縦と横の広がりをつくる

こんばんは。
田中です。

川越市石原町で新築中のS様邸
「4匹の猫とたくさんの本に囲まれて暮らす家」

外壁の構造用面材が貼られ、サッシが付いたことで
だいぶ空間イメージが出来るようになってきました。

外部はこんな感じです。
今はもう少し進んでいますよ。

内部では断熱材を施工する前に屋根の通気層を確保するための
シートが施工されています。

外部は構造用面材にも気密テープを施工します。

少しでも気密性能が確保しやすくなるように、
出来ることは地道にやっていきます。

内部から見ると、こんな感じです。

コーナーに窓が配置されているところは、
リビングのソファが置かれる場所で、
奥の小窓の前にダイニングテーブルが設置されます。

ダイニングテーブル側から見るとこんな感じです。
左側の窓のところにテーブルが置かれます。

ご提案した際の手描きパースはこんな感じ
リビングパース

この住まいは、敷地30坪に延床面積28坪となっていて、
北西の2面道路で、東と南には隣家が迫っています。

年齢から最終的には平屋生活も視野にある中で、
いかに採光・通風を確保するかが大事なポイントでした。

そして、4匹の猫が脱走しない様に
掃き出し窓は使わないというのもポイントの一つですね。

計画としては、視線の抜けがある南西の角に小さな庭を作り、
そこをL型に囲むように住まいを配置。

リビングスペースは、庭に面して大きな窓を付けることで、
横方向の視線の広がりを意識しています。

そして、ダイニングの手前に3畳分の吹抜を確保することで、
縦方向の視線の広がりを確保し、そこから光を取り込む計画としています。

住宅密集地では、どこから光を取り込むかや
視線の抜けがどこにあるかが重要で、吹抜は効果的な方法なのですが、
人の目線は、上にばかり伸びると幅が狭く感じることがあるので、
この住まいでは横方向の広がりも意識してあります。

窓の先に作る「小さな庭」が窓辺に潤いを与えてくれるはずです。

完成はまだまだ先ですが、完成が楽しみですね~(#^.^#)
経過は、少しずつ紹介していきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

娘の入学式

こんばんは。
田中です。

4月8日に長女の小学校の入学式に行ってきました。

桜は満開。気温も高く、最高の天気に恵まれました(#^.^#)

娘の通う学校は、私が通った母校であるので、
校舎には当時の面影が残る場所も多くあり、とても懐かしく、
そこに自分の娘が通うことに、なんとも感慨深いものがありました。

矢川原の事務所は、学校の目の前にあるので、
何かの際には私が対応することもできるので、安心感もあります。

実は、2階からウチの事務所がよく見えるんですよね!

甥っ子もこの学校に通っていたので、
事務所から出てきた私に
校舎の窓から大きな声で、「おじちゃ~ん!」と呼ばれたことを
なんとなく思い出しました(笑)

これから始まる娘の6年間の小学校生活。
楽しく、実りある日々となることを祈るばかりです。

父ちゃんも頑張るから、一緒に頑張ろうな!

「お前もここで遊ぶんだろうな~」

こんばんは。
田中です。

所沢市のS様邸。
大工工事は順調に進み、内部のボードが貼り始められています。

一気に家っぽくなってきますね(#^.^#)

そしてロフトへの階段がついたことで、
S様にも打合せの時にロフトに上がってもらいました。

顔出しはちょっと・・・ということなので(笑)
ぼかし&後ろ姿でご登場してもらいます(^_^)

ロフトに上がり、胸に抱いたわが子に向けて、
「お前もここで遊ぶんだろうな~」と語りかけているシーンを見ていて、
胸がジーンとしてきます。

矢川原が掲げる住まいづくりのコンセプト
それは、作りたいものは家ではなく、「あなたの暮らし」というものです。

それぞれの住まいにそれぞれの家族の暮らしがあって、
S様がそこに想いを馳せてくれていることがめちゃくちゃ嬉しかった!

お引渡し後に遊びに行くのが今から楽しみです!

設計段階で、ご提案した時の手描きパースがこちら
だいぶ近づいてきたでしょ!

板の方向は、より遠くに視線が伸びるように変更したので、
パースとは変わります。

パース右側の絵の実際の様子がこちらです。

階段を上がって、すぐ目の前に広がる景色がこちらで、
2階リビングならでは解放感ですね。

屋根の形がそのまま空間として活用されるので、
2階の床に穴をあけて吹抜とするより、効率的と言えるかもしれません。

とはいえ、2階リビングなどの提案は
敷地を読み解く際に、様々な状況を鑑みてご提案いたします。

実際、現在川越市で建築中のもう一人のS様邸は、
1階リビングとし、3畳ほどの吹抜を設けて、
採光や通風、暖気・冷気の流れを考えて設計しています。

そちらについては、また改めてご報告できればと思います。

こちらの現場も内覧会を予定していますので、
興味を持っていただけましたら、ぜひご連絡くださいね。

 

小さな庭をつくる

こんばんは。
田中です。

今日は寒い日でしたね~。
家に帰ったら久しぶりに薪ストーブに火を入れたいと考えています(笑)

さて、本日雨の降る中ですが、
深谷市にある花園植木センターに行ってきました。

もうじき完成となる松江町のY様邸は、
貸駐車場の一角に建物を建てていることあり、
駐車場利用者の視線を気にせずに暮らすことが出来るようにするのが、
とても重要になってきます。

今はこんな感じです。丸見えですね(;^_^A

そこで、ウッドフェンスで視線を遮りつつ、
その内側に自分たちはが楽しむことのできる
小さな庭を作ることになっています。

本日は、そこで使う樹木の選定に行ってきました。

ここは大きな敷地にたくさんの木が植わっていて、
自分で大きさや樹形、そして値段も見ながら選ぶことが出来るのです。

あいにくの雨ですが、
木を見ているのはとっても楽しい!

あれもこれもと目移りしてしまいますね(笑)

常緑樹は、目隠しとして通年で機能してくれるし、緑をずっと楽しむことが出来る
落葉樹は、新緑や紅葉を楽しむことが出来て種類がとっても豊富。
冬には目隠し効果は少し落ちますが、樹形を楽しむことが出来ますよ。

私はやっぱり季節を感じることのできる落葉樹が好きですね~(#^.^#)

候補になったのは、ソヨゴ、イロハモミジ、下草として雪ヤナギ。
他にもナンテンやゲンカイツツジなどを選んできました。

木を植えるスペースはおよそ2畳くらい
決して広いというわけではありませんが、
リビングから楽しむにはちょうど良いサイズですね!

庭木を植えるというとどうしても手入れを考えてしまい、
二の足を踏む方が多いです。

でも、庭木があるとその空間の質が数段上がりますよ(*^^)v

2つを見比べると、全く違うと思いませんか?
これだって、わずか数本の樹木や石、下草だけでなんですよ!

庭や木は、広いとか大きいのが良いというよりは、
適正なサイズの木をなるべく家の近くに植えてあげるのが良いです。

木々をより身近に感じることができますし、
離れて見たときに、木と家がお互いに調和してくれます。

造園家荻野寿也氏は、その著書の中で、
「元々そこに木があって、それを避けて家を建てたように木を植える」
というようなことを書いておられました。

1本の木があることで、季節を感じることが出来、
今の季節は、新芽が少しずつ開いてくることを楽しむことが出来ます。

春には新緑や花を楽しむ
夏には木陰が入り、そこに吹くそよ風に身をゆだねる
秋には紅葉を楽しむ
冬にはその樹形を楽しむ
雪が降ると、そこには雪の花が咲いてくれます

小さな庭があなたに与えてくれるものは、たくさんあります。

ぜひ、1本でも良いので木を植えてみてください。

家が好きなあなたなら、きっと庭木も好きになるはずです。
そして、木々があることで、家のことをもっともっと好きになれるはずです。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

こちらの建物は、4月19日~27日までの9日間。
完全予約制となりますが、内覧会を行います。

興味のある方はぜひお声かけください。

妻からの一言

こんばんは。
田中です。

自宅兼モデルに引越しをしてから
およそ2週間が経過しました。

ようやく生活に落ち着きが出てきたように思います。
そんな中、妻からこんな一言をもらうことが出来ました。

「2階リビングっていいね!」

2階ならでは解放感や道路からの目線を気にする必要が
ないことが理由だそうですが、
設計段階では、私の説明に納得はしていたものの、
やはり抵抗があったそうです。

でも実際に生活が始まってみて、
デメリットを上回るメリットを感じてくれたそうです。

やっぱり身近な人からの一言って嬉しいものですね(#^.^#)

こちらは階段を上がってすぐに見える隣の実家の借景

敷地西側には遠くに山並みを望むことが出来、
多少建物に隠れてしまいますが、富士山も見ることが出来ます(*^^)v

室内は屋根勾配を利用し、
ロフトへとつながる開放感あふれる吹抜け空間となっています。

2階リビングは、建物形状や視線の抜けを意識して作ることで
実際の広さ以上に広く感じる空間がつくりやすいのが特徴ですね。

ただ、妻からはお褒めの言葉と一緒にこんな一言がありました。

「ウチの子供が今は6歳、4歳となり、
 自分で階段を上がってくれているのが、大きいかもしれない・・・」

たしかに子供を必ず抱っこしなければいけない状況では、
大変さは全く異なりますよね。

それらを考慮し、1階リビングを選択をするのももちろんありですし、
「子育て期間は数年のこと!」と割り切って景色の良い2階に行くのも
ご自身の選択だと思います。

私にできることは、
それぞれのメリット・デメリットをキチンとお伝えして、
プランを作ることだけです。

でも、妻のおかげで、
子育て中のお客様に対して、大切な判断材料を一つもらうことが出来ました。

分かっているようで、認識の甘さがあったように思います。
本当にありがたかったです。

住まいづくりをお考えの方で、
実際にこの空間を体感してみたいという方には、
予約制となりますが、随時ご案内していますので、
ぜひお声かけください。

普段は子供のおもちゃが散乱しているので、
一生懸命に掃除をしてお出迎えします(笑)

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

完成までもう少し!

こんばんは。
田中です。

川越市松江町で新築工事中のY様邸
大工工事が終了し、現在内装工事が進行中です。

クロス工事のためのパテ処理が行われています。

仕上げは、矢川原の標準になりつつあるオガファーザー仕上げ

ドイツ製の自然塗料を塗って仕上げるための下張りなのですが、
この紙の質感がとても良く、無塗装のままお引き渡しすることもしばしば

もともと、環境先進国のドイツではビニールクロスのように
張替えなどでゴミが出てしまう商材を使うことはなく、
この商品も10回.20回と塗り重ねてリフォームをしていくことが出来るもので、
その塗料もまた、子供が舐めてしまっても大丈夫な素材で作られているのです。

住まいを長く活用するうえで、ゴミが出ないって大切なことだと思いませんか?

そして、外部では玄関ポーチの階段や濡れ縁、
ウッドフェンスの準備が進んでいます。

貸駐車場の一角に建てているこちらの住まい
やはり目線は気になるので、この後、ウッドフェンスを作ることで、
駐車場利用者の目線を気にしないで生活できるようにしていきます。

屋根には太陽光パネルを搭載し、
断熱等級6、耐震等級3を確保し、ZEH住宅認定を取得

エコキュートには、太陽光による発電中にお湯を沸かせる
おひさまエコキュートを選択しています。

内部には床下エアコンを設置し、
1台のエアコンで家中を温かく快適な空間にしてくれます。

お客様のご厚意により、来月後半に
完全予約制となりますが、完成見学会を予定しています。

興味のある方はぜひ見に来てください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

上棟おめでとうございます。

こんばんは。
田中です。

昨日は、地元川越市にて上棟でした。

作業開始前に現場に行くと、すでに職人たちは待機中。
皆さん朝早いですね。

S様。上棟おめでとうございます(^_^)

天気は最高の上棟日和

お施主様であるS 様の日ごろの行いが良いからですね!

そして今回は、電線が近くに迫っていたので、
レッカー無しの人力での建て方です。

建て方専門の方がめちゃくちゃパワフルな方で助かった~(笑)

10時過ぎには2階の床梁が組み終わり、下地ベニヤを貼り終えました。

私は一度、現場を離れて午後から再度戻ったのですが、
午後のスタート時点には、すでに構造材はほとんど組むことが出来ていたので、
私は現場を片付けながら、屋根下地の準備のお手伝い。

夕方には、無事垂木も並べ終わり、
建物の雰囲気を確認することが出来ましたよ

いい感じの佇まいになっているかと思います。

屋根垂木が並んでいる姿を見るのが好きです。
これが見えるのは上棟の時だけですね。

今日の時点で屋根は形になったので、もう見えなくなってしまいました。

矢川原では、地元の木材で家づくりを行うべく、
構造材には全て「埼玉県産材」を使用しています。

そして、産地だけでなく、
時間をかけて低温乾燥という処理を施した材料を選択しています。

これは、一般的な高温乾燥材に比べると、
香りも高く、防虫効果が高くなる効果があります。

土台・柱・間柱・筋交い・垂木のすべてに檜を使用している現場は、
檜のとても良い香りが辺り一帯に広がっています。

S様も土台敷きの時からこの木の香りを喜んでくれていました(#^.^#)

住んでからも家の中では檜や杉の良い香りがしていて、
訪れた方がいつも「いい香りがするな~」と言って入ってくれます。

この香りは、「樹楽の家」の名前の由来の一つでもありますね。

家に帰ると、いつもこの香りがあなたに「おかえりなさい」と言ってくれます。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

私はというと、慣れない現場作業に今日は体中が痛い(;^_^A
でも現場仕事って好きなんですよね~

また、経過はご紹介したいと思いますので、
引き続きよろしくお願いいたします。

住んで感じた生活の「気づき」その①

こんばんは。
田中です。

自宅兼展示場に引越しして、
1週間が経過しました。

住んで感じた生活の「気づき」その①は、
キッチンの回遊動線はやっぱり便利だ!・・・ということ。

我が家のキッチンは、
私自身、料理こそほとんど作りませんが、準備や片付でキッチンに立つことが多く、
かなり広めに設計しています。

IHヒーター側のカウンターとシンク側のカウンターの間は、
およそ1100㎜取ってあります。

一般的な対面キッチンですと、
後ろのカウンターとの距離は、800~900㎜くらいが多いので、
かなり広くしているのがわかるかと思います。

それぞれが背中合わせで作業してもぶつからないし、
作業中に後ろを通り抜けるにも十分な寸法だと思います。

でも、これが食洗機の扉を開けていると、
人がそばにいることもあり、ほぼ通ることが出来なくなってしまうのです!

我が家の食洗機は、妻の要望もあり大容量で評判の「ミーレ製」

1日の食器をすべて入れて、夜だけ一度回せば良いといわれるもので、
「生活が変わる!」とまで言われている食洗機です!

ただ、朝にはこの中の食器や鍋、カトラリー類を
食器棚にしまう作業が当然発生するわけで、
多い分、これが地味に時間がかかる(;^_^A

朝食の準備を妻と二人でする際に、この片づけを平行して行うわけですが、
結構な時間扉が開いているので、かなり邪魔。
ここで、回遊動線を確保したことが生きてくるのです!
別ルートから出入りできることが本当にありがたい

ちなみにキッチン作業はほぼ一人で行うという方は、
通路の分、収納を増やした方が便利だと思います。

その辺は、住まう人の暮らし方次第ですね。

しいて言えば、
対面キッチンタイプで一人で作業する方の場合には、
回遊動線はいらないと思いますが、
冷蔵庫はキッチン出口寄りに配置した方が良いです。

冷蔵庫は他の家族が飲み物を取りに来ることも多いので、
奥に設置すると、いちいち作業している人の後ろを抜けることに
なるので、大変ですよ(*^^)v

最後にもう一点。
食洗機ってすごいですね!

皿やコップがめちゃくちゃキレイ!
私が洗うよりずっと・・・(;^_^A

私は皿洗いを担当していたのですが、
そこにストレスはなく、いらないという判断でした。

妻の要望で設置した食洗機。
一番恩恵にあずかっているのは、私のような気がします・・・(笑)

星野リゾートの教科書

こんばんは。
田中です。

今日は読書内容のアウトプットの日
すいませんが少しお付き合いください。

今回、読んだ本はこれ

「星野リゾートの教科書」
サービスと利益 料率の法則

軽井沢の老舗温泉旅館から
世界でリゾートを運営する企業へと成長した星野リゾート

その代表である星野佳路氏の著書です。

様々な経営戦略で業績を向上させている星野氏が
伝えたいものは何か?
それが書かれています。

まず「ビフォー」として、
この本を読む前の自分は、本を読むということの大切は
多少理解しているつもりだったが、
自分に合うところだけ実践していけばよいという考えでした。

それがこの本を読んだ上での「気づき」として、
自分に合っていると感じた本の内容ならば、
理論のつまみ食いはせずに100%教科書通りやってみることの
大切さを知ることが出来ました。

TTPという言葉があります。
これは、「徹底的にパクる」の略語です。

パクるという表現は、余りいい言葉として使われていませんが、
相手を尊重し、真似をする時にはとことん真似る!

住宅デザイン学校で学んだ建築家「伊礼智」氏にも
このことを言われました。

良いと思う建物を見て、その佇まいの寸法の計って、
図面に描いて、実際に作ってみる

「目で見て、手を練り、即実践!」

建築では素直にやっているのに、
経営本については、つまみ食いばかりであることを
再認識させられましたね(;^_^A

そして、「TO DO」
この本の中では、星野氏が参考にしてきた多くの本が紹介されているので、
その中で、紹介されている本を早速購入

それらを読んでみて、まずは100%行動に移してみようと思います。
自分の性格上、結構難しいのですが(;^_^A

でも、グダグダいうよりまずは実践!

一つ一つ行動にしていきます。

どんな行動をとるかは、これから出会う本にもよりますが、
その辺もブログなどでご紹介しつつ、
お会いした際に、お話しできると良いですね。

これは、最初にご紹介した「アウトプット大全」にもある
最高のアウトプットですから!

ちょっとだけ、頑張ってるアピール(笑)

引き続き、皆様のお役に立てるよう、
日々、精進していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いしますm(__)m

ついにお引越し!

こんばんは。
田中です。

昨日、お休みをいただき、
ついに山田にあるモデルハウスへの引っ越しを行いました!

まあ必要なものだけを持ち込んだ感じで、
まだまだ運び込むものはありそうですが(;^_^A

私の場合は、元の住まいも車で数分の上、
時間的な期限があるわけでもないのでのんびりやれますが、
これを皆さんは1日でやるわけですから、
本当に大変なことだと思います。

自分の家に住んでみるということに対して、
まず最初の気づきが「引越しは超大変だ!」ということでした(;^_^A

そして、ついに叶った私の念願がこのお風呂に家族で入ること!

矢川原の引き渡しの際のアンケートで聞いていることには、
入居したら、真っ先にやりたいことは何ですか?
というのがあり、私の場合はこれでした。

まあ他にもいっぱいあったのですが、
モデルとして使用してきた3年の間に何度か泊まっていたので、
他のやりたいことは、ほぼやってしまっていました(;^_^A

ただ、ガス開栓はあまりに勿体ないので、
お風呂にだけはずっと入ることが出来なかったのです。

その想いは、娘たちも同様だったらしく、
「やっとお風呂に入れる~」とテンションMAX

お湯を入れ始めたら、服を脱ぎ始めてしまい、
裸で家中ウロウロしてました。

その写真は公開できませんが、家族だけのお宝写真です(笑)

そして、お風呂を出た次女は、収納に潜り込んで遊んでました

翌朝は6時に起きてしまった娘とリビングのソファでオセロで勝負。

四隅を与えてスタートしたら、ガチで負けてしまいました(;^_^A
明日以降は与える角は3つまでにしようと思います(笑)

私にとって、自分で設計した住まいに住むのは初めて経験です。
住み始めることで、見えてくる「気づき」もたくさんあると思います。

それらは、今後のお客様への住まいに対しての財産になるし、
こういった場で発信することで、
弊社以外で建物を建てる方にとっても役立つかと思います。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

こちらのブログやインスタグラム等で、
そんな私たち家族の暮らしを少しずつお伝えしていきたいと思います。

よろしければ、フォローしていただき、
コメントなどを頂戴できれば、励みになります。

今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

断熱材の施工が完了!

こんばんは。
田中です。

所沢市のS様邸では、吹き付け断熱をご選択いただいていますが、
その施工が先日終了しました。

筋交いの裏側までしっかりと断熱材が施工されています。
この辺の気密施工の安定感が吹付断熱の嬉しいところですね。

屋根には厚さ200㎜
壁には厚さ95㎜で吹き付け施工を依頼しています。

4寸柱(120㎜)の柱になぜ95㎜厚さかというと、
120㎜で依頼すると、単純に厚みが増す分の単価アップがあるうえ、
柱からはみ出した分のカット料金がプラスされてしまうから。

カット代が取られない最大寸法は?
と業者と交渉した結果が95㎜でした

そんな壁厚95㎜の施工として断熱計算をしてます
UA値は0.45となっていて、断熱等級6 となっています。

でも、実際はどうかというと、そんな均一に施工できるものではなく、
ほとんどが柱いっぱいまで施工されていて、はみ出した部分をカットしている状態
ちょっと得した気分になれますし、
余分に施工された分を加味すると、もうちょっと良い数値かもしれませんね(笑)

そして、細かい話ですが、
ウレタンの吹き付け断熱材は、断熱材の透湿抵抗が低めなので、
外部の構造用面材には透湿抵抗の小さい素材を選択しています。

ちょっと難しい話になりますが、
外壁内に入った湿気が、透湿抵抗の高い構造用合板などを使用すると、
そこに結露の発生が懸念されるので、注意が必要となるのです。

そして、更に細かなところですが、
構造用金物にもきちんと吹き付け施工することが重要です。

金物は金属なので熱を通しやすい。
ここが熱橋(熱を通してしまう場所)になってしまうのです。

構造用面材を施工する前には、
外側からもスプレーで断熱をしておきます。

地味ですが、大事なところですね(*^^)v

断熱材が施工され、内部では床張りが始まりました。

今回はナラの節無しタイプを選択しています。
やはり上品な仕上がりになりますね。

床養生をしてしまうと、クリーニング前まで隠れてしまうので、
この時しか見えません。

良いタイミングで現場に行くことが出来ました。

木工事も順調に進んでいて、
もうじき、外部の塗り壁の施工に入っていきます。

どんどん姿を変える現場を見ているのは楽しいですね。

進行状況は棟梁樋口のブログの方がまめに書いてあるので、
私は一つ一つの部材やその部材を選択している理由、
そして、設計としての視点を交えてながらお伝えしていければと思います。

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

神棚と仏壇について

こんばんは。
田中です。

松江町のY様邸では、
外部の足場が取れて、周辺がだいぶすっきりしました。

石蔵と合わせて、グレー系の落ち着いた色とし、
良い佇まいになったかと思います。

そして、内部の方も大工さんの工事がようやく終わりそうです

今回は、リビングの一角にはこんな造作棚を作ったのでご紹介します。

大きさは平面でいうと1.2m×1.8mくらい

ここにリビング側からは神棚・仏壇置き場その他収納スペース
裏側となるキッチン側からは家電及び食器棚そしてゴミ箱スペースなど
として使うことが出来る収納となっています。

ここに多様な収納スペースを集約しています。

既存の神棚や仏壇を事前に採寸し、ここに納めていきます。
解体前に大工に取り外しておいてもらいました

ここで気なる方もいると思いますが、
神棚と仏壇が上下に来てしまってよいのか?
という点です。

昨今、住宅価格の高騰もあって、家を可能な範囲で小さく作ることが多くなり、
昔当たり前のようにあった客間がなくなり、
神棚や仏壇のスペースにも配慮が必要になってきています。

そんな中、省スペースを計り、この二つの上下配置を考えています
結論としては、好ましいとは言えませんが、問題ないそうです。

ただし、気を付ける点がいくつかあります。

一つ目は、神棚が上に来ること
これについては、自然とそうなると思うので、あまり気にしなくて良いと思います

二つ目が、大事だと感じています。
それは、それぞれの中心を合わせないこと。
理由としては、お参りの際に手を合わせますが、
どちらに対して手を合わせているのかはっきりしなくなってしまうからだそうです

左右としては、一般的には神棚が左手、仏壇が右手とのことですが、
これについては、それほど気にしなくてよいとありました。

*「お仏壇のはせがわ様」ホームページより引用

今回の場合は、
上部全体の右側を神棚とし、
左側中段が仏壇を設置する場所になっています

仏壇下部には仏具等を入れる収納スペースがあり、
右側中段は電話台とし、その下も収納スペースとしてあります

ちなみにお参りの順番は、神棚、仏壇の順番が良いそうです。

立位にて神棚に手を合わせ、
仏壇より下から手を合わせることが出来るように
座ってから仏壇にという流れが良いとのこと

この他にも、
一般的に言われるのが向きで、
南向きか東向きに設置すること

そして、
神棚や仏壇の上に部屋や廊下を作ることを避けるというのがありますね

ただ、向きはともかく総2階の住まいで上下の配慮は困難なので、
もし、そうなった場合は、「雲」「空」「天」と書いた紙を
天井に貼るのが良いそうです。

住まいづくりを考えている皆様のご参考になれば、幸いです。

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本

こんばんは。
田中です。

読書習慣をつけるという宣言をしてから約1か月半が経過しました

2冊目に取り組んだ本がこちら
「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本」

言葉として知っていても、いまいち理解していないマーケティング。
私が読むにふさわしい「いちばんやさしい」とタイトルです(笑)

でも、あまりのカタカタ文字の多さに読むのに苦戦しました(;^_^A
そして、同時に読んでいる内容を矢川原の場合はどうなのか?
と考えながら読む必要もあり、随分と時間が掛かってしまいましたね。

まず、先日紹介した「アウトプット大全」にもあったアウトプット方法
「ビフォー」と「気づき」と「TO DO」はというと、

「ビフォー」
ブログであれ、インスタであれ、自分のしていたことは、
闇雲に自分の伝えたいことを発信していただけだったということ

「気づき」
一つ一つの発信は、常にお客様目線が一番大切であること。
そして、段階的に関係を深めていくことの大切さ
更に継続的にお客様との接点を維持していくことの大切さ

これらが本を読んでの気づきとなった

「TO DO」
自分の行っているブログやインスタにおいて、
お客様がどんなことを知りたいのか、常に考えてながら発信していくこと!
これがまず第一にやるべきことである。

他にもたくさんがありましたが、
私は、まず最初がこれだと感じています。

では、このブログでお客様が知りたいことは何か?

