バリアフリー改修工事 in川越

こんばんは。

今週はスタートから風邪にやられ、
数年ぶりに二日も寝込んだ田中です。

幸い、私はインフルエンザではありませんでしたが、
猛威をふるっているのも事実。
皆さまくれぐれも体調にはお気を付け下さい。

そんな私が寝込む前(笑)に、
事務所からすぐ近所の川越市小ケ谷にて
バリアフリー改修工事を行いました。

玄関ポーチとトイレには手すりを取り付け、

内開きとなっていた扉を外開きに変更しました。

手すりはバリアフリー工事としてイメージしやすいですが、
なぜ扉の開きを変えるのも対象になるかと言いますと、
万が一トイレ内で意識を失うような事態になった際に
倒れた人がいるために扉があかず、救出に手間取ることがあるからです。

一昔前まで、扉は廊下にいる人にぶつからないように内開きにする方が
多いくらいでしたが、最近はこういった観点からトイレの扉は
外開き、もしくは引き戸が基本となっています。

安全面からも使用しやすさからも引き戸が一番使いやすいので、
矢川原では、なるべく引き戸となるように設計を心掛けています。

バリアフリーとは身体に不自由がある方にとって
少しでもバリア(障壁)となるものを減らすというものですが、

持っている障害によっては、工事そのものが
意味のないものになってしまうこともあります。

たとえば、手すりが便利だからと言って手摺があったとしても
右手が不便な方がいるトイレの右手側に手すりがあっても
上手く使えるでしょうか?

大事なことは、その人の症状に合わせた提案をすること。
そういった現状の中で、出来ることを探ることにあるのだと思います。

また新築であれば、なるべくどういった事態にも
対応しやすく準備しておくことだと思います。

最近弊社は浴室にクリナップ製の浴室をよく使用しているのですが、
これは、断熱や掃除のしやすさと言った基本性能もさることながら、

壁素材がしっかりしているので、
どこにでも手すりを後で追加出来るという点を
評価してのことです。

もちろん全メーカーで施工対応をしているのですが、
やはり良い点は、評価してお薦めしていきたいですよね!

色々なメーカーが切磋琢磨して、
より良い商品が出てくることを期待したいと思います。

そして、そういった情報をきちんと把握し、
お客さまにご提案していけるように自分も精進したいと思います。

 

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