まちゼミ~知る学ぶ
今回、矢川原では
『夏涼しく冬暖かい家の作り方』
について学んで頂きました。
4月11・13日の2日間での開催。
私自身は以前一度、現場見学会の際に、
同じテーマのセミナーを聞いているので、
2度目の受講(笑)でしたが、改めて勉強になりました。
今回のセミナーのために用意したテキストにまず書いてある、
快適な家造りの条件はやっぱり、夏涼しく冬暖かい家ですね。
では、よく言われる高気密高断熱住宅を作ればよいか?
・・・答えは「半分正解」です。
この「半分正解」がポイントですね。
高気密高断熱のメリットは、
病気の予防、光熱費が下がるなど沢山あります。
でも、それだけでは夏の暑さが逃げにくくなるというデメリット
もあります。
快適に暮らすためには、性能を求めるだけでなく、
要所要所に工夫をすることが大事。
私自身も自分の家を建てる際にもっと考えて作ればよかった~と、
少しだけ後悔しているのが、その工夫の一つ「軒の出」について。
我が家には普通にベランダがあるのですが、
軒が出ていれば、安心して洗濯ものは外に干せるし、
梅雨時期の蒸し暑い日も、クーラーをかけずに風を入れられる、
夏の日差しも遮るので、ベランダの面したリビングが涼しい。
割と広いベランダなので、
軒があればアウトドアリビングとしても活用しやすい。
本当にもっと考えればよかったなーと思います。
これは、これから高気密高断熱住宅を建てる方だけに
当てはまることではなく、
今お住まいの家をより快適に暮らしたいと、
お考えのかたにもぜひ知ってほしいです。
今回ご参加頂いた方には、
「断熱改修の優先順位がわかってよかった」
というご感想いただきました。
そして現場での開催により、
実際の矢川原の家を見ていただき、
断熱による快適性ではない、
お客様に寄り添った住まい作り、
家事を行う効率の良い間取りの工夫や、
その場その場の居心地の良さを求めた設計、
(中と外との繋がり、窓から見える景色等)
を見て頂くことができ、
矢川原の家をつくる考え方をお伝えできたのではないかと思います。
今週末には
新旧モデルハウス見学ツアーも開催予定です。
現場を見比べながら、
より分かりやすく学べる機会でもありますので、
ご興味のある方はぜひご参加下さい。
お待ちしています。
※予約制の開催です。