値が今回は0.9であったということになります。

矢川原でも少し前の現場では、0.5であったり、0.87であったりしています。
数値が良いと嬉しいのですが、冷静に考えると
ここまでくれば、ほとんど差がないのが分かりますよね。

ではなぜ、気密測定などをあえて行うのかというと、
それは、断熱と気密はセットで考えていかなければならないからです!

どんなに高性能の断熱材を使用していても、
そこに隙間があれば、冷気や暖気の移動が生まれ、
結露が発生する可能性があります。

以前は窓の性能が低かったことで、窓に結露が出ていましたが、
窓の性能が上がったことで、目に見えるところでの結露がなくなり、
壁の中など、目に見えないところで結露が発生してしまうことになるのです。

これは木造に限らず、躯体を痛めることになるので、
出来うる限り避けたいことです。

その危険性を減らすのに必要なことが気密工事であり、
その気密工事の確かさを確認するのが、気密測定なのです。

隙間が少ないことで、24時間換気システムもその効果を
計算式に近い形で、発揮してくれます。

もし、隙間があれば、給気口ではないところからも
空気が入ってきてしまうことになりますからね。

だからこそ、断熱と気密はセット考えることが大事になります。
断熱だけでもダメですし、気密だけでもダメなのです。

気密測定のメリットは、もう一つあります。
測定中に空気の動きが分かるところをふさいでいくことで、
気づかない隙間を発見できることがあるからです。

注意して施工していても、隙間が出来てしまうことはあります。
そこを測定の最中に合わせてチェックしてことが出来るのです。

矢川原では、全棟気密測定を実施行うようにしています。
すこしでもお客様に安心して住んでもらえたら嬉しいです。

こちらの現場は、来年早々1/18.19に構造躯体や断熱材を見ていただく、
見学会を開催いたします。

興味のある方はぜひ見にいらしてください。
ご来場お待ちしております。

構造計算と断熱性能について

こんばんは。
田中です。

今日は、構造と断熱について
現場の写真を見ながらお伝えします。

まずは、川越市宮元町K様邸新築工事
基礎工事が終了し、大工さんによる土台敷きと床の断熱施工が
行われています。*これは今朝の現場の様子です。

床にはビッシリと断熱材が敷きこまれていますね。
これは、発泡ポリスチレンフォームという断熱材で厚さが100mmあります。
断熱性能が高く、水や湿気に強いのが特性といえるかもしれませんね。

こちらは、少し前の様子です。
基礎の鉄筋が施工されています。

この現場から導入した構造計算ソフト「ホームズ君」により、
この住まいは許容応力度計算での耐震等級3を実現しています。
鉄筋がいつもより多く必要になっていました。

通常木造では3階建て以上の建物でしか構造計算を必要としません。
ですが、矢川原ではより安全な住まいを提供すべく、
全棟構造計算を実施し、その最高等級である等級3を実現できるように
基礎や構造躯体を決めていきます。
*この数年は、外部に計算を依頼していました。

まずは、住まいを家族を守るための
一番安心できるところにしたいという想いからです。

そして、快適な生活を実現すべく、
断熱施工もしっかりやっていますよ!

こちらは、浴室廻りの断熱補強の様子。
床断熱を採用する現場では、
ユニットバスの下から熱の出入りがあってはいけないので、
ぐるりと断熱材を入れておくのです。

Ua(ユーエー)値という断熱性能を表す数値があります。
これは低いほど性能が高いことになるのですが、

国内の次世代省エネルギー基準と言われる基準値が0.87以下となっているところ、
こちらの建物は、0.47という数値になっております。

これは、ゼロエネルギーハウスの基準となる0.6をさらに上回り、
Heat20という更なる次世代を見据えた基準である
G1基準もクリアしている数字です。

もっと上の基準も存在します。
壁の厚みを300㎜にもして断熱材を入れているなんてところもあるのですよ!