と考えてみると、正直私のアウトプットに
お付き合いさせているだけになってしまいますが、
強いてあげるとするならば、私という人間が
どんなことを考えているのかを伝えることになるかと思います。

私は、建築に限らず全ての仕事において、
常に勉強が必要であると考えています。

時代と共に変わる流行や判断基準、
どんな分野でも法改正によって、仕事のやり方そのものが変わることもあります。

それらに常にアンテナを張って、人よりちょっとでも早く取り組むこと
そのためには勉強しかない!というのが私の見解です。

これまでも建築分野での勉強は、多少なりとも行ってきましたが、
それ以外は、ほとんどスルー(;^_^A

そこで、これまで触れずにいた
経営やお金、流通、そして今回の本にあるコンテンツマーケティング
などを一から学び始めているところです。

矢川原という会社の代表はこんな奴なんだね。
まあ、それなりに頑張っているみたいだし、
建物も好みに近いから一度話を聞いてみようかな~

そんな風に思っていただければ、幸いです。

 

あなたの「今」と「これから」の暮らしづくり

こんばんは。
田中です。

川越市石原町で基礎工事中のS様邸

先日鉄筋の検査を合格し、
立ち上がりのコンクリートを打設するところまで進んでいます。

昨日は、アンカーボルトやホールダウン金物の
最終チェックに行ってきました。

まじめな職人のおかげで指摘事項は特になし

とはいえ、もし何かあれば翌日打設前に手直ししてもらうことが出来ますが、
ここでチェックしないと、コンクリートを打ってしまってからでは直しようない(;^_^A

2重・3重のチェックは大事ですね。

今後はコンクリート養生に入り、脱枠後に外部の水道配管へと進んでいきます。

天候に恵まれて、現場は順調そのもの。

大雪など天候で苦労している地域も多数ある中で、
関東圏、特に埼玉は恵まれているな~と感じています。

ところで埼玉って、実は日本一「晴天率」が高いそうですが知ってましたか?
なので、太陽光発電も載せるにはとても有効な地域なのです。

とはいえ、その時の予算もあるし、必須項目ではないと私は考えています。

今回のS様邸では、もし将来的に太陽光パネルの設置に対応できるように
載せた状態での構造計算を行い、耐震等級3になるように計算してあります。

「備えあれば憂いなし!」

出来ることは事前に準備しておくことで、
後で心配しないで済みますからね!

将来的な変化を想定しておくことも大事な仕事です。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒に、
「あなたの『今』と『これから』の暮らしづくり」をしてみませんか?

2階LDKの魅力は?

おはようございます。
田中です。

今日は珍しく朝にブログを書いています。
日曜日は現場からの連絡がほとんどないので、
実にマイペースに仕事ができますね(笑)

さて、今日は2階LDKの魅力について書いてみようと思います。

こちらは所沢市のS様邸
敷地30坪に建つ延べ床28.25坪の住まいです。

3方建物に囲まれていて、
南には6m道路と建物間に抜けがあるという敷地

車もあるし、庭も多少取りたいということで、
2階LDKをご提案し、ほぼそのままの形でご契約となりました。

上の写真は階段を上がってすぐに見えてくる景色、
低い天井となっている部分の奥に勾配天井となったLDKが拡がります。

横から見ると、こんな感じでです。

屋根なりの勾配天井がロフトまで広がっていき、
かなり解放感を得ることが出来ます。

そう2階LDKの最大の魅力は、その家の屋根の形を最大限まで活かせる
この開放感にあると考えています(*^^)v

もちろん、他にも道路からの視線が気にならない
遠くまでの景色がよく見えるといったメリットはたくさんあります

でも、それは敷地条件が良ければ、1階でも得ることが出来ます。

でも、2階建ての場合、
よほど1階と2階の大きさに違いのある構成は別として、
2階の床を抜く形で大きな吹抜をつくらない限り、
これほどの開放感を得ることが難しくなっていきます。

ほぼ総2階の構成の建物で、
これだけの解放感が得られるのは、2階LDKならではですね。

1階は寝室や水回りなど、割と小さい部屋が来ることになるので、
耐震性能を確保をしやすいのもメリットとなります。

こちらの住まいは許容応力度計算で耐震等級3を取得していますよ。

そして、屋根裏まで無駄なく活用することで、
法的床面積以上に建物を広く使えていることになります。

こちらはロフトを東西方向それぞれ撮影したもの。

LDKと一体的に活用する場所と壁を作ることで、
少しお籠もり感のある場所を作っています。

壁があると、物置としても活用しやすくなりますよね。

ロフトは暑い!
と思われるかもしれませんが、
屋根に厚さ200㎜の断熱材を入れて、断熱性能を高めているうえ、
ロフトに冷房用のエアコンを設置して、下に冷気を落としていく計画なので、
この家で一番涼しい場所はこのロフトだったりします(*^^)v

子供だけでなく、大人もここでのんびりしたくなると思いませんか?

ちなみに断熱性能は、UA値0.45
断熱等級6の住まいとなっています。

準防火地域ということで、
防火対応のサッシはちょっと断熱性能が落ちてしまうので、
いつもより少し数値が悪くなってしまいました(;^_^A

2階LDKは買い物の袋を持って階段をあがるのが大変なので、
ちょっとな~という意見もあります。

もちろん、その通りの部分もありますが、
今回は階段を踊り場として、周り段をつくらず広々とした設計にすることで、
すこしでも快適に使えるように工夫を凝らしています。

その辺りが許容できると、
土地探しの条件や予算配分が変わってきます。

あなたの住まいづくりにこれまでと違った展望が
見えてくることもあるかもしれませんね。

矢川原では土地探しからのご相談にも乗っているので、
興味のある方はお声かけください。

あなたの住まいづくりのご参考になりましたら幸いです。

お休みの一コマ ~排水ホースの掃除は大事です~

こんばんは。
田中です。

先日、お休みいただいた際、
キッチン排水ホースのお掃除をしました。

このところ、キッチンの排水の流れが悪くなっていたのを感じていた…私。
妻に聞いたところ、トラップの掃除はしてみたが変わらないとのこと。

これはホースだろうな~と考えていて、
天気の良い休みにやろうと思っていたのです。

まずは、シンク下の引出を取り出して排水トラップからL型となった部分ごと
ホースを取り外します。

ちょっと見えにくいですが、油汚れがびっしり詰まっています。
でもここはまだよい方。

実は蛇腹ホースのところにもっとあるのです(;^_^A

水撒きホースを圧力が高くなるようにストレートにして、
塩ビ側から水を流していきます。

流れが悪くなっているので、すぐに上から溢れてきます。

上から水が漏れないように押さえつけながら、水を出し続けること数分。

ボトっと落ちるホースの形をした油汚れの塊
思わずギャ~と叫びそうになりました(;^_^A

あえて小さい写真にしておきます(笑)
まるで〇〇〇みたい!(゚д゚)!

よく見ると、ホースの形状になっていて、
わずかながら穴も空いています。

この隙間を水が流れていたわけだから、そりゃ流れが悪いわけですね。

その後、もう少し洗浄して、軽く水を切ってから再度設置。
この時大事なのは、ちゃんと水が流れるかどうか多めの水を流してみること。

上手く取付ができていなくて、別のところから漏れていましたでは洒落ならないし、
また引出を出したりが面倒です!

まあうまく流れるようになってくれてよかったです。

最近排水の流れが悪いかも・・・と感じている方。
単純にホースに汚れが詰まっているだけかもしれないので、
掃除をしてみてくださいね。

昼食は、お疲れさまでしたということで、
妻と二人で外食にしました。娘二人には内緒です(笑)

行った場所は、「カフェけやき」さん。
230年前の古民家を矢川原で工事をして、カフェに改装しました。
もうオープン10周年を過ぎたので、240年前になるのか(笑)

大迫力のけやきの大黒柱や化粧梁がその長い歴史を感じさせてくれます。
*写真手前の丸太は、梁に割れもあったので、念のために弊社が入れたものです

人気番組「人生の楽園」や映画の撮影でも使われたらしく、
川島町ではとても人気のあるカフェで、
コーヒーはもちろん、料理も美味しいんですよ(*^^)v

寒い時期は薪ストーブも点いていて、雰囲気もたっぷり!

定年後に「好きなコーヒーを出すことのできるカフェをやりたい」
と兄弟二人とその奥様の4人でスタート!

今では息子さん夫婦も一緒にやっているそうで、
とてもアットホームなカフェとなっています。

興味のある方はこちらをご確認ください。
ぜひ行ってみてくださいね!

引き渡しを終えて in 武蔵村山市

こんにちは。
田中です。

今月の1.2日に見学会を行わせていただいた
武蔵村山市のK様邸。

先日、無事お引渡しをすることが出来ました。

お問い合わせいただいたのが3年前。
2年の打合せ期間を経て、昨年2月に解体着工。

ちょうど丸一年をかけてお引渡しとなったことになります。

インスタで弊社を見つけ、お問い合わせいただき、
自宅兼モデルができて間もない頃でしたが、
ご見学いただいたのが最初になります。

建築家伊礼智氏の建物が自分たちの好みの住まいだと感じる中で、
私が住宅デザイン学校で直接伊礼氏から学んでいたことも
大きかったのだと思います。

打合せを続け、半年後くらい経過してから、
初めてプラン提案をさせていただきました。

最終的なプランは、ファーストプレゼンから変更はあったのですが、
弊社と出会う前に打合せをした会社で感じた違和感はなく、
その時点で、弊社と住まいづくりを進めることをほぼ決めてくれたそうです。
*引き渡しインタビュー時のコメントより

その後、訂正したセカンドプレゼンは、
ほぼ、そのまま決定図面となりました。

建物も大きく、造作家具も多いことから工期は長くなりましたが、
とても嬉しかったのはK様が家づくりのインスタを始めてくれたこと!

毎日のように現場に来てくださるK様が
住まいづくりを心から楽しんでくださっている様子が
そのインスタから伝わってきて、
インスタ投稿を誰よりも楽しみにしていたのは自分だという自負があります(笑)

そして、大工を始めとする各職人たちとの交流も
インスタや打合せの時に知ることが出来て、
本当に嬉しかったですね。

引き渡しの際には、感極まった様子で、
涙ぐみながら「矢川原さんに出会えてよかった!」と言っていただけた時は、
私の目頭も熱くなっていたことは言うまでもありません。

1年にわたる長い住まいづくりの中、

こだわりいっぱいのK様は、
外壁、屋根、サッシはもちろん、
照明器具、タイル、洗面ボウル、水栓器具、スイッチプレートなど
細部に渡り、自分たちの好みの物を探すのに、
時に疲れすぎて、モチベーションが下がってしまうこともあったそうです。

その中で、私と打合せをしていると、
「また楽しくなってモチベーションが上がるんです!」
「だから、早く田中さんと打合せがしたいと思ってました」

とまで言っていただくことが出来て、めちゃくちゃ嬉しかったです。

住まいづくりは、お客様の希望を叶えるものであって、
私の理想を叶えるものではありません。

でも、K様と私のやりたかったことは、
かなり近いものが多く、本当に楽しい住まいづくりでした。

住まいづくりにおいて、何が大事だと思うか?
とお客様に問うと、ほぼすべての方から、
「工務店、そしてそこに関わる人との相性」
という答えが返ってきます。

建物のイメージが好きであることは大前提だと思いますが、
そこから先は「人」と「人」があって進むものです。

自分も「人」こそが一番大切に思っているところでもあるので、
K様の住まいづくりの力になることが出来たんだ!と
実感することが出来て、本当に嬉しかった。

「引き渡しを受けて、矢川原ロスになりそう・・・」という奥様。
私もK様ロスになりそうです・・・(;^_^A

最後にK様のお子様のIちゃんからいただいたお手紙を

たなかさん
おうちつくってくれてありがとう

ですって!
Iちゃん!こちらこそ、ありがとう!
大切にするね(#^.^#)

太陽光パネルの金物は?

こんばんは。
田中です。

川越市松江町のY様邸では、
外壁の仕上げも終了し、外部はいよいよもう少しのところまで進んできました。

グレーの落ち着いた感じがきれいですね!

そして先日、屋根の太陽光パネルが設置されました。

Y様邸は、許容応力度計算による耐震等級3
断熱等級はUA値0.45の断熱等級6

太陽光パネルを4kWほど載せることで、
ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEHゼッチ)の認定を取っている住宅です。

そして、この太陽光パネルにはちょっと気を付けてみてほしいポイントがあります。
それは載せてしまうとわからないのですが、
パネルを載せるために屋根に固定する金物!

今回はキャッチ工法という屋根に穴をあけずに
金具を固定をする方法を選択しています。

平葺きの重なり部分を挟む形で金具が固定されているのがわかると思います。

もちろん、漏水対策はどの施工方法でも取るのですが、
やはり屋根に穴をあけるというのは、リスクが高まることになるかと思います。

出来る限りリスクは少なくしたいところですよね。

太陽光パネルを検討している方は、
こういったところにも気を付けてみるのも良いかと思います。

 

皆様のご参考になれば幸いです。

 

少し早いバレンタインチョコ

こんばんは。
田中です。

今日は仕事とは全然関係ない話です(笑)

昨日帰宅すると、満面の笑みの娘二人。

お休みでバレンタインのためのチョコを作ってくれたそうで、
早く渡したくてしょうがない感じでした。

「かあか(お母さんのこと)は勿体なくて食べれないって言ってたよ!」
自分で言っちゃうんですね(笑)

チョコはチュッパチャプスのように棒に丸い形のチョコがついて、
「とうと(私のこと)だいすき」と書いてありました(≧▽≦)

これは「食べられない!」と私も思った(笑)
・・・けど、「食べろ食べろ」というので食べました・・・
とても美味しくできていて、本当に勿体なかったな~

娘たちの笑顔にどれだけ癒されていることか!
仕事を頑張れることができるのも家族の笑顔があってのことですね!

いっぱい仕事頑張って、
いっぱい家族と楽しく過ごしたい!

これを再認識した昨日の夜のお話でした(*^^)v

全棟気密測定

こんばんは。
田中です。

今日は久しぶりに川越市松江町のY様邸を見に行くことが出来ました。

外壁塗り壁の仕上げ工事も終了し、全体像が見えてきました(*^^)v
玄関上に端から端まで通した大きな庇が全体を引き締めてくれています。

内部も随分と進みましたよ。

断熱材の施工が終了し、天井の石膏ボードが貼られ、
いよいよ部屋らしくなってきました。

つい先日、気密測定を行いました。
結果はC値0.3。

色々な意見はありますが、
C値1.0を切っておけば、ある程度問題はないといわれているので、
矢川原では、半分の0.5を切るように施工していきたいと考えています。

今回も無事0.5を切ることが出来て良かったです。
まあ、発泡ウレタンは気密施工が、とてもやりやすい工法ですけど(;^_^A

一番大事なことは、
全棟気密測定を行って、しっかりと現状を把握することだと考えています。

もし、1回目の測定であまり良い数値が出なかったとしても、
そこで、施工中に気づけなかった漏気箇所を見つけることが出来ます。
その場で対策することで、数値が0.2.~0.3くらい変わることもあります。

いつも通りだから大丈夫ではなく、常に確認し続けること。
それを大事にしていきたいです。

もし、住まいづくりを検討している方で、
高気密・高断熱の家に住みたいとお考えの方は、

「全棟で気密測定をしているか?」
これを、検討している会社に確認した方が良いと思います。

「モデルハウスでC値0.1だから大丈夫!」という
トークは気密に関しては全く当てになりません!

皆様のご参考になれば、幸いです。

見学会での嬉しい出来事

こんにちは。
田中です。

2/1.2の二日間。
武蔵村山市にて完成内覧会を開催しました。

お施主様であるK様もほぼすべての時間にいてくださり、
時には私以上に一生懸命に住まいづくりについて
ご来場いただいたお客様にお伝えしてくれました。

本当にありがたいですね~

見学会前には自身の家具を配置し、飾りつけまでしてくださって
いつもとは比べ物にならないほどに整った住まいの姿を
ご来場いただいたお客様に見ていただくことが出来ました。

こういった小物を見ているだけで、センスが感じられますね~
羨ましい(笑)

それぞれの場所に合わせた家具のセレクトにもセンスが光ります。

「思い出の木に寄り添う家」をテーマとして掲げ、
約1年かけて、ようやくここまで来たこともあり、
とても感慨深いものがありました。

そして、見学会では設営のご尽力いただく以外にも
たくさんの嬉しいことがありました。

所沢で建築中のS様がご来場した際には、
S様の子供と施主であるK様の子供が一緒に仲良く遊ぶ姿を見ることが出来ました。

また、私の子供が来た時には、
私の友人でもあり、大工として手伝いをしてくれたSさんご家族も来てくれて、
K様の子供も交じって、子供たち4人が仲良く遊ぶ姿も見れました。

ウチの子供はK様の子供と別れる際には、
泣き出してしまうほどだったそうで、
「また一緒に遊ぼうね!」というお言葉が本当に嬉しかったです。

見学会という場で、お客様同士が仲良くしている姿を見ることが出来るって、
工務店冥利に尽きますよね!

お客様を笑顔にできる仕事をしたい!
その願いがこの現場では叶えることが出来たんだな~と感じることが出来、
これまでの苦労が吹き飛ぶ想いでした。

これから先もも笑顔の連鎖を作っていけるように
精一杯に頑張っていきたいと思います。

座ってみよう!

こんばんは。
田中です。

明日・明後日の見学会に備え、
武蔵村山市のK様邸で家具を設置してきました。

やはり家具が入ると空間がグッと締まりますね!

こちらは1階ダイニング

こちらは2階ダイニング

それぞれになんとなく素敵な雰囲気は伝わると思うのですが、
これはあくまで写真を見た感想

もし、あなたが住まいづくりに臨んでいて、
ハウスメーカーや工務店を探しているのだとしたら、
ぜひ、椅子に座ってそこから見える景色を体感してきてください。

立って、ぐるっと回って体感したと思っていたら大間違い!
人間が家の中で、ずっと立っているシチュエーションって
あまり多くないですよ(笑)

1階のダイニングから見える景色はこちら

通りからの目線を遮る木製フェンスのおかげで安心して開放できる窓
デッキの手前には木々をあしらい、季節ごとの楽しみが生まれます。

1階においては、通りからの目線をいかに遮るかが
居心地の良さにおいてすごく重要ですね。

通りから見るとこんな感じで、外観のアクセントにもなっています。

2階のダイニングでは、通りからの視線を気にする必要がないので、
遠くの景色を楽しむことが出来るようになっています。

山並みがきれいに見えますね。

写真だとわかりにくいですが、
植えた樹木が春になって芽吹くと、窓の傍に新緑が見え、
近景と遠景を楽しむことが出来るのです。

樹木が成長して、葉がもっと茂ることで、
強い日差しを遮る効果も生まれます。

これらは、立っていると視線が高くなるので、
なんとなくしか分かりませんが、
実際に座ることで、その窓の意味を知ることが出来るのです。

通風のためなのか?
景色を見るためなのか?
光を取り込むためなのか?

窓には一つ一つ意味があるのです。

設計した方に、その意図したものを聞いてみるのも良いかもしれませんね。

皆様の住まいづくりのご参考になりましたら、幸いです。

近い現場というのはありがたいものですね(笑)

こんばんは。
田中です。

川越市松江町のY様邸
川越市石原町のS様邸

昨日、二つの現場を見てきました。

Y様邸は事務所から車で10分
S様邸は事務所から車で5分

現場から現場への移動も10分以下

両方見ても、武蔵村山のK様邸や所沢のS様邸の片道時間で足りてしまう(笑)

松江町のY様邸

外壁のモルタル下塗りが終了して、雰囲気が出てきています。
既製品の雨戸を使用しているY様邸ですが、
あえて、木材で囲うことで屋根の破風板の木材と合わせて、
意匠性のアップを図ります。

準防火地域のこちらの住まいでは、木部を表しで使うには
規制が入りますが、一工夫するだけで全然違った見え方になりますね(#^.^#)

内部は断熱材も施工されてこんな感じです。

駐車場の中に建てているので、ここには目隠しフェンスを造作して、
小さな庭を造ることで、窓からの景色を整えていく予定。

見たい景色がなければ、作ればよいのです!

そして、石原町のS様邸。

解体工事がほぼ終了し、今週末には地盤調査を行います。
改良判定が出ないことを祈るのみ!
どうか良い地盤でありますように<m(__)m>

この現場は、朝、見に行ったのですが、
夕方事務所にいると、業者より電話があって、
土が予定していたより残りそうだとのこと。

「確認してもらえますか?」

この一言で、事務仕事を一休みして、
10分後には現場にいて、職人と話をしていました(笑)

近いというのは、本当にありがたいものですね!

でも、携帯電話が当たり前になり、
スマートフォンで、写真やデータのやり取りも一瞬で可能。
遠方だって、LINE電話で映像見ながら話が出来ます。

文明の利器って、めちゃくちゃ凄い!って思います。

機械音痴の私は、設定やら更新やらに、その都度悩まされますが、
やはりありがたいと思います。

話が脱線しましたが、
矢川原の施工範囲は車で1時間圏内と謳っています。

理由は、現場管理よりその後のアフターメンテナンス
物理的にどうしても遅れが出てしまうから。

住み始めてからが、長いお付き合いのスタート。
建てて終わりなら、多少時間がかかったとしても当然やります。

範囲を決めて施工しているのは、
お客様を大事にしていきたいと考えているからこそです。

そんな矢川原の考え方にご賛同いただければ嬉しいです。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。

 

現場で見ていること

こんばんは。
田中です。

武蔵村山市のK様邸造園最終日はお昼くらいに終えることが出来たので、
そのまま、所沢市S様邸の現場を見てくることが出来ました。

帰り道に見ることが出来るので、とてもありがたい(≧▽≦)

屋根も出来たので、家の外観が整い、雰囲気が出てきました。

これくらいまで進むと現場で私が見てくることは、
室内から窓の位置や部屋のプロポーションを見ていきます。

自分の書いたイメージパースの照らし合わせといったとことでしょうか?

階段を上がりきった後に見える景色はどんな感じか?
廊下からキッチンに入ると目に入ってくるバランスはどんな感じか?

そんなことを確認していきます。

外壁の構造用合板が施工され、窓がついてからの方が良いのですが、
少しでも早く確認したいんです!

どうしても変更したい状況があったら、
この段階なら手戻りが少ないというメリットもあります。

まあ変更することはほとんどありませんけどね(笑)

図面の2階に矢印を入れてみました。
興味のある方は、写真をクリックして拡大してみてください

まずは階段を上がった瞬間に見える景色がこちら↓

そして、トイレ前の廊下側からキッチンに入った瞬間に見える景色がこちら↓

そして、ダイニングテーブルからロフトへ上がる階段が設置される
東側に目を向けたときに見える景色がこちら↓

ちなみにS様へのプレゼンで描いたパースはこれになります。

天井や窓の位置関係
養生シートで見えにくいですが外の景色など、
完成した時のイメージを膨らませながら見ていきます

イメージ通り解放感のある良い空間になりそうなので、
ホッとしました(#^.^#)

もちろん、筋交いや金物などもチェックしてますからね(笑)

そんな感じで、現場を見てきて、
大工さんの質問を受けたり、今後の進め方を確認したりします。

もちろん監督がいるので、私は確認程度ですが、
図面に対して、不足があれば今後にも活かしていけるので、
意見交換はやはり欠かせませんね!

プランを考えているときは別ですが、
現場の方が事務仕事しているより、やっぱり楽しい!
たまにはゆっくりと現場周りもしていきたいですね!

こちらの現場は、社員大工である樋口が担当しているので、
樋口のブログは、ぜひ見てみてください。

ほぼ毎日アップしてくれているので、進行状況もわかるし、
大工が何を考えて、仕事をしているのかが知ることが出来るので、
読んでいてとても面白いですよ!

おススメです(*^^)v

 

木々の力

こんばんは。
田中です。

先日のブログで、ブログを3日に一回上げると宣言しておきながら、
早々に間が空いてしまい、申し訳ありません<m(__)m>

武蔵村山市のK様邸で、
造園工事を行い、慣れない肉体労働に疲れすぎてブログが書けませんでした
いいわけに過ぎないですが・・・(;^_^A

でも、造園の方は頑張った分、仕上がりはバッチリでした(*^^)v

木々を潜り抜けるアプローチ
玄関に導かれていく感じが何とも色っぽい!

道路からの視線を防ぐフェンスの内側は、
川砂利を川に見立てて、その周辺に木を植えていきます。

デッキの傍には、水鉢を置き、ここには鎖樋を落としてきます。
苔の緑が本当にきれいで、デッキで過ごす時間がとても豊かになりますね。

離れてみるとこんな感じです。
良い雰囲気になってますが、
この季節は、葉がないので少し寂しい・・・(;^_^A

春が本当に待ち遠しいです!

室内からの写真は、後日改めて紹介しますが、
ここでは一枚だけご紹介。

障子に移る木々の影もまた、とても美しいのです(#^.^#)

夜のイメージもいい感じになりました。

月明かりをイメージをした建物上方からの照明により、
駐車場部分に樹形がキレイが映し出されています

植栽の後に、はしごをかけて、
やっとの思いで照明の向きを調整した甲斐がありました(笑)

家庭という言葉は、「家」と「庭」という言葉で出来ています。
それほど、家にとって庭とは重要なものなのです。

家全体をやらなくとも、一部だってかまいません。
わずか1~2畳くらいのスペースに木を植えるだけでも、
ものすごく変化を感じることが出来るはずです。

今、住まいづくりをお考えの方は、
ブロックで家を囲うのではなく、植栽で緩やかに仕切ってみませんか?

木々により、
建物の姿はとても引き立ち、帰るのが楽しくなります。
室内から見える外の景色も一変します。
そして、通りを歩く人に美しい緑をおすそ分けすることが出来るのです。

矢川原では造園の際には、なるべくお客様ご家族に参加してもらっています。
単純にコストを抑えるメリットもありますが、
それ以上に自ら木や花を植え、苔を敷いたりすることで、
とても良い思い出となり、また愛着も沸いてきます。

室内から木々を眺めるとき、ウッドデッキで過ごすとき、
この辺は自分で植えたな~と思い出す瞬間がきっとあります。

矢川原が作りたいものは
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

こちらの住まいは、2/1.2の二日間。
お客様のご厚意により、見学会を開催します。

見学を希望される方は、こちらのお問い合わせフォームよりお申し込みください。

ご連絡をお待ちしています。

 

上棟おめでとうございます。

こんばんは。
田中です。

昨日は、所沢市のS様邸で上棟でした。

左がお昼ごろに撮影したのもので、
2枚目は昨日最後に撮ったもので、屋根の下地まで組みあがりました。

風はありましたが、天候にも恵まれて無事屋根まで上がることが出来て、
ホッとしました(#^.^#)

S様も見に来てくださり、新居の前でパシャリ!
長男のK君とは久しぶりに会うことが出来、
生後2か月のAくんとは初対面。

いや~可愛かった~(#^.^#)
ウチの子供が小さい頃を思い出しましたね。

Kくんは、クレーン車に大興奮だったようです(笑)

寒い中、長い時間待たせてしまいましたが、
S様。上棟おめでとうございます!

