歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
(2018年12月お引渡し)
元々、他社で契約まで行っていたSさま。ですが、契約後の対応に疑問を感じ、地元でもあった弊社にお声掛け頂きました。
お引き渡しの際に、「人と人との付き合いがあって家が出来ていく」という言葉と共に、人との相性が契約の決め手だったとお聞きし、とてもうれしかったことを良く覚えています。
「見どころは全部!」という言葉も最高の褒め言葉ですよね!
こだわり満載の住まい、これから薪ストーブやウッドデッキの計画もあり、ますますいい感じになってきそうです。
その時に「また、見学会をやって下さい!」とまで言って頂きました(^^)v
こちらからもぜひともお願い申し上げます。
代表取締役 田中尚
<ご主人:主 奥さま:奥 社長:社 野島:野 インタビュアー=吉田恵:吉>
吉:矢川原で建てようと思った決め手はなんですか?
主:決め手は・・・いろいろあるんですけど、一番こだわっていたのって家の構造とか、使っている素材とか、(奥さまに)アレルギーがあるので、そういうのも含めて検討していて、自然素材をできるだけ使えるところというのが一つと、あとは一緒に建築してもらうのに、携わっていく、担当してくれる方・・・例えば今回だったら社長さんや野島さんですけど、そのフィーリング?が合わないとうまいこと行かないかなと思っていたので。そういうところも含めて、素材と、フィーリング、相性ですね。やっぱり人との付き合いがあって家が出来ていくので。建てて終わりではなくてそれからもずっと続いていくものですから。
吉:それでは、プランを決める中で、重要視されたことはなんですか? 方位を気にされているというお話もありましたよね?
主:そうですね。どうせ建てるなら、日の光も欲しいし、庭も欲しいし、あとはどうせだったらいい運気、運が入ってくるようにというのもあって、そういうの(方位)も気にして建てたいなと思っていたんですよね。そういうところも気にしながら・・・それでもやっぱり間取りかな?
奥:構造じゃない?
主:もちろん構造も。例えばなんですけど、基礎高が通常400のところを450にしてもらったりだとか、ターミメッシュを入れるとか。
あとは家事動線・・・通常だったら、ここも回遊型じゃなくて普通の対面キッチンでもいいと言われるんですけど、そこはもうかみさんがこだわって。生活の、毎日ここに立って常に使っている、っていうところこそ、やっぱりお金をかけてでも使いやすくしておいた方が、あとあと楽かなと思って。
だから(重要視したのは)間取りとかそういう細かい所を含めてですね。キッチンのすぐ隣にお風呂にすれば子どもが入る時やりやすいし。
吉:そうですよね。お子さんをお風呂に入れる時って近くにないと結構大変ですしね。あっち行ったりこっち行ったり忙しいですから(笑)。
吉:家造りの中で特にこだわったところ、悩んだところはどんなところでしょうか?
主:もともと他で建築の話が進んでてこちらに来たので、ある程度イメージが出来ていて、例えば床の色はこの色、壁紙の色はこの色というのは決まっていたんです。どっちかというと外観の方がどうしようというのは結構あったかな。外観の色とか、屋根とか、そういうものの方がどうしようというのは大きかったですね。
吉:確かにプラン決定はとても早かったってお聞きしてますからね。
社:もともと他社で作ったプランがあって、その中のイメージを聞きながら、この土地にあてはめたときに、そこがどう変わるのかなぁという感じでしたよね。玄関の位置とかも含めて、そのままというわけにはいかないですからね。そんな中で変えていって、こんな感じではどうでしょうっていってお見せしたら、意外としっかりツボに入ったみたいで(笑)、方位的にも確認してみたら問題がなかった!ということでしたね。
それこそ、うちの会社に来ていただいて、ちょっと打合せをして、ちょっとリビングに使う古材の梁を野島さんと奥さまと3人で見てもらっている間に、考えたプランが意外と上手くはまった、という感じでしたよね(笑)。
元々のプランの雰囲気をあんまり変えないというのが前提にありましたから、違うプランであっても、それに近しい雰囲気は出した方が良いかと。元々気に入ってらしたプランだったということでしたから。それは意識しました。
主:元があるから早く決まったという事ですよね。
吉:すでに悩まれた結果だったということですね。
主:あと気に入ってるのは、これかな。(キッチンのカウンターを叩いて)これだけの厚さのカウンターを入れてもらって。こんな厚くないかなと思ってたんで。
奥:もっと薄いと思ってたよね。
主:で、一枚ものでしょ! これだけの厚い板を入れてもらってるんで、これはすごい満足してます!
