「怒り」をコントロールする。

「怒り」という感情の暴走を「理性」でコントロールするのが、
アンガーマネージメントです。

昨日は夕方から新橋で開催された、
アンガーコントロール入門講座を受けに行ってきました。

もちろん「怒り」も大事な感情。
「インサイドヘッド」という映画でも言っていましたよね。
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ
という頭の中の5つの気持ちはすべて、
いらない気持ちは一つもなくみんな大事です!!って。

そう、「怒り」は自分の身を守るために必要な、
大事な感情の一つではあるのですが、
「怒り」を爆発させて、良いことなんて残念ながらありません。
だからこそ、コントロールする。

私が昨日学んだことで大事なことをまとめると、
①怒りは身を守るための感情
②怒りは2次感情であって、1次感情(恐怖・見捨てられ感・劣等感など)
 は別にある。
③怒りは自分を攻撃する。
④理性を使って感情の暴走は抑えられる。
⑤怒りの特徴として、家族にぶつけやすく、価値観のズレで起こりやすい。
⑥マイルールを知る(自分がどんなことに怒りを感じているかを確認する)
⑦同じ出来事でも、価値観が違うと怒りの度合いが違う。
⑧自分の怒り方タイプを知る。
 A 瞬間湯沸かし器
 B いつもぷんぷん
 C ずっとネチネチ
 D 一人でモンモン

そしてこのような「怒り」をどうコントロールするかは⑧のタイプ別で違います。

Aの方 1)怒りの出来事に反射しない。
  簡単なのは、怒りを感じそうになったら1分間に4~6回深呼吸。
  他にはコーピングマントラといって、自分専用の落ちつく呪文を考え唱える。
    2)怒りの日記+点数をつける
    どんな出来事で怒りを感じたか、その時思ったこと、
    相手にしてほしかったこと、怒りの点数。

Bの方 1)これだけは許せない、怒る内容をあらかじめ決めて置く。
    2)一次感情に目を向ける、気付く。

Cの方 1)記憶の「知覚性・選択制・変容性」を理解する。
    2)「レッテル貼り」を止める
        自分はその人の本質が見えているか、考えてみる。

Dの方 1)怒りを上手に伝えるコツを使う
        怒るとつい言ってしまう言葉を、You(あなた)ではなく
        I(私)に置き替える。~してほしい 
    2)自尊感情を高める。
        今までどんなことを成し遂げたか
        今までどんな試練を乗り越えたか
        人から言われて嬉しかったことは何か
     以上のことを、考えてみる。
        
どれも意識し、練習が必要なようですが、
やってみる価値はある思います。

事実の把握と整理として、自分の抱える怒りが、自分の努力で変えられるものか、
変えられないものかを分類し、変えられないものは事実を受け入れ、改善策を考える。とても効果的なのは自分が尊敬する人が、その立場ならどう行動するかを思い
浮かべて振る舞うとBESTです。 

今回は全く建築とは関係ない口座でしたが、
生きていく上では学んで損なし。
楽しかったです。
この情報が誰かの役にたてたら嬉しいです(*^-^*)