上を見ればきりがない世界の中ではありますが、
矢川原では性能ばかり追いかけるのはでなく、
その先にあるものも大事にしていきたいと考えています。

それは、家の中ばかりでなく、中と外との繋がりを考え、
そこに住む人をやさしく包んでくれるような空間づくりです。

居心地がよく、
ずっとそこにいたくなってしまうような居場所をつくる。

そんなことを耐震や断熱性能と合わせてやっていきたいと考えています。
性能はもちろんもっとよくしていきたいのですが、
大事なのは、それぞれのバランスだと考えます。

そんなことを考えながら、設計した住まいが、今月7日上棟予定です。
お客様同様に私もとっても楽しみ(#^.^#)

内覧会も開催いたしますので、
ぜひ見にいらしてくださいね(*^^)v

 

部分断熱リフォーム ~in川越~

こんばんは。
田中です。

今の住まいが、
「寒くて(暑くて)しょうがない!」
という方は結構多いと思います。

そして建て替えなら、良くなるのはわかるが、
今の家を壊すほどではないと考えている方も
同様に多いのではないかとも思います。

では、ここで断熱リフォームをするのは、
大掛かりになることが多いので、
その方法を簡単に整理してみようと思います。

①建物を柱・梁などの構造躯体だけにしてしまって、徹底的に行う。
②使わなくなった2階などには手を入れず、1階部分のみを断熱改修する。
③使用する場所のみ工事を行い、それ以外には手を入れない。

①は同じ大きさの家を建てるよりは安いけれど、
 小さい家が建ってしまうほどの費用が掛かります。

②は子供が巣立ってしまって、空き部屋ばかり、もう何年も2階に行ってない!
 なんて人にはお薦めです。コストも抑えつつ、工事中2階に避難することも
 可能になりますね。

③はある程度、リフォームしてしまっている方などに向いているかもしれません。

今回ご紹介するのは、
③の部分断熱リフォームのお宅です。

背景として、今は2階に寝ているのだが、近い将来は1階に寝ることになる。
寝室とする場所はあるものの寒くてしょうがない。ということがあり、
その部屋を使いやすくしっかりと断熱改修を行うことを提案しました。

浴室などの改修は、数年前に終わっていたのも、
部分断熱を選択した理由の一つです。

工事した場所は、15年以上前に建て替えをした際に
一部残し、新しい建物とつないで利用していた部屋。

内装だけはキレイにしたのですが、断熱は数十年前のままとなっていました。

そこでもったいないのですが、床・壁・天井と内側からすべて壊します。
外装工事を昨年終えていたこともあり、内側からの工事を選択しました。

壊し終わって、床の下地まで終わったところです。

床にも断熱材をしっかりと入れてあります。
使ったのは発泡ポリスチレンフォーム3種b 100mm厚
性能も高く、湿気にも強いので、床断熱によく使用しています。

そして、壁と天井には発泡ウレタン断熱を吹き付けしました。
壁には柱の厚み分105mm、天井には200mm~300mm吹いてあります。

この断熱材は、液体状のものを吹き付けると一瞬で膨らみます。

写真のように筋交いなどの裏側まできれいに入ってくれるので、
気密も取れ、断熱性能がきちんと確保されるのが魅力です。

ここまでやれば、あとは仕上げていくのみ。

大工さんが、床を張り、石膏ボードを張って、
塗装工事などをした後に、クロス屋さんがクロスを貼っていきます。

そうそう、窓には二重窓を設置したのを忘れてはいけません。

どんなに断熱を強化しても、一番のウィークポイントは窓です。
交換はやはり大変なので、二重窓としました!
樹脂枠で出来ているうえ、
ガラスもペアガラスになっているものを選択してあるので、
結露もほとんど出る事はありません。

仕上がりはこんな感じとなりました(*^^)v

部屋の入り口から見た様子。
ご夫婦の寝室なので、ベッドはもう一つ置く予定です。

天井は基本2.2mと低めですが、
部分的にゆるく勾配天井とすることでそれを感じさせません。

ソファを置く予定のところから入り口方向を見ています。
上の写真右側のカウンターには、テレビが収まっています。

ミニシンクも作りました。
冷蔵庫置き場も確保してありますし、
暖かいコーヒーや冷たいお茶をすぐ飲めるのは嬉しいですね!

左側のカウンターはテレビ台でもあり、
配膳カウンターでもあります。

トイレも断熱補強した場所に確保してありますよ!

