瓦屋根の漆喰にご注意を!

皆様こんにちは。
先日、10年以上前に新築させていただいたお客様から
屋根の瓦がずれているようなので見てくれないか?
という電話を頂きました。
見に行ってみると、確かに隅木の上の瓦がずれています。
その部分の瓦は、針金のようなもので縛って留めるのですが、
その針金が切れてしまっていました。
持って行った針金で固定してきましたが、
ついでに、屋根の上を点検していると、
屋根の漆喰が随分剥がれてきてしまっています。
IMGP1756.jpg
10年以上が過ぎて、乾いて剥がれてしまったのですね。
屋根の漆喰は、雨水の浸入を防ぐ効果や瓦そのものを固定する効果もあります。
漆喰が剥がれただけで、水がドンドン入ってしまうというわけではありませんが、
やはり、ケアしていくことはとても重要です。
お客様に状況を説明し、工事を行った後が、こちらとなります。
IMGP1757.jpg
既存の漆喰を剥がして、新しい漆喰を塗りこんでいきます。
色は、瓦に合わせて黒色としました。
その方が目立ちにくいですしね!
10年を過ぎると、住まいには、色々とメンテナンスが必要になります部分が出てきます。
ベランダの防水などもその一つで、ベランダの下に部屋のある間取りの家ですと、
防水の劣化は、下手をすると雨漏りの原因に直結してしまいます。
防水の状態をちょっと注意して見てみて下さい。

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