どーも!大工のていちゃんです。
床の増し貼り(既存床の上に新しい床板を重ねて貼る工事)を施工しました。
広縁だったのですが掃き出しサッシが2箇所。まず和室との境の敷居の方から貼り始め、最後掃き出しサッシの際でアングルで納めました。
で、自分がいつも気を遣うところがあって、新しく貼る床板が無垢材の時に限って、掃き出しサッシのある時はアングルピースの厚み分をシャクって(溝を突いて)床板と平らになるようにしています。
これはあくまでも自分の考えなのですが、 アングルピースの下に床板をただ差し込むとアングルピース分の段差ができるので、ホコリなどがそこにこびりついて黒くなってしまったり、歩く際もわずか数ミリ程度ですが気になる人はいると思うのでそうしています。
話は違いますが、
バリアフリーの基準が3ミリ以下というのもあり、玄関框や階段上がり框、床見切りなど床に関しては、なるべく平らか、1ミリで抑えてます。
足裏の感覚って結構敏感なので床を造るときは、特に気を遣っています。
ただ、新しく貼る床板が合板フローリングの場合は、シャクってしまうと地が見えてしまい、日が当たっていたり、湿気や水がかかったりを繰り返していると、すぐ劣化し、めくれてしまう。
それなのでシャクらずアングルピースの下に差し込むようにしてるんですけどね…。
状況に合わせてその辺は変えています。
アングルピース付きのサッシの場合、基本、掃き出しサッシの両脇と上枠やそれ以外の窓枠は、シャクる必要はないのでそのまま差し込むようにしています。
でもやっぱり造るときは現場の状況に合わせることですかね。