歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
川越市の伝統的建造物群保存地区内ということで、
町屋をイメージした外観をご提案。
板塀や2階窓の格子もその一つです。
お施主さま: Yさま邸
施工場所: 川越市幸町
間取り: 4LDK
家族構成: ご夫婦 息子さま
竣工 :2014年8月
~家づくりのエピソード~
38年前に弊社にて新築工事を行わせていただいたYさま。建築後に目の前に3階建てのマンションが建設され、せっかくの住まいが暗くなってしまったのが長年の悩みでした。
再建築の際の依頼先は、全く悩むことなく弊社をご指名いただいた大変光栄な現場です。いかに光を取り込むかという点と、川越市の伝統的建造物群保存地区内ということで、その外観に規制がかかるという2点の両立に配慮した現場でした。
杉の腰板や天井がアクセントとなった玄関。
壁上部のガラスは、吹抜けからの光を玄関まで取り込むための工夫です。
吹抜けの上部にはガラス屋根を設置。
この部分には、冬至の際にも太陽が当たることをCADを用いて確認し、
Yさまにご提案させていただきました。
バリアフリーに配慮し、広めのトイレとしました。
玄関と同様に杉の腰板を施工し、高級感と清潔感を出しています。
車いすを使用しても、壁が傷みにくい効果があります。
1階の屋根裏を2階の部屋より使用しています。
階段も必要がなく、出し入れがしやすいのが魅力です。
空間はできるだけ有効に利用いたします。
吹抜けを設けることで、明るさと開放感を確保。
壁を白を基調としたのも、光を反射させて、
少しでも空間を明るくする工夫の一つです。
~担当者からのメッセージ~
先代から引き続き、ご指名本当にありがとうございます。
「何より暗いのが悩みだから、明るい住まいにしたい!」という強いご要望に対し、喜んでいただけている姿を拝見して、私どもも嬉しかったです。これまで同様、今後とも長いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。