紙クロスとビニールクロスの違い。

こんにちは。
田中です。

川島町のH様邸新築工事。
着々と進んでおります。

外壁は終了し、こんな感じになっています。
板張りって恰好いいですね~。

内部は大工工事が終了し、内装工事へと移行しています。

今回使用しているのはオガファーザーという紙クロス。
本来は、この紙を下地として自然塗料で仕上げていくのですが、
矢川原では塗装せずに仕上げとしてしまう場合もあります。

理由は、だれでも簡単に塗装することが出来るから(笑)

子供のいる方は特にそうですが、
やはり、壁紙は汚れてしまうことは多いです。

ですが、簡単に補修することが出来るので、
そのままでも良いのではないですか?と
建築コストを抑えることが出来ることもあり、お薦めしています。

そして、紙のままでも質感が結構いい感じなんです。

こちらは、H様邸のLDKの様子です。
化粧の柱や梁、そして天井の杉の無垢板が綺麗ですね~。
そして、この壁紙が先程述べたオガファーザーです。

癖がなく、板との相性も抜群です。

因みに、これは別のお客様が子供が傷つけてしまった部分を
自身で補修したものです。

全部塗らなくても、こんな補修の仕方もありですよ!
葉っぱがお洒落ですよね~!

紙クロスのメリットは他にもあります。

ビニールクロスより調湿効果が高いこと。
そして、仕上で塗る塗料は塗り重ねていくことが出来るので、
リフォーム時にゴミが出ないということがあります。

塗料も湿気を通すタイプの自然塗料を使用するので、
調湿効果を損ねることなく、体にも優しいです。

それに対し、ビニールクロスは柄も多くとても便利なものですが、
張替えのたびに、剥がしたものが処分として発生してしまいます。
そして、張替えは素人ではちょっと難しいですね。
*まあ器用な方は、自分でやってしまうとは思いますが(笑)

ただ、アクセントにつかうのは量も少ないし、ありだと思います。
今回の現場でも、キッチンの奥の壁にレンガ調のクロスを貼ってあります。

一見ではわからないほどの仕上がりですよね。
こんな使い方はとても楽しいし、張替えも少量で済むので、
気分で変えてみるのも良いかもしれませんね。

どちらにしても、それぞれ、良いところや悪いところがあるので、
お好みで使っていくのが良いと思います。

因みに紙クロスのデメリットは、
ビニールに比べ伸縮性がないので、継ぎ目が多少目につきます。

塗装で仕上げる場合は、ほぼ見えなくなりますが、
素地のままでは結構見えます。

この辺りも、人によって判断が変わるところなので、
やはり実際に見てみて決めるのが良いですね。

こちらの現場は、お客様のご厚意で、
年明け1/16.17の二日間で、見学会を予定しています。

新型コロナの影響を考え、完全予約制での見学会とし、
お客様の入れ替えに合わせ、消毒等も行った上で、
皆さまを迎えたいと考えています。

ご興味のある方は、ぜひ見にいらしてください。