地面にも目を向けて!

皆様こんばんは。
2011年も早いもので、
既に2月に突入してしまいましたね!
光陰矢のごとしとは言うものの・・・
ちょっと早すぎません!?
子供の頃はもっとゆっくり時が流れていた気がしている
34歳の今日この頃です(笑)
さて、今日のお知らせは、
川越市の伊佐沼周辺で新築工事が開始した件です。
先月末に完成内覧会を行った現場でも採用されている
「スラブヒーター」をこちらの現場でも設置いたします。
昨日・今日と2日間で地盤改良工事が行われました。
IMGP3739.jpg
以前にも一度ご紹介しましたが、
天然砕石を杭状に転圧していき、地盤の強度を高めていくこの方法。
その名を「HySPEED工法」といいます。
IMGP3740.jpg
通常、杭工事は、コンクリートや鋼管を使用していくのですが、
これらの素材の場合、数十年後の建替えの際や
事情により売却をする際には、地中埋設物として扱われてしまいます。
その処理は、杭を引き抜くと言うものですので、
時間も、そして費用も余分に掛かってしまうことになります。
ところが、この工法なら、
使用されているものが天然砕石と言うことで、
特に処理の必要が無いのです!
住まいはもちろん、土地もその人にとって大切な財産です。
その土地の価値を下げることの無い地盤改良工事の手法となっています。
費用は、通常の地盤改良より若干高めになりますが、
杭を抜き、処分する費用は、それをはるかに上回ります。
矢川原では、数十年先、いや百年先かもしれないその時まで・・・。
住まいだけでなく、それを支える土地にまで目を向けて
その価値を高めるご提案をしていきたいと思います。
「スラブヒーター」もそうですが、
建築業界の技術は、正に日進月歩です。
今後もきっと色々な技術や材料等が出てくることだと思います。
その時にそれをキャッチ出来る様に
常にアンテナを張っていたいものですね!
この業界に入って10年が過ぎました。
まだまだ、知らないことも多く、
職人やお客様に教わることもたくさんあります。
それでも常に自分を高める努力が出来る
そんな人間でありたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
矢川原かわら版