新築工事が始まります ~in 川島町~

こんばんは。
田中です。

先週末は、さいたま市のM様邸で完成見学会を行い、
完全予約制という初めての試みではありましたが、
7組の方にご来場いただき、うまくいった方かな~と思っております。

建物については、まとまりましたら改めてご紹介したいと考えていますが、
こんな感じに仕上がりました。

シンプルな切妻屋根の平屋にリビングは勾配を活かした
吹抜となった解放感のあるプランです。

ご来場いただいた方々には、ロフト部分を含めて23坪ほどだと伝えると、
「もっと広く感じるな~」と皆が驚き、ご好評いただきましたよ(*^^)v

吹抜に面した小さなロフトも好評でした。

基本営業行為は行わない(というか人数が少なくて出来ない(^^; )スタンスなので、
ご来場いただいた方々から、
仕事を依頼して下さる日が来ることを祈るばかりです(笑)

そして、本日は来月より基礎工事が着手する予定の
川島町M様邸にて地鎮祭が執り行われました。

午前中は曇り予報でしたが、
準備をしていると結構降ってくるではありませんか!?
ちょっと焦りましたが、地鎮祭が始まるとピタリと止んで無事終了。

なんだが神様にお許しをもらってみたいで嬉しくなりますね!

地鎮祭をやると、いよいよ始まるんだな~と気分が盛り上がります。
緊張感も増してきますが(;^_^A

「けが人を出すことなく、H様に喜んでいただく住まいを
  お引渡しすることが出来ますように・・・」

と地鎮祭ではいつも必ず同じお祈りをいたします。

そして、午後からH様と設備のショールームに行きました。

キッチン、お風呂などの仕様確認と色などを打合せします。
最新の設備を見ていて、H様ご家族はとても楽しそうでしたね。

パッパッと決めてしまう決断力のある奥さま。
袋小路に入ると、中々決められない私には羨ましい限りでした(笑)

まだまだ打合せをする内容はたくさんありますが、
少しでもご満足いただける住まいとなるよう、
H様と共に頑張っていきたいと思います。

工事の様子は、またご紹介させていただきますね(*^^)v

リモート見学会に挑戦! ~in さいたま市~

こんばんは。
田中です。

先日、ご案内した今月末の完成見学会。
新型コロナウイルスへの配慮から完全予約制、
一枠一組のみご案内する形と致しました。

ですが、それでもまだ「人会うのはちょっと・・・」
という方もいるのではないかと考え、
リモート見学会にも対応してみることに(*^^)v

家に居ながらにして、建物をごランいただくことが出来ます。
もちろん、一枠ずつの受付は変わりませんので、
時間たっぷりご覧いただくことが出来ます。

そのために購入した新兵器がこちら。

その名も「オズモ3」
なんか強そうですね(笑)

スマートホンを固定して、動画などを撮影するのに用いるのですが、
この機械(ジンバルというそうです)がカメラの水平を保ってくれるので、
動きながら撮影してもとても見やすいのです。
手持ちと比べるとその差は歴然です。

メカ音痴の私は、最初の設定から泣きそうでしたが、
どうにか動かすことは出来そう(;^_^A

見学会までに何とかもう少し扱いに慣れていけるようにしたいと思います。

これがあれば、動画撮影もしやすくなるので、
今後は建物の案内動画なども作ってみたいと考えています。

まだ時間がかかりそうですが、
楽しみしていていただけば幸いです。

今月末の見学についての情報はこちら
予約もすでに入ってきておりますので、
ご確認の上、お問い合わせください。

ご連絡をお待ちしております。

着々と進んでいます!

こんばんは
田中です。

今月末に内覧会を控えたさいたま市のM様邸。
着々と工事が進んでいますよ!

