本格和室を和モダンな空間に。

おはようございます。
田中です。

先日、20年以上前に新築したF様より
「和室をフローリングにしたいけど、
全体のイメージが変わるように出来ないか?」
といったご要望がありました。

そこで、単純に畳を床にするだけでなく、
北側の水田が綺麗な部屋だったことから内障子を全開口できるようにし、
さらに外からの目線を遮るために可変ルーバー付きの雨戸にすることをご提案。


ルーバーの角度も調整できるので、
目線を遮りつつ、風を通すことが出来るので、
とても使い勝手の良い商品ですね。

思い切って、押入や入口の建具も一般的な襖から格子戸にすることで、
イメージをガラリと変えていくことにしました。

もう一点、西側の窓は隣の玄関前とあって、
いつも障子が締まっていたようなので、
あえて窓を小さくして、通風に特化した縦辷り窓を2ヶ所配置。

この配置はウィンドキャッチともいわれ、室内の換気量が格段に上がるんです!
詳しくはこちらをご覧ください。

窓を変えるだけでは少し寂しいので、
網付き格子戸を付けることでアクセントにしてみました。
この建具は、好きな建築家「永田昌民」氏が良く用いたデザインで、
通称「永田格子」と呼ばれるデザインなんですよ(*^^)v

お客様にもお喜びいただき、
これまで、寝室として使っていた部屋だったのが、
ベッドを他の部屋に移動し、テーブルといすを置いて、
ソトを眺めて過ごす別の使い方にすることにしたそうです(笑)

使い方を変えるほど、気に入っていただけて何よりでした(*^▽^*)

今回はサッシもアルミ製から樹脂製サッシに変えるなど、
断熱補強も兼ねてリフォームしています。

ただ、きれいにするだけでなく、少しでも快適な空間として、
使っていただけるように変えることが出来たら、嬉しいですね。

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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