景色を楽しむ居場所づくり ~in 毛呂山町~

こんにちは
田中です。

毛呂山町で行っている大規模リフォーム。
久しぶりに見に行ってきました。

だいぶ雰囲気が良くなってきましたよ(*^^)v

外部は塗装工事が主ですので、あまり変わりないですが、
薪ストーブの煙突を通す箱が出来ました。
*写真右の下屋のところです。

内部では、キッチンと畳コーナーの天井板が貼られ、
薪ストーブのある勾配天井のダイニングには元々の梁が見えています。

こちらのダイニングからは、桜がよく見えます。
*この写真は先月撮影しました。

この窓に面して、家族のダイニングテーブルを設置します。
食事のたびに花見が出来て、きれいな緑を楽しめるなんて、
羨ましいですね~(*^▽^*)

ご主人の仕事場である部屋には、北側に向けて出窓ベンチを作ってみました。
窓の外には、里山風景が綺麗に見えますね!

仕事の合間にこちらに座って一休みでき、
L型にして座面を増やしたのは、子供が部屋に遊びに来て、
学校のことなどをお父さんとお話するシーンを想像しながら設計しました(^O^)

今回は、かつて二間続きの和室の一室を板張りとし、
リビングとして活用する計画です。

この広縁のすぐ前には、立派な庭石があり、モミジが植えられています。
そこで、この広縁を半戸外の居場所にしたく、あえて減築して外部とし、
軒の深いウッドデッキスペースとします。

手すりも低くし、庭を眺める居場所にする計画です。
座卓などを出して、リビングと合わせて使える
楽しい空間になればと考えています。

このように、今回の現場には、
元々あった庭や周辺の景色を活かし、
それを楽しみながら、時を過ごす居場所をあちこちにちりばめてあります。

私が設計するときに、いつも心がけることは、
土地の良いところを引き出し、悪いところをなるべく消すこと。
今回は周辺環境に恵まれているので、
あちこちに景色を楽しむための居場所づくりが出来ましたね。

ご夫婦や子供たちが、それぞれにお気に入りの居場所を見つけ、
生活を楽しんでくれたら嬉しいです。

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