皆様こんにちは。
このところ、寒暖の差がちょっと激しすぎますね!
つい先日、20度を越す暖かさでシャツ一枚で汗をかいたと思ったら、
これを書いている今現在、雪が降っております。
それも結構積もりそうな感じです。
皆様、体調はもちろんのこと、スリップ事故などを起こさないように
くれぐれもご注意下さい。
さて、「光と風の住まい」がもうすぐ上棟となります。
先日、基礎工事が終了し、土台敷きが行われました。
こちらは基礎工事終了後の全景となります。
基礎は、4寸(120㎜)角の土台に対して、巾が5寸(150mm)とし、
高さは、地面から400mmとしてあります。
一般的に使用される3.5寸(105mm)の土台と巾4寸の基礎に対して、
ぱっと見るだけでもその違いが感じられると思います。
そこに昨日、土台が敷かれました。
土台・大引には、全て桧を使用し、3尺(900mm)間隔の格子状に組まれています。
随分といっぱい材料があるように見えますね!
この上に24mmの構造用合板を床下地として直接貼る事で、
横揺れの地震に対して剛性が強くなる効果が発揮されるのです!
もちろん、2階の床でも同様の工法を取っている上、
筋交いの本数にしても、耐震等級3、つまり最高等級になるように
計算して配置していますよ!
上棟がとても待ち遠しくなってきました。
そして、今日のタイトルは「健康住宅」です。
なぜこのタイトルかと言いますと、こちらの現場。
土台・大引・柱はもちろん、上棟後に設置される筋交いや間柱にも桧を使うことで、
白アリ用の薬剤を使う必要がないのです!
桧には、フィトンチッドとヒノキチオールと言う成分があります。
フィトンチッドは、桧自身が白アリやダニなどから身を守るために
発散している成分であり、その特有の香りは、
人々をリラックスさせる効果や集中力を高めるなどと言った効果があるとも言われています。
ヒノキチオールは、抗菌・防カビなどの殺菌作用を持つ物質であり、
殺菌作用の他には、アトピー性皮膚炎によるかゆみや炎症を
和らげる効果があるとも言われています。
こちらの成分にも、フィトンチッド同様に
リラックス効果などがあるそうですよ!
正直なところ、その効果は個人差があると思いますので、
何とも言えないところはありますが、
私自身、木の香りが好きで、その香りには癒される感じはあると思っています。
なにより、薬剤に頼らず、自然素材のそれぞれの特性を活かし、
それを住まい造りに活かしていく事が重要なことなのだと思います。
これからも色々なものに目を向けて、住む人にとって、
心にも身体にも優しい住まい造りを進めていきたいと思います。
この現場は、今週中に上棟工事が行われ、
来月には、構造の見学会を行う予定でおります。
その際には、ぜひご来場下さい。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
矢川原かわら版