内部では漆喰が塗られていて、
光に照らされることで生まれる陰影がいい感じです。

職人の手仕事による左官壁はやっぱり味わい深いですね~。

風を通すことのできる雨戸としてご提案させていただいた建具も入りました。

この格子戸は、デザイン学校で学ばせていただいている
建築家「伊礼智」氏が良く使用しているデザインとなっています。

勾配のある格子のため、中からの視線は外に抜けやすく、
外からは見えにくい作りとなっているのです。
プライバシーを保ちながら、外の景色を楽しめるという優れもの。
ちょっとお値段もしますが、
網戸にして、このガラリ戸を閉めておけば、
風を通しつつ、防犯にもなるから寝る時も安心です。

外から見るとこんな感じになります。
昼間だとほとんど視線は気になりません。
ただし、夜は電気をつけるので、結構見えてしまうので注意してください(笑)

外部にはウッドデッキが施工されました。

主に布団干しが目的のため、ちょっと奥行きは狭めですが、
椅子くらいは置けるので、ちょっと涼むのによさそうな感じです。

そして、90㎝出した庇の効果がしっかりと見て取れます。
この写真は10時くらいに撮ったものですが、
窓にまったく直射日光が当たっていないのが分かるはずです。

冬には陽が低くなるので、しっかりと入ってきます。

夏に陽射しを遮り、冬の日差しをなるべく取り込む。
これが快適な住まいの基本です。

軒の出がいかに重要かわかりますよね!

矢川原では、性能ばかりではない居心地の良い住まいを求め、
設計に取り組んでいます。

内と外をつなぐ工夫をした窓配置。
視線や陽の光をコントロールできる建具の工夫もその一つ。

もちろん、性能にだってこだわっています。

HEAT20のG1クラスとなるUA値0.45の断熱性能。
全棟実施している気密測定により確認されたC値0.5の気密性能。
許容応力度計算による耐震等級3を実現しています。

今月末に行う矢川原初の予約制による見学会は、
すでに予約が入り始めています。

ご興味を抱いてくれた方はぜひご連絡ください。
あなたからのお問い合わせを心よりお待ちしておりますm(__)m

「家具は機能である」

こんにちは。
田中です。

今日は、家具について少しお伝えします。
といっても、好きな建築家である伊礼智氏の本の抜粋ばかりですが(笑)

今回のタイトルである「家具は機能である」

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
我々設計をするものは、図面を描く際には、
必ず家具まで書き込みます。

それは、大まかにダイニングテーブル、椅子、ソファ、ベッド、机、収納
などになるわけですが、なぜわざわざ描くのかというと、
家具がまったくない家は当然ないわけですし、
それを配置することで、人の動きが決まってくるからです。

つまり「家具の配置」というのは、
その場所における「機能を配置」するということを意味してきます。

そして素敵な家具というのは、
空間の質をグッと上げてくれるものでもあります。

先日、お引渡しをした坂戸市の断熱改修リフォームの現場ですが、
お客様が素敵な家具を選んできてくれたおかげで、
とても雰囲気の良い空間になりましたよ(*^^)v

ダイニングテーブルに座って、窓の外の緑を眺めたり、
ソファに座る人と会話を楽しむ光景が目に浮かびます。

ソファからは、ダイニングの人ととの会話はもちろん、
オットマンに足を延ばして、掃き出し窓の先の庭を眺めることも
出来ますよね。

ソファも壁につけることなく、配置することで、
その周辺を人が歩くこともできます。

これが先程の「機能」ということに繋がります。

ソファの後ろには、今回の工事で新たに設けた引戸にあり、
玄関から直接リビングに入ることが出来るようになり、
この家では、玄関にワンちゃんを入れることがあるので、
その時に皆のそばにいさせてあげるという狙いもあります。

壁に寄せるソファも素敵ですよ!

こちらは造作で作らせていただいたものです。
奥行を900㎜とし、デイベッドとしても使うこともできます。

壁につくことで、人は安心感が生まれ、
居心地の良さが増してきます。

「人がそこでどのような行為をするのか」という視点をもつと、
家具の在り方やデザインが違ってくるとも言えます。

カウンターを真ん中に置くことで、
空間は緩やかに仕切ることもできます。

例えば、キッチンとダイニングを分けてみたり、
ダイニングとリビングを分けてみたり・・・。

そう考えると、子供部屋だって家具で仕切ることも出来ますよね!

家具の力って凄いなあ~と思います。
椅子が一つあるだけで、そこが突然居場所になったりしますからね。

自宅兼展示場では、薪ストーブの隣に椅子を置いてあるのですが、
そこから眺める庭に日々癒されています。

それまで座ることはおろか、立ち止まることすらなかった場所が、
お気に入りの場所になることだってあるのです(笑)

お気に入りの家具を一つゲットして、
そこから始まる住まいづくりというのも楽しいと思いますよ(*^^)v