歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
施主さまと建築家さんが納得するまで、打ち合わせをする必要があると思います。
それに応えるために職人一同は頑張って取り組んでいくつもりです。
【担当工事】 電気工事
【名前】 有限会社 芳野電気工事
(よしのでんきこうじ)
担当者:菅間 一明(すがま かずあき)
【ニックネーム】 がまちゃん、かず
【生年月日】 1966年5月1日
【星座】 おうし座
【血液型】 A型
【出身】 埼玉県川越市
【資格・特技】
電気工事士、空手初段、サッカー四級審判、水泳100メートル個人メドレー1分52秒(36年前)、ファミレスのライス皿を8枚いっぺんに持つことができます。(持った後はテーブルには置けませんが。笑)
【趣味・休日の過ごし方】ソフトボール、子どものサッカー観戦、サーカー観戦(J1・J2)
家庭の照明やスイッチ、コンセントなどの電気配線を工事する仕事です。
時々電柱に登って、外灯の改修工事や、家庭までの引き込み配線の工事もします。
矢川原の会長の自宅から、私たちの会社が近いことから、私の父親に仕事の依頼がくるようになりました。
私の家や実家を矢川原で施工してもらいました。
矢川原とは、もう45年の長いお付き合いです。
着工前の図面打ち合わせ以外にも、建物が建ってからの電気関係の打ち合わせ、位置等を再確認してくれます。
施主さまにとっては、一生のお住まいになる家ですから、快適に使っていただきたいと思っています。
電気を安全に使いやすい環境を提供するために、施主さまと、「どこに、どのような家電・大型機器を設置するのか」など詳しい情報を聞くことを心がけています。
※インタビュアー:渡部 香(以下:渡)
渡)電気屋さんのお仕事をするようになったきっかけを教えて下さい。
渡)卒業してすぐに跡を継いだんですか?
菅間(以下:菅))違うよ。すかいらーくの契約社員。その後に働き過ぎで辞めて、家でどうしようかと思っているときに、親父が家に入れって言って。
『職人はいいぞ、休みたいときに休めるし』って。でもそれは全く嘘だった(笑)。俺が入った頃はバブルの全盛期だったんで、夜中も店舗の仕事をしたりしてた。休みなんてなかったよ。
渡)矢川原と出会ったきっかけは?
渡)そうすると、矢川原とのお付き合いのきっかけはお父さんが元から矢川原と付き合いがあったからですよね。
菅)そうだね。
渡)仕事に対するこだわりとかポリシーはありますか?
菅)昔はとにかく電気の配線だけすればいいのかと思ってたんだけど、今は家電やパソコン関係とかいろいろあるからね。気を使ってやってる。要するに住みやすくなるようにだね。ブレイカーがとばないようにとか。
渡)それは、家の方の使い方とか良く聴いた上でですよね。
菅)そう。後は必ず機器はどんな物があるか、たとえばH様邸ならここでFF暖房機使って、ワット数はどのぐらい使うよ、とか。なるべく打合せ時にお客さんにあらかじめ聞いてやってる。
渡)電気製品が増えてますからね、よく考えてやらないと、コンセントが足りない、って。
菅)あと家具の後ろにいっちゃうとかね。だからだいたい大概うちは大工さんが終わったら、1回お客様に言って、「配置を見て下さい、家具の後ろになりませんか?」って確認した上で、場所移動するようにしてるんだ。
渡)仕事の面白味?とういうか、やりがいを感じる時はどんな時ですか?
菅)今は子供が大きくなって、ようやくそろそろ一生懸命やらなきゃいけないかな、と思ったのと・・・一番下の子をなんとか卒業させなきゃいけない、っていう。
渡)じゃ、父親としての、ですね。
菅)親として、だね。だからそれがやりがいだよね。
渡)とにかく一番下の子を最後まで卒業させよう、っていう気持ちが仕事を 頑張る原動力になってる感じですかね。
渡)プライベートの趣味とかお休みの時の過ごし方もお聞きしたいのですが。
菅)毎週日曜日はソフトボールしかしてない。
渡)サッカーは観戦だけなんですか。
菅)だって怪我してからサッカーはできなくなっちゃったからね。ソフトボールはリハビリしてなんとかできるようになって。地区で試合もあるし、家にいる時間がなくて。朝7時から夜は8時頃までやって帰ってくるから。
渡)これからの人生の目標、やりたいことはありますか。
菅)やりたいこと、ないんだよね。俺なんかは若い頃遊ぶだけ遊んじゃったから。一番いい時だったからね。だからか結婚してからピタッと辞めたよ(笑)。
渡)奥様は下斗米さん(大工)と従兄弟でしたっけ?不思議なつながりですよね。先日も樹楽祭の時は、やきそばを焼くのを二人で手伝って頂いて。毎年お手伝いお願いしたいくらいです(笑)
菅)ソフトボールと、後もう少し経ったらみんなで旅行に行きたいかな。おやじとおふくろが生きてる間にね。
渡)自営だと、みんなでお休みしての旅行はなかなか行けないですよね。
菅)国内で、京都から向こう側、四国とか九州とか。
渡)じゃあ、それを目標にですね。
渡)うちの社長や矢川原に対して、どう思われますか?アドバイスを頂いてもいいんですけど。
菅)いろんなところの仕事しているけど、一番やりやすい工務店だね。他の工務店よりも段取りがしっかりしていて、現場も近い現場が多いから進行具合とか様子がわかってやりやすい。お客様との打ち合わせもよくやっているよね。それは一番いいと思う。
坪いくらでやるの?ってみんな言うよ。
渡)でも、坪単価は大きさや内容によって変わってきちゃうじゃないですか。
菅)それでもお客さんはわからないんだよ。ざっくりでも言われた方がいいんじゃない。そうじゃなければ、写真で俺の家とかさ(注:2005年に矢川原でご自宅を新築されてます)、4LDKの建売みたいな感じで建ってるじゃない、これぐらいの間取りで坪いくらぐらいでやりますよとか、そっちの方がいいよな。
構えちゃうかもしれないよね、矢川原ブランドみたいな感じだったよ。柱に「矢川原」って入ってて、4寸角で。
渡)実際以上に高い家を建てているイメージを持たれているのはあるかもしれませんね。アドバイス参考にさせていただきます。
(2017年1月号掲載)