歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
(2022年3月お引渡し)
出会いのキッカケは、好きな建築家が同じだったこと。私が「伊礼智(建築家)の住宅デザイン学校」という設計を学ぶ場に通っていたことをブログで知り、地元の工務店でもあったことで、お声掛けいただいたそうです。ただ、全てお任せするといったスタンスではなく、自身のこだわりを実現したいという想いが強く、一緒に作り上げたというのが一番しっくりきますね(笑) 家事動線については、図面を読み込んで、入念に生活イメージをされているのが印象的でした。
また、素材感を大切にしていて、床に貼ったタイルや自宅にあったケヤキの板を再利用するなど、細部にもこだわっていましたね。
矢川原では使ったことのない材料も多くあり、私自身よい勉強をさせていただきました。家具や照明は私の知らないものがいっぱいで(;^_^A
造園業を営むご主人。引き渡し後にも徐々に木々が増えていき、お邪魔するのがいつも楽しみなお客さまでもあります。現在もまだ進行中とのこと…今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 田中尚
<ご主人:主 奥さま:奥 息子さん:子 社長:社 インタビュアー=吉田 恵:吉>
〇矢川原で建てようと思った決め手は何ですか?
主:自分が妻と一緒に家を建てようと思ったときに、伊礼智さんや中村好文さんのような、そういった建築がいいなと思っていたんですよ。それで、建てるならやっぱり地元の工務店、地元の職人さん、そういった方に建てていただきたい・・・。自分も職人であるのでそう思っていて、それでインターネットで探していたら、矢川原さんが目に留まりまして、問い合わせたんです。
最初お伺いして、他にもいろいろ住宅展示場とかも見たんですけど、やっぱり社長さんの対応とか、やっぱりすぐ図面に起こしてこういうことができる、とか、こういうのはどうだろうっていう提案をすぐにいただけたことですね。他のところだと営業さんがいて、設計と営業さんが違ったりして、話がすぐ通らない部分があったりもするので、やはりこう、自分たちが思っていることをすぐ具現化してもらえるのが本当にいいなと思って、決めさせていただきました。
〇 プランを決める中で重要視されたことは何ですか?
主:動線・・・だよね。やっぱり生活動線。
奥:一階でなるべく生活が完結する動線っていうのが、一番最初の時にも多分田中さんにお伝えしたと思うんですけど、そこは結構重要視して、間取りとか動線を考えてました。
主:あと、屋根のかかるデッキ、だよね。軒の出てる空間が欲しいとか。
奥:軒が深いっていうのも最初から言っていたよね。
主:そういうところはこだわったよね。
奥:話し始めてから1,2年?で、この子も大きくなったんで、手はかからなくなったんですけど、やっぱりご相談させていただいていた当初は、けっこう「子育て大変!!」って思っていた時期に重なってたんで(笑)やっぱり子育てしやすいっていうのは私の中ではかなりあったと思います。
〇家造りの中でこだわったところ、悩んだところはどこですか?
(一同爆笑)
奥:こだわりはやっぱり収納かな。収納は多くしたいって。
主:収納はそうだね。
奥:やっぱりアパート暮らしで、収納少ないっていうのは感じていたから、それをやっぱりお家では解決したい!っていうのはあったよね。
主:友達とかも見に来てるんですけど、そういう人たちが来るとやっぱり「収納すごいね」ってけっこう言われますよね。「これならかなり入るね」って。
子:素晴らしい家になってくれた。
(一同爆笑)
〇実際に出来上がったお家を見て、一番気に入ってるいらっしゃるポイントはどこでしょうか?
子:え~、屋根裏部屋!(※天井収納)
社:そこ!?(笑)
子:あと自分の部屋~!!
奥:そうだよね(笑)
主:屋根裏部屋ね。
子:狭いところが好きなの。
奥:階段のあるお家に住みたかったみたいなんです(笑)
吉:そうですよね、アパートとかだと家の中には階段ないですからね。これからいっぱい上がり降りできるね(笑)
主:・・・こだわったというか、まあ矢川原さんの家がこだわっているんで(笑)
奥:木をたくさん使っているとかは、なかなかないよね。
子:木をうまく使ってるね!
社:お褒めいただき光栄です(笑)
主:あと薪ストーブかな。
子:冬をしのげるから。
吉:(笑) それじゃ一番気に入っていただけているのは薪ストーブですかね?
主:いや、どこも気にっているから。
子:全部こだわったもんね!
奥:私はやっぱりそこのパソコンコーナーのところは、一応名前はパソコンコーナーってなっていますし、子どもの宿題とかもできたらいいなと思っているんですけど、そこに座ってお庭眺めたらすごいいいなと思っているんで。そこの一角はいいなと思います。
吉:ご主人はどちらがお気に入り・・・定位置になりそうですか?
子:あーやっぱりデッキ!あそこ椅子があるのがいいんだよね。
社:気に入ってる?良かったよ~(笑)
主:まだ未完成の庭だけど、なんかこう、作りながらみんなでそこで・・・
奥:そう!もうすでに何回かお茶したり、お昼ピザ食べたり、ね。それだけでもなんかいいなぁって。
吉:これから暖かくなるとさらに機会も増えますよね!
