左官◆石井左官

2015_03160005左官仕事は任せてください!
15歳から左官一筋39年!!

【担当工事】 左官
【名前】 石井左官
石井 祐司(いしい ゆうじ)
【ニックネーム】 ゆうちゃん

【生年月日】 
1962年3月26日

【星座】 おひつじ座
【血液型】 O型
【出身】 埼玉県さいたま市
【資格・特技】 ソフトボール
【趣味・休日の過ごし方】 ソフトボール、魚釣り

 

あなたの仕事をわかりやすく教えてください。

コテを使い壁を塗ること。

矢川原の工事をすることになったきっかけとは?

仲間の紹介によって。

矢川原のいいところを教えてください。

仕事の丁寧さ。

現場ではココを見て欲しい!というポイントとは。

壁の仕上がり。

「“いい家”づくりをしたい」と願うお客さまへ一言。

お客さまのイメージに少しでも近づけるように仕事をしていきます!

矢川原かわら版*「樹楽の家」を造る人達

※インタビュアー:渡部 香(以下:渡)

渡)左官の仕事をされるようになったきっかけを教えて下さい。

石)中学校の時にアルバイトで。

渡)初めてバイトしたのが左官屋さんんだった、ってことですね。

石)中学2年生、夏休みに自分の通ってる中学校に行った。最初は与野の方の左官屋、親方のとこに、中学校出てすぐ住み込みで、二十歳まで勤めて一人前ってことで。自分で始めたのは28歳ぐらいですかね。

 

渡)左官さんをしていて仕事に対するこだわりとかポリシーはありますか? 

石)同業者に見られても恥ずかしくない仕事、って形でやってます。

渡)同じ仕事をされてる方が見ても、これは凄いな、と思うような仕上りってことですね。

石)凄い、とまで言われなくても、こんなんでいいの?と言われないように。

 

渡)左官仕事の面白味?やりがい。

石)お客様に喜んでもらえるのが一番。

渡)そうですよね。お客様と直接そういったお話しとかって。

石)そうだね、今までも塗り物とか外部モルタルやって、今までの経験上で、新築祝いで呼ばれて、お客さんが喜んでくれていて、しゃべらなくなったな、と思ったら泣いちゃって。そういう現場はやっぱりやってよかったなぁーという感じにはなりますよね。その時、新築祝いで初めて呼ばれた現場だったんだけど。

渡)そんなに新築祝いで呼ばれることもないものないんですか。

石)今まで42年やっていて、3回ぐらいですかね。中全部クロス一切なくて、全部塗り物だった。その時は火山灰の壁塗ったんですけど。そのお客様は3軒目でようやく納得する家が出来た、って。

渡)それは感動ですよね。この前ちらっと上棟式の時に話聞いたら、昔は大工さんと左官屋仕事が多かったから、左官屋さんが呼ばれることが多かった、と聞いて、そうだったんだーと私はその時初めて知りました。

石)大工、鳶、左官ですね。

渡)そうみたいですね、それを知らなくて。

石)昔から結構ランクで言うと、左官屋は偉かったんですよね。江戸時代からさかのぼれば。それで、前教わった職人が『左』っていう字が入るんだって。左官って左って書くじゃない。それで位からいくと、頭・大工・左官って三本柱って昔は言ってたらしくて。確かに昔はクロス屋さんもペンキ屋さんもいないし。時代劇見ればわかるよね。

渡)プライベートの趣味とかお休みの時の過ごし方もお聞きしたいのですが。    

石)休みの日は、ソフトボールですね。後はたまに釣り。

渡)釣りやられるんでしたっけ。でも、ソフトボールがメインですか。

石)そうですね。やっぱり市の大会っていうと、ピッチャーいないんで、どうにか仕事休んで。午前中試合行って、午後から仕事とか。

渡)ハードですね。でも生き甲斐ですからね。

石)そうですね。何よりのストレス発散で。

渡)でも凄いですよね、ソフトボールもずっとやってらっしゃるんですよね。

石)もう30年近いです。結婚する何年か前から、健康の為に始めようか、って始めたんすけどね。

渡)最初はそういう感じだったんですか?

石)スポ―ツも何もやってなかったし。ソフトボール始めようか、って始めてそれからずーと。

渡)いいですね、長く続けられる趣味。私飽きっぽいから羨ましいです。

石)幼馴染が集まってやってるから。

渡)ソフトボールもそうだし、ずっと一緒の仲間だから楽しいですよね。

石)だからこうやって応援頼んでも(仕事で)僕より若いし。みんなめいめいやっているんで、今左官屋は少ないから、結構横のつながりで。助けあってやってるんで。

 

渡)これからの人生の目標、やりたいこと。

石)孫の世話かな、ここまで生きると孫が見たいし、抱っこしたいな、って感じにはなるけどね。これといってやりたいこと・・・もう少しソフトボールと釣りやりたいかな。もう少し余裕があってせめて1週間に1回ぐらい休みたいかな。仕事があるだけ有難いんですけど。動ける時は一生懸命働いて。

渡)そうですね、もうちょっとゆっくりした時間を作って。

石)やりたいことー(再度悩む)三軒目建てたいね。

渡)建てて下さい(笑)

石)今更ローンも嫌だな、とも思うし。

渡)今のうちは何年ぐらいなんですか。

石)30歳で建てて、50歳で借金終わったけど、もう26年。

渡)じゃあ三軒目行きましょう!

