こんばんは。
田中です。
お盆休み終盤に関東に迫ってきた台風は、
ここ埼玉では大きな影響を及ぼすには至らず、
ホッと胸を撫でおろしていますが、
その代わり、台風一過の猛暑がすごいですね(;゚Д゚)
皆様いかがお過ごしでしょうか?
武蔵村山市で工事中のK様邸。
工事の方は順調に進んでいます。
そんな中、お盆休み前ですが、
現場でお客様と打合せ中の時、
カラマツの床とコルクタイルの真鍮製の見切りを見て、
今回のブログのタイトルとした
「何も言わなくても私たちの好みを分かってくれる!」という
とてもうれしいお言葉を頂戴しました(*^^)v
打合せ期間が2年超となったK様邸。
その間に多くの話をしてきました。
打合せが長いことは良いことばかりとは言えませんが、
お互いを知るという意味では、やはりプラスになりますよね。
床見切り材という些細なところでしたが、
お客様に喜んで頂ける選択をできたことをうれしく思います。
ちなみに打合せが長いことが良いことばかりではないと言ったのは、
情報が多くなりすぎて、自分たちの住まいづくりにおいて
大事にしていたことを見失ってしまうことがあるからです。
多くの情報に飲み込まれてしまい、せっかくの住まいづくりを
楽しむことが出来なくなってしまったらもったいないですよね!
自分の選んだ施工会社を信頼して、
皆が幸せになれる住まいづくりができることを祈っています。
さて、そんなK様邸ですが外回りも良い感じになってきています。
準防火地域という条件の中、
縁側には化粧垂木とした深い軒の屋根がかかり、
これから作っていくことになる庭を眺める場所となります。
ウチとソトをつなぐ中間領域として、
気持ちよさそうな居場所になりそうです。
この住まいの裏には小さな公園があり、そこにある大きな杉の木。
K様にとって思い出深い木だそうで、
「この木の見える居場所を作りたい」という言葉は、
私の設計の手がかりにもなっています。
そして、建物手前のお地蔵様の小さなお堂。
これは私が勝手に意識したのですが、
屋根の見え方をちょっと合わせてあります。
裏手の杉の木と小さなお堂と一緒にたたずむ姿が、
この住まいの一番見てほしい姿ですね(#^.^#)
外部はモルタルの下塗りが終了し、
お盆明けより「そとん壁」の仕上げがスタートしたとのこと。
矢川原では初めての事例となる「そとん壁」
仕上がりが本当に楽しみです。
引き続き、お客様が喜んでくれるようなご提案をしていきたいものです。
工事の様子は、随時ブログに書いていきたいと思っているので、
たまに(笑)覗いてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。