木質断熱材を見てください!

皆様こんばんは。
今晩は、またもや春の嵐が来ると予想されています。
それにしても嵐の多い春ですね~。
先週末に見事な桜並木を見ることが出来たのですが、
この風雨で完全に散ってしまいそうですね(泣)
下の写真は、川越の桜の名所である新河岸川沿いを
先週の日曜日に車で走った際、
ちょっと車を止めて撮ったものです。
IMG_3825.jpg
本当に見事です。
さて、話を本題に戻しますが、
今日のタイトルは「木質断熱材を見てください!」となっています。
昨年7月のブログで書いた勉強会でお伝えした
断熱材をついに実践で使用いたしました。
こんな感じとなっています。
IMGP6931.jpg
ブログで紹介したメーカーとは異なりますが、ほぼ同じ製法で作成されております。
通常、日本においては断熱材の性能の指標には、
「熱伝導率」という数値が用いられます。
この断熱材は、その数値だけでは量れない能力を持っているのです。
その能力とは、「比熱容量」です。
凄く分かりづらいですが、簡単に言うと熱を蓄える力です。
この能力が高いことで、
夏場に屋根裏で60度を超えるという熱を室内に伝えることなく、
その素材の中に熱を蓄えておき、
夜にその蓄えた熱を気温が下がる時間帯に外部に放出することで、
室温を一定に保つ効果が得られるのです。
断熱先進国であるヨーロッパでは、
この「比熱容量」が、断熱材の性能を測る指標になりつつあるそうですよ!
こんな実験があります。
上部でランプを付けて、同じ熱伝導率の断熱材の下側の温度を測るのです。
他のHPに勝手にリンクしてしまいましたが、こんな[結果]が出ています。
わずか10分でこの温度差です。
正直、私も始めてみた時は、衝撃的でした!
これと同じ実験キットを用意した見学会を4/13(土).14(日)に行うことになりました!
ぜひとも、ご自身の目で確かめていただきたいと思います。
場所は、国道254号線のユニクロ川越店のすぐそばです。
あぐれっしゅ川越という産地直送のJA系列のお店の駐車場を借りられましたので、
お車でも気軽にお越しいただけます。
建物はまだ途中の状態ですので、こんな感じです。
IMGP6917.jpg
断熱材だけでなく、構造も見てもらいたいポイントの一つです。
完成すると、見えなくなってしまうからこそ重要なことであり、
それを自身の目で見ることが出来る見学会です。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
矢川原かわら版