歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
―わからないところを思いつくまま言ってしまっていたから、すごい迷惑かけたかな、と思っていて。すごく丁寧に対応してもらって、有難かったです。
(2024年2月お引渡し)
当初、建て替えも視野にありましたが、予算的なこともあり最終的にリノベーションをご選択いただきました。
吹抜けのご要望があるなど、間取りも変える希望があったので、築年数も約20年ほどと新しく、図面が残っていたのはありがたかったですね。
プランとしては、最初のプレゼンとほとんど変わっていませんが、打合せを重ね、詳細を詰めていく中で、Iさまのこだわりが随所に出てきたと思います。
キッチンなどの設備の選択、ウッドブラインドやルーバー建具など、ショールームが多少遠方でも納得いくまで何度も見に行っていたIさま。そしていつも「楽しい!」と言っていたのが印象に残っています。
住まいづくりを楽しんでくれているのが、本当に嬉しかったです。
これから大きく姿を変えた住まいで家族や愛犬サクちゃんとの生活が始まります。
今後ともどうぞよろしくお願いしますm(__)m
代表取締役 田中尚
<施主さま:主 娘さん:娘 社長:社 インタビュアー=渡部:渡>
〇矢川原で建てようと思った決め手は何ですか?
主:市内の工務店にお願いしたいと思っていて。宮元町の展示場が新聞の広告に入ったのを見て素敵だなー、こういう作り、いいなぁーとずっと思って調べたら、ホームページに載っていた山田の展示場のテーブルがすごく良くて、絶対ここ見に行きたい!って。まるっきり真似しちゃいました。
〇 家づくりのはじめ、プラン等を決める中でこだわったところ、悩んだことは何ですか?
主:吹き抜けを作りたい。真ん中ではなく、ここに作りたい(以前キッチンだった場所でダイニングスペースの上)
渡:そうなんですね。
主:そこにこれ(ルーバー建具)を入れたい!
社:ルーバーの建具で、ちょうど同じ『小さな家』っていう雑誌を持ってて、一軒目の家の写真(堀部さんっていう凄く有名な設計士の家)を見て、いいよねーって話が出て。
主:これを入れたら素敵だろうなーって。
渡:その本で意気投合されて(笑)こんなふうにしたいというイメージが合致したんですね。
渡:悩んだところはありますか?
主:キッチンの前を最初は隠したくって。でもウッドワンのキッチンが良くて。何度も見に行って結局これがいい!って。どんどんサイズも小さくなって。
社:最終的には小さくても足りてますか?
主:足りてます。
社:じゃあ、小さくしてよかったです。もう少し大きくして収納を充実させてもいいんじゃいかと、ここがこんなに空かなくてもいいかと思ったんですが。
主:確かにもう少し大きくてもおけますよね。でもこれから人数が増えることもないだろうから、こじんまりでいいのかなーと思って。
渡:お使いになって不便でなければ、ここが広い方が、余裕もあって生活はしやすいと思うので良いかと思います。確かに手元は隠したくなりますけどね。
主:隠したかったですけど。
渡:でも、隠せないと絶対きれいにしておかなきゃとなりますよね。
主:絶対きれいにしておきます。お掃除の仙人!にどうやってお掃除したらいいですか?って聞いて。最後にお掃除に来てくださった方。
渡:あー仙人。ぴか壱さんですね。イメージが仙人ですよね。
主:そうそう。掃除の仕方聞いたらとにかく「拭き上げる」って言われて。よしやる!それだけは頑張ってやってみよう、って思って。
〇打ち合わせや現場、監督や職人さん達とのやり取りなど、施工中で印象に残っていることはありますか?
主:一番最初に感じたのは、すごく現場を大切にしているということですね。綺麗にしてくれている。
それと、樋口さんにあの小さい椅子のことも相談して、磨いてもらって。
社:植木鉢がのってるやつ。磨きなおして塗装するってブロブに書いてありました。
主:あの椅子は子供たちがずっとちびっこの時に使ってて。
渡:思い出の椅子なんですか。
主:そうなんですよ。でも出番がなくて。前は踏み台にしていたんですけどね、なんかで使えないかなーって思ってたら磨いてくれて。
社:そのあと自分で塗る、って。
主:それが、ホームセンター何を使っていいかわからなくて、近くにいた職人みたいな人に聞いて、「これでいいんじゃない」って教えてもらって。
渡:より愛着沸いちゃいますね。
〇実際に出来上がったお家を見て、一番気に入ってるいらっしゃるところ、友達に自慢したいところはどこでしょうか?
主:これ!(ルーバー)どうしてもこれ入れたかったの、って。このテーブル周辺。
渡:娘さんは?
娘:ソファー。ゆっくりTVを見れるので。
渡:造作ソファーですよね。この前写真を撮らせていただいたのですが、違う感じのクッションがいくつか置いてあって素敵ですね。ぜんぜん雰囲気変わりますよね、夏冬入れ替えたりとかして。
主:幅が結構あるから、朝まで息子と娘が変わるがわる。今日は誰が寝てるの?って。
主:背もたれのソファーを入れなかったから余計、幅があって寝られるみたいな。
渡:確かに背もたれがあったらちょっと狭くなっちゃいますからね。
社:私は背もたれのソファーは向きを変えて枕にしちゃって横に置いておいたりして。違う使い方ができる。そうなふうにしていますね。
主:よかったよね。
渡:BESTポジションですね。
社:悩んでましたね、入れようか入れないか、ぴったり合うのが見つからないって。
主:でも娘がソファー担当だったので。
渡:担当制ですか。
主:最後はこれって、娘が決めました。
〇これからお家を建てられる方に何かアドバイスありますか?