今回のS様邸の屋根は、ケラバと言われる部分を横垂木にして持ち出しています。

写真の右側半分のところですね。
通常は、全て屋根の流れる方向に屋根下地を入れるのですが、
なぜ、こんなことをしているのかというと、

デザインがとってもシャープになるのです!

屋根がシャープになって、破風板と呼ばれる場所の木が
外観の良いアクセントになっていると思いませんか?

こちらは、一般的に母屋と言われる赤丸を付けた部分を持ち出して、
屋根の下地である垂木を掛けていった時の写真

母屋と破風板の部分が外観のアクセントになればと考えて、
母屋を均等にバランスよく入れながら、納めています。

ただ、母屋を出すと、小口の部分から多少傷みが出ることがあるので、
母屋まで隠そうとすると、下の写真のように
幅のある材料で覆い隠すことになります。

幅としては、ほぼ2倍くらい必要になり、
こちらの住まいではメンテンスを重視して、
木を下地とし、それをガルバニウム鋼板を巻いてあります。

私自身は木材が出ている意匠の方が好きなのですが、
お客様との打合せの中で、どこを重要視するかを考えながら、
決めている場所でもありますね。

それぞれの考え方があるので、
いつも同じことをしているわけありません。

大事なことはメリット・デメリットを把握して、
その中で、納得して決めていくことだと思います。

現在、住まいづくりをお考えの方は、
疑問に思ったことを、どんどん聞ける関係性を会社と気づくことが
一番大切なことですね。

皆様の住まいづくりがより良いものになることを
祈っています。

 

 

 

アウトプット大全

こんにちは。
田中です。

今年の初めのブログで読書週間を付けるという宣言をし、
最初に読み始めた本は、「アウトプット大全」という本です。

インプットを「日々の勉強」と大雑把にくくるとすると、
アウトプットは、それを実行に移すことと言えるでしょうか?

私にとって、身近なところでいうと、
住宅デザイン学校で伊礼智氏に学び、伊礼さんの納まりを真似して
実際の現場でやってみたことは、
インプットであり、アウトプットになっていると思います。

ですが、本を読んで学んできたことにおいては、
インプットばかりで、アウトプットをほとんどできていなかったことが
この本を読んだことでの「気づき」になるかと思います。

では何をするのか?というと、

よくあるマーカーで線を引くのも一つのアウトプットですが、
学んだことを人に説明するがよりよいアウトプットになるとのこと

そして、それをブログ等で人に発信すること!
これが言葉選びも含め、一番の学びになるとのことでした。

なので、私も今回、この場で本を読んだことによる
「気づき」を発信してみることにした次第です。

本の中で、
目標を設定して行動することの大切さを説いていましたが、
設定する目標は、何とか実現できそうなレベルに設定するとあります。

そこで、私の掲げた目標は、

①ブログを3日に一度更新すること
②インスタを2日に一度更新すること
③月に2冊本を読むこと

この3つをまず掲げてみようと思います。
ここで発信するのも、後には引けない様に自分を追い込むためであります(笑)

本の中で印象的だったフレーズは、
アウトプットできないなら、インプットの量を減らしてでもアウトプットすること!

月10冊本を読んで3冊分アウトプットするなら、
5冊読んで5冊アウトプットする方が良い

「アウトプットできないインプットは意味がない」というものでした。

インプットばかりで、勉強した気になるようなことがないように、
気を付けていかなければと改めて感じましたね(;^_^A

これから先も本を読んだ内容を簡単にでも
ブログに上げることで、アウトプットにつなげていこと思います。

もし、私の内容で本に興味を読んでみた方がいれば、嬉しいですね。
そんな方はコメントいただけると嬉しいです。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

丸テーブルがおすすめ

こんばんは。
田中です。

私が設計する際、
特に大事にしている場所はダイニングです。

やはり家族全員が同じ場所に集まって、
同じ行動をとる場所だからこそ、
住まいの中で一番良い場所にしたいと考えています。

そんなダイニングですが、
お手持ちのテーブルなどがない方には、
丸テーブルをお勧めしています。

こちらは私の自宅兼モデルハウスの2階にあるダイニング

大きな窓から差し込む光が美しく、
季節ごとに庭木の様子を楽しむことが出来る場所です。

丸テーブルの良さは、単純に造形としての美しさもありますが、
機能性にも優れています。

直径1200㎜のタイプですと、
通常の4人での使用から、スツールなどの椅子を併用すると、
8人くらいまで違和感なく使うことが出来ます。

また、実はとっても省スペース

これは上から見たところ
椅子を部屋に対して、斜めに置くことで、
人が座っていても、後ろを人が通るスペースが残ります。

これが四角だと、椅子の後ろのスペースが狭くなってしまい、
移動の度に椅子を引いてもらわないといけなくなってしまうのです。

ただ、そんな理由よりも私が丸テーブルを薦めるのは、
家族が向き合って食事ができるから・・・(#^.^#)

テレビが大好きで、食事の時も絶対にテレビを見る
という人には、ちょっと不向きかもしれませんが、
食べることって、人の根源にあることで、
絶対に食べることを抜きにして生きていくことはできない重要な行為です。

そんな食事のための居場所であるダイニングテーブルは、
テレビではなく、家族の顔を見て、
会話を楽しむ憩いの場になってほしいと願い設計をしています。

丸テーブルがその一助になってくれるのではないかと感じています。

これから住まいづくりを検討する方には、
丸テーブルを検討してみていただけると嬉しいですね。

展示場のテーブルを見て、一目で気に入って、
工事後に同じテーブルを購入された方もいましたよ(笑)

こちらは直径1050㎜となっていて、少しコンパクトタイプ
家族3人で、それぞれ違う椅子を選ばれています。

椅子は同じじゃなきゃいけない!
なんて固定観念にとらわれることはありません。

人は骨格や体形で座り心地の良い椅子は当然異なります。
家族みんなで自分に合った椅子探しをしてみる!

これも楽しい住まいづくりの一ページになるかと思います。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

矢川原のモデルハウスは予約制になりますが、
いつでも見学可能です。

興味のある方はこちらからお申込みください。

また、2/1.2で東京都武蔵村山市で
お客様のご厚意で見学会を開催できることになりました。


*現在仕上げ工事の真っ最中です。
2世帯住宅のなので、1.2階それぞれにダイニングがあります。
両方とも丸テーブルを置く予定

こちらは、2日間のみの限定公開です
見学を希望される方はこちらからお申し込みください。

お申し込みをお待ちしております。

現場ニュース

こんばんは。
田中です。

仕事始めから数日が経過し、
すっかり仕事モードに戻りました。

そして、新年のあいさつと合わせながら、
現場の状況確認にあちこちに動いています。

所沢市のS様邸
基礎工事が終了し、来週から土台敷きへと進んでいきます。
上棟は17日予定です
いよいよって感じがしてきました(*^^)v

武蔵村山市のK様邸
外部は木製フェンスも終了し、いよいよ植栽のみといった感じになってきてます。

内部も壁・天井の薩摩中霧島壁が塗り終わり、
建具も入ってきました。

K様邸のテーマは「思い出の木に寄り添う住まい」
窓からきれいにその思い出の木が見えています。

いい感じになりそうです。

川越市松江町のY様邸
外部は通気胴縁までの施工が終わり、来週から外壁のモルタル下地が施工されます。
内部では発泡ウレタンによる断熱施工が行われていました。

久しぶりのウレタン断熱施工になりますが、
みるみる膨らんで、隙間が埋まっていく様子を見ていると、
気密施工の安定性はやはり抜群だな~と、改めて思いますね(#^.^#)

川越市石原町のS様邸
来週から始まる解体工事前に子供たちの身長を記した記念の柱を
事前に取り外しに行ってきました。

新居の見えるところに加工し直して使っていきます。
どこに使うのかはだいぶ先になりますが、お楽しみに(*^^)v

そして、武蔵村山市のK様邸では、
2/1.2の二日間で完成内覧会を行います。

お客様のご厚意で、この2日間限定公開です。
興味のある方はこちらからお申し込みをお願いします。

新年早々にバタバタしてますが、
実は矢川原には新築が4棟同時に施工しているのは
珍しい状態です(笑)

これは、矢川原で建物を検討している方にとっては、
とてもチャンスなんですよ!

なぜって、各工程ごとの仕事状況を見ることが出来るから!

4棟すべてが耐震等級3/断熱等級6以上の建物となっています。

それぞれの現場にご案内することが出来るので、
お気軽にお問い合わせください。

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

こんにちは。
田中です。

矢川原は本日より営業がスタートしました。
そして、朝は例年通り、
地元山田八幡神社での祈願祭

願いはいつも通り、
「一年間けが人を出すことなく、自分を含め、皆が笑顔で仕事をし、
その仕事がお客様の笑顔へとつながっていくように・・・」

以上となります。

巳年生まれの私は、今年年男。

数日後に迎える誕生日で48歳。
社長として先代から矢川原を引き継いで18年目を迎えることになります。

激変の時代を迎える中、
生き延びているだけマシと言えばそれまでですが、
足らないものばかりを実感する日々です。

祈願祭後の神主による「説話」では、
巳年は脱皮の年であるが、変化に合わせて様々な抵抗があるので、
まっすぐとはいかず、曲がりながら前に進んでいく様子を示しているとのこと。

この話を聞いていて、私にはいつも以上に強く刺さってきたのを感じました。

これは、昨年末に受けた経営セミナーの中で
これから先の5、10年を見据える準備が必須であること

会社を変えるためには、まず自分が変わることが絶対条件となること

会社の見直しに取り組む上で、
今年は大切な一年になると感じていたのが、大きかったと思います。

まずは、
「自分の知識を増やすこと」
「行動を変えていくこと」
以上をやっていこうと考えています。

その一歩が本を読むこと!

経営セミナーで、おすすめされた本を読んでいこうと考えています。
大好きな建築本ではなく、決算書だったり、マーケティングだったり、
正直苦手な分野ばかりですが、
しっかりと読み込んで一つ一つ行動に移していきたいと思います。

おかげさまで、
今年は忙しいスタートとなっています。

2月の引き渡しに向けて最終工程に入っているK様邸
11月上棟の現場の木工事が進んでいるY様邸
1月半ばに上棟予定のS様邸
同じく1月半ばより建て替えのための解体工事が始まるS様邸

全てのお客様に「矢川原に頼んでよかった」と言ってもらえるように
社員一同、力を合わせていきたいと思います。

今年一年、どうぞよろしくお願い申し上げます<m(__)m>

一年間ありがとうございました。

こんにちは。
田中です。

今日で矢川原も仕事納め
仕事始めは1月8日からとなります。

その間ご迷惑をお掛けいたしますが、
ご了承のほど、よろしくお願いします。

そんな最終日の今日は、
神棚を正月モードにするなどしました。

玄関には小さいですが松飾りを設置します。
これをやると、正月が来るんだな~と実感しますね。

それにしても一年が経つのが、本当に早い!

おかげさまで、例年以上に忙しい毎日だった気がしますが、
本当にありがたいことですね。

年末に受けた経営セミナーでは、
矢川原が改善すべき課題がいくつか見えてきました。

来年はそれを少しでも形にすべく、
一日一日を大切にして過ごしていきたいと考えています。

「矢川原さんに頼んでよかった!」
という言葉を一つでも多く聞けるように
写真一同頑張っていきますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます<m(__)m>

庇って大事です。

こんばんは。
田中です。

昔の住まいと今の住まいの違いって
皆さんはどんなことだと思いますか?

良い方に変わったことは、
耐震性や断熱性、気密性などがあると思います。

では悪い方に変わったことは何でしょうか?

デザインとしての考え方もあるので、
一概に悪いと断定してしまうのも良いことではありませんが、
私は屋根の軒の出が少なくなり、
窓の庇がない家が増えたことではないかと思います。

軒ゼロなんて言われる家もあるくらいです。

デザインとしてはありだと思うのですが、
そこで暮らす上で、庇の果たす役割は大きいです。

わずかでも庇があることで、窓にかかる雨の量が減ります。
軒が深いと、雨が降っていても窓を開けて風を通すことができる
外壁に雨が当たる量が少ないので、外壁の耐久性が増します。

そして、暮らしにおける大きな役割として
日差しのコントロールがあります。

軒の出が90センチあると、夏の日差しは室内に入ることがなく、
冬の日差しは、室内にしっかりと取り込むことが出来ます。

最近の夏はとにかく熱い!
断熱性能の高い家は、日差しが入り、室内が暑くなってしまうと
家が冷めにくいというデメリットがあるのです。

エアコンを回し続けていれば、涼しいでしょうが、
熱くなる分、余分にエネルギーを使っているのは紛れもない事実。

やはり、日差しのコントロールが重要になってくるのです。

現在、木工事が進んでいる川越市松江町のY様邸では、
南側に90センチの出となる大きな庇を付けています。

ただ、最近では日が傾いてくる秋でも暑い日が多いです。
その時は、すだれなどを庇に下げておくとかなり効果的です!

すだれは外からは中が見えないのに、
中からは外がよく見えるので、私はとても好きですね(#^.^#)
写真は20年前に建てて、現在私が住んでいる宮元町展示場です。

既製品のアウターシェードも効果的です。
ロールカーテンのように上げ下げが簡単なのが魅力的

そして、庇はうまく入れることができると家の外観が整います。

建物の下の方に庇があることで、建物の水平ラインが強調されて、
重心が下がり、佇まいが安定していると思いませんか?

軒の出を増やしたり、庇を増やすのは家の床面積が増えなくとも、
金額は増えてきます。

ただ、最終的により快適なくらいを送るための
重要なアイテムだと思います。

今住まいづくりに取り組んでいる方は、
検討してみると良いと思います。

性能向上リノベーションのすすめ

こんばんは。
田中です。

このところ、急に寒くなってきましたね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日、久しぶりに川島町にある
矢川原リノベーション展示場をご案内する機会がありました。

感想:やっぱりいいな~(笑)

前日に1階リビングのエアコンのスイッチを入れて翌日行くと、
室内は外部が一桁の気温の中、20度弱くらい。
雨戸をあけておき、陽の光を1時間ほど入れた置いたら、
室内は21度以上の快適温度になっていました。

2.3日エアコンをつけておくと、もっと安定した室温になります。
見学に来たお客様もビックリされていました。

こちらの建物は、築40年ほど。
その建物を矢川原で断熱リノベーションを行うことで、
その効果を体感できる場所としました。

断熱等級5となるua値0.61
リフォームながら気密測定まで行い、C値は1.5となっています。

床・壁・天井を室内側から全て撤去して、断熱材を入れ直しています。

使用した断熱材はセルロースファーバー。
断熱性能は通常の高性能グラスウール16Kと同等ですが、
熱容量、防音性能、調湿効果が高く、
リフォームに懸念されがちなシロアリにも強い断熱材となっています。

これを床:135㎜/壁:90㎜/天井:200㎜と施工しています。

壁などはズレ落ちることがないように高密度に施工しています。

現場見学会で実演したのですが、
なんと下の方を削り取っても、落ちてこないんですよ!

内部を一部ご紹介
こちらはリビングです。
見た目は完全に新築みたいですね。

もちろん、「暮らしをつくる」というコンセプトを掲げる矢川原としては、
リノベーションでは庭づくりを譲れません(*^^)v

ソファに座り、のんびりと庭を眺める時間
デッキに出て、家族と過ごす大切な時間

性能だけでなく、その先にある暮らしも大切にしたいと考えています。

寒い家はもう嫌だという方
家が古いからと言って、諦める必要はありません。

こちらの展示場で断熱リノベーションの効果を体感してみませんか?

予約はこちらから可能となります。

そして、こちらの展示場は現在販売も開始しました。
住み替えをご検討の方は、是非合わせてご検討ください。

H様邸のお引渡し ~in 富士見市~

こんばんは。
田中です。

11月より期間限定展示場として活用させていただいていたH様邸。
先日お引渡しを致しました。

矢川原ではちょっとしたセレモニーを行うのですが、
無事引き渡しをすることが出来、ホッと致しました。

「天竜焼杉を使った家を建てたい!」という想いから
弊社にお問い合わせいただいたのが昨年の夏頃

私の自宅兼展示場を見て内部の雰囲気も気に入って頂き、
スタートとした住まいづくり。

土地探しも弊社のお客様の土地を仲介させていただくなど、
諸々のタイミングがうまく合致したのが、とても印象的でした。

緊張した建物のプレゼン。

模型を見て、とても気に入っていただき、
打合せ後に「矢川原さんはもっと多くの人に知ってもらった方がよいですね!」と、
とても嬉しい言葉を頂戴したのをよく覚えています。

プラン変更も内部を少し直す程度だったので、
模型とほとんど変わっていませんよ(*^^)v

アプローチの夜の姿は、イメージ通りに色っぽく仕上がり、
秋には、天竜焼杉に映える美しいモミジの姿を見ることもできました。

期間限定の展示場として公開していく中で、
見ていただいた多くの方に、お褒めの言葉を頂戴することが出来ましたよ。

お引渡し後のインタビューの時に現場を担当した監督の岸田に対し、
「若いのに色々と提案もしてくれるし、
  相談に乗ってくれてありがたかった!」というお言葉を聞けたこと、
それを聞いて、とても喜んでいる岸田の姿を見れたこと。

自分が褒められる以上に嬉しかったですね。

「住まいづくりを通して、お客様を絶対に幸せにする」
というのは、会社の掲げる住まいづくりのコンセプトとは別の
私の仕事に向きあうテーマでもあります。

住まいは私一人では建てることが出来ません。
自分はもちろん、社員や大工・協力してくれている業者の方たちも
笑顔で仕事ができ、それがお客様の笑顔につながっていく

笑顔が連鎖が続くように、仕事に向きあっていきたいと思います。

素材の魅力 ~タイル編~

こんばんは。
田中です。

矢川原では最近になって復活したものがあります。
それが「キッチン前タイル」

昔は当たり前のように、キッチンの前にはタイルやステンレスが貼られていて、
目地が汚れやすいといった声や古臭いといったイメージから
設備メーカーによる「キッチンパネル」があっという間に広がりました。

たしかに防火も取れて、幅90センチあるパネルは目地もなく掃除も楽だし、
デザインもある程度選べるので便利な商品であり、
今では当たり前のように使用されています。

施工性・清掃性は良いので、否定する気は全くないのですが、
やっぱりわずか数ミリの厚みの中で表現される質感は
本物には程遠いものがあります。

多少汚れが気になっても、やはり本物を使いたい!
そういうお客様が矢川原に増えてきているのを感じます。

これらは武蔵村山市で新築中のK様邸。
1.2階洗面所と2階キッチンのタイル

こちらは富士見市で建築し、今度お引渡しとなるH様邸

どちらもお客様が一生懸命に選んだタイルです。

施工側からすると、
タイル割り作業
(タイルがきれいに並ぶように周辺の寸法を決める作業)などのため、
結構大変なのですが、仕上がりを見ると、
やっぱりやって良かった!って心から思います。

お気に入りのタイルの前に立つことで、
お客様のキッチン作業がより楽しくなってくれたら嬉しいですね!

本物だけが持つ味わいには、やはり敵わないですね。

住まいは、木、鉄、コンクリート、紙、タイル、石、土、漆喰など
様々な素材を使って建てられていきます。

できる限りに、自然の物を使って住まいを建てていきたいと
矢川原では考えています。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

一緒に「あなたの暮らし」づくりをしてみませんか?

夜の姿を体感する

こんばんは。
田中です。

今日のタイトルは、
「夜の姿を体感する」としてみました。

住まいは昼ばかりでなく、当然夜も過ごします。
でも、建物見学って昼間ばかりですよね?

この季節の建物見学は、陽が短いので暗くなった姿を
体感するチャンスです。

外の灯りはどうな感じか?
灯りが漏れている家ってなんか素敵ですよね(#^.^#)

室内は明るすぎず、ちょっと落ち着いた感じになるように心がけています。

1階のウッドデッキや2階のデッキはこんな感じ

北欧の照明計画は、
夕暮れ時の空を家の中に再現するイメージだそうです。

なんか聞くだけで素敵な感じですね(笑)

住まいづくりを検討している方は
昼ばかりでなく夜の姿も見ておくと良いと思います。

矢川原のモデルハウスは、完全予約制なので、夜の時間を対応可能です。
見てみたいな~という方はお問い合わせください。

矢川原が作りたいものは
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒に「あなたの暮らしづくり」をしてみませんか?

会議の後に・・・

こんばんは。
田中です。

矢川原では月に一度、翌月のかわら版のために
社員全員で会議をしています。

今日はその会議の日。
年末ということで、半期分の経過報告をするなど、
普段の会議以上に話をすることがたくさんありましたね。

そして、先月から会議の後に全員で現場を見に行くことを始めました。
今回は二回目。場所は先日上棟した川越市松江町のY様邸。

現場の中に入ると「檜の香りがすごいね~」と経理である姉が一言。
そして、野島さんが講師になってウチの姉たちに
通気の仕組みなどを説明してくれています。

社員全員が同じものを一緒に見ることで、
意見交換ができるというのは、やはりいいですね!

そして事務方にとっても、普段工事中の現場を見ることはあまりないので、
建物を知る良い機会になります。

皆が一つの方向に向いていることは、
会社にとってとても重要なことです。

今後は月に一回、必ずこの場を作っていこうと考えているので、
良い学びの場になることを期待しています。

事務方まで現場を知っていること。
担当以外の人間が他の現場を見ていること。

これは、お客様にとってもメリットのあることではないでしょうか?
電話でのお問い合わせに事務だから何も知らないというより、
自分の引き出しが増えることで、何かお役に立てることがあるはず。

それはまだまだ先の話ですが、
この行動が、より良い方向への一歩になれば嬉しいですね(*^^)v

家づくりに参加する

こんばんは。
田中です。

武蔵村山市のK様邸では、
内部木工事が終了し、塗装・左官と順調に工事が進んでいます。

大工さんはこの状況では現場にいないことが多いのですが、
K様邸では外部にも大工工事がいっぱいあるのでまだいます(笑)

玄関の周辺につける格子
ウッドフェンスやウッドデッキなど、
外部の様子も随分と変わってきました。

上の写真は玄関格子の作業途中に撮ったもの
格子施工前と比べると、外観がグッとしまった感じがします。

そしてウッドフェンスが入るとさらに変わります。

広い通りに面しているK様邸。
ある程度、通りからの目線を遮らないと、
ずっとカーテンを閉めたまま生活を送ることになってしまいます。

この時、大事なことは部屋に入って高さを確認すること、
椅子があれば、立ったり座ったりしながら確認すると、より良いです。

格子の隙間も30㎜.45㎜など変えながら、
中からの景色を確認してもらいました。

そして、実はこのウッドフェンスの造作には
K様にもお手伝いしてもらっちゃいました。

耐久性を上げる一工夫のため、
(一工夫の内容は樋口の「ていちゃん大工日記」をご覧ください)
土台と柱を先に付けてから設置する必要があり、
持ち上げる作業にK様とご友人も参加してもらったんです。

そしてフェンスはK様ご夫婦自らが塗装してくれました(*^^)v

できることはやってみる!
私はすごく良いことだと思います。

矢川原ではできる限り対応させていただいています。

塗装の際に注意することは何か?
養生の仕方や塗った感触や匂い、
やらないと見えてこないことはとても多いです。

住まいは建ててしまったら終わりではなく、そこがスタート。

自ら参加することで、住まいにより愛着が沸くし、
何かあった時に、自分でやってみよう!と思えます。

過去には漆喰を自分で塗ったり、
外壁の板張りを夜なべして塗った方もいましたよ(#^.^#)

お客様参加の状況によっては、別途段取りが必要になることもあるので、
コストが安くなるとは言い切れませんが、
現在住まいづくりに取り組んでいる方は、
工務店に相談してみるのも良いかもしれませんね。

矢川原が作りたいものは
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

窓から見えるウッドフェンスを自分で塗った思い出は、
きっと一生忘れないだろうし、
その場所で寛ぐときに、ふと思い出す瞬間があると思います。

「あの時は疲れたけど楽しかったね~・・・」

ダイニングテーブルで食事をする時に外を見ながら
そんな会話があったら、嬉しいですね~

私たちと一緒に「あなたの暮らしづくり」をしてみませんか?

 

KKB:工務店による工務店のための勉強会

こんばんは。
田中です。

私は「KKB」というグループに参加しています。

アイドルグループではなく、
「工務店による工務店のための勉強会」
この頭文字をとって「KKB」となります。

今回は、メンバーの中心人物でもある
「オーガニックスタジオ新潟」の代表を務める
相模氏のセミナーに参加してきました。

youtubeで住まいづくりを勉強している方なら
知っている方もきっと多いと思います。

業界のトップランナー的な立ち位置にあり、
youtubeもとてもわかりやすい内容なので、
これから住まいづくりの勉強を始める方にはすごくおススメです。

でも、今回の内容は建築ではなく、
会社経営における財務の勉強です。

財務諸表から読み取れることは何か?
そこから見える自社の弱点はどこにあるのかを分析できるようにし、
5年後の会社経営を見つめ直すというものです。

二日間みっちりと講習を受けました。

住宅建築が好きで、まだまだ足りませんが、
設計・温熱・耐震などはそれなりに勉強してきました。

でも、お金については苦手意識もあり、いつも及び腰(;^_^A
この機会を逃すと次はないと考え、思い切って参加しました。

上の写真は、セミナー後の記念撮影。

他にも同様に悩みを抱える工務店の方も参加していて、
悩みの内容はそれぞれ違うものの、事業規模が比較的近いこともあって、
皆で忌憚ない意見交換を交わしていきます。

本~当に参加して良かったです!

抱える課題に対し、すぐ実践に移すこと、
じっくりと咀嚼してからまとめていくものなどたくさんありますが、
矢川原の課題はだいぶ明確になったと思います。

そして、近しい悩みを抱える方との意見交換は
一つ一つが本当に身に染みますね!

