階段とスロープどっちがいい?

先日ふとしたことで足の指を怪我してしまいました。 突き指のような状態。 そんなにひどくはないのですが、 靴を履いて歩くと圧迫されてちょっと痛い・・・ その状態で、昨日は用があり、電車を乗り継いで都内まで出かけてきました。 改めて思ったのは、 「駅って階段多いなあ…」 普段はあんまり意識しないんですけど、 上がって降りて、駅に着いたら降りて上がって。 どうしてもゆっくりペースになってしまうので、 足早に歩く人たちに追い抜かれ、ちょっと迷惑? 少しでも早く、と意識して歩いていたので、 途中から足がズキズキ。。。 帰ってきたらかなりバテてしまいました。 でも今回、階段の上り下りよりきつかったのは、 実はスロープなんです。 つま先に加重がかかるので、余計に圧迫されてしまうんですよね。 家を作るとき、道路面からアプローチがあって、玄関へと至る間には 当然段差ができます。 その段差を解消するには、階段かスロープの2つが一般的ですね。 バリアフリーという面で考えると、イメージ的には スロープにすれば万全、と考える方も多いのではないかと思いますが、 車イス移動に限定される場合は別として、 腰痛を持つ人や杖をついて歩く人、またパーキンソン病などの方には かえってスロープのほうが歩きにくかったりする場合もあるんです。 駅などの公共の場合は別として、 ご自分の家の場合には、使う人本人の体の状態に合わせるのが一番。 良く考えて慎重に選択していただきたいと思います。 ちなみに、車イスの場合はスロープが基本になりますが、 勾配は、標準的には1/12から1/15程度。 例えば、40cmの段差なら、 40×12(15)=480(600) つまり4m80cm以上のスロープが必要になるということです。 もし将来に向けて検討するなら、 アプローチ計画もされておいたほうがいいと思います。 家の中のバリアフリーはいろいろ充実してきましたが、 外はまだまだ。 中だけでなく、出入口のバリアフリーも意識して、 いつまでも気軽にお出かけが楽しめるようにしましょう! ****** 励みになりますので、 ブログランキング クリックお願いします! にほんブログ村 住まいブログへ ありがとうございましたm(__)m

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