主: 今なら補助金があるから、悩んでいるならやっちゃえば。
渡:「やっちゃえば、矢川原さんで」と言ってください(笑)お願いします。
〇この家に入居されてまず真っ先にやりたいこと、一番楽しみにしていることは何ですか?
渡:これはご本人たちでそれぞれがこれが良いと選ばれたんですか?(椅子の形や、座面の素材が違う)
社:展示場で買った椅子の家具屋さんに見に行って、座ってそれぞれ選んで。
渡:家具屋さんまで行かれたんですね。
主:行きました!
渡:あえてこの椅子はクッションのせてないんですね、木のままで。こういう選び方があるんだーと勉強になりました。楽しいですよね、形も違って、見た感じの印象ももちろん違うし、いいと思います。
〇あと最後に、社長や監督に一言ありましたらお願いします。
主:わからないところを思いつくまま言ってしまっていたから、すごい迷惑かけたかな、と思っていて。すごく丁寧に対応してもらって、有難かったです。
渡:たとえ思いつきだったとしても、言葉にして言っていただいた方が、あとでこれやらかったーと後悔されるよりも絶対いいかと思うので。社長大変だったかもしれないですけど(笑)言っていただいたことが形になって、結果的にお客様に喜んでいただけていればと私たちは思っています。
渡:(娘さんに)他にもせっかくなんで何かあれば。
娘:自分の部屋ができて安心して寝れるから嬉しいです。
社:自分が聞きたかったのは、新築とリノベを見て頂いて、予算面もあったとは思うんですが、リフォームとは言えないぐらいの金額がかかっている中で、不満とかはありましたか。建替えはある程度思い通りになりますけど、リフォームだと多少制約もあるので。
これからおそらく同じようにリフォームが増えてくる時代で、不安があったとか、こういうところは思い切ってやってよかったとか、不安だったけどこういう言葉で解消できたとか、あればお聞きしたいです。
主:柱がどこが抜けるのか、わからないくて。こことっちゃえばいいんいゃない!と簡単に考えちゃうけど。
社:寝室も抜けるかわからない柱があったから一応ある状態にして、抜けたら抜きましょうみたいな話で、結果抜けたから抜きましたけどね。
主:結局抜いて使いやすいクローゼットにしてもらってよかったです。
社:ここもね、当初壁にしようとしたら抜きたいと言われて(現在のダイニングのところの)強度壁入れるからどうしようかって、化粧の筋交いを入れて。
渡:友達の家もこういう感じにしましたね。たぶん柱が抜けなかったんだと。完全な壁よりも広々感じますよね。
主:ここはこうしてよかった。2階が暖かくて感動しました。
社:確かにここが壁より、いいですよね。吹き抜けでもあるし2階に暖気がそのまま行きますよね。エアコン1台でいけるでしょ。
※吹抜けに面して開けた小窓。1階の暖気が上がって来るので暖かい!
渡:今まで結構寒かったんですか?
主:寒かったね。
社:後は冷やす方がどのくらいいけるか。
渡:そっか、まだ夏は体験されてないんですもんね。最近の夏は本当に暑いですからね。
社:おそらくエアコンを回しっぱなしにしてもらえれば涼しくなると思います。
渡:かえって回しっぱなしの方が効率良いかもしれませんね。起動時が一番電気を使うし。1階うちより全然暖かいです。
社:こちらの方が性能高いですから。(渡部の家は)10数年に建てた新築ですけど、その当時より今のリフォームの方が性能高いですからね。
渡:家ってどんどん良くなる部分も多くて、すごく快適だな、うらやましいです。
主:外の感じは変えなかったのがよかったかな。改装したんだな、あそこの家と思われるのも嫌だし。
渡:あからさまに変わっている感じではなく。
主:中に入ったら、おっ変わっているじゃん!って。
渡:一歩足を踏み入れたら、全然違う~驚かれるの嬉しいですね。
主:それがいいかな。
渡:この床の材質とかもお客様がこんな感じにしたい、って選ばれたんですか。
主:ナラのうづくりの床。
主:いいですよね。最初はふわふわしていてあれ?って思ったけど、よかったです。でも掃除がクイックルだと引っかかっちゃうどうしようかと。
渡:引っかかりますか。
主:でもいいよね。ここに座ってブラインド上げて光が差す写真を撮ると、めちゃくちゃ綺麗で。
渡:部屋の中も一日のどの時間かによって変わりますよね。(写真をみせて頂く)
素敵です。この写真はこの光のタイミングじゃないと撮れないですよね。
主:なかなかこの波写せないんですよね。(ナラのうづくりの床)
渡:窓際で雨がかかったりとかもあるので、材質を変えてあって、タイルだと傷にくいですよ。(掃出し前の床)
主:お水でここべちゃべちゃになるので(愛犬サクちゃんのスペース)
社・渡:今日はありがとうございました!