南イタリア旅行記~アマルフィ編~

皆様こんばんは。
今日は、南イタリア旅行記のアマルフィ編です。
アマルフィという場所は、
つい最近行われた映画のタイトルでもあり、
撮影場所でもあったことで、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
世界で最も美しい海岸線の一つと言われる場所ですね!
アマルフィ海岸へは、ナポリから私鉄に乗り、
ソレントという都市まで行き、そこからバスに乗り換えます。
バスは海岸線を走り、アマルフィまで行くことができます。
私は、アマルフィはもちろん見たいのですが、
海岸線をゆっくり歩いてみたかったので、ポジターノという都市で
途中下車して、町並み散策を行いました!
これが、本当に楽しい!
まずは、世界一の海岸線がこちらです。
アマルフィ海岸
町並みは、海岸線の急勾配の場所に建てられているので、
路地のような道がとても多く、幅1mぐらいしかない所が多いです。
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坂のある町並みに、美しい海岸線と絵になる光景ですね!
アマルフィ海岸を訪れる人は、ポジターノでの途中下車を
強くお勧めします。
本当に美しい街でしたよ。


ポジターノをたっぷり散策した後、
ふと、隣町である「PRAIANO」まで
4キロと言う看板が目に入ります。
戻るよりも面白いかな~という好奇心で、
歩いちゃえと言う結論に達したことは言うまでもありません。
そして、歩いたことを後悔したことも言うまでも無いでしょうか(笑)
歩けども歩けどもたどり着かない!
本当に4キロしかないのかと疑問が頭をよぎります。
観光客など自分以外誰一人いない道をひたすら歩きます。
しまいには、地元の人が何かと声を掛けてくれるも
何を言っているのか、さっぱり分からないので、
適当に挨拶して、その場を立ち去るしか出来ません(笑)
まあ、何とか次の街にたどり着くことが出来、
遅めではありましたが、無事昼食を取ることが出来ました。
頼んだものは、saute di frutta di mare(ソテー ディ フルッタ ディ マーレ)と言い
アサリやムール貝などの貝類をオリーブ油でソテーしたものとパスタです。
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これらは、南イタリアの名物料理であり、
注文は、ガイドブックの写真を指差すだけでした。
何とかなるものですねえ~(笑)
とても気さくな店長のいる店で、
私が日本人だとわかると、食べられるでしょ!とばかりに
お刺身を出してくれました。それも会計で分かったことですが、完全にサービスです。
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大変美味しく頂きました。
本当にありがとうございます。
ささやかなお礼として、ご紹介させて頂きます。
こちらの店舗は、プライアーノという街の「HOSTERIA」という店です。
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窓からの景色もこんな感じで、とても素敵な店なので、
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プライアーノに行った際には、
ぜひお立ち寄り下さい。
昼食後に再度バスに乗り、
アマルフィの街にたどり着きました。
こちらは、夕暮れ時の写真ですが、
中々良い雰囲気が出ていると思います。
アマルフィ
今回の旅行のお気に入りの写真の一つですね。
アマルフィは、歩いて1,2時間で見ることの出来てしまう小さな町ですが、
やはり、とても立派な教会があります。
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その立地条件から、建設には大変苦労があったことは、想像に足りますが、
それでも成し得てしまうことに、信仰の強さを伺うことが出来ますね。
そして、アマルフィから再度バスに乗り、サレルノという都市まで出ます。
そこから、ナポリまでの国鉄が出ているのです。
時間的にも余裕があったので、今日は無事に終えることが出来ると思い、
予定していた電車の中で、発車を待っていると、
何やらホームが騒がしいではありませんか。
おばちゃんが自分に向かって、指を一本立てて
「ウノ!ウノ!」と言ってきます。
ウノとは、イタリア語で数字の1の意味です。
もしやと思い、ホームの掲示板を見ると、
予定していた電車の発車のホームが2番から1番に変更されています!
おばちゃんに感謝しながらホームを変えて、
無事電車が発車しました。
電車内で、ウトウトしてから目を覚ますと、
車掌が、切符のチェックに来ています。
切符を見せると、なんとこの電車は
私の目的地であるナポリには行かないと言うではありませんか!
車掌はイタリア語しか話せず、私はイタリア語はさっぱりです。
困っていると、別の乗客でイタリア語も英語も話せる人が通訳をしてくれました。
それによると、要はもう一度乗り換えが必要との事です。
本来なら、乗り換えなしでナポリまで行けた筈が乗換えが発生した上、
乗換駅での待ち時間が約1時間も出てしまいました(泣)
結局、9時半ぐらいには宿に入れる予定が、11時を回ってしまいましたね(汗)
どこまでも、ハプニングに見舞われる旅となっています(笑)
ただ、通訳をしてくれた方のおかげで、宿にたどり着けたので、
本当に感謝、感謝です。本当にありがとうございました。
次回は、ナポリの半日観光と、洞窟住居で有名な世界遺産の街、マテーラを目指します。
お楽しみにしていただければ、幸いです。
矢川原かわら版

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