こんばんは。
田中です。
先日、2日半のお休みを頂き、
新潟県燕三条に研修旅行に行ってきました!
と言っても、主役は私ではなく奥さま(笑)
昨年受賞したビジネスプランコンテスト最優秀賞の副賞が
国内研修旅行だったそうです。
お金も払わず、勉強できるなんてなんて羨ましい!と思っていたら、
子守りの関係から同行依頼があり、
休みを取って行ってまいりました(^^)v
因みに私の分は自腹です(笑)
行った場所は、
キャンプ用品で有名なスノーピーク社
銅器製造で有名な玉川堂
包丁で有名な藤次郎
どれも物つくりの観点だけでなく、
経営といった面からもとても勉強になりました。
スノーピーク 様
「キャンプが嫌いなら辞表を書いてくれ!」と
社長が公言して憚らないとのこと。
「キャンプが好き」という気持ちを社員全員が共有することで、
同じようにキャンプが好きなお客様の気持ちに寄り添うことが出来る。
お話を聞いていて、共感できることが本当に多かったです。
面白かったのは、会議室はテントということ。
より楽しい空間で話をすることで、アイデアも出やすいとか!
玉川堂 様
最初に見せて貰った言葉にまずやられました!
一部抜粋します。
工場での工程の終わりが完成ではなく、銅器はまだ赤ちゃんのようなものです。
お客さまと出会ってから、命が育ち始めます。
色合いが深まり、艶が増してゆく。
銅器は時とともに成長する生きた器です。
私たちはいま、銅を打つことで、
100.200年先の時を打っていると言えます。
~中略~
玉川堂の本質とは不連続の連続です。
この200年の間に様々な困難があったように、
これからも予期せぬことが訪れるでしょう。
逆境において知恵を絞り、革新を恐れなかった先祖に励まされながら、
私たちは弥彦山の麓、信濃川の流れる燕三条で銅と向き合い続けます。
全文を書きたいくらいですが、
この「銅器」を「住まい」に置き換えて読むことが出来るのではないか?
こんな気持ちで仕事を向き合いたいと心から感じる時間でした。
作業工程も拝見し、手間を惜しまず、
一つ一つに向き合うことの大切さを教えて頂いた気がします。
藤次郎 様
時代とともに効率化が図られる中でも、
手作業のみでしか行うことが出来ないものもあり、
需要と供給のバランスの難しさを感じました。
その中で、自社の品質や価値を守るために
あえて販路を絞り、ブランド価値を守る姿勢に
企業としての強さを感じました。
3社3様の素晴らしさがあり、
とても興味深い時間を過ごすことが出来ました。
奥さまの研修のお手伝いとしての参加でしたが、
同行して良かったと心から思います。
そして、せっかく新潟まで行くならと、
もちろんお酒や食事も楽しんできましたよ(^^)v
やっぱりお酒はどれも美味かったですね~!
また、他にも建築仲間や学生時代の友人に会うなど、
実に充実の時間でした。
建物ツアーも良かったですよ(^^)v
個人宅は、写真を控えますね。
外からだけなので、中も見たかったな~。
暮らしの工房 様 3物件
「サクラ下の家」
「西本町の家」
「つながる住まい」
みかんぐみ 様 「若竹寮」
渡邊洋治 様 「斜めの家」
隈研吾 様
飯山市文化交流館 なちゅれ
隈研吾氏らしい、中に引きこまれそうになるエントランスに、
奥行きを感じる建物でした。
今回の研修で感じたことは多々ありますが、
やはり一人で悩んでばかりでなく、
外に出て人に会い、話を聞くことの大切さです。
一人一人に違いはありますが、
前を向いている方の話は、皆面白い!
これからももっともっと人に会って、話をしたいと思います。