こんばんは。
田中です。
矢川原では最近になって復活したものがあります。
それが「キッチン前タイル」
昔は当たり前のように、キッチンの前にはタイルやステンレスが貼られていて、
目地が汚れやすいといった声や古臭いといったイメージから
設備メーカーによる「キッチンパネル」があっという間に広がりました。
たしかに防火も取れて、幅90センチあるパネルは目地もなく掃除も楽だし、
デザインもある程度選べるので便利な商品であり、
今では当たり前のように使用されています。
施工性・清掃性は良いので、否定する気は全くないのですが、
やっぱりわずか数ミリの厚みの中で表現される質感は
本物には程遠いものがあります。
多少汚れが気になっても、やはり本物を使いたい!
そういうお客様が矢川原に増えてきているのを感じます。
これらは武蔵村山市で新築中のK様邸。
1.2階洗面所と2階キッチンのタイル
こちらは富士見市で建築し、今度お引渡しとなるH様邸
どちらもお客様が一生懸命に選んだタイルです。
施工側からすると、
タイル割り作業
(タイルがきれいに並ぶように周辺の寸法を決める作業)などのため、
結構大変なのですが、仕上がりを見ると、
やっぱりやって良かった!って心から思います。
お気に入りのタイルの前に立つことで、
お客様のキッチン作業がより楽しくなってくれたら嬉しいですね!
本物だけが持つ味わいには、やはり敵わないですね。
住まいは、木、鉄、コンクリート、紙、タイル、石、土、漆喰など
様々な素材を使って建てられていきます。
できる限りに、自然の物を使って住まいを建てていきたいと
矢川原では考えています。
矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。
一緒に「あなたの暮らし」づくりをしてみませんか?