畳敷きの広縁が大人気!  in川島

先週末は、2週連続完成見学会の第2段!
大規模リフォーム現場の完成見学会が川島でありました。

新築と違うのは、施工前、施工後の変化を感じられるところですよね。
ご来場のお客さまも、施工前の図面と見比べながら、
ビフォーアフターでこんなに変わったんだ!
というのを熱心にご覧になってました。

特に今回は、前回の構造見学会でいらした方の再来場が多かったので、
余計に変化を感じたかもしれないですね。

前回はこんな感じ(↓)でしたから

それが、今回は

こんなになっちゃってるんですから!

 

今回の見学会で、特に好評だったのが畳敷きの広縁です。

「陽のあたる場所に畳!?」「すぐ痛んじゃうんじゃない!?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回この広縁に採用したのは和紙でできた畳

和紙畳のメリットは、ダニ・カビが発生しにくく耐久性が高いこと。
そして変色しにくいので日焼けにも強いんです。

でもデメリットとしてはやっぱりあの独特のイグサの香りがしない、
というのがありますよね(^^ゞ
なので、和室内にはイグサの畳を使い、広縁には和紙の畳と
その用途に応じて使い分けをしています。

たまーにホテルなどでも、ホールや廊下に畳を敷いているところがありますが、
畳の廊下は足触りが柔らかいのがいいですよね。
それに座り込んでも痛くないところも(笑)

ちょっと腰を掛けて、お茶を飲んだりすることもある、
広縁、という場所には、畳はとっても適しているとも言えます。

もともとこのアイディア、登録有形文化財でもある遠山記念館からいただいたもの。

※遠山記念館の広縁

遠山記念館の雰囲気がお好きだというお施主さまが
ぜひ社長にも見ておいてほしいと、工事中に一緒に見に行って、
いろいろと気に入っているところを取り入れたそうです。

仕上がりには大満足いただけたようで、
本当に良かったです!

 

もともと耐震や断熱へのご心配から始まった今回のリフォーム。
ご不安やご不便が解消されるのはもちろん、
暮らしへの楽しみもプラスされる工事となったのではないかと思います。

来週にはお引き渡しになるので、
いよいよ新しいお住まいでの暮らしが始まります。
こだわりをいっぱい詰め込んだ新しい住まいでの暮らしを
楽しんでいただけたら、本当にうれしいですね(*^^*)