セミナー後には、本来建築の勉強は無しの予定だったにもかかわらず、
自社物件や事務所・モデルなど建物ツアーまで急遽用意していただくという
何とも嬉しいハプニングまでありました。

講師を務めてくださったオーガニックスタジオ新潟の相模様
KKBの企画運営をしてくださったCOMODO建築工房の飯田様

本当にありがとうございました。

そして、セミナーに参加された皆様。
皆様に数年後、笑顔で現状を報告できるように
頑張っていきたいと思います。

造作キッチンと造作風アレンジキッチン

こんばんは。
田中です。

富士見市で新築し、今月半ばまで期間限定展示場として
公開してH様邸。

2階LDKとしたキッチンは、
Ⅱ型配置のアイランドキッチンとなっています。

シンク側のみ長さ1950㎜のアイランドカウンターとし、
ガス台側は2700㎜のキッチンとして家電置き場も兼ねる計画となっています。

キッチン側から見るとこんな感じです。

両方ともシナの化粧合板を使用した造作キッチンに見えますが、
実はちょっと違います。

ガスコンロのある側は、システムキッチンの扉のみを交換しているのです。

交換前はこちら。
この扉を造作キッチンとしたシンク側と意匠を合わせて交換しているのです。
造作キッチン風アレンジといった感じですね。

シンク側はシンク下をゴミ箱設置スペースとするためにオープンにしたい。
そして、お客様のご希望であったミーレ(海外製)の大型食洗機を入れたい。
これらの要望を満たしつつ、システムキッチンを活用するのがうまくいかず、
全てオーダーする造作キッチンとすることにしました。

ただ、メーカーによっては扉面材の交換方法が異なるので、
事前調査が必要となりますのでご注意ください。

造作キッチンは、ご希望のキッチンの使い方に合わせて、
作ることが出来るので、なんと言っても自由度が魅力です。

とはいえ、システムキッチンもメーカー各社により、
とても使いやすく配慮された構成となっていて、
清掃性の良さなどでいえば、システムキッチンの方に分があると
私は考えています。

もちろん造作でも、汚れ対策は可能ですが、
費用的にアップすることは間違いないと思います。

寸法が既製品ではどうしても入らない。
引出の高さや奥行、収納の仕方に対応できるものがない

以上のようなことでもない限り、システムキッチンをアレンジして
使うのも良いのではないかと思います。

ご自身の求めるキッチンとは何か?
見た目なのか?
使い方なのか?
素材なのか? 例えば、ホーローやステンレス、大理石など

以上のようなことをよく考えてみると良いかもしれませんね。

住まいづくりをお考えの方にお役に立ちましたら幸いです。

祝!上棟!!

こんばんは。
田中です。

川越市の中心街である松江町にて工事中のY様邸が
26日ついに上棟いたしました(^O^)/

Yさま。おめでとうございます。

けが人を出すことなく、無事棟まで上がげることが出来ました。
棟梁・監督・鳶頭による清めも行いましたよ。

この日は夜から翌日の朝にかけて、雨予報となっていたし、
この季節は陽も短いので、
無事雨養生まで行くことが出来、ホッとしましたね(#^.^#)

2日後の本日、見に行くと屋根が決まり、
写真では下屋は終わってませんが、
私が現場を離れた後にルーフィングまで無事終了したとのこと。

ルーフィングまで進むと、もう一安心できますね。

地鎮祭・地盤改良・基礎工事が進み、
上棟に至るまで約1ヶ月半くらい。

Yさまも思ったより大きくてビックリした!
「掃除が大変かもしれない(;^_^A」と言いつつも喜んでくれていました。

ここで、Y様邸のスペックをご紹介します。

許容応力度計算で耐震等級3になるように計算され、
断熱等級6の住まいとなっています。

太陽光発電も搭載し、ZEH住宅の申請も取得しています。

地盤改良工事には、
天然砕石を用いた「スクリュー・プレス工法」を採用

コンクリート杭や鋼管杭などは、
長いスパンで考えると、その土地にとって「地中埋設物」となってしまいます。

ですが、天然砕石を使用し、地耐力を上げることを目的としたこの工法は、
地中埋設物には該当せず、土地の価値を下げることはありません。

また、コンクリート杭で懸念される六価クロムや硬化不良も考えることはなく、
鋼管杭のように経年による耐蝕も考える必要はないのです。

建物の寿命を考えると、
工事が始まったばかりに壊した時のことを考えるのもおかしな話かもしれませんが、建物が永遠に建っているわけではないことを考えると、
考えておくことは重要になるのではないでしょうか?

矢川原では、耐震・断熱ばかりでなく、
未来の土地の価値まで考えてご提案をしています。

また、構造材には埼玉県産材をすべてに活用することで、
輸送コストを抑え、良質な材料を手に入れることも意識しています。

時代はどんどん変わっていくので、
5年先に同じことをいているとは限りません。

ただ、小さい工務店のメリットとして、
方向転換がしやすいということがあると思います。

常に勉強をつづけ、お客様にとってより良い提案をできるように
日々過ごしていきたいと思います。

 

現場ニュース!

こんばんは。
田中です。

現場ニュースの時間です

川越市松江町で始まったY様邸
基礎工事が終了し、いよいよ上棟となります。

こちらは土台敷き後の写真。
矢川原では檜4寸角(120㎜)をすべての土台・柱に使用しています。

基礎は床下エアコンを採用するので、「基礎断熱」とします。
基礎内断熱として、周辺から1m部分と土間仕上げとなる場所には
全て断熱材を入れていきます。

今回は硬質ウレタンフォームを壁95㎜、屋根200㎜施工し、
サッシは樹脂サッシの複層ガラス、アルゴンガス入りとなっています。

断熱等級6となり、太陽光発電も搭載したZEH住宅となります。
もちろん、許容応力度計算による耐震等級3も確保

そして、いよいよ佳境に入ってきた武蔵村山市のK様邸。

こちらの住まいは、断熱材にセルロースファイバーを用いて、
壁には120㎜.屋根には300㎜を施工
サッシは樹脂サッシペアガラスとし、北面はトリプルガラスを選択しています。

UA値0.39、C値0.3
もちろん許容応力度による耐震等級3、断熱等級6の長期優良住宅を
取得した住まいです。

いぶし瓦の屋根に外壁にはそとん壁
木製サッシはアイランドプロファイルを採用

内部木工事が終了し、大工さんは玄関周りの化粧格子を施工してます。

化粧格子が外壁の外壁の
良いアクセントになってくれています。

1階リビングの様子

こちらは2階ダイニング
伊礼ガラリから差し込む光が何ともきれいですね
ガラリが入った時には、お客様も嬉しそうに撮影中(#^.^#)
*右の写真は別の日です

そして富士見市の期間限定展示場となっている
「天竜焼杉の家」では紅葉がいい感じの色合いとなっています。

こちらはUA値0.41/C値1.0
許容応力度による耐震等級3に太陽光発電を搭載したZEH住宅

木々を潜り抜けるような玄関へのアプローチ
夜は上からのスポットライトによる植栽の影と
アプローチの飛び石が何とも色っぽい(#^.^#)

内部も見どころ満載ですよ。
寒くなってきたので、床下エアコンも体感も可能です。

こちらの建物は、12月半ばまで見学自由ですので、
興味のある方はぜひHPお問い合わせフォームよりお申し込みください。

こちらから内容をご確認いただけます。

それぞれにお客様のこだわりが満載!
どんな暮らしを送りたいかをお聞きしながら、
1棟1棟丁寧に作っていきます。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

 

那須塩原に行ってきました!

こんばんは。
田中です。

11月14.15日と連休をいただき、栃木県那須塩原に行ってきました(*^^)v
盆・正月・GWを除くと、連休を取ることはないので、
3か月ぶりの2連休となります。

でも、実は去年も同じ日に連休を取っているのです。
それは埼玉県民の日である11/14と11/15が娘の通う幼稚園の創立記念日で
子供たちも平日に連休となるから。*土・日が絡むと連休はまず取れない(´;ω;`)

ここで連休を取るため、照準を合わせて仕事を調整していきます(笑)

娘もめちゃくちゅ楽しみにしてくれていて、「旅のしおり」まで作っています。

持ち物リストを作って、その次には新幹線「なすの」の絵が描いてあります。
まあ奥さんが遊びで作った旅のしおりをまねたみたいです。

今回の旅の目的の一つは、新幹線に乗ること!
娘は新幹線が大好きなのですが、一度も乗ったことがなかったので、
この機会に乗せてあげることに…。
自由席だと私一人の値段で子供二人まで乗せることが出来るそうです。

まず車で大宮駅に向かい、大宮駅から私と子供二人は新幹線に乗り那須塩原へ。
奥様は、我々を見送った後に車で追いかけてきてホテルで合流するというプラン。

大好きな「はやぶさ」と同じ車体となる「なすの」に大興奮の娘たち
社内では駅弁を食べて、外を眺め、楽しそうでしたね。

私はというと新幹線で駅弁とお酒を楽しみたかったのですが、
「とおと(私のこと)がお酒を飲むなら、かあか(奥様)と新幹線に乗る」と言われ、
娘たちと一緒に新幹線に乗るためにグッとこらえてお茶を飲んでました(笑)

途中、奥様から連絡があり大宮駅で車の調子悪くなり、
急遽ディーラーに駆け込むというトラブルがあったとのこと。
到着がだいぶ遅れましたが、
子供たちを遊ばせるためにプール付きのホテルを選択してしたので、
奥様の到着まで、どうにかしのぐことが出来ました。

風邪気味だった私には、温水プールとはいえ寒くて辛かったですが(;^_^A

そしてもう一つの楽しみはホテルのバイキング。

泊まったホテル「エピナール那須」は子供対応に力を入れていて、
子供専用のバイキングコーナーがあり、
子供が自分で選んで食材を取ることが出来るのです。

旅のしおりにもしっかりと書いてありました。
自分で選べるのも嬉しいんでしょうね!
お菓子コーナーには綿菓子を作るコーナーまであり、
呆れるほど食べてました(;^_^A

翌日は、「りんどう湖ファミリー牧場」へ。

下の娘は、去年年齢制限で乗れず、号泣していた「テントウムシ型の乗り物」に
今年はリベンジができて大喜び。3.4回連続で乗ってました(笑)

牧場のソフトクリームに舌鼓を打ち、
これもしおりに書いてあった牛のミルクやり体験。
ビビりながらも楽しそうでした~。

他にもヤギやウサギへのえさやり体験や
観覧車、メリーゴーランドなど、乗り物も結構あるので、
ほぼ全てに乗る勢い。フリーパスにしてよかった(;゚Д゚)
とんでもない金額になるところでした。

スタンプラリーがあり、開園から閉園までいた結果
表彰状をもらうほどでした。

賞状を持ち、ご満悦な二人(笑)

最後の最後に欲しいお土産を買ってあげなかったことで、
中々な調子で愚図りましたが、何とかなだめてこの一枚(;^_^A

仕事以上に疲れる二日間でしたが、
子供たちとたっぷり遊んで、笑顔に触れることが出来たので、
何とも充実した二日間でした。

これも快く送り出してくれた社員や現場の協力があってのこと。
皆に感謝したいと思います。

たっぷり充電できたので、その分しっかりと頑張ろうと思います。

レッドオークの幅ハギ板のカウンター

こんばんは。
田中です。

武蔵村山市のK様邸。
大工工事はいよいよ終わりに差し掛かり、
造作家具も終了して、
左官壁の下地となる石膏ボードがどんどん貼られています。

この作業に入ると、部屋の様子が見えてくるので、
見た目の変化も激しいときですね~

でも、道具や材料があるので少し雑然としてしまうので、
全体の様子は後日改めてご紹介いたします。

今日は造作家具のご紹介

K様邸ではカウンター材として、
レッドオークの幅ハギ板を多く使用しています。

矢川原では普段パイン集成材を用いることが多いのですが、
K様のご要望もあり、今回初めて使用することになりました。

ちなみにこれがパインの集成材

階段やカウンターによく用いているもので、
無垢の木を細かくハギ合わせていて、
削ることもでき狂いも少なく、檜の枠材とも色味があるのでよく使っています。

それに対して、今回のオークのハギ板は、幅広の板を数枚ハギ合わて製材するので、合わせた線が少なく、木材の質感がとてもよく出ます。

今回はキッチン背面のセンターカウンターとして、
幅1200×長さ1800と大きなカウンターを作成するのに採用しました(*^^)v
600幅2枚を現場で大工がハギ合わせながら作業を進めます。

しかも化粧丸太との取り合いを設計に組み込んでしまったので、
棟梁の樋口には苦労を掛けました(;^_^A
丁寧にノミで調整しながら、取り合いを納めてくれています。

他の部分はまだ残っていますが、カウンターはこんな感じです。
レッドオークの天板が本当にきれいですね~(#^.^#)

キッチン側には家電やゴミ箱を納める場所を作り、
廊下側にも収納を確保しています。

パンや蕎麦を作るのが好きな方にはたまらないサイズではないでしょうか?

オークの幅ハギ板は、矢川原としても初めて使用だったので、
仕入れもあちこちに聞き、良いものを使うことが出来て良かったです。

以前は杉材ですが、こんなカウンターを作りました。

シンク側のアイランドカウンターとテーブルの天板を一枚板でつくっています(*^^)v
テーブルまで大工に作ってもらい、椅子は飛騨家具をご選択しました。

この時は2枚購入し、作業場でお客様に選んでもらいました。
木目の様子や色合いは、ハギ板と違って変えようがないので、
更に気を使いますね。

キッチンを一段下げると、天板の高さも揃うのでさらに迫力が出ます。
一度やってみたいのですが、バリアフリーを考えると微妙なので、
お客様と打合せをしながら決めていく必要がありますね。

もう一枚は作業場に在庫してあるので、
この板を使って、キッチンを作ってみたい方は、ぜひお声かけくださいませm(__)m

造作家具は、ご希望の使い方に合わせて作ることが出来るので、
「世界に一つだけのあなただけの家具」ができるのが魅力です。

半面コストも上がりやすくなるし、作ってしまうと動かすことが出来ないので、
模様替えを楽しみたい方には不向きでもあります。

状況と自分の好みに合わせて、選択するのが良いのではないでしょうか?

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

造作家具が多いのも、暮らしに合わせた設計をし、
そこでいかに使いやすくするかを追い求めた結果です。

私たちと一緒に「あなたの暮らしづくり」をしてみませんか?

石蔵の改修工事。そして新築工事へ。

こんばんは。
田中です。

川越市中心街となる松江町。
ここで行っていた石蔵の改修工事が終了しました。

まずは、石蔵周辺の屋根や建物を壊す工事からスタート
一通りも多く、解体だけでも大変な作業です。

無事解体が済むと、きれいな大谷石の石蔵が良く見えるようになりました。

元々の屋根のかかった部分の線が見えていますが、
この辺は、時とともに見えにくくなってくると思います。

そして、今回行った工事は鉄扉に屋根を掛けること!
そして、解体した屋根を掛けた際に撤去してしまった雨樋を掛けることです。

大谷石の雰囲気を壊さない様に、化粧垂木の屋根を掛けました(*^^)v
準防火地域なので、野地板は30㎜の化粧野地を使いましたよ。
いい感じになったと思います。
やはり大谷石と木材の相性は良いですね~

そして、とても苦労したのがこの雨樋を吊る金物!
こんな形は既製品ではまずないので、
足場が掛かってから、採寸して特注で製作依頼となります。

川越に中心地であるこの地域、メイン通りに面していることもあり、
「川越祭り」までに何とか足場をバラして欲しいと頼まれていたので、
時間にも追われて焦りましたね(;^_^A

完全に同じとはいきませんでしたが、
とりあえず、雰囲気を壊さないもので再生出来て、
本当にホッとしました。

今まで、隠れていた石蔵が急に見えるようになり、
この地域の歴史ある街並みに一つの場所が加わったようで、
嬉しく思います。

そして、この石蔵の奥に地主さんの新居を建てる工事が同時に始まっていました。

この写真は、石蔵の工事中に駐車場の土間を壊して、
家を建てる場所の地盤調査をしているときの物です。

現在は基礎工事の真っ最中となっています(*^^)v

純和風建築というわけではないですが、
外部に木質感を出しつつ、落ち着いた佇まいの住まいを建築していきますよ。

経過については、ブログの方でご報告させていただきます。
引き続き、よろしくお願いします。

月明かりのような柔らかい光を・・・

こんばんは。
田中です。

富士見市のH様邸が期間限定展示場として
オープンしてから約半月が経ちました。

期待してほど来場がないのが残念ですが、
見てくれた方は一様に感心してくださり、
「すごく広く感じるね~」と言ってくださります。

設計に携わるものとして、能力が足らないのかもしれませんが、
実際にその場に身を置いてみないとわからないものが
あるのも事実だと思います。

ぜひ、多くの方にみて、
その空間を肌で感じて欲しいですね~。

さて、今回のタイトルは、
「月明かりのような柔らかい光を・・・」となっていますが、
何のこと?って思うと思います(笑)

これは、植栽を照らす照明のことです。

植栽を照らす照明というと、
イメージするのは下から照らすアッパーライトを
思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

実際、それもとてもきれいだと思うのですが、
今回の現場では、あえて上から木々を照らしているのです。

アプローチとなる飛び石や道路に植栽の影が落ちて、
何とも美しいと思いませんか?

この灯りは2階窓付近の外壁につけて、下を照らしています。

造園家「荻野寿也」の著書
「美しい住まいの緑」85のレシピ

この本の中で書かれている言葉を
このブログのタイトルとさせていただきました。

自然界には存在しないアッパーライトではなく、
夜空に浮かぶ月に照らされた木々をイメージして、
照明計画をしてみようというものです。

実際、計画段階から決めておかないと、
照明器具を設置することが出来ないので、
注意が必要です。

工事が終わってからでは、
配線も器具の設置もできなくなってしまいます・・・(;^_^A

足場のあるうちに照明をつけて、
方向を決めて設置しますが、結果がわかるのはだいぶ先・・・。

この日、ようやくライトをつけた姿を目にすることが出来ました(#^.^#)

早速、H様に写真を送ったら、
「ライト付けてもらって正解でした!」と
喜びのコメントをいただくことが出来ました(*^^)v

仕事が終わり、家に着いた時、
「お帰り」と家が言ってくれているような優しい灯り。

家に帰るのが楽しくなるような住まいとなってくれたら、
こんな嬉しいことはありません。

矢川原が作りたいものは
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

「あなたとあなたの大切な家族との暮らし」を
私たちと一緒に一緒に作ってみませんか?

こちらの建物は、12月半ばまで見学可能です。
興味を持ってくれた方はぜひお問い合わせください。

川越祭りへ

こんばんは。
田中です。

祭り好きのウチの奥様。
母親が好きだと子供たちのやはり祭り好きとなるようで、
「祭りだ!祭りだ!」とテンション高い子供たち。

私は祭りではテンションが全く上がらないタイプなのですが、
キラキラした目で見つめられると、覚悟を決めることになります(笑)

土曜日は雨でしたが、日曜日は見事な秋晴れ
仕事を30分ほど早く切り上げて、夜になってからいざ「川越祭り」へ

寒いくらいの日でしたが、ダウンも持って行っていたので、
体的には暑いよりずっと楽で、祭り日和な感じでした。

食いしん坊の長女は、行く先々であれ食べたい!これ食べたい!を連呼(笑)

チョコバナナ、ベビーカステラ(15個のうち10個くらい)、
たこ焼き少々、唐揚げ などなど呆れるほど食べてましたね(;^_^A

次女は綿あめ、焼きそばくらいでしたので、割と平和な感じでしたね(笑)

遊ぶの内容はやはり女の子ですね~。
射的とかそういうのは一切なく、宝石すくい、キーホルダー作成などなど、
こちらは姉妹二人そろってやってましたね。

宝石すくいは、次女は上手くいかず、ほぼ奥様がやったので、
収穫は次女が勝利!(笑)

お気に入りのビーズを選んで作るキーホルダづくり。
長女が去年やった時はピンクだらけでしたが、
今年は、大好きなプルキュアのカラーであるブルー系をチョイス!
中々良い仕上がりです。

年齢による変化が面白いですね!
次女はまんべんなくいろんな色が混じってました(*^^*)

出来たキーホルダーをもって嬉しそうにパシャリ!
長女は幼稚園のカバンにつけていくそうです。

仕事の後の祭りは結構疲れますが、
「とうちゃん。おまつりにつれていってくれてありがとう!」
この一言ですべてが許せてしまう娘にメロメロの父親でした(笑)

そして、川越祭りのメインである山車による「曳っかわせ」
の写真が一枚も撮っていないことに後で気づきました。

もはや娘しか見ていないだろうか・・・。私は(;^_^A

天竜焼杉の家 ついに完成オープン!

こんばんは。
田中です。

富士見市で建築中だった「天竜焼杉の家」がついに完成し、
10/12より期間限定展示場としてオープン致しました(≧▽≦)

真っ黒な焼杉に破風板や戸袋・ガレージなどは塗装木材として、
落ち着いた佇まいの住まい。

飛び石を配置して、木々を潜り抜ける何とも色っぽいアプローチ

土間は左官屋さんの手による洗い出し床
そしてその先には無垢の木を使った玄関ドアが待っています。

取っ手はお客様こだわりの真鍮製。
そして玄関を入るとスイッチも真鍮製をチョイス!

コックピットのようなスイッチで「トグルスイッチ」と言います。
なんかワクワクしますよね。

廊下の突き当りには洗面所があるのですが、
視線が抜ける先には庭の緑が目に飛び込んでくるように配置

洗面所は造作として、ガス乾燥機「カンタくん」も設置されています。

気になる排湿筒もきれいに隠しましたよ(*^^)v

お風呂はTOTOのハーフユニットバスにして、壁・天井は檜の板張り
見る人がみんなが旅館みたいだね~と驚かれます。

1階の主寝室はデッキに面していて、反対側には大容量の収納棚があります。

デッキに出ると、ウッドフェンスで目隠しをしつつ、
植栽と景石で庭を作っています。
小さいながら、ちょっと落ち着く空間
外干しスペースでもありますが、もったいないくらいですね(笑)

寝室隣のファミリークローゼットの中には、床下エアコンを設置。
これ一台で、家中が温まりますよ(*^^)v

階段を上がると正面にはキッチンがあり、
その左右にリビングとダイニングがあります。

古材の梁が空間の良いアクセントになっていますね

リビング側は、アイランドプロファイルの木製サッシを使用し、
テレビ台の下の間接照明が空間をやさしく照らしてくれます。

窓にはガラリ戸と障子があり、その時の状況で光を調節することもできます。

通りに抜けた窓は、通称「永田格子」と呼ばれる格子戸を設置、
光と影を楽しむことのできる窓としています。

キッチンはⅡ型配置。
ガス側はシステムキッチンを造作風にカスタマイズし、
シンク側は大工の手による造作としています。

引出の隙間はちょっと残工事があるので、後で見えなくなります(;^_^A

シンク下にはゴミ箱スペースがあり、食洗器はミーレを設置。
奥にはパントリーもありますよ(*^^)v

キッチンの隣には、オープンスペースがあります。
ここは将来子供部屋にすることを想定してますが、
当面はご夫婦のフリースペースであり、
子供が生まれたら、キッズスペースとして活躍するであろう場所

ダイニングは、屋根のかかるベランダと一体感を持って使う計画。
外には網が入った格子戸があるため、虫を気にせずに使用できます。

片隅にはベンチも造作し、ここで本を読んだり、
コーヒーやお酒を飲んでも楽しそう(#^.^#)

網付きガラリ戸を閉めて、室内側のガラス戸を開ければ、
ダイニングにいる人と会話をしながら、
BBQだってできちゃいそうです!

この家にはロフトまでついています。
うちの子供は見学に来たら、ロフトにまっしぐらでしたね(笑)

リビング側は2畳の畳スペース。
この狭さがかえって落ち着きます。

リビングを見下ろすと、こんな感じ。
なんかかわいらしい景色ですね(#^.^#)

反対側は大容量の収納スペースとなっています。

敷地面積30坪に容積率が80%までという厳しい敷地条件。

最大延床で24坪までという厳しい条件下ですが、
無駄を省き、様々な工夫を凝らすことで、
狭さを感じない空間ができたのではないかと考えています。

図面を見るだけでは分からないこの広さを伝えるのには、
やはり実際に来て、空間を感じていただくのが一番です。

12月半ばまでの期間限定展示場です。
ご予約フォームが弊社ホームページにありますので、
興味を持ってくれた方は、ぜひ見にいらしてください。

多くの方に見ていただけると嬉しいでね。

嬉しい言葉 in武蔵村山市

こんばんは。
田中です。

今日は久しぶりに武蔵村山市のK様邸に現場を見に行くことが出来ました。

普段は1週間に一度は現場を見て歩くのですが、
仕事が立て込んでいたことと、片道1時間15分
(矢川原にしては結構遠いほう・・・)かかることで、
つい足が遠のき、なんと3週間ぶりの現場確認でした。

こんなに空けることが出来たのも、
経過報告をまめに写真で送ってくれる棟梁樋口のおかげです。
ひたすら感謝<m(__)m>

とはいえ、直接見ないとわからないこともいっぱいあるので、
現場に行くのは大事ですね。

2階ダイニングはロフトへとつながる勾配天井で、
今回はK様のご要望でラワンベニヤで仕上げています。

矢川原では天井に板を貼るときは、
無垢の杉板かシナベニヤで仕上げることが多いので、
普段とはちょっと違う感じです。

少し落ち着いたトーンになっていて、
壁が仕上がると、良い感じの雰囲気になりそうです。

ロフトへの階段もつきました!
天井板に合わせて、こちらはラワンの無垢材で階段を作っています。
ロフトに上がれて、K様のお子様も大喜びだったそうです(≧▽≦)

造作家具もあちこちにだいぶできていて、
いかに自分が現場に来ていないか突き付けられます(;^_^A

大工工事の様子は棟梁である樋口のブログを見て貰うのが一番ですね。
日々の変化や大工の考えていることを知ることが出来るので、
お客様以上に私が楽しんでいる自信があります(笑)

面白いので、ぜひ見てください。

そして、今日のタイトルである「嬉しい言葉」とは・・・

1週間ほど前のことだそうです。

棟梁樋口共に現場に入っていることの多かった大工の下平(しもたい)。
他の現場に回ることになり、今日で現場に来るのが最後だと伝えたところ。

K様のお子さんが「大工さんがいないの寂しい・・・」
と泣きだしてしまったそうです(;´Д`)

「1週間たった今でも、思い出し泣きをしているときがあるんですよ!」

K様の奥様は「私も樋口さんいなくなったら泣くかも・・・」。
また、手伝いでウチの現場に来てくれている大工のSさんには
『「最後の日は絶対に教えてくださいね!」って言ったんですよ!』

ですって!
これをお聞きして、正直めちゃくちゃ嬉しかったです!

