こんばんは。
田中です。
富士見市で新築中の「天竜焼杉の家」の大工工事がおおむね完了しました。
外部ではウッドデッキの施工が進んでいます。
2階LDKのこちらの住まい。
明るく開放感のある2階となっています。
左の写真がダイニング側から、右の写真がリビング側から見たものです。
階段とキッチンを中心にリビングとダイニングを分ける構成。
勾配天井と古材の梁が空間の良いアクセントになっているでしょ(#^.^#)
リビング側には、ロフトもついていて、
2畳の畳コーナーと奥は収納として活用します。
階段が少し変わっていて、互い違い足を上げて上がっていきます。
わずか90センチと省スペースの中で上がることが出来るのに、
階段の踏む場所がはしごみたいに狭くならないのが特徴!
そして手すりを一工夫してあります。
ちょうどロープを掴んで上るイメージで
真ん中に手を入れるところを作ってみました。
格段に上りやすくなりましたよ(*^^)v
手摺も目立たず、意匠性も良くなったのではないかと自画自賛(笑)
モデルみたいなまっすぐな階段の方が見た目は良いですが、
空間をあまり使わないのはやはり魅力的。
今後の定番になるかもしれませんね(#^.^#)
そして今回は一つ発見がありました!
リビングのTVボードを造作したのですが、
窓台が肘掛けとなり、外を眺めるにも良し、家の中も見渡すことが出来る。
また、風を感じることもできてとても居心地がよい!
そして向かいのソファに座る人とお喋りするのに
ちょうどよい距離感なのです。
設計当初、想定していなかったところに
居場所があったことに対し、
すごく嬉しい発見のような、少し恥ずかしいような・・・(笑)
矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。
自分の想定していなかった居場所を
住む人であるお客様が発見していくというのは
やはり嬉しいものです。
家族と共に紡がれている「あなたの暮らし」。
そのお手伝いが出来れば、何よりの喜びですね。