富士山登頂です!

皆様こんばんは。
この所、朝夕はすっかり涼しくなってきて、
秋の気配がしてきましたね!
もう少しすると、山々が紅葉してきて、
山歩きの楽しみがより増してくる事でしょう!
紅葉には早いですが、
私は、先日の休みを利用して富士登山に挑戦してきました。
昨年、友人と二人で挑戦し、友人の頭痛、そして私の運動不足がたたって、
8合目で下山という結果となっています。
その様子は、こちらです。
H20.9月ブログより
この日の天気は、最高でしたよ!
友人は、仕事の関係から都合がつかなかったので、
今回は、私一人の登山となりましたが、
今年は、まさにリベンジといった感じですかね(笑)


夜の内に、富士山登山道の一つである須走口の駐車場(5合目)に行き、
そこで仮眠をとって、朝を待ちます。
山の天気は、変わりやすいと言いますが、
まさにその通りで、車を走らせている時は土砂降りとなり、
仮眠の最中に一度目を開けると、満天の星空。
朝日をもの凄く期待して、夜明け時に起きてみると、曇り空(泣)
・・・といった感じで、天候の全てを一度に味わってしまいました。
まあ雲間に太陽の光が見えましたけど・・・。
スタート前の朝の様子はこんなでした。
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天気は、イマイチでしたが、雲海の上で鈍く輝く朝日というのも
また、綺麗なものですね~。
スタート前に雲が切れて、富士山が見えました。
赤富士となっています。
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登山口をスタートしてすぐの所に祠があります。
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登山の無事と登頂を祈願して手を合わせます。
少し進むと、開けたところから、富士山頂が見ることとが出来ました。
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本~当に綺麗です。しかし、・・・遠い。
たどり着けるのか不安がよぎります・・・(汗)
出だしは、まだまだ緑が豊富で、とても気持ちが良いです。
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緑が本当に綺麗ですよね!
既に息が切れてきていましたが、
やっとたどり着いたのが、6合目!こちらです。
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そして、更に登り続けると、次の小屋が見えてきます。
やっと7合目に到着かとホッとしていると、
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看板を見てみると本6合目?とあります。
よくよく思い出すと、、ひとつ前の小屋は新6合目!
もしや、これは罠ですか?
今回は二度目でしたので、大丈夫でしたが、
前回は、凹みましたねえ~(笑)
これから富士登山に挑戦される方は、
こういった罠が用意されているので、くれぐれもご注意下さい!(笑)
7合目に着く頃には、植物がほとんど無くなってしまっています。
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改めて、標高の高さを感じますね。
天気は相変わらずでしたが、雲に捲かれたかと思うと、
時折、雲が切れて、山頂が顔を出してくれます。
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8合目に着く頃には、雲は完全に下にあります。
雲海が本当に見事です。
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そして、こちらが8合目の小屋です。
前回は、こちらで下山となりました(泣)。
ヘッドライトを付けて、想像以上の寒さに震えながら
夜中に登った前回に比べ、少しは余裕がありましたよ!
こちらが、9合目です。
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ここまで登ると、小屋はなくなってしまいます。
かなりへばっていたので、長めの休憩をして、
目を閉じていると、あまりの気持ち良さに寝てしまいそうでしたね(笑)
そして、ついに念願の山頂に到着です!
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もう本~当に嬉しかったです。
達成感がありましたねえ~。
ただ、剣ヶ峰はもう少し先です。
せっかくここまで来たんですから、剣ヶ峰まで行かねば!
と、もう一踏ん張りしました。
須走口からだと、火口のほぼ反対側に剣ヶ峰があります。
道のりは、結構つらかったですね(笑)
しかし、途中ずっと見ることが出来る火口は迫力がありますよ。
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そして、この小高いところが剣ヶ峰です。
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眼下に見える雲がモコモコとして、とても可愛らしかったです。
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そして、最後の坂を登り切って、剣ヶ峰に到着です!
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もの凄く嬉しかったです!
今、自分が日本の大地の中で、最も高い位置にいるというのは、
とても不思議な感じがしました。
そして、ここで昼食を取りました。
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ただのインスタントラーメンですが、
山頂で食べるラーメンの美味しいこと!
周りの方たちに、羨ましがられながら、
ちょっと優越感を感じながらの食事となりました(笑)
富士山頂で、お鉢巡り(山頂を一周することです)をして、
下山となりました。
下山は、写真を見ると、まさに雲の中に入っていく感じですね。
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雲の中は、ほとんど周りが見えませんでした!
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かなり冷たくて、髪の毛には、いつのまにか水滴が付いてきます。
雲が水蒸気の固まりなのを実感できましたね。
雲の中をひたすら下りていくと、
これから登っていく人たちに会うことができます。
当然、挨拶をしながら下っていきますが、
中に、3人組の男の人が凄い勢いで登ってくるではありませんか。
挨拶をして、少しを話をしてみると、
下山道を間違って、これから分岐点である8合目まで再度登らなければならないとのこと。
友人たちと20名近くの人と一緒に来て、先行していた3人だけが、
道を間違っているとのことで、かなり急いでいる様子でした。
そこで、一緒に下山して、別な登山口まで送ってあげることとなりました。
富山大学の学生だという人たちで、
若いだけあって、歩くのが早いこと!
こっちは、既に膝が笑っている状態でしたので、
彼らについて行くのもままならない状態です(泣)
どんどん進んでいく3人を眺めて、一緒に下山することを
後悔したことは言うまでもありません・・・(笑)。
まあ何とか、下山することが出来、
仲間との集合場所まで、送ることが出来てホッとしましたけどね。
初めて合った人、それもたまたますれ違った人を
車で送るようなことは、正直中々無い様に思います。
同じように自然に触れ合うことを目的として、
その場に居合わせたことに安心しているんですかねえ~。
このような出会いも楽しいものですね!
年齢は、一回りも違っていますが、
また会うことが出来たら、面白いですよね!
この後は、夜景の見える温泉にゆっくりと浸かり、
一眠りしてから、帰路につきました。
昨年挫折した、富士山頂に登る事が出来て、
疲れはしましたが、大満足のお休みになりました!
また、機会があれば、別なルートから登ってみるのも
いいかも知れませんね。
矢川原かわら版

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