〇打合せや現場で印象に残っているところはありますか?
奥:やっぱり3パターンも図面をね、いただいたんで(苦笑)もう本当に田中さんにはご苦労をおかけしました。
社:ご苦労しました(笑)
奥:3回の中で、いろいろあったのでもう一回心機一転じゃないけど、もう一度お願いしたいって言って書いていただいたこの今の図面がすごく、「これすごい!」って二人で思ったんで・・・
子:ボクもだぞ(笑)
奥:なんかそれは一回目、二回目ってお話を重ねてきた、集大成っていうか、そういうのがあったからなんだろうなって思って、大変なことではあったけど、それがいい風に転んでくれたんだなぁって、私は感じました。
主:あと、職人さんもけっこう親切な人ばかりで。直接対応してくれても全然で。混ざってしゃべって(笑)
奥:そう。毎日のようにお邪魔して(笑) なんかここはこうなるんですか?とか、こうしたいなとかいうのを野島さんとか大工の皆さんとかにお話しさせていただけたんで、それはすごい私もいい経験になったし、楽しかったです。
子:良かったね!
吉:まとめてもらっちゃった(笑)
〇遊びに来た友人に自慢したいポイントはどこでしょうか?
吉:お友達にこれ見て!っていうのある?
子:え~!・・・うーん、言われるなら、全部!
社:お家全部自慢したいんだ(笑) 遊び場所いっぱいあるもんね。
主:自慢しなくても、みんないいねって言ってくれるんで(笑) とりあえず人の家に来たらみんなそういうけど、でも反応がね、どこもいいねっていう。
奥:・・・自慢っていうか、やっぱりこの家事動線は、すごい使いやすいと思うので・・・
主:スロップシンクとかね、みんな「コレ何?」っていう(笑) こっちにも(シンクが)あるのに、ここにもこんなでかいのがって(笑)
※左端がスロップシンク。泥汚れなどを落としたりつけ置きしたり出来る予洗い用のシンクです。
奥:あとやっぱりストーブがあるのは自慢っていうか。入ってきたら多分すぐ目に入ると思うから。
奥:そうですよね!隣の友人なんて、今から楽しみ!って。
主:勝手に、火を見ながらホットワインを飲むとか言ってて(笑)
吉:計画が立てられているんですね(笑)
奥:この辺でみんなで楽しい時間を過ごせたらいいねって、ね。
吉:冬になったらお客さまが増えるかもしれないですね!
主:急にね(笑) やっぱり薪ストーブはみんないいなっていいますよね。
社:こういう仕事をしているから身近になっていますけど、そうでないとなかなか、ですよね。
奥:なかなかやりたくても出来ないってなりますよね。
主:矢川原さんは慣れているでしょうけど、普通の人からしたらあまりないですからね。
吉:似たようなイミテーションの火を見るような商品はあるから、憧れのようなものは皆さん持っていらっしゃるんでしょうけど、本物の火っていうのはやはり違いますよね。
※薪ストーブ初点火!
〇この家に入居して、真っ先にやりたいこと、楽しみにしていることは何ですか?
子:それそれそれ!入りたかった!
奥:昨日から言ってるもんね。
子:いつ入れるのって、ずっと前から言ってた。
社:じゃあ今晩入る?
奥:今日入ってもいいね(笑)
子:入りたい!
主:あのお風呂もやっぱりみんな、「お風呂までやってるの!?」って言われたね(笑)
奥:そうだよね(笑)
〇最後にその他何かご感想などありましたら、一言ずつお願いします。
主:もういろいろ話したからねぇ。
吉:代表で〇ちゃん、最後のご挨拶お願いできる?
子:えー!
主:でも〇ちゃん、すごいこの家を気に入っていて。
子:素晴らしいから!
社:素晴らしいって? やったー!(笑)・・・正直ね、子供の声が一番素直なのでうれしいですね。
主:登校の時とか、そこに集まっていると「僕のウチ立派だな~」って(笑)
社:ありがとうございます!
奥:それを聞いて私も結構じーんと来たっていうか。
社:やっぱり喜んでくれるのは嬉しいですよね。
奥:そうですよね。自分たちが頑張ったのを、そうやって子どももいい家だって思ってくれたのは良かったなって思います。
吉:今ぐらいの年だったら、大人になっても、家建てたときのことを、全部とは言わなくても、きっと覚えていられると思うので。
奥:建ててた時のこと大人になっても覚えてるかな?
子:覚えてますよねー(笑)
主:登ったじゃん、足場とか。
奥:そうだね!
社:いろいろ思い出ができたみたいで、覚えていてくれたらおじさんも嬉しいな。
主:近くに住んでたから、ずっとゼロから完成まで見させてもらったのは、本当にいい思い出になりました。
吉:次はぜひお庭が完成した時に、写真をたくさん撮らせていただくということで(笑)
社:窓の外の緑を一緒にこの室内から写真に収めたいですからね。
主:それがコンセプトでしたからね!
社・吉:今日はありがとうございました!
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