防蟻処理って必要なのか?

皆様こんばんは。

上尾市にて先日上棟したT様邸。
大工工事が順調に進んでいますよ。

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上棟日の翌日には、屋根下地である垂木(たるき)が並べられていた状態だったのに、
今日行ったら、こんな感じで屋根が葺かれ、ずっと家っぽくなっているのです。

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この頃は特に変化も早く、お客様がその速さにびっくりされます。
しかし、安心?してください!遅くなるのはこれからです(笑)
手間をかける昔ながらの木造住宅、ゆっくりと仕上げさせていただきます。

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筋交い(すじかい)もいっぱい入っていますね。
弊社では、土台・柱以外の間柱(まばしら)・筋交いまですべてを檜材を使用し、
シロアリ用の薬剤処理をしておりません。
*よく見かけるオレンジ色に変色している部分のことです。

なぜって?檜は木材そのものがシロアリに強い木材だからです!

フィトンチッドと呼ばれる檜の持つ成分は、シロアリの嫌うところであり、
建築基準法でも檜を使用している場合には、防蟻処理を必要としないとなっております。

それらを1階におけるすべての材料に使用することで、
薬剤処理を必要としない住まいづくりを実現しております。

一般的な防蟻処理薬剤は、保証期間が5年間となっており、
効果が徐々に薄れてくることで、定期的なメンテナンスを必要とします。

ですが、木材の持つ本来の成分であれば、その効果はずっと続きますよね!

薬剤に含まれる成分は、人間にとって良いものではないので、
出来る事なら使用せずに済ませたいところ。
すこしでも体に優しい住まいづくりを考え、提案させていただいております。

ただ、残念ではありますが、
檜だからといって、シロアリの被害が全くないというわけではありません。

ですが、ベタ基礎の採用により地面からのシロアリの侵入や湿気を抑え、
床下の換気をしっかりと行えば、その被害を最小限に抑えることが出来ると考えています。

より安全を求める方には、
除虫菊という天然成分を用いた薬剤や炭を敷き詰めるなど
様々な対策もありますので、お客様の考えに合わせた提案をさせていただいております。

弊社のモットーは「住まいは心のふれあいから・・・」

お客様の不安にしっかりと寄り添い、その一つ一つを解消していければと思います。

お気軽にご相談下さい。
私たちに出来る精一杯の対応をさせていただきます。

皆様からのお声掛けをお待ちしております。

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