お店に食事に行ったりすると、
お店の中をついぐるぐる見回してしまいます(^^ゞ
店舗建築は住宅とはまたちょっと違いますが、
でも照明の使い方がとてもうまいですよね。
柔らかな明かりの白熱灯の間接照明は、
とても落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
でも生活するには暗い・・・
もともと日本人は欧米人に比べて暗いのが苦手です。
以前ヨーロッパのホテルに泊まったとき、
小さな窓に白熱灯しかなく、なんとなく落ち着かなかった記憶があります。
色素の薄い、青や茶色の瞳は、あまり強い光を受け付けません。
白人がリゾートでサングラスをしているのも瞳を強い日差しから守るためです。
それと比べて、黒い瞳を持つ日本人は、強い日差しでも耐えられる分、
弱い光だと目に負担がかかってしまうので、十分な明るさが必要になります。
だからかな、日本の住宅には蛍光灯が使われることが多いです。
最近は長持ちするからと、これまで白熱灯だった場所にも、
電球型の蛍光灯を付けるようになってきたから、
もしかしたら家一件全部蛍光灯、ということもあるかもしれませんね(^^ゞ
でも始めに言ったように、淡い電球の明かりは落ち着いた雰囲気を演出するので、
間接照明、演出照明として使うと、グッと雰囲気が良くなるので、
ちょっとは取り入れたいです。
でも小さかろうが照明一個は一個。
あちこちに付けるとそれだけで電気工事代がどんどん増えてしまいます(^_^;)
ここは、というところに上手に取り入れたいですね。
例えば・・・寝室。
寝る前のひと時、少し暗めの明かりの下で過ごすと、
脳がお休みモードに切り替わって、よく眠れるようになるようです。
ベッドの脇の壁などにあるといいですよね。
補助照明にダウンライトをたくさん付けたいという方もいますが、
あれのネックは器具交換がしにくいということ。
最近は長持ちするLEDのものもありますが、
けっこう電球が切れたらそのままっていうパターンも多いので、
演出のためだけにはちょっともったいない気もします。
私の個人的な感覚では、無理にダウンライトをたくさんつけるよりも、
スタンドタイプを活用するのがお手軽でいいんじゃないでしょうか。
床置きタイプのスタンドは、下からの優しい光で、好きな場所に設置できるし、
いろいろアレンジを楽しめるのでおすすめです。
あらかじめここに置きたい、というのがわかっていたら、
ちゃんと近くにコンセントを配置しておけばコードも邪魔になりません。
普通のメインの照明が一つだけの部屋でも、
スタンドや間接照明を1、2個置くだけでかなり雰囲気が変わりますから、
ぜひお試し下さい♪
※写真:オーデリック実例写真集から
「矢川原かわら版」
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