どーも!大工のていちゃんです。
新築現場のK様邸。まずは作業場で下準備。
磨き丸太の柱を今回は1、2階一本づつ使うので二本同時に加工しました。
矢川原での丸太柱加工の第3弾4弾ですかね(^^)
最初の時よりも慣れてスピードが上がった気がします。背割れ埋めの溝を今回はこんな定規を造ってやってみました。
あとは屋根の部材。
今回は軒先、ケラバは化粧野地を貼るので、おのずとタルキも化粧。破風板、広小舞、登りも納まり的に厚めなものを加工しなければなりません。
ひとまず現寸図。
今回は瓦屋根なので加工の前に瓦屋さんや監督と色々打合せしながらなんとか納まりを決定。
外壁面、屋根にも通気層を設けるため外壁と化粧野地の取り合いの部分に面戸板的なものも軒側も妻側もまわさなくてはなりません。
あっ、このままだと専門用語だらけになってしまい話しが難しくなっちゃいますねσ(^_^;)
ざっくり言うと屋根を造るだけでも色んな形の部材が必要になります。
なので通常よりも手間がかかります。
これは化粧タルキ。削って面を取るだけだったら簡単ですが、化粧野地の部分を切り欠いてみたりタルキの木口を揃える為、斜めに加工したりと色々やりましたが、下準備終了。
無事に上棟しました!
磨き丸太の柱は
下から軒先を見ると
面戸板的ものは
こんな感じに納まりました。
現場はスタートしたばかりですが、以降も続けて頑張っていきます!