雛人形の定位置は?

もうすぐ2月も終わり。
そろそろ春かな~と思っていたら、今日は雪。
またしばらく冬に逆戻りのようです。

それでも暦の上ではそろそろ桃の節句。
先日我が家でも母が雛人形を引っ張り出し、
リビングに飾り付けました。

今までは仏間になっている和室に置いていたのですが、
普段いる部屋ではないので、あまりじっくり眺めることもありませんでした。

リビングにあると自然と目に入っていいですね(*^。^*)
今年は先日生まれた姪っ子の初節句。
ちょっと気合が入っているようです(^^ゞ

家を新築するときに意外と忘れがちなのがこれらの季節物の収納場所です。

雛人形や五月人形のガラスケースはかなり場所を取りますし、
保存にも気を使います。

最近は邪魔になるから、と買うのを控えられている方も多いようですが、
おじいちゃんおばあちゃんにしてみればやっぱりかわいい孫のために
節句人形を贈りたいと思っている方も多い様子(^^ゞ

アパートでは難しいかもしれませんが、
家を建てるときには収納場所をちゃんと確保してあげたいところです。

人形類はかさばりますが重さはそれほどでもないことが多いので、
押入の天棚などにサイズを合わせてスペースを確保しておくのもおすすめです。
下段に入れると湿気で痛むこともありますのでなるべく中段以上がいいですね。

子供のころ、お内裏様とお雛様、さらに五人囃子が並んだ姉の雛人形に対して、
立ち雛一対のみの自分の雛人形がとても寂しく思えて
「なんで私の雛人形は座ってないの!?」
と親に文句を言った記憶があります(^^ゞ
友達の家の七段飾りがとてもうらやましかったり。
今にして思えば出し入れ簡単で場所も取らなくていいんじゃない?と思いますが、
子供ってそんなものなんですよね。

一年にたった半月程度しか出さないもの。
普段は場所を取って邪魔だなと思うものかもしれませんが、
日本の伝統や風習としてだけじゃなく、
人形を並べるときのワクワク感に目を輝かせる子供の姿は、
ちゃんと伝えていきたいなと思いました。

今の子供たちはどんな気持ちで自分の雛人形を見ているのかな・・・?(^^)

「矢川原かわら版」
(株)矢川原(やがはら)
住所:埼玉県川越市山田763-1 電話:049-222-2839(代) メール:wood@yagahara.co.jp

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