石)せめてリフォームでもすれば、と言われるんだけど、お客さんの家はやっても、自分の家はなかなかやる暇がないですね。息子がやってくれればいいんだけどね。

 

渡)うちの社長や矢川原に対して、どう思われますか?

石)いろんな工務店の仕事やっているけど、矢川原さんも地元の工務店って形で、結構下職さんがみんな和気あいあいやっていて、そういうところが一番ね、ソフトボールにたとえたらやっぱりチームプレー、誰かがちょっとおかしいくてもあれだし、みんないい人で上手くチームプレーでやてると思いますよ。

渡)じゃ、そこはこれからもみんなで仲良く、一つの目標に向かって。この前も、上棟の時にみんな会ってましたけど、みんな知った顔で、2年に1回でも旅行に行ったり、顔合わせる機会もあるので。

石)「石井さん、左官屋さんも一緒に旅行行こう」って。いやーなかなか仕事詰まってて難しいです。旅行だけはちょっと勘弁してもらって。その変わり新年会とかは夜だから。新年会や忘年会は顔出すよ、って。休まずやってるのにね。

渡)そうですよね、ソフトボールも行けてないのにね。

石)そうなんですよ。

渡)確かにね、でも、ぜひその内機会があったら。

石)頭にもいったんですよ、その内仕事落ち着けば。去年もね、仕事やりきれなくて、お断りしたり。どうにもならなくて。矢川原さんのここの現場も去年からやってるんで。

渡)ここも左官工事多いし、大変そう。天井はもう塗ったんですか。

石)今日で30人工ぐらい入ってる。みんな来てもらってだからなんとか頼むよー、って。今月終わるように、応援呼んで。俺なんかも一人だから、いつ何時、人間なんてわからないんで。だから一応若いのよく応援頼んでて。俺がやってる工務店いろいろ応援頼んでて、ここはこういうやり方で、この人が監督で、この人が社長で、って教えといて。俺何かあった時は、全部頼むぞ!ってもう。結局会社に迷惑かけちゃうからね。だからなんかあったら、頼むぞ、って。

渡)うちを(矢川原)見捨てないで下さい。

石)矢川原さんも最初きっかけは菅野さんで。病院で亡くなる前に「石さん悪いけど、矢川原さんだけやってくれないか」って。

渡)でも、そうやって横の繋がりがあるって、本当助かります。

石) 菅野さんの応援で矢川原さんの現場何度か行ってたから。野島さんとか社長なんかには会ったことあったんで。

渡)ねー、全然わからない状況で、全く知らないところに頼むのは、結構勇気がいるので、やっぱりね、顔を知ってる方だったら安心して。

石)今年有難いんだけど、仕事やり切れないような状況で。とてもじゃないけど、はい、って言ってやり切れないんじゃ迷惑かけちゃうから。昔と比べたら仕事は減っててるんだけど、それ以上に職人さんがいなくて成り手がいなくて。

渡)でも、やっぱり必要な仕事だから。

石)左官屋いなくても家できるけどね。

渡)なんてこと言うんですか、そんなこと言わないで下さい。

石)クロス貼って、外部タイル貼って。でも、ここに来て結構お客様にもよるんだけど、どうしてもクロスとかと比べれば左官屋のが高いし、外部もサイディングと比べればモルタルのが高いし、でも予算ある家は左官で、っていう家が増えてきてるんですよね。今若いお客さんでも中全部漆喰やってくれ、とか。昔ながらのやり方が増えているんだか。

渡)そういう良さが見直されているんじゃないんですかね。

石)クロスと違って、夜電気付けた時とか柔らかいよね。温かみがある、っていうか。本当にそう思うよね。

渡)なんか湿気とかも違う感じがするし。

石)珪藻土とか塗ったら、ほとんど湿気はないんじゃないですか。昔の押入なんて漆喰だもんね。今の押入とは全然違いますよ。

渡)うちは(矢川原)は桐を使ってますけど。木の中ではね。この間石井さんからお聞きして、漆喰塗るといいんだー、って。そんな贅沢なことできないかもしれないけど、そうなんだーって思いました。

石)最初左官屋になって、ようやっと塗れるようになると、押入とか天袋ばっかりやらされてましたよ。上目立たないからやれ、とか。壁塗れないのに天井やれ、とかさ。まぁやりずらいとかやれるようになれば、どんなところでも、できるからってことなのかもしれないけど。

渡)やー天井って凄い思いますよ。どうやって塗ったらあんな塗れるのかな、と思って。

石)天井やると腰と首にくるよね。そっこり返って上向いてだから。

渡)体労わってあげて下さい。本当申し訳なくて。

石)それが仕事だからね。お金もらってるんだから。

渡)仕事とはいえね、キツイと思うので。無理しないように、よろしくお願いします。

(2018年7月号掲載)

 

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