吉:実は次の質問が、実際に出来上がった家を見て、一番気に入っていらっしゃるポイントはどこでしょうか?というものだったんですけど・・・
社:それはここでしたね(笑)。
主:(笑)これもそうだし・・・あと古材かな。
奥:うん、古材!
社:奥さまはこれ(古材の梁)をすごく気に入ってくださってるみたいで。
奥:そうなんですよ!古材がすごく気に入って。もっとなんていうんですかね、もっとボロボロで(笑)薄いやつしかないかなとか思ってたんですけど、なんかすごいしっかりした古材で、うわーって思って!
社:ストックしておいた甲斐があります。
吉:古民家の天井を開けたら出てきた材料ですからね。
奥:すごい味があって、いい古材だなぁと思って!
主:この時間だよね、明るく見えるから。(吹抜を見上げて)
奥:陽の光が当たると、またすごい綺麗に見えるんですよね!
・・・でも将来ね、この人、(梁に)登るよね~絶対(~_~;)(お子さんを見ながら)
吉:先日もね、そんなことおっしゃってたから、私てっきりネコちゃんのお話しかと思ってたら、Rくんの心配だっていうんでちょっとびっくりしたんですけど(笑)
奥:そうなんですよね(笑)遊具の時間、すごいもんね。やっぱり男の子が多いから。どこでも登ってくっていうか・・・ええっ(◎_◎;)と思って・・・
吉:そうですか・・・ホント事故だけはないように気を付けていただきたいです。もしなんだったらロープを吊るして下で遊んでいただくようにするとか?
主:これは構造材になっているんでしたっけ?
社:構造材というか構造計算からは外してあります。ただ重量は荷をかけても大丈夫なんで。
主:どのくらい大丈夫ですか?
社:自分たちが乗ったって平気ですもんね。
野:全然大丈夫でしょ。両方の柱とそこの柱に掛けてますから。
主:100㎏くらいは普通に大丈夫ですか?
吉:ブランコくらいならできますよね。気を付けていただきながら遊んでもらえれば(*^^*)
吉:次は現場のお話しになるんですが、打ち合わせや現場で印象に残っていること、何かエピソードのようなものってありますか?
主:打合せの印象?
野:ダッシュでいろんなもの決めさせられたことじゃない? いつまでに決めてください!って(笑)
主:(笑)いろいろ決めなくちゃいけなくて、駆け足で決めなきゃいけない。・・・自分たちが年末までに引渡しというのがあったんで、急いでもらった分、やっぱり自分たちも急いで決めなきゃいけないこともたくさんあったんですけど、まあでもそうしないとなかなかね。仕事しながらだから、いつまでにって、後ろを切ってもらわないと、たぶんなかなか決められないところもあったんで。
その分そういう風にやってもらえれば、自分たちは、早くいつまでにこれを決めて、いつまでにこっちを決めて、ってわかってやってもらえるのは僕たちはやりやすかったかなと思いますね。
社:あと印象に残ったところというと、念願のお風呂が入った瞬間ドアを開けて感動したとか、この梁がかかったときとかそんなんで全然いいんですけど(笑)
主:梁もそうだし、お風呂ね。大きいのが入ったってことで、来る人来る人すごいね!って言われて。
吉:本当にあれはすごいと思います!
主:あとこの丸太が入ったときに、他の木がみんな同じ色だから、白木の色だから目立たないかなぁって(笑)これだったらこっちに入れて上から通した方が良かったかなぁと思ってたんですけど、でも実際に白木は白木で他が黒だったんで・・・
社:コントラストの中に白木を残したんで、際立ってよくなりましたよね。
主:目立っていいなぁって(笑)。
吉:これがまた飴色になってきますんで、また雰囲気も変わってくるかなと思います。
吉:遊びに来たご友人に自慢したいポイントはどこですか?
