皆様こんにちは。
先日、10年以上前に新築させていただいたお客様から
屋根の瓦がずれているようなので見てくれないか?
という電話を頂きました。
見に行ってみると、確かに隅木の上の瓦がずれています。
その部分の瓦は、針金のようなもので縛って留めるのですが、
その針金が切れてしまっていました。
持って行った針金で固定してきましたが、
ついでに、屋根の上を点検していると、
屋根の漆喰が随分剥がれてきてしまっています。
10年以上が過ぎて、乾いて剥がれてしまったのですね。
屋根の漆喰は、雨水の浸入を防ぐ効果や瓦そのものを固定する効果もあります。
漆喰が剥がれただけで、水がドンドン入ってしまうというわけではありませんが、
やはり、ケアしていくことはとても重要です。
お客様に状況を説明し、工事を行った後が、こちらとなります。
既存の漆喰を剥がして、新しい漆喰を塗りこんでいきます。
色は、瓦に合わせて黒色としました。
その方が目立ちにくいですしね!
10年を過ぎると、住まいには、色々とメンテナンスが必要になります部分が出てきます。
ベランダの防水などもその一つで、ベランダの下に部屋のある間取りの家ですと、
防水の劣化は、下手をすると雨漏りの原因に直結してしまいます。
防水の状態をちょっと注意して見てみて下さい。
さて、来月の7、8日に構造の見学会を予定している「人の集う住まい」も
工事が着々と進んでおります。
外壁は、透湿防水シートを貼り始めましたよ!
現場には、サッシも搬入されました。
これからサッシの取り付けを行いますよ。
増築工事も増築部分の建て方を行いました。
この部分の屋上は、すべて2階から使用するベランダとなります。
広いベランダとなりますねえ~。綺麗な鉢植えを一杯並べるそうですよ!
新築現場もそうですが、こういった改装工事も
完成がとても楽しみですね。
その様子は、またブログで紹介させていただきます。
ここで、前回ブログの続きを少々。
向かった白駒池は、標高2,000mの高地にある池で、
考えていた以上に寒かったのが印象的です。
標高が高いせいか、紅葉も少し時期が遅いぐらいでしたね。
池に向かう途中の苔むした森がとても雰囲気が良かったですよ!
以前に行った、屋久島の白谷雲水峡を思い出しました!
白谷雲水峡とは、宮崎駿監督の「もののけ姫」の舞台の
モデルになったと言われているところです。
なんか、コロボックルが出てきて、首を振ってくれそうな感じです(笑)
とても神々しい雰囲気を感じた場所で、
もう一度行ってみたい場所の一つですね。
ちょっと、コケをアップで撮影してみました。
何か可愛らしくですね!
さて、池のそばで、あまりにも寒かったので、
つい、暖かいものを食べたくなりました。
頼んだものが、きのこ汁!
少し進むと、「乙女の滝」という看板が見えたので、
ついまた寄り道してしまいました(汗)
道路から徒歩15分くらいの所でしたが、
とても良い滝が見れたので、今回は当たりでしたね!
気ままな一人旅の良さは、この自由度の高さですかねえ~(笑)
良い気分転換が出来た休日でした。
矢川原かわら版