皆様こんばんは。
今日のタイトルは、「リフォームの全貌が明らかに・・・」
となっております。
某リフォーム番組のセリフなのは、
番組を良く見られる方にはすぐにばれてしまいますね(笑)
こちらは事務所から徒歩3分程の場所で行われた
リフォームの様子となっています。
増改築を考えたキッカケの一つは、
0.75坪ずつのお風呂と洗面所で、
何とか広い化粧台を使用したいという物だったそうです。
そこで、私が提案したのは、
廊下とリビングの両方から入ることが出来る洗面所への動線の一つを無くす事。
かなり思い切った方法ではありましたが、
動線を一つに絞ることで生まれた空間を利用して、
お客様の希望された幅広洗面カウンターが実現しました!
そして、トイレは階段下のスペースを手洗いに活用し、
バリアフリーとした上で、節水型の最新トイレを設置しましたよ。
腰板を施工し、中々の雰囲気になっていると思います。
玄関を入って正面の壁は、耐力壁でなかったこともあり、
思い切って開口を設けてみました。
工事前のお払いの際には、壁だった場所に障子が入り、
飾り棚としても活用できるカウンターが設置しました。
障子が入ることで、夏場には玄関を網戸にして
建具を開放することで、風通しも抜群になります。
ホール側から見ると、こんな形で丸窓となっています。
リビングの明かりで丸く浮かぶ障子がいい雰囲気でしょ!
腰板や天井の板貼りがより風格を高めていると思います。
増築した3畳間は、竿縁天井とし、
縁無しの畳を敷いたおしゃれな和室となりました。
襖紙のアクセントになっている絵は、
お客様が旅行の際にお土産で購入してきたものとのこと。
襖の職人に声を掛けて、張ってもらいました。
もう1箇所、お土産を利用した箇所があります。
玄関の改修の際のタイル工事では、
一枚だけ犬の絵が入ったタイルがありますが、これもお土産だったりします。
お客様に言葉にしてもらえなけば出来なかったことですが、
これらが形になることで、今回の工事がお客様にとって、
より思い出深いものになったかたと思うと、とても嬉しく思います。
お客様の想いを形することが私たちの仕事です。
ただ、お客様が積極的に言葉にしてくれることで、
より多くのことを実現できると思います。
皆様の思いを、いっぱいいっぱい聞かせて下さい。
私たちに出来る精一杯のことをさせていただきます。
弊社のモットーは、「住まいは心のふれあいから・・・」。
モットーに負けないように、
想いを引き出すことの出来る知識や経験を
少しでも多く身に着けていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
矢川原かわら版