家は大工がいなくては建ちません。
私がどんなに頑張って設計しても、私には家を建てることが出来ないからです。

そんな大工たちが、お客様の良い関係を築いてくれて、
それを嬉しそうに語ってくれるお客様と話ができる。

これ以上の喜びは中々ないです。
自分が褒められるよりずっと嬉しいですね。

これからも自分も現場に入る職人も皆がお客様と良い関係を築くことが出来るように仕事を進めていければと思います。

最後に現場の養生の裏側に猫を発見!
K様のお子様が描いたのかな~。
とても上手なので、お母さんと一緒に描いたのかな~

その様子を想像してしまい、嬉しくて思わずパシャリ!

まだまだ工事は続きますが、
もうちょっと現場に行けるようにしたいので、
いつも以上に頑張っていきたいと思います。

植栽によって驚くほど住まいは変わります!

こんばんは。
田中です。

昨日と今日の二日間。
珍しく現場仕事に終始いたしました。

それというのも、富士見市で建築中のH様邸の造園工事が行われるからです。

楽しみにしていたこの日。
天気予報はがっつり雨予報でしたが、
ほぼ曇りの二日間となり、
なんとか予定通りに工事を終えることが出来ました(≧▽≦)

朝8時に造園屋さんが現場に到着。

軽く剪定をしてから立てていきます。
監督岸田と大工の下平が指導を受けながら挑戦中。

仮置きして向きや位置を確認していきます。
この作業が一番楽しいかも(笑)

ウッドフェンスに囲まれた内部の木はユニックで吊り上げて入れていきます。

2階に上がって窓からどのように見える確認中。
右にしたり、左にしたり、逆に向けたりしながら、
どの位置が一番良いか決めていきます。

今回は、アプローチに飛び石を選択したので、
いつもより大きな石が多いです。

私はとても持てませんでしたが、
造園屋さんは一人で移動。力が違いすぎる・・・(;^_^A
ただ、設置は石を少しずつ動かしながらの作業になるので本当に大変そうでした。

空いている場所には川砂利を撒き、駐車場前にも砕石を撒きます。
この作業が一番体に来る(;^_^A
でも敷き終わるとやっぱりきれいになりますね。

普段することのない仕事で、体が悲鳴を上げていますが、
終わった姿を見ると、「やって良かった」と心から思います。

写真を並べると、差が歴然ですね。
天竜焼杉に木々の緑がよく映えています。

アプローチは自然石の飛び石
周りには苔をあしらって、木々を潜り抜けるようなアプローチに。
何とも色っぽい感じになりました(#^.^#)
ファンランドスケープの宮澤様。お疲れさまでした<m(__)m>

苔を付ける作業は、どんどんイメージが変わるので好きなのですが、
私が足りない資材の購入に動いているときにいつも終わってしまう(;^_^A

玄関にはガレージから続く屋根が掛かっていますが、
そこには鎖樋として、タニタスタンダード「エンスイ」を採用。
流れる水音が美しく、雨が降るのが楽しみになりそう。

家庭という言葉が、
「家」と「庭」という字から作られるということだけでも
いかに住まいにとって木々が重要なことがわかるかと思います。

人は木々があることで、
揺れる葉に風を、葉の変化に季節の移ろいを感じることが出来ます。

2階リビングのこちらは2階からも木々を楽しめるように
高めの木を植えさせていただきました。

延べ床面積24坪という決して大きくない建物では、
視線が外に伸びていくようにすることで、空間がより広く感じることが出来ます。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

こちらの建物は10月12日より
展示場として約2か月間ご覧いただくことが可能です。

ご興味のある方は、ぜひ見に来てください。
弊社HPにお申込みフォームがございますので、
ご確認お願い申し上げます。

そとん壁とは

こんにちは。
田中です。

武蔵村山市で工事中のK様邸。

外壁には「そとん壁」という材料を使っています。
会社HPはこちらです。

「そとん壁」とは何か?
100%自然素材で、高い防水性と透湿性を併せ持つ外壁材で、
材料にはシラスと呼ばれる素材を用いています。

高い防水性能を持ちつつ、一定量の水をしみこませることが出来る
特性があることで、気化熱作用から「打ち水」と同じように
建物内外の温度上昇を抑制する効果も発揮してくれます。

ちなみに「シラス」とは、九州南部一帯の厚い地層に分布する
細粒の軽石や火山灰を指します。
これが降り積もってできたのがシラス台地と呼ばれるものですね。

無機質の天然セラミック素材となるので、
紫外線や風雨による退色・劣化が起きにくいのも特徴の一つ。

K様邸では、「かき落とし」仕上げとしています。
塗った後にブラシで表面を落として凹凸を出していく仕上げ方です。
せっかく塗ったシラスを落としてしまうのはちょっともったいないですけど(;^_^A

K様の奥様がかき落とし作業に挑戦中!
私は立ち会うことが出来なかったのですが、
作業中とても良い香りが立ち上っていたそうです。
(K様 談)

色々な意味で性能が高い素材ですが、
最大の魅力はやはりその質感ですね!
単純に格好いい!

木部に塗装したこれも天然素材の「柿渋」と
外壁のマッチングがとてもきれいです。

ずっと楽しみにしていたので、
足場が取れたときは本当にうれしかったですね~(≧▽≦)

外壁の素材としては、高価なものとなりますが、
自然素材での住まいづくりをすすめる弊社にとっても
とても魅力的な素材です。

これからも機会があれば、ご提案していきたいと思います。

外部は一段落した感はありますが、
内部はまだまだ大工工事がかかりそうです。
ですが、どんどん形が見えてきて、こちらもいい感じになってきています。

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ウッドフェンスの隙間寸法

こんにちは。
田中です。

富士見市で建築中のH様邸。
先日ウッドフェンスの隙間寸法について打合せをしました。

施工されたフェンスをみて、
隙間が広く感じ、目隠しの効果がないのではないかと不安を感じたそうです。

こちらのフェンスの隙間は45㎜となっています。
確かにこれだけでは目隠し効果は薄いかもしれません。

ですが、今回はこの後に植栽を施すことになっています。

打合せのために用意した写真がこちら。

これは弊社の自宅兼展示場のウッドフェンスの写真です。
外から撮ったものと中から撮ったものの2種類。
実はこの隙間寸法は60㎜となっていて、H様邸より広いくらい。

植栽があることで、どれくらい見えて、どれくらい隠れるのかを
確認してもらうために用意しました。

H様邸は展示場より道路や隣家に近いこともあって、
45㎜間隔と少し狭くする判断をしています。

これ以下の寸法にすることも簡単なのですが、
H様邸のウッドデッキはフェンスに囲まれてしまうので、
フェンス内部に植えられる植栽や
中で過ごす人のためにもなるべく風が抜けるようにしたい。

こんな考えを伝えると、H様にもご納得いただけ、
そのままの寸法で工事を進めていくことになりました。

プランもそうですが、なぜそうなっているのか?という理由がある場合には、
それをキチンと伝えることが大事なことなんだな~と改めて感じましたね。

私の感覚で決めてしまったり、
過去行った現場での寸法をそのまま使ってしまうこともあるので、
全てにおいて、意味があるのかというとそうでもないのですが、
その場合は、設計士としての私の感覚を信じてくださいとお伝えするしか
ないですかね(;^_^A

今回の状況とは異なり、フェンスが全体を取り囲むものではなく、
風が抜ける状況にあれば、フェンスの隙間はもっと狭くしても良いと思います。

それぞれの状況で、求める形も変わってくるので、
一つ一つ確認を取って進むことが重要になりますね。

天竜焼杉の家が大工工事終了!!

こんばんは。
田中です。

富士見市で新築中の「天竜焼杉の家」の大工工事がおおむね完了しました。
外部ではウッドデッキの施工が進んでいます。

2階LDKのこちらの住まい。
明るく開放感のある2階となっています。

左の写真がダイニング側から、右の写真がリビング側から見たものです。
階段とキッチンを中心にリビングとダイニングを分ける構成。
勾配天井と古材の梁が空間の良いアクセントになっているでしょ(#^.^#)

リビング側には、ロフトもついていて、
2畳の畳コーナーと奥は収納として活用します。

階段が少し変わっていて、互い違い足を上げて上がっていきます。
わずか90センチと省スペースの中で上がることが出来るのに、
階段の踏む場所がはしごみたいに狭くならないのが特徴!

そして手すりを一工夫してあります。
ちょうどロープを掴んで上るイメージで
真ん中に手を入れるところを作ってみました。

格段に上りやすくなりましたよ(*^^)v
手摺も目立たず、意匠性も良くなったのではないかと自画自賛(笑)

モデルみたいなまっすぐな階段の方が見た目は良いですが、
空間をあまり使わないのはやはり魅力的。
今後の定番になるかもしれませんね(#^.^#)

そして今回は一つ発見がありました!

リビングのTVボードを造作したのですが、
窓台が肘掛けとなり、外を眺めるにも良し、家の中も見渡すことが出来る。
また、風を感じることもできてとても居心地がよい!

そして向かいのソファに座る人とお喋りするのに
ちょうどよい距離感なのです。

設計当初、想定していなかったところに
居場所があったことに対し、
すごく嬉しい発見のような、少し恥ずかしいような・・・(笑)

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

自分の想定していなかった居場所を
住む人であるお客様が発見していくというのは
やはり嬉しいものです。

家族と共に紡がれている「あなたの暮らし」。
そのお手伝いが出来れば、何よりの喜びですね。

 

夏休みは子供たちと遊び倒しました(*^^)v

こんにちは。
田中です。

私は平日にしか休みを取れないので、
普段子供たちと丸一日使って遊ぶことが出来ません。
大抵は、幼稚園後の半日を一緒に過ごす程度です。
ですが、子供が夏休みとなると話は別。

週一の休みに加え、お盆休みもあるのでまあよく遊びました(;^_^A
写真やこのブログで振り返ってみると、我ながら呆れるほどです(笑)

この日は仕事の後でしたが、
まずは川越の「百万灯祭り」に行ってきました。
お店が少なく混んでいて、あまり食べる楽しみができませんでしたが、
子供たちはそれなりに楽しめたようです。

こちらは、狭山スキー場にある室内プール。
プールというより水遊びですが、スライダーなど色々あります。
特に泡でプールを満たしてくれるイベントがあり、
迫力があって、大人でも楽しいです。
子供も泡まみれで楽しんでました(*^^)v

そしてお盆休みは、恒例のキャンプ。
天気にも恵まれて、2泊3日してきました。
ハンモックを吊って昼寝をし、子供は川で水遊び。
川越では38度の猛暑だったそうですが、涼しく快適でしたよ(#^.^#)

キャンプの次の日は、娘の体調がイマイチだったのでお出かけは無し!
でも遊びたいということで、娘の大好きなプリキュア人形で遊べる
1/20ドールハウスを娘と一緒に製作。
ちゃんとキッチンやお風呂もあるんですよ(*^^)v
喜んで遊んでくれましたが、数日で飽きてしまった感じです(´;ω;`)

お盆休み最終日は、イオンの室内遊び場へ。
ドレスを着て撮影もできたので、パシャリ!
わが娘ながら、めちゃくちゃ可愛い~(#^.^#)

そしてまた別の日には、幼稚園の友達家族とプリキュアショーへ。
真ん中二人は友達姉妹で、両サイドがうちの娘。
衣装はみんな手作りです。
正直凄いクオリティでビックリΣ(゚Д゚)
うちの奥様は夜なべして作ってました(笑)
子供たちはプリキュアショーやプリキュアとのハイタッチに大はしゃぎ!
そして「ペタペタ焼き」なる製作にも挑戦。頑張ってました。

そして子供の夏休み中、最後の私の休日は「川越水上公園」へ。
私が子供のころに出来て、何回か行った記憶がありますが、
もう30年以上前の話ですね(笑)
子供はそれはもう楽しそうに閉園まではしゃぎまわってましたね。
私はプール内で足がつるほど疲れました(;^_^A

こんな感じで過ごした娘たちとの夏休み
我ながらよく遊んだ感はありますが、
私は仕事が休みの時だけなのに対し、
ずっと一緒に過ごす奥様はさぞかし大変だったことと思います。

夏休みが終わると、一安心なんでしょうね。
世のお母さんたちは、本当にすごいですね~。

娘たちの笑顔にいっぱい出会えた夏休み。
私なりに満喫することができました。

仕事の方も頑張って、
今度はお客様の笑顔に出会えるようにしていきたいと思います。

何も言わなくても私たちの好みを分かってくれる!

こんばんは。
田中です。

お盆休み終盤に関東に迫ってきた台風は、
ここ埼玉では大きな影響を及ぼすには至らず、
ホッと胸を撫でおろしていますが、
その代わり、台風一過の猛暑がすごいですね(;゚Д゚)

皆様いかがお過ごしでしょうか?

武蔵村山市で工事中のK様邸。
工事の方は順調に進んでいます。

そんな中、お盆休み前ですが、
現場でお客様と打合せ中の時、

カラマツの床とコルクタイルの真鍮製の見切りを見て、
今回のブログのタイトルとした
「何も言わなくても私たちの好みを分かってくれる!」という
とてもうれしいお言葉を頂戴しました(*^^)v

打合せ期間が2年超となったK様邸。
その間に多くの話をしてきました。

打合せが長いことは良いことばかりとは言えませんが、
お互いを知るという意味では、やはりプラスになりますよね。

床見切り材という些細なところでしたが、
お客様に喜んで頂ける選択をできたことをうれしく思います。

ちなみに打合せが長いことが良いことばかりではないと言ったのは、
情報が多くなりすぎて、自分たちの住まいづくりにおいて
大事にしていたことを見失ってしまうことがあるからです。

多くの情報に飲み込まれてしまい、せっかくの住まいづくりを
楽しむことが出来なくなってしまったらもったいないですよね!

自分の選んだ施工会社を信頼して、
皆が幸せになれる住まいづくりができることを祈っています。

さて、そんなK様邸ですが外回りも良い感じになってきています。

準防火地域という条件の中、
縁側には化粧垂木とした深い軒の屋根がかかり、
これから作っていくことになる庭を眺める場所となります。

ウチとソトをつなぐ中間領域として、
気持ちよさそうな居場所になりそうです。

この住まいの裏には小さな公園があり、そこにある大きな杉の木。
K様にとって思い出深い木だそうで、
「この木の見える居場所を作りたい」という言葉は、
私の設計の手がかりにもなっています。

そして、建物手前のお地蔵様の小さなお堂。
これは私が勝手に意識したのですが、
屋根の見え方をちょっと合わせてあります。

裏手の杉の木と小さなお堂と一緒にたたずむ姿が、
この住まいの一番見てほしい姿ですね(#^.^#)

外部はモルタルの下塗りが終了し、
お盆明けより「そとん壁」の仕上げがスタートしたとのこと。

矢川原では初めての事例となる「そとん壁」
仕上がりが本当に楽しみです。

引き続き、お客様が喜んでくれるようなご提案をしていきたいものです。

工事の様子は、随時ブログに書いていきたいと思っているので、
たまに(笑)覗いてみてください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

お盆休みをいただきます。

こんばんは。
田中です。

このところ、ありがたいことに多くの問い合わせをいただき、
プランを作ったり、見積もりをしたりと忙しい毎日を過ごしています。

とはいえ、現場と違い、
契約にならないと徒労に終わるのがこの仕事のツライところ。

どうすれば、お客様の信頼を得られ、喜んで頂けるのか
常にお客様の立場に立って考えていくようにしています。

だからこそ、お客様に喜んで頂けた時が格別なんですよね~(#^.^#)

つい先日、宮崎県で地震が発生し、
南海トラフ地震の注意喚起がなされる中、
関連はないという発表でしたが、
昨夜は地震警報が鳴ってからの地震が発生するなど、
何とも落ち着かない日々になっていますね。

そんな情勢の中で誠に恐縮ではございますが、
矢川原では、明日11日~15日まで5日間お盆休みをいただきます。

ご不便をおかけしてしまうこともあるかと思いますが、
何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。<m(__)m>

しっかりと英気を養って、16日からの仕事で
スタートダッシュを決めることができるようにいたします<m(__)m>

エアコンも大事ですが、日射遮蔽も重要です。

こんばんは。
田中です。

毎日あきれるほど暑いですね~(;^_^A

そんな中、先日エアコンの新規取付と一台交換したいという
相談を受けてご自宅を訪問することになりました。

新規取付は、施工上の難点はありましたが無事クリアできそう。

ただ、交換するエアコンについては、
効果が薄いらしく、何とか効くように現状よりフラップ(エアコンの羽のこと)が
横方向・縦方向ともに可動域の広いものを選びたいというご希望でした。

大きな吹き抜けの上についているエアコン。
確かにとても大きな空間ですが能力的には足りていそう。
吹抜とのつながりも良いので、
フラップの可動域もそれほど影響はないと感じました。

そこで目を付けたのが、エアコンの反対側にある
吹抜の上の大きな窓。

軒の出は結構あるのですが、高さが高いので直接陽が射してきそうです。

実は、一般的な幅1.8m・高さ1.8mの窓で、
直接窓に陽が当たっているときの熱量って、コタツ一台分くらいあるそうです。

冬はとてもありがたいですが、
その熱が暑い夏に部屋に向けてずっと熱を送り続けているのです。
想像すると、ゾッとしませんか(;゚Д゚)

そこでアウターシェードをご提案し、その熱をまず減らすことに。
エアコンも上位機種ではないものに変えていただきました。

シャッターのように巻き取ることもできるので、
出し入れもしやすく、とてもおしゃれ。

今回は暗くなるのが嫌だったので、少し透過率の高めの物を選択しました。

中から見上げるとこんな感じです。
空も薄く見えていますね。それほど暗くは感じませんでしたよ。

日よけを優先し、もっと透過率の低いタイプを選べば、
効果は増しますが、暗くはなる・・・。
この辺りはご自身で判断していただくしかないですね(笑)

でも、このくらいでも効果は十分だったようで、
暑い日に伺ったら、「エアコンが効きすぎて、喉を傷めたかも(-_-;)」
と言われました(笑)

アウターシェードは結構お値段が高いので、
他に何かないの?という方には、すだれも有効ですよ!

私はホームセンターで売っているものを購入し、自分でつけています。
夏前にだいぶ痛んでいたので交換しました(*^^)v

見違えたでしょ(#^.^#)
3か所全部で、1万円以下だったと思います。

すだれは外からは中が全く見えないのに、
中からは庭の木々を楽しむことができるので、
私は大好きですね~。

ただ、アウターシェードと違って簡単に開け閉めできないし、
家の雰囲気によっては、すだれが似合わない場合もあるので、
この辺は好みで選んでください。

取付の際のポイントは、陽を遮ることが出来る位置に設置することと、
窓との間に隙間が空けること!

すだれと窓の間にこもった熱が内部に伝わる前に、
風が入ることで熱が逃げるからです。

すだれを掛ける際に一工夫できると良いですね~。

このブログを見て、やってみた!という方は
ぜひコメントください(*^^)v

天竜焼杉の家の足場が外れました!

こんばんは。
田中です。

毎度楽しみなこの瞬間!
先日、富士見市で工事中の「天竜焼杉の家」の
足場がついに外れました(*^^)v

いい感じになっております。
そしてガレージの中は、焼杉だと服が真っ黒になってしまうので、
杉板を塗装して納めていきます。

あえて黒くしなかったことで、ここもアクセントなって、
全体のバランスを取ってくれています。

まだまだ先ですが、
天竜焼杉の真っ黒な外壁は、
植栽が施されると、本当に緑が映えるのです。
楽しみだな~(#^.^#)

こちらの住まいは、外壁以外にもこだわり満載!

こちらは2階リビングに取り付けた古材の梁。
勾配天井の良いアクセントになっています。
屋の断熱材には、セルロースファイバーを使っています。

先日行った気密測定では、C値1.0となりました。
ものすごくとは言えない数値ですが、
まあ目標値クリアにホッとしました。

その後内装工事も進み、
床にはオークの無垢材を張っています。

天井は杉の無垢板です。

まだまだ先ですが、お風呂にはハーフユニットバスを使って、
壁・天井には檜の無垢板を貼りますよ!

こちらの住まいはお引渡し前の3か月間。
矢川原の展示場として公開させていただけることになっています。

敷地30坪に建つ約24坪の小さな住まいとは思えないほど、
解放感に溢れています。

素材のこだわりもいっぱいで、見どころ満載です。

興味のある方はぜひ見にいらしてください。
完成時はもちろんですが、工事中も随時ご案内しますので、
是非お声掛けくださいね(*^^)v

KKB(工務店による工務店のための勉強会)参加

こんばんは。
田中です。

先日、二日間の時間をもらって、
大阪・神戸に勉強会に参加してきました。

勉強会の名前は、「KKB」といいます。
「工務店による工務店のための勉強会」の頭文字を取ったものです。

コロナの前に入会させていたのですが、
コロナになり、対面での会が開けていなかったのですが、
昨年末あたりから、やっと対面での勉強会が開けるようになりました。

着工まで数年待ちという超有名工務店が多く参加していて、
自分なんかが入っていていいのか?という思いはありますが、
だからこそ、得られるものは多いはず!
少しでも何かを得てきたいと考え、参加しています。

今回は、全国から42名の方が参加し、
大阪・神戸の3社の工務店の視察をさせていただきました。

輝建設様
シーエッチ建築工房様
大塚工務店様

自社のモデルだけでなく、OB様邸まで拝見させていただくことができ、
この大所帯を受け入れてくださるだけで、
お客様との関係性がいかに良いかがよくわかりますね。

古民家再生による事務所兼モデル
大阪の街を見下ろす傾斜地に立つ新築物件
ロケーション抜群の敷地に建つ設計社員の自邸
池畔にある事務所兼モデルハウス
複数分譲の中で、ルールを定めた街づくりといえる土地からの新築

そのどれもが一つの工務店とは思えないほどの規模の事業であり、
その一つ一つのクオリティがめちゃくちゃ高い。

ひたすら圧倒されていました。

輝建設様
写真NGもあるので、一部のみ
文化財にもなる建物を再生して事務所にしています。
そして伊礼智氏のi-worksにも参加しているそうです。

シーエッチ建築工房様
2棟ともロケーションが最高でしたが、その生かし方見事でした。
ずっとため息が漏れてました(;^_^A

大塚工務店様
多棟分譲地を一社のみで展開しているだけですごいですが、
建築に際し敷地利用のルールを作り、街づくりをしています。
建築の施工ルールも確立されていて、見習うところばかりでした。
現在半分ほどしか建っていないので、街が完成したらぜひまた見たい!

使っている材も様々、納まりも様々ですが、
その一つ一つが本当に参考になることが多かったです。

敷地を生かすこと、ルールを作ること、すぐに真似したくなる内容もあり、
もっともっと自社の仕様を煮詰めないと、とても真似できないこともありました。

今思うことは、勉強することの大切さを改めて嚙み締めています。
思い切って、参加してよかったと心から思います。

ここで得たものをしっかりと咀嚼して、少しずつでも自分の会社に
反映できるようにしていきたいと思います。

今回、ご協力いただいた
輝建設様
シーエッチ建築工房様
大塚工務店様

そして、この会の企画・運営をしてくださった
COMODO建築工房様

本当にありがとうございました。

 

 

久しぶりの瓦屋根。そして耐震等級について

こんにちは。
田中です。

武蔵村山市で新築中のK様邸
上棟から1月が経過し、だいぶ外部の形が見えてきました。

屋根は久しぶりの瓦屋根。
それも「いぶし瓦」となっています。

釉薬瓦の様な艶はないのですが、
葺き終わった姿は何とも色っぽい(#^.^#)

いぶし瓦は、釉薬瓦に比べると撥水効果が少なくなりますが、
給水した水分が気化することで、打ち水のような効果も発揮するそうです。

鋼板屋根に比べ、空気層も多いことから断熱的にも効果が生まれてきます。
耐久性も抜群に高いので、おすすめの屋根材ですよ!

では、なぜ瓦屋根は最近少なくなっているのか?

デザインについては、好みもあるのでコメントは控えますが、
大きな理由の一つに耐震性があると思います。

コロニアルやガルバニウム鋼板の屋根に比べ、重量があることで、
同じ間取りで、耐震等級3を目指すには必要な壁量が多くなります。
プランの自由度が減るというのが欠点といえるでしょう。

ですが、気に入った間取りで瓦屋根が可能だと考えればどうでしょうか?

耐久性は高く、断熱性能というと語弊があるかもしれませんが、
空気層により夏対策としても効果を発揮してくれます。
数ある屋根材の中で、メンテナンス周期は一番長くなる素材です。

大事になってくるのは、きちんと構造計算をすること。
瓦屋根の重量に耐えることができる住まいにすればよいのです。

大きな地震が起きると、被害のあった映像が流れる中で、
瓦屋根の住まいが倒れてしまっている映像が目に入ってきます。

まだ、耐震基準すら曖昧だった時代はもちろん、
耐震基準ができてからも、木造2階建てでは構造計算の義務はありませんでした。
ここで、ようやく構造計算の義務化がスタートします。

矢川原では、数年前から全棟で許容応力度計算による構造計算を行い、
工事を進めています。

今回の住まいも、瓦屋根としましたが、耐震等級3・断熱等級6を確保し、
長期優良住宅の認定を取得しています。

コーナーに窓を配置して大きな解放感を安心感を持って
得ることがができるのも構造計算をしているからこそですね。

上の写真は2階のダイニングですが、勾配天井となった空間の
コーナー部分に窓を配置することで、「視線の抜け」を確保しました。
ここに座った時に遠くに山並みを望み、穏やかな時間が流れてくれることを
イメージしながら設計した場所です。

住まいづくりにおいて、大工の経験と知恵はものすごく大事です。
しかし、それだけではなく、そこに計算に基づく安心が加わることで、
プランニングの自由度が増し、より心地よい暮らしができると
矢川原では考えています。

家ができてから、何ができるのか考えるのではなく、
あなたのしたいことから住まいづくりを考えてみませんか?

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒に「あなたの暮らし」を作ってみませんか?

