お客様が塗り壁を

こんばんは。
現場で、お客様が自らの手で塗り壁を塗り始めました。
最近は、このようにお客様が、全てを業者任せにせず、
自らが家作りに参加されることが多くなってきています。
理由は、コストダウンのためというのも、もちろんあるようですが、
家作りに参加することで、住まいに対する愛着が湧くからというものも
大きな要因のようです。
この現場は、住みながらの改装工事ですので、
大工工事が終わったところから、
左官工事が始まります。
隣の部屋では、大工が工事をしていますので、
通常より大変かと思います。


写真は、和室の壁の下塗りをしているところです。
2008_03010057.jpg

2008_03010058.jpg

上の写真はご主人で、下の写真は、奥様です。
まだまだ、始まったばかりで、多少ぎこちなさを感じます。
ただ、続けることでどんどん慣れてくるんでしょうね。
今後は、お孫さんも参加するとの予定とのこと。
今から楽しみにしているそうです。
この部屋は、下塗りをした上で、仕上げをするタイプですが、
石膏ボードに直にぬれるタイプもあるそうです。
お客様も最初に大変なほうでやってみているとのことで、
この後は、直塗りタイプに変更するとおっしゃっていました。
中には、ローラーで塗る珪藻土まであるそうで、
自分でやる人には、助かりますよね。
今度、弊社で新築をする方も
塗り壁は、自分でやる予定でいます。
家族全員で(と言ってもお子さんは小さいので、無理ですが・・・)
やるそうです。
友人の方にも声を掛けているとのことで、
楽しく、良い思い出作りにしていただければと思います。
塗装工事しろ、左官工事にしろ、
私は、お客様が家作りに参加することは大賛成です。
当然プロではないので、うまくはいかないと思いますが、
その失敗や成功の一つ一つが最高の思い出になると思います。
完成した家に住み始め、子供が大きくなり、
その壁を親子で見ながら、笑いあえたらどんなに素晴らしいことかと思います。
自身が参加することで、家にも愛着が湧くと言うのも
良いことの一つです。
家は、建てたらそれで終わりではありません。
メンテナンスは必ず必要です。
もちろん、私たちも対応させてもらいますが、
住んでいる方が、ご自身で大切にすることが、
家を長持ちさせる一番の事だと思います。
末永く、家族を守ると共に、一緒に成長していけるような
そんな住まいをご提供して行きたいと思います。
矢川原かわら版

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です