縦と横の広がりをつくる

こんばんは。
田中です。

川越市石原町で新築中のS様邸
「4匹の猫とたくさんの本に囲まれて暮らす家」

外壁の構造用面材が貼られ、サッシが付いたことで
だいぶ空間イメージが出来るようになってきました。

外部はこんな感じです。
今はもう少し進んでいますよ。

内部では断熱材を施工する前に屋根の通気層を確保するための
シートが施工されています。

外部は構造用面材にも気密テープを施工します。

少しでも気密性能が確保しやすくなるように、
出来ることは地道にやっていきます。

内部から見ると、こんな感じです。

コーナーに窓が配置されているところは、
リビングのソファが置かれる場所で、
奥の小窓の前にダイニングテーブルが設置されます。

ダイニングテーブル側から見るとこんな感じです。
左側の窓のところにテーブルが置かれます。

ご提案した際の手描きパースはこんな感じ
リビングパース

この住まいは、敷地30坪に延床面積28坪となっていて、
北西の2面道路で、東と南には隣家が迫っています。

年齢から最終的には平屋生活も視野にある中で、
いかに採光・通風を確保するかが大事なポイントでした。

そして、4匹の猫が脱走しない様に
掃き出し窓は使わないというのもポイントの一つですね。

計画としては、視線の抜けがある南西の角に小さな庭を作り、
そこをL型に囲むように住まいを配置。

リビングスペースは、庭に面して大きな窓を付けることで、
横方向の視線の広がりを意識しています。

そして、ダイニングの手前に3畳分の吹抜を確保することで、
縦方向の視線の広がりを確保し、そこから光を取り込む計画としています。

住宅密集地では、どこから光を取り込むかや
視線の抜けがどこにあるかが重要で、吹抜は効果的な方法なのですが、
人の目線は、上にばかり伸びると幅が狭く感じることがあるので、
この住まいでは横方向の広がりも意識してあります。

窓の先に作る「小さな庭」が窓辺に潤いを与えてくれるはずです。

完成はまだまだ先ですが、完成が楽しみですね~(#^.^#)
経過は、少しずつ紹介していきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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