鉋(かんな)刃と鑿(のみ)研ぎ!

どーも!大工のていちゃんです。

4月下旬上棟したN様邸。

大工工事を進める中で、窓枠や入り口枠、階段材や造作家具の材料等の造作材の準備を進めています。

その合間の昼休憩の時間や休日を使ってカンナの刃とノミを研ぎました。

矢川原の家づくりには欠かせない、大工道具。今や電動工具がたくさんあって便利になる中で、やはり最終的には昔ながらの手道具が必要不可欠。

まずはカンナ。

左のカンナは僕が大工になるため初めに入社した工務店の社長(親方)が買ってくれたもの。

25年間このカンナも現場で働き続けています(^_^)

真ん中のカンナは10年前くらいにお客さんから頂いたもの。

そのお客さんの親が使っていたものでもう使わないからと頂いたもので、すごく切れ味が良いんです。

右の面取りカンナ。最初の年に親父が買ってくれたもの。これも25年間使い続けています。

昼休憩を使って研ぎました!

刃を再びセットして…

うん、いけそうです!(^_^)

機械に入らない大きな木材や超仕上げカンナで削りきれなかった部分を削ったり、現場で取り付けた際、微調整でカンナを使うことは多々あります。

そのためにもカンナは常に使える状態にしておきます。

次はノミ。

休日、天気も良かったのでちょっとした時間を使って幅広いノミを研ぎました。

階段材加工や造作家具を造るにはノミを使います。とくに八分ノミ一寸ノミあたりの幅のノミですね。

 

したの写真のノミの長さを比べてみて下さい。

上のノミは使って研いでを繰り返すうちに元は同じくらいの長さだったんですが短くなりました!

20年前に親父が技能五輪に出場決まった際にプレゼントしてくれたものです。だいぶ使い込みました(^_^)

まだまだ使えますよ!

若い時と同じふうに毎日のように研ぐ練習とはいきませんが、仕事中にやってしまうと工事の進みが結構ロスになってしまうので、なるべく昼休憩や早めに仕事の終わった日や休日を利用して少しでも研ぎ事をやるように心がけています。

材料の下準備もそうですが、道具もやっておかないと、いい仕事が出来ません!(^_^)

 

 

 

 

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