こんばんは。
田中です。
先週になりますが、
KKB(工務店による工務店のための勉強会)という集まりで、
ずっと憧れていた京都「俵屋旅館」に泊まるという
機会をいただきました。
スティーブ・ジョブズの定宿として知られていて、
住宅建築家の巨匠「吉村順三」が
増築の際の設計を手掛けている宿でもあります。
私が俵屋旅館の存在を知ったのは、
住宅デザイン学校で学んだ「伊礼智氏」の著書で、
ここでは、建築家にとって「疲れる旅館」とあります。
それは、なぜか?
素晴らしいところばかりで、採寸に忙しくて
寛ぐ時間がないことからそう評されたそうです(笑)
今回は、総勢14名で宿泊とあり、
全部で7室もの見学ができるという大チャンス!
そのどれもが素晴らしく、
何とも贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
ただ、見るのに忙しくて、写真は撮ったものの
それを堪能するにはあまり時間が足りない!
建物・食事・宿の応対など、その全てが素晴らしいのに、
そこだけは後悔ばかりですね(;^_^A
一つ一つの造りも大工の技術含めて素晴らしい造りなのですが、
部屋のそこかしこに設けられた居場所の数々・・・
建築における庭との繋がりの大事さを改めて感じさせてくれます。
それは、1階のみならず2階でも
庭との距離を感じさせない工夫がなされていて、
ため息ばかりがしていたように思います(;^_^A
玄関に入ってすぐの中庭
こちらは暁翠庵の一角
今回一番惹かれた空間かもしれません。
何とも色っぽい・・・(*´▽`*)
こちらは「招月の間」
2階なのに、テラスを持ち出して、
そこを庭にすることで全くをそれを感じさせませんね。
こちらは図書室
あえて低い地窓にすることで、視線が庭へと延びていきます。
こちらが「アーネストスタディ」
伊礼さんの著書で紹介されていた場所です
奥に向けて一段下がった場所となっている所のソファが何とも心地よかった
そして、数百万円するウェグナーの椅子には、私も座ってきました(笑)
こちらは「鷹の間」
障子と簀戸など柔らかな光が美しく、
カウンターには上下に窓があり、
向きあうとまるで木々に包まれるような気がしてきます
そして私が泊った部屋は「栄の間」
そして、この庭に向けて、
少しずつ床レベルを変えて近づいていき、居場所が生み出されています。
室内だけど、縁側に腰かけている気分に(^_^)
そして、この部屋の良かったところはここ ↓
ベッドスペースとはカウンターで仕切られていて、
徐々に下がっていき、庭に近づいていきます
椅子に腰かけると見える景色がこれ
このわずか20センチくらいのガラス面が
庭との繋がりをより強く感じさせてくれます
窓も地窓にして、真ん中には障子がありますが、
実は目の前はビルが建っていて、それを隠しつつ、
上部は建物の軒が出ていて、ビルは決して見せません。
一つ一つに意図があり、それらが調和している
本当に素晴らしい経験をさせていただくことが出来ました。
他の部屋も素晴らしいところばかりですが、
私の整理が追いついておらず、ご紹介はこの辺で・・・
そして今回の研修は、「俵屋旅館」以外にも素晴らしい建物を
たくさん見てきたのですが、その辺は長くなるので、
また別の機会のブログで書きたいと思います。
最後に幹事としてまとめてくださった
COMODO建築工房の飯田様
大工としての目線でそれぞれの建物の案内をしてくださった
木又工務店の木又様
本当にありがとうございました。
何物にも代えがたい貴重な時間をいただきましたm(__)m






















































































































































































































































































































































































































































































































































































































