輻射式暖房はあったかい♪

先週からいよいよ始まりました、「薪ストーブぬくぬく体験会」 せっかくのシーズンですから、 より多くの方に薪ストーブを体験していただけるように、 これから2月いっぱいまで毎週土曜日の午後に開催しています。 私が留守番役を仰せつかったわけですが、 寒がりの私にとっては本当にありがたい仕事で大喜びしています。 もうとにかく暖かい! そして炎を眺めているとものすごく癒されるんです。 ・・・一応留守番なんですが、眠くなってしまうのがちょっと問題ですね(~_~;) 「家の作りようは 夏をむねとすべし」 といったのは徒然草の吉田兼好ですが、 今の家はどうも冬をもって造られているような気がします。 火鉢一つで過ごしていた昔の人はすごいなとも思いますが、 冷えというのは生命活動にも影響してしまいますので、 やっぱり大切ですよね。 冬の寒さの一番辛いのは足元から冷えてくるところ。 暖房などを使っていても暖気はどんどん天井付近へ上がってしまって、 足元が暖まらない上に空気が乾燥するので、 エアコン嫌いの方も多いですよね。 今はエアコンの機能もアップしていますので、一概には言えませんが、 エアコンによる乾燥や、風が当たるのが嫌いという方も多く、 エアコン以外で何かいい暖房器具がありませんか? というお話も良く出ます。 そんなときはぜひ薪ストーブを使っていただきたいのですが、 皆さんそういうわけにも行かないので、 ちょっと他の設備もご紹介していきましょう。 エアコン、石油ファンヒーターなどの温風タイプと比べて、 自然な暖かさから注目されているのが、輻射式の暖房器具です。 薪ストーブもそうですが、輻射式の暖房器具が発する遠赤外線は、 人が暖かさを感じる「温点」を直接刺激するので、 比較的低い温度でも寒さを感じにくいというメリットがあるんです。 アパートなどでも使えるお手軽さからオイルヒーターなども人気がありますが、 ランニングコストが高いことで躊躇される方も多いようですね。 住宅設備としての暖房器具でいうと、 やっぱり人気があるのは「床暖房」でしょうか。 【床暖房】 床暖房のいいところは、足元から温まるため温度ムラが出来にくく快適なところです。 ただし立ち上がりに時間がかかるのと、 施工には大掛かりな工事、費用が必要になるというデメリットもあります。 施工面は新築時には問題ありませんが、 弊社のような無垢の素材をおすすめしているところではちょっと問題も・・・ 無垢フローリングに床暖房を設置すると、熱によって木が収縮し、 ソリやハネなどの原因になることがあるんです。 床暖房対応の無垢フロアーもありますが、どうしてもコスト高になってしまうので、 どうしても床暖房を、という方には床暖房対応カラーフロアをおすすめしています。 【蓄熱暖房】 同じく温風タイプが苦手な方には、蓄熱暖房という選択肢もあります。 輻射式の暖房器具なので、自然な暖かさと、 深夜電力を使用するためにランニングコストが安いことがメリット。 蓄熱材が重いので、設置の手間と場所を取ること、 温度調節がしにくい、初期投資が少々かかるというデメリットもありますが、 上手に使えば全館暖房も可能なのはうれしいですね。 でもいくら暖かくても蒸し暑い日本の夏を無視することは出来ません(^^ゞ 輻射式暖房器具は総じて冷房機能を持っていないものが多いので、 冷房用のエアコンを別途設置する必要があります。 もったいないと感じる方も多いかもしれませんが、 個人的にはエアコンだけでは寒くていられませんし、 実際、冬場はコタツやファンヒーター、電気カーペットなどを併用されている方も多く、 電気代や灯油代などがかなりかかってしまいますが、 蓄熱式暖房だとそれだけで満足できることが多いので、 その分冬場の光熱費を節約できるというメリットもあります。 それを考えるとだいぶコスト的にも下がってきたエアコンを別にする方が トータルコストは下がるのかも・・・という印象も。 キチンと統計を取っているわけではないので断言はできませんが(^^ゞ まだまだ寒い冬、毎日お世話になる暖房器具をちょっと見回してみるのも 面白いかもしれませんね(*^_^*) 「矢川原かわら版」 (株)矢川原(やがはら) 住所:埼玉県川越市山田763-1 電話:049-222-2839(代) メール:wood@yagahara.co.jp ****** 励みになりますので、 ブログランキング クリックお願いします! にほんブログ村 住まいブログへ ありがとうございましたm(__)m

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