上棟式準備①

昨日は急に気温が下がりましたね。
珍しく一日、作業場にいたのでちょっと冷えました(~_~;)

普段事務作業の多い私が作業場で何をしていたのかというと、
今月半ばに上棟式を迎えられるお客さまの上棟式の準備です。

一般的に行う略式の上棟式は、監督が準備をするのですが、
今回のお客さまはかなり盛大に行うことになったので、
矢川原の工作班(笑)の私が出動することになりました(*^^)v

 

上棟式では、幣串(へいぐし)と呼ばれる魔よけの飾りを
棟木(むなぎ)の支柱に取り付けるのですが、
今回はこの幣串に加えて、4寸角の柱を3本建てて行います。

それもただの柱ではなく、こんな風に↓
特別な飾り付けをしなければならないんです。

こういうちょっと手の込んだ作業はたいてい私の所に回ってくるんですよね(笑)

…とは言っても、めったにない規模の上棟式なので、
私もこの柱の準備をするのは入社以来3回目。
前回は平成11年だったから、なんと19年ぶりです!!

すっかりやり方を忘れてしまって、
古い資料を引っ張り出しての作業になりました(^-^;
柱飾りの寸法を書いたメモ(上写真)を
ちゃんと残しておいて本当に良かったです(笑)

 

そんな訳で昨日は、大工さんが頭の部分の加工をしてくれた柱に
文字等を書き込む作業をしに作業場へ行ってきました。

まずは下書き。
七五三の線を引き、文字は私の字では申し訳ないので、
パソコンで打ち出した文字を複写していきます(^^ゞ

柱の表には「祝上棟」とお客さまのお名前を。
裏側には、新築工事を見守っていただく神様のお名前を書きます。


手置帆負命(たおきほおいのみこと・工匠(施工者)の守護神)
彦狭知命(ひこさしりのみこと・工匠(施工者)の守護神)
八意思兼命(やごろもおもいかねのみこと・工匠(施工者)の守護神)
屋船久久能知命(やふねくくのちのみこと・家屋の守護神)
屋船豊受姫命(やふねとようけひめのみこと・家屋の守護神) 
 
そして、誉田別命(ほんだわけのみこと)

今回のお施主様は山田のご出身なので、
地域の産土神(うぶすながみ)として、
山田八幡神社の御祭神のお名前です。

 

神様のお名前を書くというのはやっぱり緊張しますよね(^-^;
間違えたら大変だし。
※ちなみにお名前の文字は、山田八幡神社の神主さんに
 確認していただきました。

 

3本の柱全てに下書きを終えるといよいよ筆入れ作業ですが、
さすがに一日で終わる作業ではないので、
昨日は途中で切り上げて、続きはまた後日ということにしました。

正直、中腰作業で首や腰が限界でしたしね(;^ω^)

続きは来週かな。
完成したらまたアップしますね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA