南イタリア旅行記~マテーラ編~

皆様こんばんは。
今日は、久々の南イタリア旅行記~マテーラ編~
となっております。
この日は、ナポリを後にして、洞窟住居で有名なマテーラに
向かう予定となっています。
この移動の計画は、本当に大変でした。
当初の予定では、ナポリから電車でバーリと言う都市に向かい、
そこで、マテーラ行きの電車に乗り換える考えでいたのですが、
この日は、日曜日ということで、電車がない!
本来なら1時間に1本ある電車が、
日曜日には、バスに振り返られる形になるとはいえ、
それは、数時間に1本となってしまうと言うのです!
まあ、何とか乗り換えは可能かと思っていたら、
なんと年末の時刻表改定により、
乗換えが不可能となってしまったのです!
日本にいる時に、色々と調べていたら、
何とかナポリからマテーラまで、高速バスが出ていることが分かり、
そのバスで、マテーラまで向かうことと致しました。
バスの出発は、お昼過ぎ、マテーラへの到着は、夜6時ぐらいとの事です。
お昼までは、ナポリにいることになりますので、
午前中は、やっと快晴に恵まれたこともあり、
出来れば、カプリ島の「青の洞窟」見学に行きたかったのですが、
バスのチケットの購入に手間取ることも十分に予想され、
おとなしく、ナポリ市内をブラブラ歩くことにしました(笑)
この日は、1/3で日曜日と言うこともあり、
ナポリでは、道端に様々な露天商が出ていて、面白かったですよ!
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快晴だったこともあり、洗濯物がはためくナポリらしい景色を見ることも出来ました。
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そして、一昨日は、お休みと言うことで入ることが出来なかった
卵城を見学して、お昼には、ナポリ名物、ピッツァ マルゲリータを食べました!
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直径で30センチくらいありますかね~。
でかいです!食べるのが本当に大変でした(汗)
こちらは、焼いている様子です。
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老舗で結構有名らしく、かなりの賑わいでしたので、
ひたすら焼いてましたね!
ピッツァを堪能した後、いよいよバスの移動です。
朝、チケットを購入した時に、乗り場も調べておいたので、
安心してバスに乗ることができます。
やはり下調べは、重要ですね(笑)
高速バスは、様々な都市で人を降ろしながら、
順調に進んでいきます。
今回の移動では、マテーラが最後の都市になるらしく、
私が降りる時には、4人しかいませんでしたよ。
ただ、ここからが大変でした!


バスを降りる場所は、マテーラ駅前と思い込んでいたのですが、
通りの名前を見てみても、地図上のどこにもありません!
マジ焦りました!
バスは既に、我々を降ろして、立ち去ってしまっています(汗)
宿の案内図にも、ガイドブックを見ても
マテーラ駅周辺からしか載っていないのです!
しかし、いつもまでも途方にくれている訳にはいきません!
歩いている人に、地図を指差して
「where is hire ?」と聞いてみます。
困った顔をして、指差したのは、ガイドブックを大きく外れた空間でした!
そして、通りの向こうを指差しています(汗)
お礼を言って、そちらに向かって歩くしかありません。
周りは、もう真っ暗です。
しかし、行く先々で困っていると助けてくれる人がいるのが嬉しいですね!
歩いては立ち止まって、地図を見ている自分に
自分から声を掛けてくれる人が何人もいるのです。
内容は分からないものが多いのですが、本当に嬉しく思います。
そして、やっと地図上に載っている場所にたどり着いた時は、ホッとしました。
ただ、新市街の大通りは地図で分かるのですが、
旧市街の路地のような道は、地図が大雑把過ぎてまったく分からないのです(泣)
人に聞きながら、やっと宿にたどり着いた時には、
バスを降りてから1時間半が経過しておりました(汗)
バスを降りた時点で、運転手に現在地を確認しなかったことを
激しく後悔したことは言うまでもありませんね。
それでも、宿泊した宿は素晴らしかったですよ!
一般的なホテルではなく、ぜひ洞窟住居に泊まりたいと
奮発した甲斐はあったと思います。
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白い石造りの壁に、センス良い調度品が並んだ落ち着いた空間となっています。
木造も良いですが、石造りも雰囲気があって良い物ですね!
部屋の扉を開けると、マテーラの旧市街が一望できます。
散々歩いて、とても疲れていたのですが、夢中でシャッターを切ってしまいました!
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街の明かりが本当に美しく煌いています。
こちらの宿は、「ロガンダ・ディ・サンマルティーノ」といいます。
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お勧めです!
この後、やっと食事を取ることが出来ました。
時間は9時過ぎでしたね。
一杯飲んだらあっという間に寝てしまいました(笑)
翌朝、早く目が覚めたので、部屋を出てみると
夜明け前の町並みが見ることが出来ました。
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薄曇りながら、中々雰囲気がありますね!
雨が降らないことを祈ります。
朝食の時に、同じ宿に宿泊していた日本の方と会うことが出来、
昼食をご一緒する約束をしてから、市内観光を出かけました。
マテーラ旧市街は、小さな路地がたくさんあって
歩いていてとても楽しい街です。
適当に歩くと、迷ってしまうのですが、
それがまた楽しい!
丘の上に町で最も歴史ある教会が見えます。
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街並みが本当に美しく見えます。
マターラ 昼間
既に使用されていない初期の頃の洞窟住居がこちらです。
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内部には、調理場であっただろう場所に
カマド用の換気が作られていたり、水場もあります。
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よく出来ているものです。
同じ洞窟住居でも、やはり間取りや造りが違うのです。
よく見ていると面白いものです。
ちょっと立ち寄ったお土産屋さんでは、
素敵なライトがたくさんありました!
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小さいものを一つ、自分用に購入しましたよ!
お昼に朝に会った方達と合流して、
昼食を取りながら、お互いの旅の意見交換を行いました。
彼らは、私がこれから向かうアルベロベッロから来たらしく
その意見を、とても楽しみにしてました。
しかし、結果は、アルベロベッロよりマテーラの方が楽しいよ!
と言ったちょっと聞きたくないようなものがあったりしましたね(汗)
この後、一緒に市内観光をして、
もう一泊マテーラに滞在する彼らと別れて、
アルベロベッロに向かいます。
そして、この移動でも大苦戦することになります(泣)
それはまた、後日の話・・・。
随分と長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
矢川原かわら版

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