 

我が家の小さな設計士(笑)

こんにちは。
田中です。

お絵かきが大好きな長女。

先日、家で図面を少し描いていた時に、
隣にいた長女が、「私も書きたい!」というので、
図面を描くための紙を渡したところ、
出来上がったのがこちらの絵。

どうやら今住んでいる家のようです。
2階の丸窓が我が家を連想させてくれます。

リンゴの木とあるのは、多分ジューンベリーですね(笑)

玄関があって、勝手口があって、キッチン、テレビ、
冷蔵庫、エアコンも書いてあります。
文字で説明されているのが、分かりやすくてありがたい(笑)

庭では、笑顔で縄跳びをする長女がいます。

大体配置もあっているんですよ(*^▽^*)

ブロック遊びで家を作ったり、
おままごとでも色々と部屋の名前が出てきます。

こういった絵を見ていると、
土日はほぼ仕事のため、丸一日を一緒にいることが
年に数回だけという父ですが、
仕事をしている姿が子供に楽しそうに見えているのかな~と
感じることが出来ました。

最近会ったちょっと嬉しい出来事。

そして、今後も楽しそうに仕事をしている姿を見せることが
出来るように、より頑張りたいと思います。

ついに天竜焼杉が張られました!

こんばんは。
田中です。

前回のブログから2週間も経っていました。
中々更新できず申し訳ありません。

そんな状況ではありますが、現場は順調に進んでおります。

富士見市で工事中の「天竜焼杉の家」。
ついにその天竜焼杉が張られました(^_^)v

道行く人に見てほしくて、
一面だけ養生シートを剝がしてしまいました(笑)

矢川原では、モデル兼私の自邸に続く、2棟目の施工。
いや~やっぱり格好いいですね(笑)

ビルトインガレージから玄関まで続く下屋は、
水平ラインを整え
建物の重心を下げること(プロポーションの意味です)を目的としています。
決して重くするという意味ではありません(笑)

もちろん、意匠ばかりを意識しているわけではありません。
ビルトインガレージから下屋をつなげることで、
雨にぬれずに玄関までたどり着けるということも
目的の一つとなっています。

外観はいい感じになったかな~と思っています(#^^#)

そして焼杉のジョイントを上から化粧で止める釘は
真鍮釘を使っています。

値段はちょっとお高いのですが、
やはり経年美のある美しい素材で、
実は、お客様こだわりの玄関ドアの取っ手も真鍮なんですよ!

施工するとき、大工は釘を留める位置に
糸を張ってそれに合わせて留めていきます。

地味な事ですが、これをすることで釘の位置が
ピシッと揃うので、見た目がグッとよくなるんですよ(^_^)v

こういう小さなところを丁寧に行うことって大事ですよね。
指示しなくても気を使って工事が進んでいくことが嬉しいです。

これから雨樋を付けたり、
雨戸の戸袋部分の板を張れば、足場を外すことが出来ます。

今からめちゃくちゃ楽しみです(#^^#)

インスタで矢川原さんを見つけた!

こんにちは。
田中です。

GW明け早々に武蔵村山市で上棟となったK様邸。
およそ2年前の電話でのお問い合わせから打合せとなったのですが、
そもそものキッカケが「インスタグラムで矢川原さんを見つけた!」
というものでした。

建築家「伊礼智氏の建築が好きだ」というK様。
私が伊礼氏が講師を務める住宅デザイン学校で学んでいたこと、
実際に建てている建物のテイストが近いこともあり、お声掛けいただいたそうです。

インスタグラムは、その時点で始めてから半年ほどたっていましたが、
その効果を実感したことはなかったので、
その話を聞いた時は本当に嬉しかったですね~ヽ(^。^)ノ

問い合わせから自宅兼展示場をご見学いただき、
最初の出会いから2年以上が過ぎ、ついに先日上棟となりました。

やはり感慨深いものがありましたね~

建物もこだわりがいっぱいです。

外壁には高千穂シラスを使った「そとん壁」
防水性と透湿性を兼ね備えた塗り壁素材

屋根にはいぶし瓦を使います。
また、準防火地域という条件の中で、
化粧垂木と化粧野地という仕上げ

玄関にもユダ木工の木製玄関引戸を使い、
外部にも木のテイストをふんだんに出していく予定です。

性能面でも十分な性能を確保しています。

許容応力度計算による耐震等級3
構造材は埼玉県県産材をフル活用

サッシは木製サッシ、YKKのAPW330と430を併用。
断熱材はセルロースファイバーを使用し、
UA値0.39 断熱等級6

矢川原では構造計算も温熱計算を全て自社で行う形では
初めてとなる長期優良住宅も取得していますよ(*^^)v
*これまで取得した長期優良住宅は、構造計算は外注でした

また、「想いを繋ぐ」ということで、
建て替え前に床柱を外して、ご両親の寝室に使う予定
無垢の「えんじゅの木」で、とても立派な材料です。

こちらは解体工事前に大工と一緒に床柱を外しに行った時の様子で、
お客様が撮影してくれました。左が私。
1月末のまだ寒い時期でした。

本当に盛りだくさんのK様邸。

私自身も初めて使う材料や細かな納まりが多く、
上棟の嬉しさと合わせ、緊張感も高まりまくってます(;^_^A

上棟後に四方の清めと簡単な上棟式を行い、この日は終了。
けが人を出すことなく、無事棟まで上げることが出来てホッと致しました。

K様。本当におめでとうございます。
そして、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

グラスウール充填断熱マイスター認定!

こんにちは。
矢川原の田中です。

矢川原では、明日3日~6日までゴールデンウィーク休暇を取得いたします。
ご迷惑をお掛けしてしまう場合もあるかと思いますが、
どうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

さて、今日のタイトルは
「グラスウール充填断熱マイスター認定」とあります。

現在、大工工事中の富士見市H様邸では、
外壁に焼杉を貼ることになっています。
そこで防火基準を満たすため、構造用面材は大建工業ダイライト
断熱材には高性能グラスウールを使用しています。

最近はウレタン吹付やセルロースファイバーなど、
専門施工業者による断熱施工が多かったですが、
グラスウールだと大工に施工してもらう方が工事を進めやすいということで、
これを機会に改めて断熱材施工における講習を
すべての大工さんに受講してもらうことにしました(*^^)v

私含め、すべての人が座学と実棟講習。

そして、監督の岸田と社員大工の樋口にはプラスαとして
マイスター認定まで取得してもらいます。

こちらは二人の試験風景と実際に断熱材の施工や気密シートの施工を
実際にやっているところ。

2人とも無事合格して、晴れてマイスターとなることが出来ましたヽ(^。^)ノ

私個人としては、ほとんど知っている内容でしたが、
あらためて聞くことで再確認できたこともありましたし、
監督や大工に断熱や気密の重要性を改めて確認してもらえる
良い機会になったかと思います。

矢川原では、高気密高断熱住宅や耐震等級といった性能は当たり前のこととして、
「性能の先の心地よさ」を目指すことを謳っております。

多く人が携わる住まいづくり。
やはり基本を押さえることは大事ですよね。

今後もこういった勉強の機会を作っていきたいと思います。

物流の2024年問題に直面!!

こんばんは。
田中です。

物流における2024年問題については
耳にされている方も多いと思いますが、
矢川原でもその問題に直面しています。

資材の運搬費がなんせ高い!
建築は契約してから着工するまで時間があります。
見積りするのは更に前なので、
当時の見積もりだと追いつかないことも多くなります。

そこにこの問題が発生し、頭が痛くなる日々です(´;ω;`)

今回は木製サッシの運搬費が急上昇し、全然見積もりと合わない!
資材の高騰などもあり、そうそうお客様に負担をかけるわけにもいかないので、
思い切って自分で取りに行くことに!

場所は静岡県浜松市。
矢川原からだと車で片道4時間ほど。
1日で行って帰ってくることも出来ると判断しました。

でも、せっかく行くならただの運搬のみにするのは勿体ない!
勉強することが出来れば、この往復が生きたものになると考え、
工務店の資材部門でもあるサッシの仕入れ先にお願いして、
建物を見学させていただくことにしました。

浜松の超有名工務店「扇建築工房」。
設計工務店として全国に名を馳せる工務店です。

兼ねてからずっと見てみたいと思っていた工務店だったので、
お忙しい中なのに時間を作っていただくことが出来るという回答を貰い、
静岡に前乗りすることにしました(*^^)v

前日15時半頃に会社を出て静岡へ。
19時過ぎには着くことが出来ました。

そして、前乗りの楽しみはご当地のお酒が飲めること(#^.^#)
ホテルで聞いた居酒屋は残念ながらお休みでしたが、
1人ウロウロして1キロ以上先にある居酒屋に無事入ることが出来ました。

美味しかった~。そして大将の笑顔がとても素敵な店でした。
久しぶりの一人居酒屋を楽しむことが出来ましたね(笑)

翌朝は主目的である木製サッシの積込をしましたが、
大型サッシばかりが全部8窓。
どう積めばうまく納まるか頭を悩ませつつ、なんとか積込。

割とコンパクトに詰めていますが、
あ~でもこ~でもないと言いながら、
苦労したんですよ(笑)

帰りの高速を考えると、適当には出来ないので、
無事着いた時は、本当にホッとしましたね(;^_^A

見学させていただいた建物の写真は載せることが出来ませんが、
本当に素晴らしく、工事中、完成と2棟も見せていただけたので、
本当に勉強になりました。

扇建築工房様。
本当にありがとうございましたm(__)m

今回は高くなった運賃を浮かしつつ、
とても貴重な時間が出来て大満足でしたが、
毎度毎度そうはいかないでしょうから、
この運送に伴う金額はキツイものになりそうです。

今まで以上に様々な配慮をし、
無駄を省き、より良いものをお客様の手の届く範囲で、
提案していけるように頑張っていきたいと思います。

 

「天竜焼杉の家」上棟しました! in富士見市

こんにちは。
田中です。

埼玉県富士見市で工事中のH様邸。
先日、ついに上棟いたしましたヽ(^o^)丿

Hさま。おめでとうございます。

午前中に行った時には2階の床までだったものが、
夕方には屋根の形が見えるところまで進んでいました。

レッカー無しで手上げでの棟上げという状況の中、
私ももちろん手伝いましたが、数時間だけでバテバテ。
大工、鳶頭、監督の皆さん、一日本当にお疲れさまでしたm(__)m

怪我無く、無事棟上げまで行くことが出来て本当に良かったです。

下の写真は、屋根に垂木を並べている様子。
材木が均等に並べられる姿は何とも綺麗ですね。
私はこの姿が好きなんです(*´ω`*)

この姿が観れるのは上棟日のみ。
次の日にはベニヤが張られてしまいますからね~。

翌日には屋根下地が終了し、
ルーフィングが施工されれば、
雨仕舞として一安心。

やはり屋根が決まると、落ち着きますね。

これから間柱・筋交い、そしてサッシなどが入り、
壁の下地が出来れば、いよいよ焼杉の施工へと進んでいきます。

Hさまが住まいづくりで取り組みたかったことが
「天竜焼杉」を使った家にすること。

弊社のモデルハウスを見に来たキッカケも
天竜焼杉を張った家だったからだそうです。

私自身もずっと気になっていた素材で、
まずは自分の家で使ってみよう!取り組んだ素材でもあります。

そこに共感していただける喜びというのは、
建築に携わる者にとって、かけがえのないものです。

まだ始まったばかりですが、
Hさまのご期待応えることが出来るように
引き続き頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます

2棟連続着工!

こんばんは。
田中です。

3月も終盤に差し掛かり、いよいよ4月となりますね。
分かれと出会いの時期でもあり、
何かと忙しい時期ではありますが、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

私は言うと、ここで新築が2棟始まることもあり、
かなりバタバタとした日々です(;^_^A

どちらの住まいもお客様のこだわりがいっぱい!

自宅兼展示場で使用した「天竜焼杉」を使いたい!
という想いで、工務店探しをしていて弊社を見つけてくれたHさま。

好きな建築家が一緒であり、
インスタグラムで弊社を見つけ、問い合わせいただいたKさま。

どちらも矢川原の住まいづくりに共感いただき、
造園まで行うことが出来る楽しみ住まいです。

Hさま邸は、基礎工事が終盤に差し掛かり、来月早々の上棟予定。

24坪と決して大きくありませんが、
展示場で気に入ってくださったウチとソトを繋ぐ空間づくりや
檜張りのお風呂、造作洗面に造作キッチンなどなど、
弊社の謳う「小さな家に豊かに暮らす」という想いが
たくさん詰まった住まいとなっています。

I様邸は、基礎工事前の地縄張りを行いました。
近々地鎮祭を行う予定です。

こちらは2世帯が住まう住まいとあり、弊社にしてはかなり大きい建物ですね。
細部にわたるこだわりがいっぱいで、
家具や照明器具などのインテリアにも造詣が深く、
私の方が教えてもらっているくらいです(;^_^A

建物の好みがとても近いので、ついつい打合せが楽しくて長引いてしまうのが、
問題になってしまいます(笑)

2棟ともまさに始まったばかり、
いつも通り、緊張もしつつもやっぱり楽しみな時間です。

住まいづくりをお客様と一緒に楽しめるのは、
やはりこの仕事の素晴らしいところですね。

ご期待に沿えることが出来るように、
もっともっと頑張っていきたいと思います。

「現場を大切にしてくれていると感じた!」

断熱・耐震の「性能向上リノベーション」を行ったI様。
先日、引き渡し後のインタビューにご協力いただきました。

矢川原を知った理由や決断した決め手。
お気に入りの場所やその後のご感想などを聞いたのですが、
工事中の印象をお聞きする中で、大工や現場監督が、
「現場を大切にしていると感じた」という、とても嬉しい言葉をいただきました。

どんなにきれいに仕上がっても、その過程の印象が良くなければ、
きっとその仕事はご満足いただけるものにはならないはずです。

矢川原の家は、当然私一人では建てることは出来ません。

現場監督や大工、協力業者の皆の力があって、
やっと一つの住まいが出来上がります。

そういった意味で、これ以上嬉しい言葉はありませんでした。
I様。本当にありがとうございます。

今回は、そんなI様の住まいをご紹介します。

まず、ご要望に合ったのは、
かつてキッチンだった場所を吹き抜けにしたいというものでした。
そして、矢川原のモデルハウスを見るキッカケにもなった丸テーブルや椅子。
建築雑誌で見た可動ルーバー建具を使いたい!

・・・などというもの。
全体より部分的なご要望が多かったように思います。

この壁の奥にキッチンがあり、ここが吹抜のあるダイニングとなっています。

吹抜けからの光、可動ルーバーから漏れる光により落ちる影。
ペンダントライトの光は優しく、丸テーブルを照らしてくれます。

椅子は、家具屋で家族それぞれが違う椅子を選んでいます(#^.^#)

ヒラシマ AGELE円卓 Φ1050
宮崎椅子製作所 UUとHATA 2脚
シキファニチア ユナWセミアームチェア 1脚
ペンダントライト ルイスポールセンデザイン トルボー220

ここにはI様の「好き!」がいっぱい詰まっています。

アイランドキッチンを中心にダイニングとリビングを分ける形で、
間取りも変更しています。

当初、手元を隠したいとカウンターを立ち上げる予定でしたが、
ショールームで一目ぼれして、掃除をする決断をしてこちらを選択。
空間が広く感じますし、反対側も収納となっていて便利。

ウッドワンのスイージーという無垢の木のシステムキッチンです。
キッチン下のオープンスペースはゴミ箱スペースとなるのですが、

ステンレスのスライドバスケットを大工さんに一工夫してもらい設置。
ゴミ箱はもちろん、籠なども入れることが出来る様にしてあります。

キッチンを挟み、ダイニングと反対側のリビングコーナーは
ひたすら寛ぎコーナーといった感じです(#^.^#)
3帖の小上がりの畳コーナーとその隣には造作ソファがあって、
どっちもゴロゴロしたくなります(笑)

高さをピッタリに揃えることで、より広がりをもって使えます。

お子さま2人のうち、どちらかは必ずここで寝ているのではないかというほど、
活躍してくれているそうです(笑)

以前の姿がこちら。引き戸の奥が6畳の和室になっていました。
因みに、畳コーナーの写真の奥の3つのガラスブロックは、
工事前に取り外して再利用していますよ(*^^)v

1階の床は、ナラ材にハンドスクレイプ加工を施したものを使っています。
あえて凹凸を作った床なのですが、これが足触りが良い!
裸足で歩きたい床ですね~

そして横から光が当たると本当に綺麗なんです。
I様のベストショットをいただきました(#^.^#)

凹凸が綺麗に見えて、いい感じです(*^^)v

一部吹抜を作ったI様邸ですが、
玄関上部にあった吹抜けは逆に床を造作しました。

キーボード置場にすることと、
室内物干しスペースとして活用できるようにしてあります。

外部はほぼ以前の姿のままなのですが、
玄関を開けると目の前が公園のため、公園にいる人と目が合うのがちょっと・・・
というご意見から、木製格子を付けることになりました。

外からはほとんど見えなくなりましたが、
玄関側からだと、結構見えるんですよ

そして、サクちゃんというワンちゃんをこよなく愛するI様ご家族。
サクちゃんコーナーも当然あります(笑)

住まいの中心であるキッチンの真ん前がサクちゃんコーナー。
タイル張りとして汚れ対策とし、ゲージもここに置きます。
タイルの上にあるベッドで、日向ぼっこをしながら寝ているそうですよ(*´ω`*)

サクちゃんに似たぬいぐるみを見ると、欲しくなってしまうというI様ご家族。
ゲージの上にはサクちゃん似のぬいぐるみがあります。実は他にもチラホラ(笑)
引き渡し後に誕生日を迎えたサクちゃんのパーティーも行われたそうです。

椅子に座って、パシャリ!
なんとも可愛いですね~

サクちゃんと暮らすことをイメージしながら、
自分たちの「好き!」をいっぱい詰め込んだ今回のリフォーム。

断熱性能はHEAT20「G1クラス」となるUA値0.5
気密測定も行い、リフォームながらC値1.3となりました。

「2階まで温かくて感動した!」(1階にある14畳エアコン一台で)
という嬉しい言葉もいただけました。

家が古いからとあきらめないでください。
リフォームだって、「夏涼しく、冬暖かい家」を作れます。

I様に住まいづくりを考えている方に一言という質問をすると、
「今なら国の補助金もあるので、思い切ってやってみるのも良いと思う」
とのことでした。

暑い・寒いに悩んでいる方。
地震に対して不安を覚えている方

興味のある方はぜひお声掛けください。

「火のある暮らし」を楽しむ in鶴ヶ島

こんばんは。
田中です。

現在、鶴ヶ島市で工事中のI様。
リフォームで薪ストーブを設置しています。

薪ストーブに憧れを抱いていたI様は、
3年前に薪ストーブを設置した新築工事の見学会にご参加され、
この度、念願の薪ストーブを設置する工事を行うことになりました。

その住まいに興味を持った方はこちらをごらんください。

そしてI様邸はこちら。

居間として使っていた和室を土間のある洋間に変えて、
薪ストーブを設置しました。

上の写真がビフォー。

改装後がこちらです。ものすごい変わったでしょ((^_^)v
造作ソファからは寝転んで炎が眺められます。

外部はこんな感じです。
純和風の家にもよく似合います。

先日、火入れ式も行いました。
念願叶って、本当に嬉しそうでしたね~。

薪は三度人を温めるといいます。

一度目は薪を作る作業で温まり、
二度目は燃やしたその炎で身体を温めてくれ、
三度目は薪で作る料理で身体を温めてくれるのです。

そして、実はもう一つ温めてくれるものがあります。
それは、揺れる炎を眺めることで「あなたの心」が温まるのです。

矢川原が作りたいものは、家ではなく「あなたの暮らし」です。

憧れだけで終わらせてしまうのは勿体ない魅力が薪ストーブにはあります。
先日、川越まちゼミの中で、薪ストーブ導入講習会を実施しました。

参加されたM様は
薪ストーブの火入れから薪割り体験まで行い、終始楽しそうでした。
炎を眺め、ハンモックに揺られてこの笑顔(^O^)

薪ストーブの炎は、やはり人の心を温めてくれるようですね(笑)

まちゼミ以外でも薪ストーブの体験は出来ますので、
ご希望の方はぜひお声掛けください。

おふろCAFE熊谷「ハレニワの湯」

こんにちは。
田中です。

昨日はお休みをいただいたのですが、
娘も幼稚園行事の関係から午前保育とあって、
久しぶりに半日一緒にいられるからと
ちょっとだけ遠くにお出掛けしてきました。

とはいえ、天気は雨。
どこに行こうかということになり、
向かったのはおふろカフェ熊谷「ハレニワの湯」。

スーパー銭湯のような場所ですが、
ボールプールや子供用ボルダリングなどの
子供の遊び場もあり、フリードリンクもあるので、
かなりの時間のんびりとできました。

また、半個室のような空間づくりや暖炉などもあり、
大人だけでも寛ぎの時間を過ごすことが出来そうです。

私の気に入った空間はこちら。

ツリーハウスと名付けられた空間で、
ハシゴを上ると、L型となっていて、
天井はなく、そのまま大空間の天井が見えています。

段違いの窓が可愛らしく、この空間で家族4人で
カードゲームをして遊んでました(*´ω`*)
娘のお気に入りのピンクのクマさんぬいぐるみは、
元々置いてあったでっかいのクマのぬいぐるみとまるで親子のよう(笑)

そして良かったのが、このツリーハウスの下の空間。

高さはおよそ6尺(1.8m)。
柱から持ち出しているツリーハウスの床はおよそ4.5尺(1.35m)。

天井が低く抑えられ、その下にあるソファが何とも落ち着く空間になっていました。
お風呂から先に出ていた私は、売店で生ビールを購入し、
ジョッキ片手に良さげな場所を探してキョロキョロ、ウロウロ・・・。
最終的にこの場所に落ち着きました(笑)

これなら、大きな空間を作っておけば、
ウチの物件で、後からでも似たような空間が作れるかも・・・
そんなことを考えながら、ビールをさらに吞み続ける私(・∀・)ニヤニヤ

どこに行っても、こんなことばかり考えているのは、
もはや変態か(;^_^A
でも、いいんです!楽しいんだからヽ(^。^)ノ

隠れ家的な居場所が良いと感じるのは、
この空間を楽しんでいる他のお客様の様子を見れば、一目瞭然です!
住まいづくりに居場所づくりは必須だと改めて感じましたね。

子供も大喜びでしたし、
妻も私も満足度は高く、又行きたいと思える場所が見つかりました。

皆さんもぜひ行ってみて下さい。
平日だとパパママカードを持っていれば、未就学児はなんと無料!
平日は特にお得ですよ(*^^)v

光が遊びに来る

こんばんは。
田中です。

先日、断熱改修工事を行ったI 様邸に
楽しみにしていた可動ルーバー建具が入りました。

他はブラインドだったのですが、
お客様のご要望で、両開きのルーバー建具を使うことになったのです。

ルーバーからこぼれる光と影。
綺麗ですね~。思わずため息が出ました。

好きな建築家である伊礼智氏は、
「光が遊びに来る」と表現していました。
とても素敵な響きだと思いませんか?

光と影は、色々なシーンで楽しみことが出来ますよ(*^^)v

床や外壁に映し出される木々の影

こちらは格子の作り出す光と影。
建具のデザインや太陽の角度で時間と共に姿を変えていきます。

自宅で過ごす穏やかな時間。
ふと目をやると、そこに遊びにやってきた光に心奪われる。

矢川原が作りたいものは、家ではなく、
「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

造作棚で空間が変わる

こんばんは。
田中です。

今日は造作の棚についてのお話です。
矢川原では新築時に様々な収納棚を作ります。

洗面収納だったり、TV台収納だったり、
洗面台やキッチンといった設備類まで色々なものがありますが、
今日は少し違うところをご紹介。

1点目は玄関。
昨年、リフォームしてきれいになったO様邸。

玄関ホールの片隅に置かれる
随分と高そうなお酒の瓶とスリップ。

たまたまご挨拶に行くと、「ここに棚作れる?」と聞かれ、
「もちろん出来ます!」とすぐ返事(笑)

お酒の空き瓶ディスプレイ兼スリッパ置場を造作しました(*^^)v

来たお客様がみんな驚かれるそうです!
まだまだ空きがあるので、ビンがいっぱいになるのが楽しみです(*´ω`*)

O様。飲み過ぎにはくれぐれもご注意ください。

そしてもう1ヶ所は、川島町のW様。
こちらはリビングの一角に収納棚を作りました。

デスクを置いてあったり、自作の棚も作るなど工夫して使っていますが、
ちょっと雑然とした感じです。

そこで、良く取り出すものをオープンスペースに入れ、
その他は建具をつけてスッキリと見えるようにしてあります。
地袋の扉の下が空いているのは、ルンバを使うことになったら、
ここをルンバ基地として使えるようにするため(*^^)v

お仏壇もここにあり、来客時には閉めておくことも出来るようになっています。

空間を無駄なく使ったことで収納量が増え、
「家が広くなったみたい!」と嬉しい声をいただくことが出来ました。

矢川原では新築に限らず、リフォームでも様々な工事に対応しています。
大切なものを飾る棚やちょっとした作業スペースを作りたいなど、
あなたの想いを形に致します。

お気軽にお問い合わせください。

性能向上リノベーション

こんばんは。
田中です。

川越市野田町のI様邸。
築20年ほどと年数はそれほど経過していませんでしたが、
生活の改善を目的に間取り変更と合わせ、断熱改修を行っています。

コストバランスを考えて、外壁側は塗装という選択をし、
屋根については、既存のコロニアルに傷みがあったので、
耐候性の高く、軽量のガルバニウム鋼板を重ね葺きしています。

また、断熱改修に合わせ、耐震補強工事も合わせて行いました。
築年数が浅いので、強度的にはそれほど問題はなかったのですが、
壁のバランスがあまり良くなかったので、その調整も合わせて行っています。

断熱材はセルロースファイバーを
天井に200㎜、壁に90㎜、床にも100㎜ほど入れています。

サッシは外窓交換とした場所は樹脂サッシとし、
既存のサッシが残した場所については、ペアガラスタイプの2重サッシとしています。

おかげで、断熱性能はUa値1.15からUa値0.5と大きく改善しました(*^^)v
断熱等級は等級3から等級5へと2段階上げることに成功しました。

そして、新築では全棟行っている気密測定。
今回はお客様の家で初めてリフォームでも実施しました。

結果は、C値1.3でした。

川島町のリノベーション展示場が1.5だったので、少し良くなりましたね。
1.0以下を目指したのですが、やはりリフォームでしっかり気密をとるのは
中々難しいですね(;^_^A

でも、課題も見つかったので、次回にはしっかりと生かし行けると思います。

こちらの住まいは、近々お引渡しです。
間取りも大きく変わり、小上がりの畳コーナーや造作ソファなど、
I様のこだわりも満載です。

完成の様子は、またブログで紹介しますので、
楽しみにしていてください。

最後に、元旦に発生した能登半島地震。
自宅の被害が大きく、
家では生活をできなくなってしまった方も多くいらっしゃいます。

耐震補強を行い、被災したとしても何とか生活を継続できるようにする。
断熱補強を行うことは、たとえ電気がなくとも、
室内の温度を少しでも高く保てるようにすることに繋がります。

災害が起こるたびに
耐震・断熱といったことがいかに大切かを思い知らされています。

矢川原を選んでくれたお客様のお役に立てるように、
勉強をつづけ、知識と経験を積んでいきたいと思います。

そして、被害に合われた皆様のご冥福をお祈りするとともに、
少しでも状況が改善することを心よりお祈り申し上げます。

あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

今年は成人式による祝日の関係から、
正月休みも例年より1日長くなり、9日よりスタートいたしました。

今年も地元山田八幡神社に社員・大工が全員集まり、
新年の祈願祭を執り行うことが出来ましたよ!

