皆様こんばんは。
「土間のある住まい」の工事が終了致しました！
既にお引渡しをしていましたが、
エクステリア工事や造作の依頼を受けていた座卓などが
まだ終わっておりませんでした。
先日、全ての工事が終了したので、
撮影に行ってきましたよ！

外観デザインは、屋根形状を寄棟とした落ち着いた雰囲気の和風住宅としました。


こちらは玄関内部です。


この住まいの象徴とも言える６帖大の広さの土間と、
8寸角の大黒柱が大迫力ですね！
天井は格天井として、重厚感のある玄関となっています。

６帖もの広さを確保したのは、応接スペースを土間に確保したかったからです。
ケヤキの一枚板のテーブルと丸太のいすは、
近所の方が立ち寄られた際に活躍してくれることでしょう。
そして、そのお客様を迎えるのは、階段奥にある坪庭です。


自然石を配置した、たった１坪の庭が玄関にアクセントを加えてくれています。
ダイニングキッチンは、勾配天井とし、トップライトを設けました。
そのおかげで、とても開放的で、明るいダイニングキッチンとなりましたよ！

現場に合った家電収納が無かったので、大工さんに作ってもらいました。
既存の家電の寸法を測って作った完全オリジナルですよ！

リビングには、腰板を貼って落ち着いた雰囲気を出しました。
壁には、珪藻土が塗ってあります。

和室は、竿縁天井とした本格和室となっています。

ケヤキの一枚板で作成させていただいた座卓がその風格をより高いものにしてくれています。

こちらがそのアップです。

木目が本当にきれいですよね～！
思わず見とれてしまいます。
以前お住まいの茅葺に使用されていた竹は、
床の間の袖壁にアクセントとして使用させていただきました。

思い出の詰まった住まいの一部を形を変えて使用できると言うのは、
やはり良い物ですよね！
注文住宅の良さは、自分の意向が反映されることにあると思います。
お客様のこれまでの思い出やこれからの建物への想いなど、
打合せを重ねることで、少しでも多く形に残していけたらと思います。
今後もより良い提案が出来るように頑張っていきたいと思います。
矢川原かわら版