吉:皆さんにお風呂に入っていただきます?(笑)
主:俺からすると、なんていうか家を作ったのが全部妥協しないで作ってるつもりだから、もう全部。ここ見てここ、って感じで全部(笑)。
吉:あちらこちらですね(笑)。
社:じゃあ一人一人家中全部案内してもらって(笑)。
主:お風呂もそうでしょ、カウンターもそうだし、キッチンは回れるし、吹抜だって古材が入ってるし・・・床だって総無垢だし。各々の部屋にシラス壁を入れてるし、ここに薪ストーブが入ればまたね、雰囲気も変わるし。そういうのも含めると、もう各部屋どこも自慢できる、そういうところがあるので。
・・・一番って言ったらどこなんだろう?(笑)
主:風呂はまあ(笑)
社:ただなかなか友達に風呂を見せるかっていうとね(笑)
主:そうですよね(笑)。でもキッチンもいいかなと。(コンロ前の)ガラスは入れられないかもって言われていたんだけど、無理やり野島さんに入れてもらって(笑)。
野:うまく収まってよかったです。
奥:ありがとうございました!
吉:あちらこちら自慢と言っていただけて、嬉しく思います。あとは・・・
この家に入居したら真っ先にやりたいこと、一番楽しみにしていることは何かありますか?
野:そりゃお風呂でしょう?
一同(笑)
吉:やっぱりそれは堅いですよね(笑)本当にプールのようなお風呂で、先日も夏場なんてあそこに水を溜めて、水遊びできますよねって奥さまと話してました!(笑)
主:足を伸ばせるのがいいよね!
社:内覧会をやっているとき、女の子、小学生2人くらいだったんですけど、浴槽に入って、一緒に入って!なんていわれて入ったら、「なんだこの空きは?」って(笑) 3人で入ってもまだ入れる。家族全員で入れるじゃないかって感じでした。
吉:家族4人で入れますね! その辺の民宿のお風呂より大きいんじゃないですか?
主:だいぶ広いよね。野島さんに風呂が高い!ってずっと言われてて(笑)
吉:こだわった甲斐があったということですね。ではぜひご入居されたらお風呂を楽しんでいただけたらと思います。
社:最後まで妥協せずに、通しましたからね!
主:風呂だけは、こだわらせてもらって。あとはかみさんに、けっこうキッチンとか、古材とか、好きにやってもらってるんで。
奥:あ、すいません(笑)
主:いやでも別に感性がそんな全然違うわけじゃないんで。
吉:それは大事ですよね!奥さまとお好みがあってらっしゃるって、とても大事なことだと思います。
奥:はい(笑)
吉:ご来場の皆さんもびっくりしてました!私もあんな襖紙があるんだ!って思って。どこかの高級ホテルとかの奥に貼ってあるような雰囲気だよねって。
奥:風神雷神とかもあるんですよね!
吉:ありました!龍とか、本当にすごいいろいろな柄があって!
吉:その他何かご感想があれば最後にお聞かせいただけますか?
主:・・・ホントに建築って、普通に家を買うと、できたものを買うという感じであんまり悩まずにポンと買って終わりということもあると思うんですけど・・・一から全部床の色から壁紙まで、ぜーんぶ自分たちで決めて、窓の大きさとか高さとか、そういうのも決めていくのが、けっこうみんな大変っていうのはあると思うんですけど、逆にうちらは楽しんで、あーしたらいい、こうしたらいい、ここはこうの方がいいんじゃない、ああの方がいいんじゃないかと考えながら決めてたので、そこは割と楽しかったなと。
自分たちも結構いろんなことを突拍子もないこともいろいろ言ってたと思うんですけど、それを理解していただきながら、こういう風な方がいいんじゃないでしょうか?っていうのを提案してくれたり、こっちにすればって言われたり。お風呂は譲らなかったですけどね(笑)まあ結局二人で譲らないといろんなところにこだわりが出てくるので。
でもまたウッドデッキとか薪ストーブを付けたりとか、そういうのをやったときに、また見学会をやれたらいいかなと思います。
社:嬉しいです!
主:実際に住んでる人の家を見てみる方が参考になるんですよね。
社:ウチではOB訪問って形で何回かはやってはいるんですけど、あれは予約数限定でやっている部分もあるので、逆にそれ以外のやり方でもやっていいよと言っていただけたら、こんなうれしいことはないです。
主:俺なんかは見せたい方だから(笑)
奥:見に来て!って感じ?(笑)率先して案内しちゃうよね(笑)
社:仲良くなった方、いっぱい案内してください!私の名刺、100枚くらい置いておきますから(笑)
でも本当にそんな風に言っていただけるのは何よりのことですから。気にっていただけている、という事ですし。
今後ともよろしくお願いします!
吉:今日はありがとうございました!
(2018年12月お引渡し)