願うことはいつも同じです。

今年一年けが人を出すことなく、
私自身をはじめ、社員、大工、協力業者のみんなが
笑顔で仕事をすることが出来、その仕事によって
1人でも多くのお客様を笑顔にできるように・・・。

というもの。
一日一日を大切にして、
お客様に寄り添うことが出来るように努めていきたいと思います。

今年は、元旦早々に能登半島にて大地震が発生し、
多くの方の被害が出ています。
捜索中の方も多く、まだ被害の全容がはっきりしないような状況です。

1月ということで寒さもあるため、
被災された方は、今後についても不安が多いことと思います。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
少しでも状況が改善することを心よりお祈り申し上げます。

矢川原としても、
被災された方々のために出来ることを模索していきたいと思います。

そして、通常業務を振り返った時に思うことは、
やはり住まいづくりにおける耐震性能の大切さです。

新築時には、全棟標準としている許容応力度計算による耐震等級3。
とはいえ、弊社では構造計算ソフトによる計算をしていますが、
認定業務まではしていないことが多いので、等級3相当となりますけど(;^_^A

この耐震等級3をきちんと確保することで、
熊本地震や今回の能登半島地震のような繰り返しの大きな地震が来ても、
その被害をかなり小さく抑えることが出来、自宅で生活を続けることが
出来る可能性が高くなります。

断熱性能も確保しておけば、電気が復旧しなくとも室内温度を一定以上に
保ったまま生活をすることが出来ることになるのです。

高気密高断熱については、昨今当たり前に叫ばれていることですが、
意外と耐震等級については、はっきりしていないことが多いように思います。

住まいとは暮らしを守るための器です。
断熱ばかりでなく、耐震についても見つめ直してもらうことが大事だと
今回改めて思いました。

矢川原では断熱改修はもちろん、耐震改修工事も行っています。
不安を感じている方は、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

一年間お世話になりました。

こんにちは。
田中です。

今日で矢川原も仕事納めです。
正月休みは12/30~1/8を予定しています。
ご迷惑をお掛けしてしまうこともあるかと思いますが、
何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m

今年も多くの出会いをいただき、
忙しく過ごすことが出来ました。

これもひとえに矢川原を選んでいただいた皆様のおかげです。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

新築したNさま。

シンボルツリーであるおかめ桜を楽しむ住まいにすべく、
桜のそばにダイニングテーブルや2階の寛ぎスペースを設けた住まいです。

奥様の趣味である陶芸の作品を並べる場所を設けたのも特徴的でした。

もう一軒の新築はK様。

親御さんの建て替え、お姉さまの新築に続き、
弊社に新築をご依頼いただきました。

奥様の趣味であるピアノ。
グランドピアノを置きたいというお言葉と敷地条件から
「田園風景を望むグランドピアノのある家」という
テーマを付けさせていただいた住まいです。

リビング階段とした開放感のあるLDKや3帖のこじんまりとした和室。
リビングや2階寝室、ベランダからは田園風景を楽しむことが出来る住まいです。

新築は2件と少なめでしたが、
今年象徴的だったのは、断熱改修工事が増えたことでした。

川島町にオープンした体験型断熱リフォーム展示場の効果と
国による補助金の後押しもあり、性能向上リノベーション工事を
いくつか行うことが出来ました。

来年も補助金の継続が発表されたこともあり、
この動きはしばらく続きそうですね。

年明けから春先にかけて新築2棟の着工が決定しており、
リフォームも新年早々にスタートするので、
ありがたいことに忙しい一年となりそうな感じです。

正月休みで鋭気を養い、良いスタートが切れるように
頑張っていきたいと思います。

今年一年、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

視線の先にあるもの・・・

こんばんは。
田中です。

今日は異常なほど暖かな一日となり、
寒暖の差は例年以上に激しい年となっていますね。

皆さま、体調を崩されないようにくれぐれもご注意ください。

さて、そんな年ですが、
今年は自宅兼展示場の大モミジだけはうまくいきませんでしたが、
他の木々はいつも以上にきれいな紅葉を見せてくれました。

そこで、今日のタイトルは「視線の先にあるもの・・・」とします。

展示場の玄関に入り、奥に目を向けると廊下の先には
窓があり、その先にドウダンツツジが植えてあります。

綺麗に紅葉し、玄関に入るたびに目を奪われます。
展示場の1階は、12坪ほどしかないちいさな家ですが、
視線の先に窓、そしてその先に景色があると狭さを感じにくくしてくれます。

2階の窓からは、遠くの山並みとわずかですが富士山も見えます。

この景色の所にはあえて木々が被らないように植栽しています。
「木を植えないのも造園家の仕事」というのは、
造園家「荻野寿也」氏の言葉です。

綺麗な景色があるところは、開けておくことも大事なことですね。

そして、景色がない場合は自分で作ります。

こちらは宮元町の旧展示場の隣にある「庭小屋」のモミジ。
今年は本当にきれいでした。

庭小屋の前面は、広い道路になっているのですが、
あえてコンクリート塀を立て、通りからの視線の遮りつつ、
窓を全開放して、庭と一体感を感じながら、
寛ぐことが出来るようにしてあります。

右の写真は、庭小屋の一番奥から撮影したものです。
部屋の中はこんな感じ。4.5帖の和室です。

窓の外には土間を作り、軒を深くかけることで、
雨の日でも安心して窓を開けておけることが出来ます。
また、軒下空間はとても心地よい居場所となります。

この空間は、私のお気に入りの焚火スポットヽ(^。^)ノ
植栽とコンクリート塀が通りを歩く人の視線から私を守ってくれて、
とても安心して寛ぐことが出来ます。

視線の先には窓を設け、植栽や借景を利用し景色を作る。
そして不用意に窓を設けず、見たくないものは見ないようにすることも大切です。

通りからの視線も上手くかわさないと、
せっかくの景色もずっとカーテンを閉めておくようになってしまうかもしれません。

敷地を読み解き、どこを向いて暮らすのか?
日当たりも大事ですが、周辺環境を配慮しながら、
設計を進めていくことが大事だと考えています。

出来上がってから、
「ここに座って外を眺めるのが幸せなんだ!」
と言ってもらえらたら最高ですね。

矢川原が作りたいものは家ではなく、
「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒に住まいづくりをしてみませんか?

即日設計の訂正案を考える

こんばんは。
田中です。

前回のブログで書いた即日設計会。

講師の方にいただいたアドバイスを意識しながら、
訂正案を考えてみました。

プランニングの勉強なので、
案だけをまとめ直せばよいのですが、
やっているうちにきれいに描きたくなって
色まで付けてしまいました(笑)

でもこの辺は個人的な勉強だし、
余りのめり込むと、通常業務が回らなくなるので、
仕事の後に家でやったり、朝早く起きてやってましたよ(笑)

図面って時間をかけると、雰囲気は出ますね~。
割といい雰囲気の家になったとは思っています。

・・・が、自己満足で終わっても意味がないので、
この訂正案を当日講師をしていただいた方の一人である
若原一貴氏にもう一度見てくれないかと問い合わせしてみることに。

本当にお忙しい方なのに、キチンと返信をくださり、
「もっとシンプルにまとめることを心がけて」
「基本となる骨格はもっとシンプルに」
「個性は無理やり出さなくても良い」
といったアドバイスをいただきました。

即日設計会という場で、予算配分も特になし。
ちょっと変わったことをしてみようという自分の心を
見透かされたようでした(;^_^A

その中で、彫刻家「佐藤忠良」氏の言葉を紹介されました。

「一人の人間として普通に暮らし、色々と幅広い勉強をして、
 コツコツ叩き上げる誠実な努力の積み重ねから、
 最後に滴り落ちるのが真の個性だ」

という言葉です。

正直、ものすごく自分に刺さる言葉でした。

住まいづくりというお客様にとっての人生の一大事業。
そこを任せていただく以上、どれほど勉強をしても
足りないことはあっても、十分ということはありません。

改めて、設計という仕事の楽しさと難しさを感じ、
日々の仕事に対して、より真摯に仕事に向き合おう
という気持ちにさせていただきました。

お忙しい中、ご対応いただいた若原様。
本当にありがとうございました。

 

即日設計 in 熊谷

こんばんは。

昨日、工務店同士の勉強で熊谷に行き、
「即日設計」に挑戦してきました。

「即日設計」とは何か?というと、
施主の要望をまとめた要望書を貰い、実際に現地を確認。

現場から移動し、そこからわずか3時間でプランを考え、
図面を描き上げて皆の前の発表するというとてもハードなもの。

こちらは課題の敷地。
低層地域とは言え、広いので建蔽率や容積率はあまり気にしなくて良さそう。

敷地の北東方向には敷地に平行して川が流れ、その向こうには道路。
抜けとしては十分ですが、単調に感じてしまい、
私はあまりこの景色を取り込もうとは思いませんでした。

そんな中で、道路の向こうに山並みを発見。
1階だと車のライトなども室内に飛び込んでくるので、
2台要望に入っていたガレージ一台分をビルトインガレージとして、
スキップフロアで、その上にリビングを持って行ってみることにしました。

出来上がったのがこれ。
後、内観パースと断面図が少しあります。

昼食をとる時間も確保できず、休憩時間も合わせ、
実質4時間くらい使ったでしょうか。
最後は腕が吊りそうになるほど、辛かった・・・(;^_^A

それでもパースは時間が足りなくてかなり雑(T_T)

講師は、
「小さな住まいを建てる」の著者である若原アトリエの若原一貴氏

「若手設計者に贈る 木造住宅の手書き詳細図集」の著者である
佐藤重徳建築設計事務所の佐藤重徳氏

というなんとも豪華な2名。

「色々詰込み過ぎ」
「プランにたまりがない」

などと厳しいお言葉をいただきましたが、
なんとか3位入賞を果たすことが出来ました。

今後の課題も指摘され、更なる鍛錬が必要ですね。

懇親会でも設計談議が数時間続く、志高い人たちとの交流は、
いつも自分の足らないものを教えてくれ、
もっと頑張ろう、もっと頑張りたいという気持ちにさせてくれます。

企画してくださった株式会社大和屋様。
ご参加の工務店の皆様方。

本当にありがとうございました。

子供部屋の理想のサイズは?

子供部屋に最適なサイズはどれくらいだと思いますか?

いろんな意見はあると思いますが、
私は3~4帖で良いと考えています。

+αで出来れば付けたのが、
デスクスペースと収納。

こちらは理想に近い構成です。

右にオープンタイプの収納棚。
奥行きは300㎜ほど。
A4サイズが余裕で入るので本棚にも良し、
既製品の籠などを入れて使っても良し。
可動棚なので高さは自由自在。

扉の奥はクローゼット。
扉は一枚だけです。
中高生になった時に、制服ぐらいは自分で管理させるのも良いかと考えています。
別途、ファミリークローゼットがあります。

一番左はデスクコーナー。
勉強はリビングでも良いですが、
ちょっとした書き物やノートパソコンなどを使うにも便利ですね。
趣味が出来た時にもありがたい。
小窓が可愛いでしょ(*^^)v

窓の下にベッドを置きます。
真ん中のスイッチは3路スイッチ。
入口で点けて枕元で電気が消せます。
暗闇の中、手探りでベッドまで行く必要はなくなります。

小さなことですが、
それを積み重ねていくと
快適な住まいに近づいていくと考えています。

3帖くらいだと、
子供が独立した時にゲストルームや書斎としても
使いやすいですね(#^.^#)

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

一緒に「あなたの暮らしづくり」をしてみませんか?

小さな工夫の積み重ねが大事です。

こんにちは。
田中です。

川越市宮下町で改装工事中だったSさま。

工事もやっと形になり、大きく変わった内部は
別の機会に改めてご報告したいのですが、
その前に外部のちょっとした工夫をご紹介。

傷みが出てしまい、すき間風がはいるようになってしまった
20年前の木製サッシ。
これを改装工事にあたり、
断熱性能の高い樹脂サッシに交換することになったのですが、
どうにもシャッターボックスが格好悪いのです。

設置後、私が見ていた脇で、
S様ご主人も「シャッターボックスって目立つね…」とポツリ呟いてました(;^_^A

そこで、元々外壁は板張りで木製サッシが納まっていた場所でもあり、
はね出したベランダによりほぼ雨もかからない場所なので、
シャッターボックスを木材でお化粧することにしました。

6尺(1.8m)の壁と6尺巾の掃き出し窓2ヶが並ぶ場所でもあったので、
杉の板をシャッターボックスの前に留めてあります。

ビス留めにしてあるのは、シャッターボックスを開けて
メンテナンスを簡単にできるようにするため。

ついでに壁の間口すべてに木を貼る形にして、
換気扇のダクトカバーも一緒に隠してみました(*^^)v

サッシの間口に合わせて、
化粧板もそれぞれに分けて留めてあるので、1人でも外せますよ。

トータルで1日くらいの簡単な工事。
小さな工夫ですが、外観のイメージとしては大きな差が出ましたね。

新築の場合、方法は多数ありますが、
リフォームだと現状に合わせて考えざる得ないので、
上手くいくとうれしいですね!

現場での気づきやちょっとした自身の気持ちを放置せず、
小さな工夫を積み重ねて、よりよいものを作っていけるように
頑張っていきたいと思います。

樹楽会で旅行に行ってきました!

こんばんは。
田中です。

10/22.23日の二日間。
協力業者の皆さんと慰安旅行に行ってきました!

本来なら2年に一回の開催となりますが、
新型コロナウィルスの影響もあり、4年ぶりの開催です。

向かったのは、越後湯沢温泉。
途中、群馬県を観光しながらの移動となりました。

最初に寄ったのは、高崎観音。
肩のあたりまで登れるのですが、
登っていても、どこにいるのかわからず、楽しさはないかな(;^_^A
外から見てる方が良いかも・・・(笑)

隣りの建物は、唐破風(からはふ)の部分まで
全て瓦造りとなっていて、屋根屋さんは感心しきり。

2日目に見た西福寺というお寺では、
本殿のかやぶき屋根守るためにつくられた鉄骨の囲いを見ては、
鉄骨屋さんがその材料の太さや基礎について
「これはどうなっているんだ?!」と声を上げ、
彫刻の施された桁や鴨居を見れば、
どうやって彫るのかやその組立方法について、憶測の声が飛び交います。

それぞれの仕事の分野ごとに見るポイントが変わっていて、
そばで聞いていて本当に面白い!

かくいう私も同じようなことばかリ考えて見ているので、
自分より知識の深い人と建物を見るのって勉強になりますね。

宿では、ちょうど部屋が空いたからと追加料金無しでスイートルームを
ホテルが一部屋開放してくれたのですが、
その部屋が凄かった!

入口を入ると室内に滝があり、洞窟となった露天風呂までついてます!
個室が3つもあって、リビングはシャンデリア付きの豪華な設え。
ここで同室の方たちをパシャリ!

バブルを感じるセンスは、私の好みとはいいがたいですが、
その広さと豪華さには素直にびっくりしました。

この部屋は、当然のように二次会部屋だったので私も強制参加。
・・・が、二次会に参加した人の中で一番最初に落ちてしまいました(笑)
私が落ちた後には、ラーメンを食べて、更に外に飲みに出た人もいたようです。
タフですね~(;^_^A

翌日は、造り酒屋によって10種のお酒の試飲でまた酔いなおし(笑)
お土産にもお酒をしっかり買って家で改めて楽しみたいと思います。

久しぶりの旅行は、疲れを癒すというより
むしろ余計に疲れてしまいますが、やっぱり楽しいものですね。

鋭気も養えたし、仕事をしっかりと頑張って、
また、こうやって皆で旅行に行きたいですね。

田園風景を望むグランドピアノのある家 内覧会決定!!

こんばんは。
田中です。

川越市松郷にて新築工事中のK様邸。
「田園風景を望むグランドピアノのある家」
内覧会の日程が決定いたしました(*^^)v

お客様のご厚意によって
10/20(金).21日(土)の二日間。
完全予約制にて開催いたします。

いつもは土日開催ですが、今回は諸事情により
22日(日)は開催は致しませんので、
ご予約の際はご注意ください。

外観は塗り壁をベースとし、一部に板張りを張った
特徴のある外観となっています。

ダイニングテーブルや2階バルコニーからは、
美しい田園風景が望めますよ。

特にバルコニーからはきれいですね~

見学時は稲刈りが終わっているのが残念でなりません。
皆さんにもこの景色を楽しんでいただきたかった(T_T)

内部は現在クロス工事中となっています。

リビング階段となった空間は隣に吹き抜けがあるので、
解放感抜群です。

今回は、これから子育てが始まる若い夫婦の住まいなので、
「変化に備えること」も設計テーマになっています。

広い2階ホールは、当初は開放感あふれる場所として
セカンドリビングや子供の遊び場として活用し、
後々部屋に出来るように電気配線などを配置してあります(*^^)v

1階北側の3帖の小上がり和室は、
奥さまの親御さんが来た時に寝る場所であり、
お子さまのお昼寝場所としては、最高の場所となりそうです。

無垢の一枚板のカウンターもついているので、
書斎のようにも使えますね。
窓の向こうの緑が綺麗です。

畳が敷かれるのが、今から楽しみです(#^.^#)

気になる断熱性能もUA値0.44。
気密性能もC値0.2と高気密高断熱住宅となっていて、
エアコン1台で快適な生活が可能となります。

耐震性能も許容応力度計算で耐震等級3相当となっていますよ(^_^)/

見学会は、一枠2組ずつの受付となっていて、
まだすべての枠に空きがございます。

HPの予約フォームには予約状況も確認できるようになっているので、
ご都合の良い時間にぜひお申し込みください。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

俺のバイク部屋! ~in 坂戸~

こんばんは。
田中です。

昨年、お引渡しをした坂戸市のA様。

元々大型バイクを所有していたご主人。

この度、奥さまがバイクの免許を取得し、
ご夫婦でツーリングに行くため、
バイクを置くための小屋を建てたい!

という、とても素敵な相談を受け、
その工事がスタートしています。

外壁まで木で作ったバイク専用の小屋です。
何とも可愛らしい姿でしょ(*^^)v

当初Aさまも、市販のスチール製のバイク小屋を検討したそうですが、
高さが高く、存在感がありすぎるし、
金属質なその外観にイマイチ気に入るものが無かったとのこと。

そこで、弊社にご相談があり、
まともに基礎・外壁・シャッターなどを用いて作ると、
予算がオーバーとしまうという状況の中、
写真のように、木材をスリット状にして施工すれば、
予算に合わせて出来るのではないかとご提案したところ。

「ぜひこの形でやってほしい」とご依頼いただきました。

内部も全て木材なので、
工具やちょっとした棚などは、全てDIYで施工可能(*^^)v

完成がめちゅくちゃ楽しみですヽ(^。^)ノ

ロフトは楽しい居場所です!

こんばんは。
田中です。

先日、まだ住んでいない自宅兼展示場に
家族でお泊りしてきました。

我が家はロフトに設置したエアコン1台を稼働させて、
全館空調としています。

この猛暑の中、エアコンから一番遠い場所となる
1階寝室で27~28℃程度。
少し暑いですが、扇風機で十分寝れるので、
ある程度、空調はうまくいっていると考えています。

でも、エアコンのあるロフトは24~25℃。
屋根裏なのに、この家で一番涼しいとうか、少し寒い(;^_^A

そんなロフトは、とっても楽しい居場所となっています!

子供の頃から集めた漫画を並べる漫画部屋であり、
先日は、娘の好きなプラレールをずらりと並べてみました(*^^)v

じゃーん!!!
畳の間から、奥の収納スペースまで全体に拡げてみました(*^^)v

娘のお気に入りの新幹線「こまち」が駅で発車準備中。
そして、高架の上を走行しています。
奥には機関車「トーマス」もいます。

娘に頼まれましたが、私の方が一生懸命に作り、
めっちゃ楽しんでましたヽ(^。^)ノ

問題は天井が低いので、ものすごく腰が痛くなったくらいかな(笑)

ロフト空間って、子供ばかりでなく、大人も楽しいものですね。
モデルに来てくださった方も、ここに長居する方は結構多いですね~(*^^)v

見下ろすと、
こだわった屋根付きベランダや丸テーブルに薪ストーブ、
そして、大切な家族の姿が見ることが出来ます。

ロフトは楽しい!
あなたの住まいづくりに加えてみてはいかがですか?

性能向上リノベーション

こんにちは。
田中です。

川越市野田町にて性能向上リノベーションがスタートいたしました。

外観はこんな感じ。
築20年くらいなので、すごく古いということはありませんが、
窓はアルミの単板ガラスで壁・天井にはグラスウール10K100㎜が
入っているだけでしたので、やはり暑くて寒い家だったようです。

水回りなどの全面改修を検討するにあたり、
断熱改修も合わせて行うことになりました。

断熱性能を表すUA値は義務基準に届かない1.15から
HEAT20G1クラスとなるUA値0.5と大幅に改善されます(*^^)v

床・壁・天井にセルロースファイバーを充填し、
窓は、交換する場所には樹脂窓のペアガラスを入れ、
既存が残る部分にはペアガラスの2重窓を設置いたします。

間取りも変わるので、
内部は新築とほとんど変わらない感じになりますね。

先日、内部の解体が終了いたしました。

壁は断熱材まですべて撤去し、セルロースファイバーを100㎜充填。
2階の天井は既存を残して、グラスウール断熱材を残しつつ、
その下にセルロースファイバイーを200㎜施工してきます。

天井は既存の断熱材と合わせると300㎜となるので、
その効果はかなり期待できると考えています。

床も既存の断熱材を残しつつ、更にセルロースファイバイーを
床下側から充填していくことになります。

暑さ・寒さからも解放され、
新しく生まれ変わる住まいでの生活を楽しんでくれると嬉しいですね(*´ω`*)

断熱改修は、床・壁・天井・屋根・窓と全て行うのが理想的です。
ですが、大きい家だと予算も膨らみがちですし、
使っていない場所まですべて手を入れるのは
勿体ない場合もあるかと思います。

その場合は、ゾーンを絞って部分的に断熱するなど、
色々な考え方が出来ます。

もし、悩んでしまっているようなら、
お気軽にご相談ください。

矢川原には、断熱リノベーションを行った展示場もございます。

興味がある方は、ぜひ足を運んでいただき、
その効果を体感してみて下さい。

骨にヒビ!?

こんにちは。
田中です。

先日、人生で初めて骨にヒビが入る事故が起きました!

あれは、ある夜に長女5歳に抱っこを狭まれ、
2階の寝室へと家族4人で向かっていた時のこと、
電気が消えている廊下を歩いていると、

何もないはずの所で、左足に何かが当たり、
激痛が走りました!

傷みもあるが、何にぶつかったか分からずに電気を付けると、
何もなかったような顔をしてそこに立っている次女2歳。

長女を抱っこしていたことで、足元が見えず、
気配する感じませんでしたが、
なぜそこに立ち止まったのかは一切分かりません(;^_^A

それにしても2歳時の踵に突っ込んで、
骨にヒビが入るとは、情けないな~(T_T)

翌朝になっても、痛みとハレが残っていたので、
念のために接骨院に行ってみると、
「あ~、たぶんヒビが入っているね!」の一言。

とりあえず、数日でハレも引いたので、
大事に至るものではありませんでしたが、
小学・中学とサッカーをしていても、
骨に至るケガはしなかったのに、
2歳児との衝突事故でヒビが入るとは(;^_^A

皆さん、暗闇での2歳児との衝突にはくれぐれもご注意ください(笑)

おかめ桜を楽しむ家 ~in 川越市~

こんにちは。
先日、行った「おかめ桜を楽しむ家」見学会。
多くの方にご来場いただきました。

ご来場いただいた皆様、そして大切な住まいでの見学会を
ご了承いただいたNさま。本当にありがとうございましたm(__)m

外観はシンプルな切妻とし、白の外壁に戸袋と雨戸の木部が
良いアクセントになっています。

窓の前にあるのが、シンボルツリーである「おかめ桜」。
基礎工事前にきれいな花を魅せてくれました(*´ω`*)

早咲きの桜で、下向きに咲く姿が愛らしいですね~。

設計テーマは、「おかめ桜を楽しむ家」
桜の下で食事や会話を楽しむ居場所を作ることをテーマとしています。

こちらはDKの様子。
階段踊り場のを兼ねた場所は、ベンチにもなり、
食事をするときは、桜の下で食事を楽しむことが出来るようになっています。

階段踊り場にもなるベンチは、収納としても活用していますよ(*^^)v

お客様の用の座布団や物が溢れがちなLDでの収納として、
活躍してくれるはずです。

階段を上がると、2階は広いホールとして、
屋根勾配を生かした吹き抜け空間になっています。

丸太が良いアクセントになっていますね。
こちらには、縁側をイメージしたすのこ状のンチを作ってみました。

ご主人の一休みの居場所となり、
ご友人もここに座って桜を眺めていたら、きっと会話が弾むはずです(笑)

そして、夜には別な姿を見せてくれます。

メインの照明を点けると見えなくなってしまうのですが、
すのこ状のベンチの隙間からこぼれる光が印象的な姿を魅せてくれます。

暮らしの中の小さな彩りになれば嬉しいですね。

玄関先には陶芸をされるお客様の作品を並べる棚を用意しました。

いっぱいありますよね~。でもまだまだあるそうです。
素敵な器も作られているので、作品展にお邪魔した時に、
私も購入してきましたよ(^_^)/

深い色が印象的で、気に入りました。
なんか海の中から水面を見上げた時にみえる太陽を勝手にイメージしています(笑)

小鉢として、我が家の定番の食器となっています。

照明用のおうちもかわいいでしょ!娘たちのお気に入りです。

旅行などに行った時に、たまに体験しますが、
陶芸って、やはりいいな~と改めて思います。

Nさま。この度は本当にありがとうございました。
そして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

お盆休みは忙しい(笑)

こんばんは。
田中です。

今年のお盆休みのスタートは11日の午後からでした。
会社は11日からなのですが、
午前中に打合せが入ったので、私だけ午後からとなったのです。

今年のお盆休みは、天気予報を見ていたら、
ほぼ全ての日が雨予報で、完全に遊びに行くことを諦めていたのですが、
お昼ご飯を食べていると、翌日12日までなんとか天気が持ちそうな予報に
変わっているではありませんか!

