地震に備える~家具偏

今日は午前中からお客様のお宅へご訪問。 階段手摺付けのご依頼でしたが、 そのついでにタンスの耐震補強のお話になりました。 1階で休んでいるお母様のお部屋に大きなタンスが2竿あり、 それが地震で倒れたら・・・と心配されていらしたんです。 そこで家具を倒れないように補強する対策をすることになりました。 実際、明け方に地震が発生した阪神大震災のときは、 家具の転倒による被害がとても大きかったと記憶しています。 そういった被害の予防に効果的なのが、「家具転倒防止器具」です。 チェーン式やベルト式、突っ張り棒タイプなど 用途に合わせて様々な種類の器具が ホームセンターなどで販売されています。 取付けの際気をつけなければならないのは、 天井・壁付けどちらのタイプにしても、柱や梁、野縁など、 下地の入っている部分にしっかりと固定することです。 下地がないと、大きな揺れでは簡単にビスが抜けたり、 突っ張り棒が外れたりして家具は支えを失います。 壁に針を刺して下地が入っているかどうかを調べる 「下地探し」という道具もありますので、 ご一緒に購入されると便利でしょう。 もし下地が見つからない場合には突っ張り棒を使い、 天井面などに厚みのあるベニヤなどをしっかりと挟んでください。 面に荷重がかかるため、堅固に固定することが出来るのでとっても有効です。 家具転倒予防
※突っ張り棒は家具の奥、壁際に固定してください。 前方ではきちんと機能しません。 また、タンスと天井の間に固めの空き箱などを詰めておくと倒れにくくなることも。 (中身が入っていて落ちてきたら大変です。落ちても問題ないものを) また家具の下に挟み込むシート(ジェル)タイプのものを 併用されるのもおすすめです。 備えあれば憂いなし。 しっかりと対策をしておきましょう! 「転倒防止器具の取り付け方法や安全な家具の置き方に関する指導指針」 (東京消防庁) 「防災用品チェックリスト」 (矢川原かわら版) 「矢川原かわら版」 ****** 励みになりますので、 ブログランキング クリックお願いします! にほんブログ村 住まいブログへ ありがとうございましたm(__)m

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