夜寒い思いをせずにトイレに行けるのは
ヒートショックを避けるうえでも大切ですからね。

このような感じで断熱を施す範囲を施す範囲を
ギュッと絞るのも選択の一つです。

また、今の住まいに、どんな工事が必要なのかによって、
断熱工事を行う方法も変わってきます。

矢川原では、なるべく壊す範囲を少なくしつつ、
効果の出る提案をさせていただきたいと考えています。

お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

 

高断熱・高気密とは

こんにちは。
田中です。

今日のブログは、ちょっと難しいお話です(笑)

川越市松郷にて新築中のK様邸。
大工工事も終盤に差し掛かっておりますが、
先日建物の気密測定を行いました。

昨今、高気密・高断熱という言葉を耳にすることは多いと思いますが、
実際のところ、どういうものなのかご存知の方はそれほど多くないと思います。

まずは、測定を行った気密とは、
おおざっぱにいうと、住まい全体で隙間がどれだけあるのか!です。

現在、明確な基準はなくなりましたが、
少し前の国の基準で気密住宅と認められるのは、
寒冷地でC値:2.0㎠ / ㎡
温暖地でC値:5.0㎠ / ㎡
となっていました。

床面積30坪くらいの住まいだとすると、
家全体の隙間が500㎠以下で気密住宅となります。

500㎠とは、A4用紙のサイズが600㎠くらいなので、
それより少し小さいくらいとなります。
けっこう空いてますよね(笑)

気密住宅を謳う会社さんは、今ではC値:1.0以下で争っている感じです。
C値1.0ですと、大体10㎝角くらいとなりますね。
住まい全体の隙間の合計がこの大きさなのですから、
この辺になると、小さいなあ~と言った印象ですかね。

もちろん、数値は少ない方がいいのが事実ですが、
ここまでくると、0.1低くなったと喜んでもあまり差はないかと思われます。

そんな弊社の今回のC値は0.82でした。
やっぱりちゃんと数値化されると、ホッとしますね(笑)

このC値とは、いわゆる「管理されていない隙間」となります。
これが少ないことで、計算された計画通りに
換気が行えるということにもなるのです。

そして、この「管理されていない隙間」から入る漏気とは
その場所によっては、結露の原因になってしまうのです。

後述する高断熱も気密がしっかりしていないと意味をなさないものに
なってしまいます。

断熱と気密は、あくまでセットで考える必要があると覚えて下さい。

そんなC値の測定方法は、閉め切った住まいで、
機械により空気をドンドン外に押し出して、
隙間から入ってくる数値を測定するというもの。

こんな感じで行われます。
きちんと資格を持った人に測定してもらい、
結果報告書を出して頂きます。

現在、工事中の方は、
施工会社に依頼してみるのも良いと思いますよ!


そして、気密と一緒に大切な断熱についてです。

断熱には、国の定めた基準があります。

床・壁・天井・サッシなどから逃げる熱量を計算し、
延べ床面積で割ったものがQ値。
外皮面積(床・壁・屋根・サッシなどの合計面積)で割ったものをUa値
と言います。

どちらも数値が少ないほど、性能が高くなるわけですが、

埼玉県のエリアですと、
Q値:2.7以下で基準クリア *これは少し前の基準です。
Ua値:0.87以下で基準クリアとなります。

ですがこの基準、世界的に見ると、
かなり甘~い基準でして、
これを満たして喜んでいるわけにはいきません。

そんな数値ですが、今回のKさま邸は、
Q値:1.7 / Ua値:0.64 となっています。

この数値は、
Q値で、東北・北海道クラス
Ua値で、東北・北関東クラス
となっています。

上を見れば、もっともっと性能の高い住まいはあります。
きっとより快適な住まいなのでしょうが、
コストがより掛かってしまうことは紛れもない事実。

出来ることなら、多くの人の手の届く範囲で、
快適な住まいに住んでいただきたいと願い、
建物の仕様を考えさせて頂いております。

また、性能が高ければ「いい家」かと言うと、
決してそのようなこともありません。

住む人の生活スタイルに合っていること。
建てる土地の気候風土、そして周辺環境に合っていること。

これらを満たさずに、「いい家」が出来ることはあり得ません。

矢川原では、お客様の話をじっくりと聴き、
建てる土地を実際に見て、肌で感じて、
プラン作りを行います。

それは、他にはないあなたとあなたの大切な家族のための住まいです。
私たちと一緒に大切な住まいづくりをしてみませんか?

