こんばんは
田中です。
今月末に内覧会を控えたさいたま市のM様邸。
着々と工事が進んでいますよ!
内部では漆喰が塗られていて、
光に照らされることで生まれる陰影がいい感じです。
職人の手仕事による左官壁はやっぱり味わい深いですね~。
風を通すことのできる雨戸としてご提案させていただいた建具も入りました。
この格子戸は、デザイン学校で学ばせていただいている
建築家「伊礼智」氏が良く使用しているデザインとなっています。
勾配のある格子のため、中からの視線は外に抜けやすく、
外からは見えにくい作りとなっているのです。
プライバシーを保ちながら、外の景色を楽しめるという優れもの。
ちょっとお値段もしますが、
網戸にして、このガラリ戸を閉めておけば、
風を通しつつ、防犯にもなるから寝る時も安心です。
外から見るとこんな感じになります。
昼間だとほとんど視線は気になりません。
ただし、夜は電気をつけるので、結構見えてしまうので注意してください(笑)
外部にはウッドデッキが施工されました。
主に布団干しが目的のため、ちょっと奥行きは狭めですが、
椅子くらいは置けるので、ちょっと涼むのによさそうな感じです。
そして、90㎝出した庇の効果がしっかりと見て取れます。
この写真は10時くらいに撮ったものですが、
窓にまったく直射日光が当たっていないのが分かるはずです。
冬には陽が低くなるので、しっかりと入ってきます。
夏に陽射しを遮り、冬の日差しをなるべく取り込む。
これが快適な住まいの基本です。
軒の出がいかに重要かわかりますよね!
矢川原では、性能ばかりではない居心地の良い住まいを求め、
設計に取り組んでいます。
内と外をつなぐ工夫をした窓配置。
視線や陽の光をコントロールできる建具の工夫もその一つ。
もちろん、性能にだってこだわっています。
HEAT20のG1クラスとなるUA値0.45の断熱性能。
全棟実施している気密測定により確認されたC値0.5の気密性能。
許容応力度計算による耐震等級3を実現しています。
今月末に行う矢川原初の予約制による見学会は、
すでに予約が入り始めています。
ご興味を抱いてくれた方はぜひご連絡ください。
あなたからのお問い合わせを心よりお待ちしておりますm(__)m