断熱改修工事

こんにちは。
田中です。

昨日・今日と夏のような暑さになっていますね。
少し前にはすごい寒い日もありましたし、
寒暖差でお体を崩さないようにお気を付けください。

そんな気候変動が厳しい昨今ですが、
せめて、家の中だけでも快適な空間にしたいものですよね。

来週末に行うことになっている川島町での内覧会は、
そんなお悩みを持つ方にこそ来ていただきたい内覧会です。

「現場で学ぶ夏涼しく、冬暖かい家の作り方」
内容はこちらをご覧ください。

単純に高気密・高断熱にするといったことだけではなく、
設計段階で行うそのポイントをお伝えしたいと思っています。

お気軽にご参加いただければ嬉しく思います。

さて、今日のブログはそんな断熱工事ですが、
リフォームでやる場合はどうなるのか、その例の一つをお伝えします。

川越市Tさま。

自宅をリフォームするにあたり、弊社にお声掛けいただきました。
最初は断熱工事は全く考えておらず、増築を行い、
水回りを含め、すべての部屋の改装を計画しておりました。

打合せを重ねる中で、本当に増築が必要なのか?という話をさせていただき、
その費用を断熱改修に充てることをご提案したところ、
最終的に私の提案した形で工事をご決断いただきました。

建物外部にはサンルームやガレージ屋根などが多く、撤去が困難だったこと、
内部は基本的にほぼ全てリフォームする予定であったことから、
内部から断熱改修を行うことになりました。

まずは、外壁側の石膏ボードをすべて剥がし、入っている断熱材も撤去します。
*性能も低く、新しい断熱材をいれるのに邪魔となってしまうためです。

そして、高性能グラスウールをしっかりと入れ、
防湿シートを施工していきます。

内部からの湿気が断熱材に入ると、そこで結露の発生があり得るからです。

これを各部屋ごとに繰り返し、工事を進めていきます。

一度仮住まいをして、一気に進める方が作業性は良いのですが、
ペットを飼われているTさまは、住みながらの工事が条件でもありました。

造作家具が多いのも今回の工事の特徴の一つです。

パソコンコーナーと本棚を造作し、この裏にも机を造ることになっています。
Tさまはパソコン環境にこだわりがあり、コンセントやLAN配管がすごい量です(;^_^A

監督の野島と弊社電気工事担当通称カズさんが
苦労しながら一つ一つ位置だしをしていましたよ。

工事中ではありますが、アンケートをお願いしたところ、
快く引き受けてくださいました。

~以下全文~

我が家は現在、すべての部屋の断熱改修をメインに
机や本棚の造作、及び屋根の重ね張り等、
手間のかかるリフォームを依頼しています。

田中社長や現場監督の野島さん、職人の方々が、
しっかり我々をサポートしてくれるので、安心しております。

断熱改修は、とても本格的なもので、私たち家族も驚いております。
暑がりの父、冷え性の母は、今から夏・冬の到来を楽しみにしています。

以上です。
住みながらの工事なので、騒音含めご苦労も多いと思いますが、
断熱改修を決断いただき、それにより改善される生活を楽しみに
してくださっているのがとても嬉しいです。

現場状況により、施工の仕方も変えていく必要があるのが、
断熱改修の難しいところです。

来週末のイベントにご参加いただき、
あなたのお悩みを聞かせていただければ嬉しいですね。