杭工事にもこだわりを!

皆さまこんばんは。
急に秋らしくなってきました。
気温もグッと下がり、少し肌寒い時もあるほどです。
今日もシトシトと降り続ける雨にふと秋を感じました。
ただ、私に秋を感じさせてくれる最たるものは、
紅葉もあるのですが、雨の翌日の澄み渡る青空なのです。
数日前、ふと空を見ると、素晴らしい青空が広がっていました。
IMGP3215.jpg
そこで運転中にも関わらず、シャッターを押してしまいました(汗)
走っている最中でしたので、構図の悪さはご容赦下さい。
ただ、危ないですので、皆様くれぐれも真似しないで下さいね(笑)
さて、本題。
今日のタイトルは、「杭工事にもこだわりを!」です。
なぜ、こんなタイトルなのかと申しますと、
現在笠幡で進行中の新築現場で採用している
杭工事にその理由があります。
この杭工事。
一般的な鋼管杭でもコンクリート杭でもないのです。
HySPEED工法と言うのですが、
天然砕石を転圧することで、杭とする方法をとっています。
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なぜ、この方法が良いのかといいますと、


まず第一に、
もし現在工事中の建物が数十年先に建て替えを行う時や
売却をしなければならなくなった際には、
通常の杭は地中埋設物として扱われてしまうことがあります。
そうしますと、基本的には杭を抜く必要が生じたり、
その費用を減額した状態での売却となってしまう問題が出てくるのです。
それに対してこの工法ですと、天然砕石を使用していることから
地中埋設物には該当しなくなり、そのままでも一向に問題が無いと言うのがあります。
この他にもセメント系固化材を使用した杭には、
発がん性物質の六価クロムが発生すると言われているなどと言った
健康面での不安要素がるのに対して、
この工法には、そういった心配がまったく無いと言った
メリットが挙げられます。
一つ一つ挙げると長くなりますので、
詳しく見てみたいという方は、こちらをご覧頂ければ幸いです。
現場は順調に進行していますよ。
スラブヒーターを採用しているこちらの現場では、
床断熱ではなく、基礎断熱を採用しています。
IMGP3159.jpg
その断熱材は、地面に接するので白蟻対策が採られている
断熱材を使用しています。
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断熱材のジョイント部分も接着剤でしっかりと留めていきます。
その断熱材も専用のものを採用しますよ!
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組まれた鉄筋には、基礎コンクリートを暖めるための
ヒーターが固定されていきます。
IMGP3227.jpg
冬以外の季節には、太陽光発電とスラブヒーターによる基本割引から
本当に光熱費ゼロが実現するかもしれません。
正にエコまっしぐらです(笑)
建物そのものはもちろんのこと。
こちらの住まいでは、光熱費も要チェックといった感じです。
冬には、完成の内覧会も予定していますよ。
ぜひ、楽しみしていて下さいね!
矢川原かわら版

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