歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
子供の独立したご夫婦二人の住まい。
コンパクトなリビング・ダイニングからは、
お花が趣味の奥さまの庭が楽しめるように配慮。
階段下の造作ソファコーナーは、
籠り感のある心地よい居場所となりました。
➡夫婦それぞれの居場所づくりと共に過ごす時間を大事にできる住まいのルームツアー – YouTube
お施主さま:Fさま邸
施工場所:川越市
間取り:2LD+K+フリースペース+書斎
家族構成:2人
竣工 :2021年8月
~家づくりのエピソード~
お問い合わせいただいた翌日が自宅兼展示場の見学会というタイミングからとてもご縁を感じたことをよく覚えています。
ご主人は断熱・気密に強いこだわりがあり、最初にお会いした時に色々と質問されましたが、その質問に私が丁寧に答えたことが契約の決め手の一つだったんですよ!ということを後でお聞きしたときは、嬉しかったですね!
工事中の打合せ時には奥さまが本当に楽しそうに話をしてくださり、家づくりを楽しんでくださっているのがたっぷり伝わってきました。
そして引き渡しの日、なんと私と野島、そして岸田の三人にそれぞれお手紙をご用意。
こんなうれしいサプライズは中々ありません。泣きそうになってしまいました。
そして後で、本当に泣きました(笑)
~こだわりポイント~
ご主人のこだわりは、断熱・気密について。UA値0.5以下、そしてC値についても0.5以下にはしたいというものでした。
奥様のこだわりは、デザインや使い勝手が主でしたね。
子供が独立し、ご夫婦二人での生活を考えるにあたり配慮したのは、将来的には1階で生活が完結できるようにすることと、元気なうちは、2階を解放感のある空間としてフル活用していくことというものでした。
そこで、1階は家事動線に配慮しつつ、コンパクトにプランをまとめ、2階はあまり仕切らず、もう一つの庭ともいえる大きなバルコニーと一緒に使えるようにしていくことにしました。
奥さまの書斎や広いバルコニーの提案はとても喜んでいただくことが出来、プランはほぼファーストプランのままでしたね。
「暮らし」を優先するとはいえ、基本的性能は大事にして家づくりをしています。
UA値は0.48。全棟実施している気密測定ではC値は0.4ということで、ご主人の希望にも無事応えることが出来ましたヽ(^o^)丿
コテによる手仕事の塗り壁に、木製のフェンスが映えます。
お引渡し後少し経ってお伺いしたら、
プランターの植物で華やかになってました(*^^)v
家に入った瞬間、熱帯魚の水槽が見えるようにした
下駄箱のカウンターはご主人一番のお気に入り。
靴の脱ぎ履きに便利なベンチは杉の一枚板で作っています。
階段下の造作ソファは、籠り感のある落ち着く場所。
いつでもゴロンとできるのは小さな幸せです。
造作ソファの隣は、書斎コーナー!
カウンター間口は2.7mとたっぷり。
ソファのサイドテーブルとしても活用できるように計画。
階段下の格子部分には床下エアコンを設置。
ここから床下に吹き込まれた暖気が
家の各所に設けられたガラリに向かって循環し、
床下空間をゆるやかに温めます。
リビングの奥にはご夫婦の寝室が。
将来を見据えて、基本的な生活は
全て一階で完結する間取りです。
上の写真の左手の窓
お隣の借景が綺麗です。
そして、「ベッドに横になると、月が見えるの!」
と奥さまにもお喜びいただきました。
そこから洗面所を経てユニットバスまで
まっすぐに風が抜ける窓配置になってます。
キッチンは落ち着いた独立タイプ。
使い勝手の良い収納は全てオーダーメイドの造作です。
洗面台も造作で仕上げました。
既製品と違い、正面に窓を設けられたりと
自分仕様に変えられるのがいいですね。
玄関からリビング、キッチン、洗面所、
そしてまた玄関に戻る便利な円動線になっています。
リビング階段を上がると、いきなりの大空間!
住宅密集地でも採光が取れ、視界の開けた2階を
セカンドリビングとして使えるフリースペースに。
ミニキッチンも付いているので、
ちょっとお茶を入れたりするのにも便利です。
階段手摺の裏は便利な収納棚。
左手に見える小部屋は奥さまの書斎です。
2畳の書斎は、自分だけの居場所として、
奥さまが切望していたスペース。
「私の部屋!」と本当に喜んでいらっしゃいました(^-^)
広々とした8帖のバルコニーは2つ目の庭。
日当たりもバッチリだから
奥さまの趣味のガーデニングも楽しめます!
上から見るとこんな感じ!
限られた敷地ながら、建物を凸形状にすることで
少しでも奥行きのある庭を確保。
バルコニー同様にこちらも奥さまの花で埋まる事でしょう!
屋外水栓は双口ホーム水栓に。
片方をホース専用にできて、お花の水やりの度に
切り替えなくていいので、便利。
ガーデニング好きの方にはおすすめですね。