どーも!大工のていちゃんです。
先日から始まったI様邸改装工事。
薪ストーブを設置するということで和室を解体して半分近くを土間に。
解体工事も壊すところ残すところを確認しながら進めて行きました。
解体もほぼ終わり、お客様と監督、薪ストーブ屋さんと打ち合わせ後、煙突を通すための煙突囲い工事に取り掛かりました。
新築と違い、解体してみないと中の構造がわからないのでどうなるのかなってところはありましたが、太鼓梁をかわすギリギリのところで位置を決めました。
僕自身、煙突囲い工事は矢川原に入社して初。煙突工事は何回か見てきましたが、監督と薪ストーブ屋さんに確認をとりながら進めて行きます。
天井下地を途中まで組んで、土間からレーザーで立ち上げた墨を下地に写し、壁仕上がりからの煙突の位置が決まっているので、もう一度確認。
開口部をガッチリと造りました。
そこから水平器で垂木に墨を立ち上げ、既存の野地板に四つ角の墨を出しました。
週間天気をメチャクチャ気にしながら、瓦を剥がします。工事中、雨が降ったら大変ですからね。
瓦が中途半端にならないか、瓦割りを確認して中からキリで四つ角を穴あけ。
開口!
天井下地時に組んだ木枠の上に角材を使って組んで行きます。
煙突囲いを屋根へどのくらい伸ばすか、もらった図面を見ながら薪ストーブ屋さんに確認し、骨組み完成!
外側はコンパネを貼りフェルトで包み、上部には仮の蓋を載せてひとまず終了。今度は内部から仕上げて行きます。
断熱材を入れ、コンパネを貼り、最後ケイカル板を貼って終了。
雨仕舞いもあるので、外部の水上側に雪割りというものを板金屋さんと相談して造り、両脇に捨て谷を入れてもらいました。
最後、瓦屋さんに瓦を納めてもらい、雨仕舞い終了。これで一安心です。
煙突囲いが完成しました!
煙突本体が入るとどんな感じになるんだろう。仕上がりが楽しみです!