コミュニティーの大切さを思う

こんばんは。
田中です。

昨日は3月11日。
9年前に東日本大震災が起こった日です。

事務所にいた私は、あまりの揺れに驚愕しつつ、
現場にいるであろう人間に連絡を取るも電話が通じず、
少し落ち着くのも待ってから、各現場を直接回り、
状況確認に動いていました。

ニュースで流れる目を覆うような映像や原発の問題など
今なお、避難生活を続ける方々も多く、
その方々が、少しでも心休まる生活を
取り戻されることを祈らずにいられません。

つい先日、新聞では、
津波の被害を受けた地域より原発による被害を受けた地域の方が
復興が遅れているという記事が載っていました。

多くの人が地元に戻ることをあきらめ、
土地を離れたことで地域コミュティーそのものが減ってしまっていることを
理由の一つとして挙げていました。

たしかに、だれかと苦労を共有できている方が、
人は頑張ることが出来ると思います。
ただ、そういった人間関係を築くことって簡単ではなく、
それこそ、日々の積み重ねによるものだと強く思います。

先日、完成見学会を開催したK様邸。
ご近所がとても仲が良く、いつも子供たちの笑顔や歓声であふれています。

見学会に遊びに来た妻と娘がいつの間にか遊びの輪に加えてもらって
一緒にお茶まで楽しませてもらってました(笑)

年長の子が下の子を気にかけながら遊んでいるのも見ていて感じますし、
子供たちの親御さんも自分の子供だけでなく、他の子どもたちも見ています。
駐車場の一角で、みんなでお茶して楽しんでいるのです。

こういったコミュニティーが、いざという時にお互いを気にかけ、
助け合うことが出来る人間関係につながっていくんだろうな~と
この風景を見ていて強く感じました。

K様は外構工事を自分で行っていくことになっているのですが、
建物周辺にまく予定の砂利を現場に入れたら
K様の子供だけでなく、ご近所の子供も一緒にやってました!

お客様自身に住まいづくりに参加していただくという形が
こんな風景を生み出したことを思うと、
矢川原でやっていることも地域コミュニティーづくりの
一つにキッカケになりうるものではないかと感じます。

こういった光景がもっともっと地域に溢れたらいいな~と思います。
庭の木を植える時など、ご近所に声をかけてみるのも楽しそうですね~(笑)

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