ならばと、急遽昼食の後からキャンプの準備をスタート!
一泊して、翌日デイキャンプをして帰ってくれば良いって感じのプランです。

キャンプ場に着いたのは、夕方5時過ぎ(;^_^A
陽が長くて本当に助かりました。
なんとか明るいうちにテントを張り終えることが出来てホッとしました(笑)

天気の方は、予想に反して最高(*^^)v
結局、13日のお昼くらいまで天気が持ちそうだったので、
2泊してしまいました(笑)

13日のお昼に家に着き、片付の最中には土砂降りとなったので、
本当に運が良かったですね~(*´ω`*)

14日は天気も悪かったので、入間市にある「サイオス」という
室内遊戯施設で子どもを一日遊ばせて、
夜から実家で家族そろっての食事。

甥っ子、姪っ子も勢ぞろいとなり、大賑わいで楽しかったです。

15日は、友人宅で開かれたカレーパーティーに参加。
著名な建築家ばかりで緊張してしまいました(;^ω^)

皆さん建築に関する変態さんばかりなのか、
出てくる会話の全てが建築の話のみ!
昼12時から夜10時まで約10時間も話をし、そして呑み続けました(笑)

楽しく、そして勉強になる時間でしたね~。

翌16日から会社がスタートするのですが、
11日に午前中仕事だったこともあり、私は16日の午後からスタート。
呑み過ぎだったので、本当に助かった(笑)

こんな感じのめちゃくちゃ充実したお盆休み。
充電もたっぷりできたので、仕事の方もより力を入れて
頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

お盆休みをいただきます。

こんにちは。
田中です。

矢川原は今日11日から15日までお盆休みをいただきます。

私は、ちょっと打合せがあったので、
午前中出社して午後からお盆休みスタート(笑)

台風の接近もあり、ご迷惑をお掛けしてしまうことも
あるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

現場の方は、川越市山田N様邸。
19.20日の見学会に向けて、休み明けにはクリーニング、
カーテンなどの取付予定となっています。

外観はこんな感じ。
シンボルツリーのおかめ桜の緑が外壁に映えますね。

2階ホールの吹き抜けの一部を縁側をイメージして格子にしてあります。
ここには座ることも出来、人が来た時にベンチの役割も持っていますが、
格子は、照明により綺麗な光を見せてくれます。

左が1階で、上から光がこぼれてきます。
右は2階で、下からの光が上に登ってきます。

部屋の照明がしっかりついていると見えないのですが、
照明を落とすと生まれる光。
暮らしのアクセントになれば、嬉しいですね(#^.^#)

川越市松郷のK様邸。

外部は塗り壁の仕上まで終了しましたヽ(^。^)ノ
板張りがいいアクセントなっているでしょ!
それにしても、台風前に終わって良かった~(´▽`)

内部は階段もついたので、大分住まいの形が見えてきましたよ。

こちらは10月頃に見学会を予定しています。
お楽しみに(*^^)v

鶴ヶ島市のH様邸は、
部分断熱工事を行っています。

壁には室内側にネオマフォームを施工。
平屋部分の天井にはセルロースファイバーを200㎜吹き込んでいます。

床の方もお盆休み明けに施工しますよ。

まずは涼しい夏を。
そして冬には暖かい部屋が一つ出来ることになります。

本来はすべての空間を行うのが理想ですが、中々簡単には出来ないので、
部分断熱を選択される方も多いです。

断熱されていない部屋との差は明確に出てくると思うので、
断熱効果の実感するには一番効果的かもしれませんね(笑)

お盆休み明けは、現場や見学会と続くので、
バタバタしそうですが、頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

木の板ってやっぱりいいですね~

こんばんは。
田中です。

川越市松郷のK様邸。
モルタルの下塗りも終了し、
アクセントとなる外壁の板が貼られたことで、
外観がグッとよくなりました(*^^)v

やっぱり木の板っていいですね~

外壁の仕上げは来週予定なので、
足場が外れるまでもう少し!本当に楽しみです。

木の板を貼ってあるところは、4.5帖のピアノ室とその上のバルコニー部分。
バルコニーからは、田んぼの稲穂が綺麗に見えますよ。

ちょうど椅子に座ると、手摺の向こうに緑の絨毯が広がる予定。
そして季節が変われば、金色の絨毯に変わりますね(#^.^#)

バルコニーでの時間を楽しんでくれたらうれしいです。

エアコン一台で涼しくなる家。そしてその電気代は・・・?

こんにちは。
田中です。

毎日暑いですね!
連日35℃を超える猛暑日となっていますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

そんな中、矢川原新モデルハウスでは、
24時間エアコンを可動させながら、温度管理をしております。

因みに、矢川原モデルハウスの外皮性能(いわゆる断熱性能)はUa値0.36。
断熱等級6となり、HEAT20でいうG2になります。
G2はUa値0.46以下、G3は0.26以下なのでちょうどG2.5といった値です。

こちらは、室内各所に設けた温度計を一括管理しているモニターです。
*映りが悪くなっております。申し訳ありません<m(__)m>

さて、この時の時間は7/30(日)9:59 となっています。
外気温は31.7℃。朝から暑い(;^_^A

そして、過去72時間のデータを見るとこんな感じです。
因みに各温度計の設置場所は以下となっています。
*2枚目のデータは過去48時間のデータです。

CH1 外気温 北側ビルトインガレージ設置
CH2 1階寝室
CH3 2階キッチン
CH4 2階LDK上部ロフト *ここにクーラー専用エアコンを設置してあります。
CH5 1階洗面所 *ここに床下エアコンを設置(冬のみ使用)
CH6 2階子供室
CH7 1階玄関
CH8 床下

外気であるCH1とエアコンの設置されているCH4以外は、
温度が近くていまいちわかりませんね(笑)

でも、この状況が理想的なわけで、
室内の温度差はおおむね1℃前後となっています。

エアコンの設定温度は24℃。
時間によって変わっていますが、
室温は一番暑い時で、28.5℃くらいとなっています。

じっとしていれば平気ですが、
動くと暑いので、小さなファンを併用する感じになります。

気になる電気代はこちら。
暮らしテプコに登録したことで、データが取りやすくて助かります(#^.^#)

仕様ワット数は、7KW~最大で8KWくらい。
ただし、住んでいるわけではないので実際の数値とは異なります。

エアコンを使う前は、冷蔵庫や24時間換気のみの状態で2KWくらいでした。

電気代の方は、一日200円~250円となっています。
エアコン使用前は一日50円くらいでしたので、
エアコンのみの電気代は、150~200円ほどとなっています。

30日稼働させたとして、最大で30日×200円=6000円。
実際はあまり暑くない日もありますので、おそらく5000円前後になると思います。
家中の温度がほぼ一定なことを考えると、かなりお得だと思いませんか?

因みに冬は、洗面所に設置した床下エアコンにより、

2階まで20℃以上の室温を確保出来ています(*^^)v
エアコンの温度設定は22℃でした。

気になる電気代は、
使用電力が最大で21KWとなり736円。
エアコンに使用した電気代は580円くらいとなるので、
夏場の3倍~4倍になります。

でも、冬場は日ごとの変化が激しく、
使用電力10.3KW350円と半分程度に留まる日もあります。
*写真右側参照

細かく見ていくと、8KW台の日を多くあり、
実際、今年の2月の1ヶ月連続使用によるエアコンの電気代は、
10000円以下になっていました。

家の内部の温度差があることで、
「ヒートショックで救急車を呼ぶ!」とは行かないまでも、
様々な体調変化が起きるという医療データもあります。

そうなると、一回病院に行くだけでこの電気代が出てしまいます。
健康を保ちやすく、快適に暮らすことが出来、
コスト面でもほぼ同じになってくるとなると、
どっちが良いかは明白だと思いますか?

住まいの高断熱化を図ることの重要性。
そして、その結果として生まれる室内環境の変化と電気代。

ご覧いただいた方のご参考になれば幸いです。

椅子の修繕!

こんばんは。
田中です。

現在住んでいる宮元町展示場で使っている
ダイニングテーブルと椅子は、
取引業者である大和屋さんより購入したものです。

オーク材の椅子とテーブルで、
ちょうど在庫処分の時期だったという時に格安で購入しましたが、
名作椅子とは言えませんが、座り心地も良く気に入っている椅子です。

それが、年数も経過し、座面の革が切れてきてしまいました。

中々ひどい状態(笑)

裏面も見てみると、取り外しも簡単そうだし、
奥さまと「自分たちで張替えできそうだね~」と話をしていました。

そこで、大工さんより生地を留める
タッカー(でっかいホチキスみたいなもの)を借りてきて、
奥さまが早速トライ!

じゃーん!!!こんな感じになりました(*^^)v

生地は一つ一つ変えてあり、
一番右側の生地は、次女がお腹のいる時に着ていた
マタニティーウェアを使ったそうです。

こういう風に何か想いのあるものを別の形で
使っていけるって素敵なことですね~。

DIYで住まいの手入れをしたり、棚を作ったりもそうですが、
「暮らしを楽しむ」ってこういうことなのかな~と
あらためて感じました。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

小さな取り組みがあなたの暮らしを変えてくれます。

私たちと一緒に「あなたの暮らしづくり」をしてみませんか?

現場ニュース

こんばんは。
田中です。

今日は久しぶりの現場ニュースです(*^^)v

現在進行中の新築2棟。

川越市山田N様邸。
ついに外部の足場が外れましたヽ(^。^)ノ

いつもこの瞬間が凄い楽しみ!

シンプルな切妻屋根の住まいで、
一部に2階がありますが、ほぼ平屋のような佇まい。

破風板や化粧母屋、戸袋に貼った無垢板が
建物の良いアクセントになってますね。

N様の大切にされていた「おかめ桜」をシンボルに
室内に居ながらにして、桜の木の下にいるかのような
暮らしをテーマにしています。

完成見学会は8/19.20に開催予定となっています。

内部は本日大工工事が終了しました!
数日前には、インターン生二人が収納内部の棚板を
一生懸命加工してましたよ(#^.^#)

インターン期間はまだ続くので、引き続き頑張ってもらいたいです。

そして、もう1棟。
川越市松郷のK様邸。

外部の下地工事ももうすぐ終わるところまで来ています。
これから塗り壁工事へと進んでいきますよ。

内部は断熱施工が終了しました。

壁・天井にウレタン断熱が施工されています。
熱橋となってしまう金物部分もしっかり吹き付けています。

施工精度を確認するために重要な「気密測定」。
矢川原では全棟実施しています。

今回は、C値0.2㎠/㎡ととても良い数値が出て良かったです。

これも丁寧に仕事をしてくれている大工や細かな処理をしている
監督のお陰です。感謝感謝ですね。

来月には、断熱施工まで行うリフォームがスタートします。
少しバタバタしそうですが、まだまだやっていけるので、
引き続き、頑張っていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ルーフバルコニーの通気について

こんばんは。

今回は、少しマニアックな話です。

外壁の内側に風を通す「通気工法」はすでに周知され、
更に、屋根通気として空気を出口を確保するための
「棟換気金物」なども一般化してきています。

そんな中、余り意識されていないのが、
ルーフバルコニーの床面の通気と
手摺部分の一番上に来る笠木と言われる部分の通気です。

ルーフバルコニーとは、
ルーフ、つまり屋根を兼ねたバルコニーのことで、
その下に居室があるバルコニーを指しています。

そうすると、当然断熱材が施工される必要があるのですが、
外壁や普通の屋根の時には当たり前にあるはずの通気層のはずなのに、
バルコニーの場合だと、なぜかおざなりになっていることがあります。

通気層が確保されていないと、外気の影響を受けやすくなりますし、
室内から湿気が外に出て行った時に結露となって
構造躯体を痛める原因になってしまうこともあります。

そこで、きちんと空気を入れて排気するために
通気用金具を入れる必要があるのです。

バルコニー床下の面にも通気層をしっかりと確保し、
ベランダの腰壁へと空気を抜きつつ、排気する必要があります。

この断面図は、「住まいの耐久性大百科事典1」より抜粋しています。

ですが、上記の二つのようになっている事例が多いのです。
左図のように密閉してしまうと、密閉されることで結露の原因になりますし、
右図のようにただ空けておくと、通気こそ確保できるものの、
台風などの吹き上げてくる雨に対して、雨水の侵入リスクが高まります。

そこで、防雨型の通気金具が必要になります。

笠木上部についている黒いのが通気金具です。
ハウゼコの「アンタレス」というものを
矢川原では使用しています。

通気層を確保し、この上にアンタレスを設置し、
笠木をかぶせることで、通気ルート確保しつつ、
台風などの風が強い時にも雨水が通気ルートから侵入する
リスクを少なくすることが出来るのです。

詳しくはこちらはご覧ください。

そして、バルコニー床面の下には通気層を確保してから、
下地となる床面を作り、防水処理などを施すのですが、
その通気層の先には「アンタレスベント」という金物を付け、
外壁通気層とつなぐ形でもう一つ空気の出口を作っています。

分かりにくいのでカタログの一部ですが、ご確認ください。

このように通気を確保することで、
屋根面の熱気や湿気を効率的に排出し、
内部環境を少しでも快適に保っていくことになります。

見えないところですが、
見えないからこそ、大事にしていきたいところですね。

ちょっと難しい話でしたが、
お役に立ったならうれしいですね(*^^)v

キッチン配管掃除

こんにちは。
田中です。

最近、キッチンの排水が悪い気がする(*´Д`)
と奥さまに言われていたので、
先日、お休みをいただいた際に、
配管掃除をしてみることにしました。

というのも、お客様より同様の問い合わせがあった際に、
水道屋さんに対応してもらうことが多いのですが、
キッチンの場合、「油汚れで配管が詰まっていた」という報告も多く、
とりあえず、自分でやってみようと考えたからです。

左の写真の部分は、シンク側から掃除が出来るので、
今回は取外しはしませんでした。

最初、この排水トラップより下側の
クランクした配管部分を掃除しましたが、
多少良くなった気がするものの、イマイチ変わっていない。

そこで、その下のジャバラホースも取り外してみることに(写真右)。
しっかり閉めてあるので、固いとはいえ、ただ回すだけなので、
特に技術は必要ありません。

ホースを外して、中を見ると(--〆)
配管の直径の半分くらいが油汚れでいっぱい(;^ω^)

外に持ち出して、
水撒き用のホースの先端をジェットモードにして配管洗浄!

この時、水が逆流して跳ねることがあるのでご注意ください。
私はしっかりとくらってしまって、
思わずギャー!って声が出ました(笑)

そして、ドロッと出てきた油汚れを見て、もう一度ギャー!

気持ち悪い!
まあほぼ油なので、水で流して乾いたら、
どこにあるかも分からない状態になってましたけど・・・

洗浄後は奥に光が見えるほどきれいになり、
排水もしっかりよくなりました(*^^)v

排水管を設置し直した後は、いったんシンクに水を張り、
水を流すなどして、水漏れがないか確認した方が良いかと思います。

自分でやってみると、
水道屋さんの苦労もわかるし、勉強にもなりますね~。

上手くいって良かったですヽ(^。^)ノ

ただ、年数が経過している場合は、
ジャバラホースの劣化も考えられるので、交換を検討するのもありですし、
床下の配管で詰まっている場合には、正直私には対応できません。

その場合は、水道屋さんに頼む方が間違いないですね。

少人数体制の弊社では、中々即日対応とはいきませんが、
出来ることはやらせていただきますので、
お困りの際には、お声掛けいただければと思います。

お客様を訪ねる

こんにちは。

昨日、昨年末にリフォーム工事が終了した
O様邸にお邪魔してきました(#^.^#)

工事内容は1階部分の水回り全ての交換と
部分的な断熱及び耐震補強工事を行っています。

希望は和室とリビングの間仕切りを撤去して、大きなLDKとすること。
そして課題となっていたのは、キッチンやリビング・ダイニングの
収納の確保とトイレの狭さでした。

そこで、間取りから変えていく提案。
キッチンをアイランドカウンターの対面キッチンとし、
パントリーを設け、回遊動線を確保。

動線を改善した上で、キッチン、ダイニング、リビングそれぞれに必要なものを
使う場所の近くに収納できるように配置していきました。

こちらの住まいは冷蔵庫のほかに、専用小型冷凍庫などもあったので、
パントリー内にその置場を確保しましたよ(*^^)v

左の写真は和室部分を改装したリビングです。
腰痛解消に取り付けたぶら下がり棒には
ハンモックが掛けられて、お孫さんのブランコになっているそうです(笑)

左側の袖壁は、出来れば撤去したという希望でしたが、
構造上重要な柱や筋交いがあったので、残す提案をしたところ、
お客様がアクセントクロスを上手に活用され、
より素敵な空間になってますね。

競合他社では、
こちらの壁の撤去を「簡単ですよ!」といった対応もあったらしく、
その辺りを簡単に受けなかったことも、弊社を選択した判断材料の一つだったと
工事開始後に言われ、ちょっと嬉しかったです(#^.^#)

ダイニングには腰窓の下にカウンターを設け、全て収納としました。
カウンター上部は、飼い猫のお昼寝場所だそうで、
座布団が置いてありました(笑)
こういう風にその家独自の使い方が観れるのが、
お客様宅にお邪魔する時の楽しさですね。

*数日後にお昼寝の様子がLINEで送られてきました(*^^)v
めっちゃ可愛い~(#^.^#)

カウンターの隣には、食器棚を置き、
お気に入りの食器をディスプレイする場所となっています。

トイレの狭さを克服するのは今回の工事の目的の一つでした。
入口は2枚連動の引込み戸として引戸に変えてバリアフリーに配慮。
広くなったトイレのカウンターには手洗いを設けてあります。

工事途中の打合せで、カウンター下を猫用トイレペースとしました。

気になるニオイは常時換気で排気できるし、
収納スペースとしても活用できると大満足していただきました(*^^)v

最後はご夫婦をパシャリ!
前日アポイントにも関わらず、快くご承諾いただき、
「今後も家のことはすべて矢川原さんに声かけるからよろしく」
と笑顔で言っていただけました(#^.^#)

Oさま。こちらこそどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

矢川原にインターン生がやってきた!

こんばんは。
田中です。

行田市にある「ものつくり大学」では、
学業の一環として、実際の会社に40日間通い、
業務を実体験する「インターンシップ」という制度があります。

矢川原では、このインターン生の受け入れをしていて、
数年前に一人来たことがあったのですが、
新型コロナウィルスの流行もあって、久しぶりの受け入れとなっています。

現場監督業を学びたいとEさん(女性)と
大工業を学びたいとというTさん(男性)の二名。

初日は私が現在の矢川原の取り組みを見せるため、
新築した自宅兼展示場と断熱リノベーションを行った川島展示場の
2現場を案内。その後、現在工事中の現場にも連れていくというスケジュール。

私には大工さんの指導は出来ないので、
大工希望するTさんの教育係には、
社員大工の樋口さんに当たってもらいます。

もう一つの現場では、
ちょうど重たいサッシを入れるところだったので、
早速お手伝いもしてもらいました(*^^)v

2人とも19歳。
何とも若いですね~。

私は結婚が遅かったので、子供も幼いですが、
考えてみると、私の子供でもおかしくないような歳です(笑)

高卒でウチで働き始め、3年目となる岸田は現在20歳。
年も近いので、良き相談相手であり、
切磋琢磨できる相手になってくれることを期待しています。

これからの未来を担う若い子たちの一助になればと
受け入れをしているインターンシップ制度ですが、
若い岸田はもちろん、私にとっても、また会社にとっても
良い刺激になると考えています。

この二人がインターンシップ先として矢川原を選んだことを
将来、良かったと思ってもらえるような様々な体験の場を
与えてあげられるようにしたいと思います。

ジューンベリーの収穫

こんばんは。
田中です。

現在住んでいる宮元町展示場には、
庭にジューンベリーが植えられています。

毎年、実がなるのですが、
気が付くと鳥に食べられてしまい、余り収穫できていません。

そこで、今年は防止ネットを購入し、
2階の窓から垂らして、ネットは外壁にビスを打って掛けてみました。

こういう時に板張りの外壁は、
ビスをどこにでも留められるので、すごく便利(笑)

ちょっと格好悪いですが、収穫時期は少し我慢(笑)

少しずつ赤くなってくるジューンベリーを順次収穫していきます。
1回で小さなボウル一つくらいは取れますよ。
子ども達もつまみ食いをしながら、大喜び!

そして、まだまだ赤くなりそうな実がいっぱい(#^.^#)

今年はいっぱい採ることが出来そうです(*^^)v

庭で採れた実でジャムを作ったり、ハーブを料理に使ったり、
素敵なことだと思いませんか?

庭がなくたって、植木鉢でも十分楽しめます。

私は、庭に木を植えたことで、
季節ごとの変化に気が付くようになりました。

蕾がついてきたな~
暖かくなって、葉っぱが開いてきたな~
実がなってきたな~
涼しくなって、葉が赤くなってきたな~
寒くなって、葉が落ちてきたな~

庭の木々を眺めることがいつの間にか習慣化していました。

暮らしって、こういった何でもないことの積み重ねのように思います。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒に「あなたの暮らしづくり」をしてみませんか?

上棟おめでとうございます。

こんにちは。
田中です。

先週の土曜日ですが、
川越市松郷にてK様邸が上棟いたしました!

K様。上棟おめでとうございます。

私が矢川原に入社する24年前に母屋の建て替えをご依頼いただき、
5年前にもお子さまの新居を建てさせていただきました。

そして今回もご指名をいただいての新築工事です。
いつも本当にありがとうございます。

5年前に建てさせていただいた建物はこんな感じです。

住宅デザイン学校で教えを植えた伊礼智氏の著書にあった
模型を作り、手描きのスケッチでのご提案を初めて行い、
ほとんど変更せずに建てさせていただいた思い出深い建物でもあります。

あれから5年が経ち、自身の形も少しずつ変わっていますが、
大きく変わったのは、コロナによるウッドショック後から
埼玉県の県産材である西川材を構造躯体のすべてに使っていることですかね。

土台・柱は桧4寸角仕様(これはこれまでもずっと同じですが(笑))
梁や母屋に杉を使用しています。
以前は米松を使っていたので、ここが大きく変わっています。

乾燥方法も変わっています。

これまでは高温乾燥で一気に乾燥させていたものを
低温乾燥で時間をかけてゆっくり乾燥させることで、
表面の割れこそ増えて見えますが、
材自体の粘りがあり、香りも強く、防虫効果も高くなっています。

現場に近づくと、木の香りに包まれますよ(#^.^#)

けが人が出すことなく、無事上棟出来て良かったです。
職人の皆様もお疲れさまでした。

そして、K様ご家族にとって
より良い住まいとなるように社員・大工と力を合わせ、
引き続き、頑張っていきたいと思います(*^^)v

断熱材について

こんにちは。
田中です。

今日は断熱材についてブログを書きたいと思います。

というのも、先日上棟したN様邸で
セルロースファイバーによる断熱材の施工が行われたからです。

壁には100㎜。
勾配屋根及び天井には、200㎜施工しています。

一番最後の写真は、天井面の施工途中を撮影したもの。
断熱材の下に見える木材は約100㎜あるので、
300mm近く施工されているのが分かりますね!

壁や屋根には密度をしっかり保って施工しているので、
下を抜き取っても、落ちてこないんですよ!

10分以上放置しても、このままの状態でした。
施工の安定性が分かりますね~(#^.^#)

セルロースファイバーとは、
古紙を再生した断熱材で、木質系断熱材に分類されます。

断熱性能は、熱伝導率0.040W/M・K。

これは、一般的な断熱材であるグラスウール(以下GW)だと
高性能GW16K相当。
矢川原でもよく使用している発泡ウレタンともほぼ同じくらいになります。

発泡ウレタンは、断熱施工と同時に気密施工にもなるので、
効率的に気密を確保しつつ、施工が進めることが出来ます。

ではなぜ、コストアップとなってしまうのに、
あえてここでセルロースファイバーを使用したのかというと、
木質断熱材の持ついくつかの性質にあります。

まずは、防火性能を持たせるために添加されるホウ酸。
これは防虫効果も高く、目の洗浄などに使用されるなど、
人体に対しては、ほぼ無害と言えます。

弊社では、床下エアコンなども採用するため、
床下にはいわゆる白蟻対策としての毒性の高い薬剤は使用していません。
代わりにすべての材料を桧にすることで防虫対策としているのですが、
桧だから100%大丈夫とは言えない中で、断熱材そのものに
防虫効果を期待できるのは魅力的ですね。

また防音、調湿効果が優れているのも特徴です。

ただ、私が特に注目しているのは「容積比熱」という特徴になります。

ちょっと難しい話ですが、
「容積比熱」とは、
物質1gの温度を1度上げるために必要な熱量を表す
「比熱」と「密度」を掛け合わせた数値となります。

この数値が、GWと比較すると約7.7倍もあるのです。

つまり、同じ温度まで上げようとすると、
セルロースファイバーの場合、
GWの7.7倍の熱量を必要とすることになります。

逆に考えると、セルロースファイバーが熱を蓄熱することで、
室内まで熱が入りにくくなる効果があることになります。

夏季の屋根表面は、非常に高温になる中で、
この蓄熱性能があることで、室内側表面温度は上がりにくく、
同じ温度になるまでに時間がかかることになります。

セルロースファイバーの厚みを200㎜以上確保することで、
この時間差がおよそ8~9時間生まれ、
日中のピークである14時前後から気温の下がる夜まで
時間差を作り出します。

夜になると、外気温もだいぶ下がっていることから、
室内側表面温度は、上がりきることなく、
外気温度に合わせ、下がっていくことになるのです。

これが、室内の快適さを生み出すことになります。

一般的な「熱伝導率」の数値とは違ったこの「容積比熱」という特徴。

これが、温暖化の進む中、快適な住まいをつくる上で、
前向きに取り組んでいきたい断熱材の選択理由となっています。

この「セルロースファイバー」と同じ特徴を持ち、
容積比熱ではさらに高い能力を持つのが、
「シュタイコ」という名前の木の断熱材です。

セルロースファイバーより更にコストが高くなってしまうこともあり、
まだまだ標準仕様とは言えませんが、
自宅兼展示場では、屋根のみこちらの断熱材を使用してあります。

「木の家」を作る矢川原は断熱材まで「木」を使います。
ぜひ、この夏に体感しに来てみませんか(*^^)v