今回気密測定を行った川越市松郷Kさま邸は、
来月完成見学会を予定しております。

日程が決まりましたら、HPで告知させていただきますので、
ご興味のある方は、ぜひ見にいらして下さい。

ぜひあなたの話をお聞かせ下さい。

住まいづくりは楽しくありたい ~in 川島町~

こんばんは。
田中です。

川島町で行っているF様邸大規模リノベーションは、
着々と進んでいます。

今回は造るための解体とあり、
解体業者ではなく、大工さんの手による解体をしています。

重機を使わない解体ですので、とても大変ですが、
頑張ってくれたおかげで、きれいに解体も終わり、
只今基礎補強工事へと進みました。

今回は施工場所を1階エリアに絞っているので、解体は1階のみ。
2階は大きく手を入れず、外観を合わせる程度に留めます。

コストダウンも考え、居住スペースは足りていることから
2階は物置として使用する判断を致しました。

内部では鉄筋が並べられ、
アンカーボルトの代わりとなる「ガードアンカージベル」
ホールダウン金物の代わりとなる「ガードブーメランビスアンカー」
などのゴッツい金物が取り付けられています。

こちらの建物は、40年近く前に建てられた建物には珍しく、
きちんと鉄筋の使用された建物となっていますが、
より安全に補強するため、
無筋基礎に用いる増し打ち基礎を採用いたします。

既存の基礎の隣にあたらしく鉄筋入りの基礎を打ち込むのです。
それにより既存基礎の補強と共に、
新しい金物をガッチリと留めることが出来ます。

*写真では、新しい柱の下に換気口が来てしまっていますが、
  重量は掛けていないので大丈夫ですよ(^^)v

これからさらに鉄筋が組まれ、ベタ基礎のように耐圧板の
コンクリートを打ち込んでいきます。

ジャッキアップして新しく基礎を作るほどではありませんが、
かなりしっかりと補強できるかと思います。

そして、耐震や断熱補強は当然ながら、
仕上げに向けての打合せも進めていきます。

立派なケヤキの一枚板がありますが、
これらは10年以上前に自宅の木を切った際に製材して
保管していたものだそうです。

今回の工事に使いたいと、預けていたところから持ってきました。
そして、これらをどこに使うのか打合せ。

お施主であるF様も
「やっと日の目を見る日が来たな~」と嬉しそうです!

一枚はこの厚さのまま、玄関の式台として活用することに。
それ以外は、製材所に持ち込んで薄くしてもらい、
デスクコーナー、キッチンカウンター、洗面カウンターなど、
各所に活用していく予定です。

別の日には、
同じ町内にある登録有形文化財「遠山記念館」に
一緒に行ってきました!

この建物が好きだというF様は、
部分的にでもこの雰囲気が出せないかと言うことで、
「一緒に行きましょう!」と言うことに・・・。

「この床の間いいよね~」
「畳廊下っていいですよね~」

その素晴らしい仕上がりに、二人で「いいな~」の連発(笑)

お客様と同じ空間を共有することは、
本当に大切だな~ということを改めて認識できた時間でした。

こういった動きの中で、何より嬉しいのは、
F様が積極的に住まいづくりに参加してくれること!

板の製材に行くのも、「予定が合えば一緒にどうですか?」と聞くと、
「面白そうだ!ぜひ行きたい!」と言って下さいます。

その楽しんでくださっているご様子を見ているのが本当に幸せです。

予算もあることなんで、全て実現できるわけではありませんが、
すこしでもご満足いただけるような提案を
していけるように頑張っていきたいと思います。

工事の様子は、またブログでご紹介しますので、
ぜひ見てみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

耐震改修工事 in川越市

こんばんは。
田中です。

只今、地元川越市山田にて
耐震改修工事を行っています。

昨今災害も多発しており、多くの方が不安を
覚えているのではないでしょうか?

