こんばんは。
田中です。
数日前、お休みをいただき、
設計を学んでいる住宅デザイン学校主催の
建築視察ツアーに参加してきました。
デザイン学校OBでもあるCOMODO建築工房飯田氏による作品と
その飯田氏と昨年講師を務めたリオタデザイン関本氏による作品を
本人の解説付きで拝見できる豪華なツアーです。
COMODO建築工房飯田氏による「くの字の家」
文字通り住まいがくの字に折れているのですが、
そのことにより生まれる視線の広がりが本当に見事でしたね~。
リオタデザイン関本氏とのコラボによる作品も見事でした!
「パーゴラハウスの家」と名付けられた住まいは、
設計者としての関本氏の細やかな配慮が至る所に見え、
それを実現する施工者としてのCOMODO建築工房の技術も見えます。
名前の由来にもなっているパーゴラのあるバルコニーには、
お施主様がいらしたので、お声掛けすると、
「ここで朝食を取るのが本当に楽しみなんです!」
その笑顔にこの住まいに対する満足度がよくわかります!
建物の造園は造園家「荻野寿也」氏が行っていて、それを見るのも楽しみの一つ!
バルコニーの床にあけられた開口は、最初からそこにある樹木を避けて
住まいが作られたのではないかと感じてしまうほど、
複雑な枝ぶりのアオダモの木が植えられていました。
これから葉が芽吹いてきたら、ウチからもソトからも
さぞかし美しい光景を見せてくれるのでしょうね!
他の作品も素晴らしかったです!
合計で5つもの建物を拝見し、お話をお聞きすることが出来ましたが、
印象的なのは、どの仕事に対しても真摯に向き合っているその姿勢です。
当たり前といえば、その通りかもしれませんが、
それを徹底し続けることは簡単ではないことだと思います。
それをしているからこそ、
こういった作品を生み出しているのだと改めて感じました。
今回のツアーには、生徒の新作を見るということで
伊礼先生も参加しておりましたが、先生から言われた言葉が
「目を養い、手を練り、即実践」です。
目を養う場をいただき、刺激を受けたので、
手を練り、実践に移せるように頑張りたいと思います。
最後になりますが、
このツアーを主催された住宅デザイン学校様。
多くの作品を拝見させてもらったCOMODO建築工房飯田様。
リオタデザイン関本様。
本当にありがとうございました。