今回ご依頼いただいたM様もその一人。

まずは、耐震診断を行いましたよ。

床下にもぐったり、屋根裏に入ったりして調査をします。

調査内容を専用ソフトに入力していき、
まず今現在の状態を確認します。

やはり耐震基準改正前の建物と言うことで、
評価は現在の基準法の7割にも満たない評価となっていました。

それを基準値を上回る数値とすべく、耐震改修を行います。

壁を撤去し、筋交いを取り付け金物を留めていきます。

耐震補強は、なるべく壊すところを減らしつつ、
効果的な場所を補強する必要があります。

エアコンなどが付いている場所は、それを外したり付けたりするだけで
結構お金が掛かってしまうので、可能ならば避けたいところです。

意外と狙い目なのは、押入れ部分を補強すること。

床・壁・天井すべて壊して改修しても
そこを復旧する範囲が狭くて済むからです。

大きな部屋で壁を壊したりすると、
その部屋のすべての内装を交換したりする必要がありますからね!

補強の効果と同時にコストバランスを見ながら
施工場所決めていくようにしています。

そして最も大事なことは、
お客様自身が掛かるコストと補強の効果を
納得して依頼してくださること。

一つ一つ丁寧に説明して、
安心繋がれば嬉しく思います。

ただし、耐震補強は行えば絶対安心というものでは
ないことを知っておく必要があります。

あくまで、地震に対して建物の倒壊・損傷を抑えるという
考え方が基になっておりますので、
地震に対しての備えは、補強工事以外にも必ず必要となります。

個人、そして地域として備えを進め、
いざというときには、皆で力を合わせて乗り越えていきたいものですね!

気密性の維持!?

皆様こんばんは。
このところ、 朝晩の冷え込みが急に厳しくなって来てますね!
ちょっと鼻がムズムズしている今日この頃の私。
皆様も体調を崩されぬよう、くれぐれもご注意下さい。

さて、今日のタイトルは、「気密性の維持!?」 となっています。
何の気密性だよ!・・・と言う話ですが、 住宅の気密性能の話です。

住宅の気密性能というのは、 窓などの開口部を閉めきった状態で、
どれだけ空気の流れが室内外であるかどうかということになります。
気密性能が高いことの利点は、 結露の危険性が少なくなることにあります。

その中で、最近お勧めの断熱材があります。
吹付による断熱材です。
弊社で施工しているのは「フォームライトSL」と言います。
今、地元も地元、川越市山田で施工しているU様邸は、
こちらの断熱材を使用して、先日施工いたしました。

IMGP3375.jpg IMGP3376.jpg

見栄えはあまり良くありませんが、 この断熱材の最大の特性は、
木材への追随性ということにあると思います。

新築時の気密性能を高めることは、 それほど難しくありません。
ただ、木材と言うのは、吸放湿の際に膨らんだり縮んだりします。
固形の断熱材で、その動きについていくのは、 中々大変なことになります。
測定時には、問題なくても数年先に
すき間が生じてしまっていることがあるかもしれません。

こちらの断熱材は、その木材の動きに対して、
その接着性の高さから、その動きについていくことが出来るのです。

IMGP3377.jpg

こちらの写真のように、吹付後に発泡する事で、すき間をキッチリと埋め、
その追随性から新築後の木材の動きに対してもキチンと対応してくれます。

住宅は、長い間使用していくものです。
長いスパンで、見ていく必要があると思います。
新築時の数値ばかりにこだわることなく、
長い目で物事を見ていければと思いますよ。

建築の業界は、正に日進月歩です。
明日には、こちらの断熱材より良いものが出てくるかもしれません。
その中で、現状で私の考えるベターな断熱工法の一つが
この「フォームライトSL」による断熱だということです。

ただ、一つ伝えなければおかなければいけないのは、
グラスウールなどの充填断熱工法が悪いということは、
まったくないことです。
ちゃんとした施工をすることで、 その性能をキチンと発揮出来るからです。

ただ、より良い工法が存在するということなのだと思います。
住まい造りにおいて、 全ての性能が高いと言うのは、
きっと理想なのだと思います。

ただ、住まい造りには、それぞれの求めるものがあり、
掛けられる予算にも限りがあるのが普通です。
お客様一人ひとりの求めているものを受け止め、
それを形にしていくお手伝いが少しでも出来ればと思います。

皆様の想いを実現できるような そんな仕事がしていければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

矢川原かわら版